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1章、ブラームス王国
アルの力
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「やぁ、君がアルフォード君ですか」
目の前には金髪を肩まで伸ばし優雅に紅茶を嗜むイケメン?美女?
隣には何故か疲れ顔の父の姿がある。
ここはエイブル家応接室の中、父が呼んでいると聞き来てみればこの状況であった。
振り返ればほんの数時間前、朝食後に父はこう言った。
冒険者ギルドに行き、ギルドマスターにアルの事を頼んでくると。
早くても彼が来てくれるのは数日は先になるであろうと。
当然、彼にも都合がある為に必ずしも受けてくれるとは限らないと。
なのに、
まずは、父がいる事に驚いた、仕事は?
そして謎の人物(想像は付く)である。
「アル、此方がゼファード殿だ」
想像通りだった。
では、イケメンか、美女さんか?
「やぁ、君がアルフォード君ですか」
ちっ!イケメンであった。
「はい、アルフォードです。宜しくお願いします」
「はい、宜しくお願いします」
クールイケメンである。
しかし、僕は挫けない、だって僕もエリウスの息子、将来有望・・・のはず。
「事情はアル、いえ、エリウス君から聞いています」
(エリウス・・・君?)
公爵を君付けで呼ぶギルドマスター、アナタは一体何者だ!
「アルフォード君、私は君に非常に興味があります」
非常の所にアクセントが!
目が怖いです。
「きょ、興味・・・ですか?」
もしかしてこの人、危ない人?ショタ?
「ではまずは確認から始めましょうか。
エリウス君、彼の授護の書を見せて下さい」
「はぁ、少し待って下さい」
そう言うと父は応接室を後にした。
「いやー、ワクワクしますね」
おお、二人きりになった!マズイかも、何かにワクワクしているらしい。
「初めはエリウス君の頼みを断るつもりだったんですがね。
考えても見て下さい、何故この私がガキなんかの面倒を見なきゃいけないんです?」
おお、ぶっちゃけちゃったよ!
「しかしです、詳しく聞けば、加護が無いのに魔法が使えるって言うじゃないですか!
それが本当ならこんな面白いオモ・・・、ゲフン、事は中々無いですよ!」
「お待たせした」
ここで父の再登場である。
って言うかアンタ今、オモ・・・何?オモチ?オモリ?それとも・・・オモチャ?
「おお来ましたね、それで居ても立っても居れずエリウス君を引き摺ってここに来たわけです」
そう言いながらも目は受け取った授護の書に向いている。
「うん、確かに。間違い無く本物です」
そう言うと興味を無くした授護の書を投げる様に父へ返す。
人の物を投げてはいけません!
慌てて受け取った父は諦めた様に溜息を付き頭を左右に軽く振る。
「さて、それではアルフォード君、魔法を見せて下さい。(キラーン)」
怖いです。
アナタの前に居るのは5才児ですよ!
父へと目を向けると小さく頷く。
先日家族に見せた様に人差し指を立てる。
『火』指先に小さな火が灯る。
「おお」
『水』指先に水玉が浮き上がる。
「おおー」
『風』指先を回すと小さな竜巻が起こる。
「おお」
パチパチパチパチ、ゼファードさんの盛大な拍手。
「素晴らしい、この年で複数の属性をあっさりと、しかも無詠唱ですか」
「それでゼファード殿?どうだろうか?」
「?、まだ居たのですかエリウス君、仕事に行って良いですよ」
父ショック!
「はぁ、この人は相変わらず・・・」
「アルフォード君の事は任せて下さい。
では早速実力を確認しましょう」
そう言うととゼファードさんは勢い良く立ち上がった。
「あー!心配だ!今日は仕事を休む。私も一緒に行くぞ」
「エリウス君、サボりは良くないですよ」
「お互い様です」
(なんだか、すっかり勢いに飲まれちゃった)
アル心の声。
今はギルド併設の闘技場に居る。
周りを分厚い壁に囲まれ、冒険者達の模擬戦や昇格試験に使われる。
数メートル先には対峙するゼファードさん。
父は壁際でこちらを見ている。壁の花?
