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1章、ブラームス王国
従者でアル
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「アンジェリーナ、彼が今日からお前の従者を務めるアルだ」
「アルと申します。お嬢様宜しくお願いします」
「どうせまたすぐ辞めるんでしょ、いちいち紹介なんて要らないわ」
おう、いきなりですか!しかも僕の事、全く覚えて無いっぽいし。
今僕はレナードさんの家に居る、新入り従者として。
実はあの後、ゼファードさんと二人で僕の家に行き父上に事情を話した。
何故なら暫く泊まり込む必要があるからだ。
クソー、暫くリリに会えないでは無いか!
父上は反対するかと思ったが以外にすんなりと認めてくれた。
僕はもう一人前の冒険者なのだからいちいち反対はしないとの事。
それに魔獣討伐をしてるより余程安心だそうだ。
それに面白い事も分かった。
何とお嬢様はベリウス兄上と同級生らしい。
だから、従者として学校で会うことも有ると思うが無視するようにお願いしておいた。
「全く何でこんな子供が従者なの!こんな子供に何が出来るのよ!」
「お嬢様が望まれるなら何でも」
「だったら私をもっと美人にしてみなさい。
どう?出来ないでしょ!偉そうな事言わないで子供の癖に」
「お嬢様は今でも十分にお美しいです。これ以上どうしろと」
「ふざけないで!だったらどうして!どうして!・・・まぁ、いいわ、子供相手にこんな話ししても」
あらら、部屋に入っちゃった。
「すまないな、最近はすっかりあんな感じでな、それにしても君は本当に5才児か?今のやり取り何かも聞いていて信じられんよ」
「ええ、正真正銘可愛い5才児ですよ」
「フッ、あのゼファード殿が気に入る訳だ」
「ところで旦那様、お嬢様付きのメイドは?」
「フッ、すっかりなりきっているか。
うむ、娘付きのメイドは心労が祟ってな今は療養しておる」
「心労?原因は・・・やっぱり?」
「うむ、推測通りだな」
はぁ、先が思いやられるね。
「取り敢えずは他の使用人も紹介しておこう」
「あの?他のご家族は?」
「ああ、妻と息子は領地に居る。
領地経営は既に息子に殆ど任せていてな。
機会があれば紹介する事もあるだろう」
「承知しました」
その後紹介されたのは、
執事のモンドさん
メイド長のアマンダさん
メイドのセーラーさんとミーファさん(療養中)
コック長のベイヤーさん
コック見習いのライルさん
庭師のピーターさん
まぁ、名前を覚えるのはメイドさんとコック見習いさんだけで後の人は肩書きで良いかな。
今日は学校は休日らしく、ではと本日のお嬢様の予定を執事さんに聞けば特に無いとの事。
ついでにと執事さんから指輪を渡され、まだ知り合ったばかりだからと頬を染めてお返しすると お嬢様からの連絡用の魔道具だと真顔で返された。
真面目か!!
でも、それなら今日はする事も無いかと呟けばセーラーさんの哀れみの視線が、何かと訪ねた所によると、実はこの暇な時間こそが地獄なのだと教えてくれた。
まるで今の会話を聞いていたかの様に指輪が赤く明滅する。
「あら、早速お呼びのようよ」
セーラーさんに促され一路お嬢様の部屋へ!
「(コンコンコン)お嬢様、お呼びでしょうか」
「入りなさい」
「失礼します」
「遅いわよ!何時まで待たせるの!私が呼んだら直ぐに来なさい」
「結構早かったと思いますが」
「口答えしないで!たかが従者の分際で」
「はぁ、申し訳御座いません」
「ふん、どうせアナタも私の事をバカにしてるのでしょ、もういいわ出て行きなさい」
「はい、失礼します」
「ふん」
なるほど、こういう事か、これは大変だ。
「早速の洗礼だったわね」
「セーラーさん」
「でも、まだこんなの序ノ口よ」
フフフと笑い、そして去って行く・・・
って、アンタ何者だよ!
