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第161話
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いくらセイコウコウボウが最強だと言っても連戦をしすぎた。
セイコウコウボウはガードオークと闘い、そのボスと闘い、更にダミーファック改に囲まれて血を流すまで戦った。
消耗していないはずが無い!
カムイが走りながら話しかけてきた。
「まだ、戦えるか!?」
「大丈夫だ!スタミナは皆の中で一番残っている!」
俺とカムイが狙いを定めたエクスファック改にハンドガンを撃ちこんだ。
2体の防御力を10%減少させた。
そして刀に持ち替える。
「超強化弾丸!」
『武具の攻撃力と防御力が2倍に上昇しました』
『シャドーファントムを発動します』
『ハイリジェネを発動します』
『超強化弾丸の効果時間は残り840秒です』
超強化弾丸の効果時間をアップさせる為、技量を多めに上げた。
サミスのソウルスキル、『きゅう』は俺のすべてを回復する。
弾丸も武具の耐久力もすべて回復するのだ。
俺以外に使うと何故か効果が落ちるデメリットもあるようだが、ハイブリッド同士だと威力が上がるのかもしれない。
それかきゅうが元々俺のスキルだったせいか?
「カムイは大丈夫か?」
「大分、消耗した。だが、やる!」
俺とカムイは一斉に別々のエクスファック改に斬りかかる。
エクスファック改はそれぞれ斬りかかった俺とカムイに目を向けて、ターゲットを移した。
俺とカムイで2体のエクスファック改をセイコウコウボウから引き離す事が出来た。
だが、カムイパーティーが1体、俺達が1体倒せたとしても、まだ3体いる。
現状3体がセイコウコウボウを狙い攻撃を続けているのだ。
時間は無い!
いや、まずは1体を確実に倒す!
ヒメのカースウォー・ギフトは1回しか使えない。
サミスのきゅうも1回の使用制限がある。
後は俺の地力が試される。
エクスファック改はダミーファック改より速くはない。
攻撃は難なく当てられる。
時間を掛けていいなら普通に戦えば勝てるだろう。
だが、攻撃が通りにくい。
防御力を10%減少させた程度では効果が弱いか。
しかもこいつはHPが半分になるとMPを消費して再生力が上がる。
実質MPを削ってからHPを削り取る必要がある。
後ろからファルナ・アオイ・シルビアが俺と闘うエクスファック改に攻撃を仕掛けて、後ろに攻撃しようとするとファルナが大楯で受け止めながら後ろに下がって攻撃を受け流す。
「俺を見ろ!俺から目を離すな!お前が後ろを向いた瞬間に俺は斬りかかる!うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
エクスファック改の体が光って、傷が癒えていく。
HPが半分になったか。
スタミナを気にせず、刀を何度も振る。
息が苦しい。
だが、攻撃はやめない!
「ハヤト!離れて!」
「ハヤトさん!離れてください!」
俺が離れた瞬間にエクスファック改はサミスのハンドガンとエリスのアサルト銃の攻撃を受けた。
俺は数回だけ大きく呼吸を整えた。
エクスファック改がエリスとサミスの方を向いた瞬間に俺はエクスファック改の頭を斬りつける。
俺・ファルナ・アオイ・シルビアで猛攻撃を加えた。
エクスファック改が倒れた。
『レベルが189から、206に上がりました』
エリス・サミス・ファルナ・シルビアはスタミナ切れか有効な攻撃手段が無くなったか。
アオイはリペアのカードで紋章装備の耐久力を回復させている。
俺はカムイと闘っているエクスファック改に後ろから迫った。
「ごうおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
エクスファック改が俺の攻撃で倒れた。
『レベルが206から220に上がりました』
回復弾丸を使い武具を回復させつつカムイパーティーを見た。
「今戦えるのはカムイだけか」
「はあ、はあ、はあ、そう、なる」
セイコウコウボウの方を見ると、真・エクスファック1体とエクスファック1体を相手に戦っている。
3体を相手にしながら1体を倒したのか。
「エクスファック改を倒すぞ」
「エクスファック改を、倒す!」
俺とカムイはエクスファック改に迫った。
エクスファック改に奇襲を仕掛ける前に俺に向かって鞭攻撃を繰り出した。
刀でカウンターを決める。
こいつ、俺にツインハンドガンを使わせない気だ!