他には誰も居ない。
「では、アルフォード君」
「アルで良いです。皆そう言いますから」
「では、アル君、君の最大の魔法を私に打ちなさい。」
流石、元SSSランクにして現ギルドマスター、
その満ち溢れた自信に尊敬の念を感じた。
「はい、行きます」
また人指し指を立てた。
『火』指先に火が灯る。
先程と同じ魔法。
ゼファードさんが無言で見つめている。
さぁ、アナタの期待に応えましょう!
「もっと大きく」
そのまま言葉を継ぎ足す。
「もっと、もっと大きく」
野球ボールサイズだった火がどんどんその大きさを増やしていく。
「これは中々」
ゼファードさんの表情に喜びが混じる。
「もっと、もっと、もっと、もっと」
折角元SSSが受けてくれるのだから良い所を見せなくては!
既に火の大きさは10mを越えている。
「いや、ちょ、ちょっとアル君?」
ゼファードさんも喜んでくれているし頑張らないとね!
「うーん、これ以上は天井が焦げちゃうかな」
さて、どうしたものか?ここでやめちゃあゼファードさんに失礼だろうし・・・
「アル君?そろそろ良いのでは?」
「え?いえ、まだ全然最大じゃ無いですよ」
「え?」
「そうだ、一回圧縮しよう、ぎゅっと!」
量より質って言うしね!
巨大な火の玉が一瞬にして、元の野球ボールの大きさに戻る。
体積は小さくなったが温度は格段に上がっている。
「良し、このまま硬く大きく、もっと・・・」
「や、止めなさいアル君、ストップです」
既に超高密度の火の玉は3mにまで成長している。
「え?」
突然のゼファードさんの停止命令。
「あ!」
思わず取り落とした火の玉(超高密度)が制御を離れゆっくりと地面に落ちる。
ズズズ・・・
地面に落ちた火の玉(超高密度)は形を保ったままにその場を融解していく。
「あーマズイ・・・かな?」
流石にこれには焦った。
ゼファードさんと父を転移魔法で引き寄せ闘技場の外に転移し瞬時に闘技場の周囲を結界で覆う。
何時もの街の喧騒、変わらない日常。
・・・・・・・・・・・・
ズッドーーーーーーン!
地響きが響き渡る。
一瞬にして広がった炎は結界内を蹂躙し結界の壁に行き場を阻まれた炎はその逃げ場を上へと向ける。
その結果、炎の柱が天へ向かって突き抜けた。
一時、街の時間が止まった。
そして間も無く巻き起こる阿鼻叫喚。
パニックに陥る人、呆然と炎を見つめる人、気を失う人、人其々多種多様な反応である。
そしてゼファードと父の二人は、口をあんぐりと開けていた。
次第に弱まる火の勢い、柱は徐々に高さを太さを小さくしていく。
それに反比例するように数を増すギャラリー。
「ゼファードさん、父上?」
「は!私は・・・」
キョロキョロと周りを見回すゼファードさん。
動かない父。
周りはパニック状態である。
「良し、まずは・・・逃げましょう」
「へ?」
「面倒毎はゴメンです。アル君、転移です」
「え、あ、はい」
そう言うと二人を連れて自宅へと転移した。
「ただいまっと!」
先程の応接室に到着!勿論転移でね。
ゼファードさんはさっさとソファーに座る。
父?父は現在動作停止中、そっとゼファードさんの向かいに座らせて自分も隣に腰を掛ける。
・・・(沈黙)
な、何かと話題は・・・、気遣いの出来る5才児アル。
「・・・ク、ククク・・・」
?、ゼファードさん?
「ハハハ・・・アハハハ・・・」
ちょ、ゼファードさん?
「アハハハハハハハハハ」
何故笑う!壊れたのかな?
「いやー、死ぬかと思いました」
壊れたー!
「アル君!」
「わ!!」
びっくり仰天!突然ゼファードさんの顔が目の前に迫って来た。
「君は実に面白い」
「そうですか?」
特に面白要素は無かった様な?