また指輪が光った、おいおいまだ5分も経ってないぞ!取り敢えず急ぎますか。
・・・・・・
一体何度繰り返しただろうか、
10回は越えてるよね、はぁ、バカバカしい。
「(コンコンコン)お呼びでしょうか」
「入りなさい」
「失礼します」
「遅いって言ってるでしょうが」
アイテっ!なんだヌイグルミか。
「何度言ったら分かるの!」
「・・・」
「何なの、何とか言って見なさい!」
「・・・何とか」
「な、アナタ私をバカにしてるの?」
「・・・」
「どうなの!何とか言えー!」
「・・・」
「あー!もー、腹立つわね、出て行きなさい、不愉快よ!」
「失礼します」
・・・・・・・・・
「ハハハハハハハハ・・・!いいでしょう!面白い!僕も世間ではアルと呼ばれた男、この勝負受けて立ちましょう!自重は無しです。見てなさいお嬢様!」
流石にさっきは怒らせてしまったのか中々お呼びが無い。
では庭でも散策しますか。
へぇ、ウチの庭よりは小さいけど綺麗に整えられた良い庭だね。
何て感心してたら早速指輪が、もしかして見てる?
まぁ、『転移』
「お呼びで?お嬢様」
「え、キャーー!な、え?何で?」
「ご用件は?」
「さっき庭に居たのに?」
見てたんかい!
「お嬢様?ご用件を」
「え、その・・・」
「お嬢様、用も無いのに呼ばれるのはどうかと思いますが」
「あ、あるわ!そう模様替えよ、部屋を模様替えするわ」
「畏まりました、どのように?」
「そうね、この化粧台をこっちに移動よ、出来るわよね!ふん」
「当然です」『転移』「これで如何でしょう」
「え?な、アナタ転移魔法が使えるの?」
「従者の嗜みにて」
「・・・」
「お次は?」
「もういい、あ、喉が乾いたわ!ジュースを持ってきて、私が飲んだ事の無い物が良いわ。
言っておくけどそこらの店のジュースなら全部飲んだ事あるからね」
「畏まりました」
何にしようか?アレ何か無かったかも
『ミックスジュース(関西風)』「どうぞ」
「え、何処から出したの?」
「従者の嗜みから」
「意味分からないわ、何このドロッとした液体は?」
「ミックスジュースと言います」
「聞いた事無いわ」
「その細長いストローに口を付け吸い上げて飲んで下さい」
「(チューー)おいしい」
「バナナと言う果物を主体に色々な果汁をミックスしております」
「もういいわ、出ていって」
「はい、失礼します」
「・・・フフ、美味しい」
「アル、お嬢様の昼食です。これを部屋までお持ちして下さい」
「分かりました」
「(コンコンコン)お嬢様、昼食をお持ちしました」
「入りなさい」
「失礼します」
「ねぇ、このサンドイッチを何時もより美味しく出来る?」
「畏まりました」
「出来るんだ」
「勿論、従者ですから」
「ホント意味が分からない」
『転移』
「え?えーーー!何ここ?何処よここは?」
「絶景です」
「だから絶景ってなにー!」
「さぁ、コチラに座って下さい」
花畑の上にはシートをひく。
シートの上にサンドイッチと紅茶を置く。
紅茶はメイド長に入れて貰った物を無限収納に入れてある。無論時間停止付きだ。
「風が気持ちいい」
優しい風が、頬を撫でる。
「綺麗な花ね、何て言う花かしら」
「綺麗な花です」
「・・・花の名前を聞いているの!」
「さあ?」
「さぁって、何なの?バカにしてるの?!」
「・・・」
「ホント、何なのアナタは!」
・・・・・・
「はぁ、美味しい」
「お嬢様、そろそろ帰りますよ」
今、お嬢様は花畑に寝転がりお昼寝中である。
「ん?あ、いつの間にか寝てたのね、ねえ、ここはホントに何処なの?」
「ある貴族の庭です」
実はエイブル家の庭なのだ。
花畑の周りを木で囲んでいる。
ピクニック気分を味わいたいとの母の趣味で作られたスペースなのだ。
だって外の世界を、あまり知らないだもん!