「何ですか、あの火は?何ですか、あの結界は?凄い、凄過ぎます。
しかも、その後に私達も連れて転移してまだ全然疲れた様子も無い」
はい、ハアハアしない!ハアハア、
「力の片鱗?」
「何故疑問形?しかし片鱗って事はアレでも序の口と?」
「かな?」
「おお、君は最高です!」
「お褒めに預り(ペコリ)、それで僕は冒険者になれますでしょうか?」
「はい?」
「いや、だから冒険者です。
まさか、まだ実力不足とか?」
「・・・あぁ、そういえばそんな話しでしたね。忘れてました」
えー!
「勿論合格です。いやー、楽しみです。期待してますよ!私を楽しませて下さいね!」
「はい、期待に添える様にがんばります(フンス)」
常識人(エリウス)が居ない今(動作停止中)、彼等を止める者は居なかった。
世界の運命は今、決した!
「それはさておき、今はどうするか考えなければなりません」
「何がですか?」
「闘技場です。あの騒ぎです」
「マズイですか?」
「マズイですね!」
さてさて、何か良いアイデアは・・・
「いっその事、無かった事に出来れば」
「無かった事?」
「まぁ、現実逃避です。
皆が今日の記憶を無くして、闘技場も元に戻ってくれたらとね (ハハハ)」
「やりましょうか?」
「いやー、あり得ない夢・・・で・・・え?」
「いや、だからやりましょうか?」
「・・・何をですか?」
「記憶の消去と闘技場の復活です」
・・・・・・
「(ガタン)で、出来るのですか?!」
「はい!」
「ハ、ハハ・・・、全く君はどれだけ私を」
「では、早速!」
「待って下さい!今はダメです。
目立ち過ぎます・・・、いや、どうせ記憶を無くすならそれも面白いですかね」
あら、何かブツブツいい始めた。
「おーい、ゼファードさーん(小声)」
「こうすれば、いやいや、こっちの方が・・
あーだこーだ・・・」
「もしもーし(小声)」
「良し、決まりました」
おお、スッゴい笑顔だ!
「ククク」
く、黒い笑顔だ・・・。
そして、父は動かない。
目の前には金髪を肩まで伸ばし優雅に紅茶を嗜むイケメン?美女?
隣には何故か疲れ顔の父の姿がある。
ここはエイブル家応接室の中、父が呼んでいると聞き来てみればこの状況であった。
振り返ればほんの数時間前、朝食後に父はこう言った。
冒険者ギルドに行き、ギルドマスターにアルの事を頼んでくると。
早くても彼が来てくれるのは数日は先になるであろうと。
当然、彼にも都合がある為に必ずしも受けてくれるとは限らないと。
なのに、
まずは、父がいる事に驚いた、仕事は?
そして謎の人物(想像は付く)である。
「アル、此方がゼファード殿だ」
想像通りだった。
では、イケメンか、美女さんか?
「やぁ、君がアルフォード君ですか」
ちっ!イケメンであった。
「はい、アルフォードです。宜しくお願いします」
「はい、宜しくお願いします」
クールイケメンである。
しかし、僕は挫けない、だって僕もエリウスの息子、将来有望・・・のはず。
「事情はアル、いえ、エリウス君から聞いています」
(エリウス・・・君?)
公爵を君付けで呼ぶギルドマスター、アナタは一体何者だ!
「アルフォード君、私は君に非常に興味があります」
非常の所にアクセントが!
目が怖いです。
「きょ、興味・・・ですか?」
もしかしてこの人、危ない人?ショタ?
「ではまずは確認から始めましょうか。
エリウス君、彼の授護の書を見せて下さい」
「はぁ、少し待って下さい」
そう言うと父は応接室を後にした。
「いやー、ワクワクしますね」
おお、二人きりになった!マズイかも、何かにワクワクしているらしい。
「初めはエリウス君の頼みを断るつもりだったんですがね。
考えても見て下さい、何故この私がガキなんかの面倒を見なきゃいけないんです?」
おお、ぶっちゃけちゃったよ!
「しかしです、詳しく聞けば、加護が無いのに魔法が使えるって言うじゃないですか!
それが本当ならこんな面白いオモ・・・、ゲフン、事は中々無いですよ!」
「お待たせした」
ここで父の再登場である。
って言うかアンタ今、オモ・・・何?オモチ?オモリ?それとも・・・オモチャ?
「おお来ましたね、それで居ても立っても居れずエリウス君を引き摺ってここに来たわけです」
そう言いながらも目は受け取った授護の書に向いている。
「うん、確かに。間違い無く本物です」
そう言うと興味を無くした授護の書を投げる様に父へ返す。
人の物を投げてはいけません!
慌てて受け取った父は諦めた様に溜息を付き頭を左右に軽く振る。
「さて、それではアルフォード君、魔法を見せて下さい。(キラーン)」
怖いです。
アナタの前に居るのは5才児ですよ!
父へと目を向けると小さく頷く。
先日家族に見せた様に人差し指を立てる。
『火』指先に小さな火が灯る。
「おお」
『水』指先に水玉が浮き上がる。
「おおー」
『風』指先を回すと小さな竜巻が起こる。
「おお」
パチパチパチパチ、ゼファードさんの盛大な拍手。
「素晴らしい、この年で複数の属性をあっさりと、しかも無詠唱ですか」
「それでゼファード殿?どうだろうか?」
「?、まだ居たのですかエリウス君、仕事に行って良いですよ」
父ショック!
「はぁ、この人は相変わらず・・・」
「アルフォード君の事は任せて下さい。
では早速実力を確認しましょう」
そう言うととゼファードさんは勢い良く立ち上がった。
「あー!心配だ!今日は仕事を休む。私も一緒に行くぞ」
「エリウス君、サボりは良くないですよ」
「お互い様です」
(なんだか、すっかり勢いに飲まれちゃった)
アル心の声。
今はギルド併設の闘技場に居る。
周りを分厚い壁に囲まれ、冒険者達の模擬戦や昇格試験に使われる。
数メートル先には対峙するゼファードさん。
父は壁際でこちらを見ている。壁の花?
他には誰も居ない。
「では、アルフォード君」
「アルで良いです。皆そう言いますから」
「では、アル君、君の最大の魔法を私に打ちなさい。」
流石、元SSSランクにして現ギルドマスター、
その満ち溢れた自信に尊敬の念を感じた。
「はい、行きます」
また人指し指を立てた。
『火』指先に火が灯る。
先程と同じ魔法。
ゼファードさんが無言で見つめている。
さぁ、アナタの期待に応えましょう!
「もっと大きく」
そのまま言葉を継ぎ足す。
「もっと、もっと大きく」
野球ボールサイズだった火がどんどんその大きさを増やしていく。
「これは中々」
ゼファードさんの表情に喜びが混じる。
「もっと、もっと、もっと、もっと」
折角元SSSが受けてくれるのだから良い所を見せなくては!
既に火の大きさは10mを越えている。
「いや、ちょ、ちょっとアル君?」
ゼファードさんも喜んでくれているし頑張らないとね!
「うーん、これ以上は天井が焦げちゃうかな」
さて、どうしたものか?ここでやめちゃあゼファードさんに失礼だろうし・・・
「アル君?そろそろ良いのでは?」
「え?いえ、まだ全然最大じゃ無いですよ」
「え?」
「そうだ、一回圧縮しよう、ぎゅっと!」
量より質って言うしね!
巨大な火の玉が一瞬にして、元の野球ボールの大きさに戻る。
体積は小さくなったが温度は格段に上がっている。
「良し、このまま硬く大きく、もっと・・・」
「や、止めなさいアル君、ストップです」
既に超高密度の火の玉は3mにまで成長している。
「え?」
突然のゼファードさんの停止命令。
「あ!」
思わず取り落とした火の玉(超高密度)が制御を離れゆっくりと地面に落ちる。
ズズズ・・・
地面に落ちた火の玉(超高密度)は形を保ったままにその場を融解していく。
「あーマズイ・・・かな?」
流石にこれには焦った。
ゼファードさんと父を転移魔法で引き寄せ闘技場の外に転移し瞬時に闘技場の周囲を結界で覆う。
何時もの街の喧騒、変わらない日常。
・・・・・・・・・・・・
ズッドーーーーーーン!