「ちょ、ちょっと許可はとってるの?」
「無論、無許可です」
「な、不法侵入じゃない!」
「はい」
「はい、じゃ無いわよ、どうすんの!」
「無論、勝手に帰ります」
『転移』
「あ、あれ?こ、私・・・の部屋?」
「お帰りなさいませ」
「アンタねえ、どういうつもり!」
「お嬢様に喜んで頂くつもりです」
「だからって・・・バッカじゃない!」
「従者ですから」
「意味分かんない、もういい、出てって」
「失礼します」
・・・・・・・・・
「・・・プッ、ププ、アハハハハ、あー!」
ーーーアンジェリーナーーー
今日、お父様がまた新しい従者を連れて来た。
しかも今度は子供。
お父様も何を考えているのか、いや、恐らくまともな従者はなりてが居ないのだろう。
だからと言って伯爵の娘が従者も居ないのは格好がつかないから苦肉の作なのだろう。
私だって分かっている、こんな事していても何もならない事は、どんどん周りから人が居なくなることは。
でも自分が押さえられない、この胸の内のイライラがどうにも暴れ出してしまう。
この壊れそうな心が私をイラつかせる。
それにしても今度の従者の子供は何なのだろう。
意味が分からない。
初めは普通だったと思う。
いや、年齢から考えると普通であることが既にオカシイのかもしれないのだけど。
だけど、急に様子が変わった。
庭に居る所を見掛けたのでまた苛めてやろうと思って呼び出したら一瞬にして後ろに立っていた。心臓が止まるかと思った。
飲んだ事の無いジュースにはほっぺが落ちたかと思った。
そして、どこかの貴族の庭への不法侵入。
何を考えているのか、もしかすると何も考えて無いのかも。
兎に角まともじゃ無い。
いつの間にか部屋に戻って、緊張から解放された私は思わず笑ってしまった。
何時以来だろうあんなにお腹から笑ったのは。
「アルと申します。お嬢様宜しくお願いします」
「どうせまたすぐ辞めるんでしょ、いちいち紹介なんて要らないわ」
おう、いきなりですか!しかも僕の事、全く覚えて無いっぽいし。
今僕はレナードさんの家に居る、新入り従者として。
実はあの後、ゼファードさんと二人で僕の家に行き父上に事情を話した。
何故なら暫く泊まり込む必要があるからだ。
クソー、暫くリリに会えないでは無いか!
父上は反対するかと思ったが以外にすんなりと認めてくれた。
僕はもう一人前の冒険者なのだからいちいち反対はしないとの事。
それに魔獣討伐をしてるより余程安心だそうだ。
それに面白い事も分かった。
何とお嬢様はベリウス兄上と同級生らしい。
だから、従者として学校で会うことも有ると思うが無視するようにお願いしておいた。
「全く何でこんな子供が従者なの!こんな子供に何が出来るのよ!」
「お嬢様が望まれるなら何でも」
「だったら私をもっと美人にしてみなさい。
どう?出来ないでしょ!偉そうな事言わないで子供の癖に」
「お嬢様は今でも十分にお美しいです。これ以上どうしろと」
「ふざけないで!だったらどうして!どうして!・・・まぁ、いいわ、子供相手にこんな話ししても」
あらら、部屋に入っちゃった。
「すまないな、最近はすっかりあんな感じでな、それにしても君は本当に5才児か?今のやり取り何かも聞いていて信じられんよ」
「ええ、正真正銘可愛い5才児ですよ」
「フッ、あのゼファード殿が気に入る訳だ」
「ところで旦那様、お嬢様付きのメイドは?」
「フッ、すっかりなりきっているか。
うむ、娘付きのメイドは心労が祟ってな今は療養しておる」
「心労?原因は・・・やっぱり?」
「うむ、推測通りだな」
はぁ、先が思いやられるね。
「取り敢えずは他の使用人も紹介しておこう」
「あの?他のご家族は?」
「ああ、妻と息子は領地に居る。
領地経営は既に息子に殆ど任せていてな。
機会があれば紹介する事もあるだろう」
「承知しました」
その後紹介されたのは、
執事のモンドさん
メイド長のアマンダさん
メイドのセーラーさんとミーファさん(療養中)
コック長のベイヤーさん
コック見習いのライルさん
庭師のピーターさん
まぁ、名前を覚えるのはメイドさんとコック見習いさんだけで後の人は肩書きで良いかな。
今日は学校は休日らしく、ではと本日のお嬢様の予定を執事さんに聞けば特に無いとの事。
ついでにと執事さんから指輪を渡され、まだ知り合ったばかりだからと頬を染めてお返しすると お嬢様からの連絡用の魔道具だと真顔で返された。
真面目か!!