地響きが響き渡る。
一瞬にして広がった炎は結界内を蹂躙し結界の壁に行き場を阻まれた炎はその逃げ場を上へと向ける。
その結果、炎の柱が天へ向かって突き抜けた。
一時、街の時間が止まった。
そして間も無く巻き起こる阿鼻叫喚。
パニックに陥る人、呆然と炎を見つめる人、気を失う人、人其々多種多様な反応である。
そしてゼファードと父の二人は、口をあんぐりと開けていた。
次第に弱まる火の勢い、柱は徐々に高さを太さを小さくしていく。
それに反比例するように数を増すギャラリー。
「ゼファードさん、父上?」
「は!私は・・・」
キョロキョロと周りを見回すゼファードさん。
動かない父。
周りはパニック状態である。
「良し、まずは・・・逃げましょう」
「へ?」
「面倒毎はゴメンです。アル君、転移です」
「え、あ、はい」
そう言うと二人を連れて自宅へと転移した。
「ただいまっと!」
先程の応接室に到着!勿論転移でね。
ゼファードさんはさっさとソファーに座る。
父?父は現在動作停止中、そっとゼファードさんの向かいに座らせて自分も隣に腰を掛ける。
・・・(沈黙)
な、何かと話題は・・・、気遣いの出来る5才児アル。
「・・・ク、ククク・・・」
?、ゼファードさん?
「ハハハ・・・アハハハ・・・」
ちょ、ゼファードさん?
「アハハハハハハハハハ」
何故笑う!壊れたのかな?
「いやー、死ぬかと思いました」
壊れたー!
「アル君!」
「わ!!」
びっくり仰天!突然ゼファードさんの顔が目の前に迫って来た。
「君は実に面白い」
「そうですか?」
特に面白要素は無かった様な?
「何ですか、あの火は?何ですか、あの結界は?凄い、凄過ぎます。
しかも、その後に私達も連れて転移してまだ全然疲れた様子も無い」
はい、ハアハアしない!ハアハア、
「力の片鱗?」
「何故疑問形?しかし片鱗って事はアレでも序の口と?」
「かな?」
「おお、君は最高です!」
「お褒めに預り(ペコリ)、それで僕は冒険者になれますでしょうか?」
「はい?」
「いや、だから冒険者です。
まさか、まだ実力不足とか?」
「・・・あぁ、そういえばそんな話しでしたね。忘れてました」
えー!
「勿論合格です。いやー、楽しみです。期待してますよ!私を楽しませて下さいね!」
「はい、期待に添える様にがんばります(フンス)」
常識人(エリウス)が居ない今(動作停止中)、彼等を止める者は居なかった。
世界の運命は今、決した!
「それはさておき、今はどうするか考えなければなりません」
「何がですか?」
「闘技場です。あの騒ぎです」
「マズイですか?」
「マズイですね!」
さてさて、何か良いアイデアは・・・
「いっその事、無かった事に出来れば」
「無かった事?」
「まぁ、現実逃避です。
皆が今日の記憶を無くして、闘技場も元に戻ってくれたらとね (ハハハ)」
「やりましょうか?」
「いやー、あり得ない夢・・・で・・・え?」
「いや、だからやりましょうか?」
「・・・何をですか?」
「記憶の消去と闘技場の復活です」
・・・・・・
「(ガタン)で、出来るのですか?!」
「はい!」
「ハ、ハハ・・・、全く君はどれだけ私を」
「では、早速!」
「待って下さい!今はダメです。
目立ち過ぎます・・・、いや、どうせ記憶を無くすならそれも面白いですかね」
あら、何かブツブツいい始めた。
「おーい、ゼファードさーん(小声)」
「こうすれば、いやいや、こっちの方が・・
あーだこーだ・・・」
「もしもーし(小声)」
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おお、スッゴい笑顔だ!
「ククク」
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そして、父は動かない。
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