でも、それなら今日はする事も無いかと呟けばセーラーさんの哀れみの視線が、何かと訪ねた所によると、実はこの暇な時間こそが地獄なのだと教えてくれた。
まるで今の会話を聞いていたかの様に指輪が赤く明滅する。
「あら、早速お呼びのようよ」
セーラーさんに促され一路お嬢様の部屋へ!
「(コンコンコン)お嬢様、お呼びでしょうか」
「入りなさい」
「失礼します」
「遅いわよ!何時まで待たせるの!私が呼んだら直ぐに来なさい」
「結構早かったと思いますが」
「口答えしないで!たかが従者の分際で」
「はぁ、申し訳御座いません」
「ふん、どうせアナタも私の事をバカにしてるのでしょ、もういいわ出て行きなさい」
「はい、失礼します」
「ふん」
なるほど、こういう事か、これは大変だ。
「早速の洗礼だったわね」
「セーラーさん」
「でも、まだこんなの序ノ口よ」
フフフと笑い、そして去って行く・・・
って、アンタ何者だよ!
また指輪が光った、おいおいまだ5分も経ってないぞ!取り敢えず急ぎますか。
・・・・・・
一体何度繰り返しただろうか、
10回は越えてるよね、はぁ、バカバカしい。
「(コンコンコン)お呼びでしょうか」
「入りなさい」
「失礼します」
「遅いって言ってるでしょうが」
アイテっ!なんだヌイグルミか。
「何度言ったら分かるの!」
「・・・」
「何なの、何とか言って見なさい!」
「・・・何とか」
「な、アナタ私をバカにしてるの?」
「・・・」
「どうなの!何とか言えー!」
「・・・」
「あー!もー、腹立つわね、出て行きなさい、不愉快よ!」
「失礼します」
・・・・・・・・・
「ハハハハハハハハ・・・!いいでしょう!面白い!僕も世間ではアルと呼ばれた男、この勝負受けて立ちましょう!自重は無しです。見てなさいお嬢様!」
流石にさっきは怒らせてしまったのか中々お呼びが無い。
では庭でも散策しますか。
へぇ、ウチの庭よりは小さいけど綺麗に整えられた良い庭だね。
何て感心してたら早速指輪が、もしかして見てる?
まぁ、『転移』
「お呼びで?お嬢様」
「え、キャーー!な、え?何で?」
「ご用件は?」
「さっき庭に居たのに?」
見てたんかい!
「お嬢様?ご用件を」
「え、その・・・」
「お嬢様、用も無いのに呼ばれるのはどうかと思いますが」
「あ、あるわ!そう模様替えよ、部屋を模様替えするわ」
「畏まりました、どのように?」
「そうね、この化粧台をこっちに移動よ、出来るわよね!ふん」
「当然です」『転移』「これで如何でしょう」
「え?な、アナタ転移魔法が使えるの?」
「従者の嗜みにて」
「・・・」
「お次は?」
「もういい、あ、喉が乾いたわ!ジュースを持ってきて、私が飲んだ事の無い物が良いわ。
言っておくけどそこらの店のジュースなら全部飲んだ事あるからね」
「畏まりました」
何にしようか?アレ何か無かったかも
『ミックスジュース(関西風)』「どうぞ」
「え、何処から出したの?」
「従者の嗜みから」
「意味分からないわ、何このドロッとした液体は?」
「ミックスジュースと言います」
「聞いた事無いわ」
「その細長いストローに口を付け吸い上げて飲んで下さい」
「(チューー)おいしい」
「バナナと言う果物を主体に色々な果汁をミックスしております」
「もういいわ、出ていって」
「はい、失礼します」
「・・・フフ、美味しい」
「アル、お嬢様の昼食です。これを部屋までお持ちして下さい」
「分かりました」
「(コンコンコン)お嬢様、昼食をお持ちしました」
「入りなさい」
「失礼します」
「ねぇ、このサンドイッチを何時もより美味しく出来る?」
「畏まりました」
「出来るんだ」
「勿論、従者ですから」
「ホント意味が分からない」
『転移』
「え?えーーー!何ここ?何処よここは?」
「絶景です」
「だから絶景ってなにー!」
「さぁ、コチラに座って下さい」
花畑の上にはシートをひく。
シートの上にサンドイッチと紅茶を置く。
紅茶はメイド長に入れて貰った物を無限収納に入れてある。無論時間停止付きだ。
「風が気持ちいい」
優しい風が、頬を撫でる。
「綺麗な花ね、何て言う花かしら」
「綺麗な花です」
「・・・花の名前を聞いているの!」
「さあ?」
「さぁって、何なの?バカにしてるの?!」
「・・・」
「ホント、何なのアナタは!」
・・・・・・
「はぁ、美味しい」
「お嬢様、そろそろ帰りますよ」
今、お嬢様は花畑に寝転がりお昼寝中である。
「ん?あ、いつの間にか寝てたのね、ねえ、ここはホントに何処なの?」
「ある貴族の庭です」
実はエイブル家の庭なのだ。
花畑の周りを木で囲んでいる。
ピクニック気分を味わいたいとの母の趣味で作られたスペースなのだ。
だって外の世界を、あまり知らないだもん!
「ちょ、ちょっと許可はとってるの?」
「無論、無許可です」
「な、不法侵入じゃない!」
「はい」
「はい、じゃ無いわよ、どうすんの!」
「無論、勝手に帰ります」
『転移』
「あ、あれ?こ、私・・・の部屋?」
「お帰りなさいませ」
「アンタねえ、どういうつもり!」
「お嬢様に喜んで頂くつもりです」
「だからって・・・バッカじゃない!」
「従者ですから」
「意味分かんない、もういい、出てって」
「失礼します」
・・・・・・・・・
「・・・プッ、ププ、アハハハハ、あー!」
ーーーアンジェリーナーーー
今日、お父様がまた新しい従者を連れて来た。
しかも今度は子供。
お父様も何を考えているのか、いや、恐らくまともな従者はなりてが居ないのだろう。
だからと言って伯爵の娘が従者も居ないのは格好がつかないから苦肉の作なのだろう。
私だって分かっている、こんな事していても何もならない事は、どんどん周りから人が居なくなることは。
でも自分が押さえられない、この胸の内のイライラがどうにも暴れ出してしまう。
この壊れそうな心が私をイラつかせる。
それにしても今度の従者の子供は何なのだろう。
意味が分からない。
初めは普通だったと思う。
いや、年齢から考えると普通であることが既にオカシイのかもしれないのだけど。
だけど、急に様子が変わった。
庭に居る所を見掛けたのでまた苛めてやろうと思って呼び出したら一瞬にして後ろに立っていた。心臓が止まるかと思った。
飲んだ事の無いジュースにはほっぺが落ちたかと思った。
そして、どこかの貴族の庭への不法侵入。
何を考えているのか、もしかすると何も考えて無いのかも。
兎に角まともじゃ無い。
いつの間にか部屋に戻って、緊張から解放された私は思わず笑ってしまった。
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