ツインハンドガンを撃ちこめば相手の防御力を最大10%下げる事が出来る。
俺の攻撃パターンが読まれている!
カムイと俺はエクスファック改と闘うが、消耗して息が切れたカムイと超強化弾丸が切れそうな俺だけで戦う。
アオイが途中から参戦するが、カムイの消耗が激しく、動きが悪くなってきた。
HPを半分に削ってもMPを使って回復される。
『超強化弾丸の効果時間が残り30秒です』
急いで攻撃するが遂に、
『超強化弾丸の効果が切れました』
そして、カムイが限界を迎えようとしていた。
「アオイ!カムイを連れて下がってくれ!」
「無茶よ!」
「大丈夫だ!3つめのソウルスキルを使う。こいつを倒せないと、セイコウコウボウは死ぬだろう。こいつだけは、確実に倒す」
「……分かったわ」
アオイはカムイを連れて後ろに下がった。
カムイに無理をさせ過ぎた。
「次は俺が、力を振り絞ろう。ソウルスキル・未来を掴む者!」
俺の瞳が青く輝いた。
セイコウコウボウはガードオークと闘い、そのボスと闘い、更にダミーファック改に囲まれて血を流すまで戦った。
消耗していないはずが無い!
カムイが走りながら話しかけてきた。
「まだ、戦えるか!?」
「大丈夫だ!スタミナは皆の中で一番残っている!」
俺とカムイが狙いを定めたエクスファック改にハンドガンを撃ちこんだ。
2体の防御力を10%減少させた。
そして刀に持ち替える。
「超強化弾丸!」
『武具の攻撃力と防御力が2倍に上昇しました』
『シャドーファントムを発動します』
『ハイリジェネを発動します』
『超強化弾丸の効果時間は残り840秒です』
超強化弾丸の効果時間をアップさせる為、技量を多めに上げた。
サミスのソウルスキル、『きゅう』は俺のすべてを回復する。
弾丸も武具の耐久力もすべて回復するのだ。
俺以外に使うと何故か効果が落ちるデメリットもあるようだが、ハイブリッド同士だと威力が上がるのかもしれない。
それかきゅうが元々俺のスキルだったせいか?
「カムイは大丈夫か?」
「大分、消耗した。だが、やる!」
俺とカムイは一斉に別々のエクスファック改に斬りかかる。
エクスファック改はそれぞれ斬りかかった俺とカムイに目を向けて、ターゲットを移した。
俺とカムイで2体のエクスファック改をセイコウコウボウから引き離す事が出来た。
だが、カムイパーティーが1体、俺達が1体倒せたとしても、まだ3体いる。
現状3体がセイコウコウボウを狙い攻撃を続けているのだ。
時間は無い!
いや、まずは1体を確実に倒す!
ヒメのカースウォー・ギフトは1回しか使えない。
サミスのきゅうも1回の使用制限がある。
後は俺の地力が試される。
エクスファック改はダミーファック改より速くはない。
攻撃は難なく当てられる。
時間を掛けていいなら普通に戦えば勝てるだろう。
だが、攻撃が通りにくい。
防御力を10%減少させた程度では効果が弱いか。
しかもこいつはHPが半分になるとMPを消費して再生力が上がる。
実質MPを削ってからHPを削り取る必要がある。
後ろからファルナ・アオイ・シルビアが俺と闘うエクスファック改に攻撃を仕掛けて、後ろに攻撃しようとするとファルナが大楯で受け止めながら後ろに下がって攻撃を受け流す。
「俺を見ろ!俺から目を離すな!お前が後ろを向いた瞬間に俺は斬りかかる!うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
エクスファック改の体が光って、傷が癒えていく。
HPが半分になったか。
スタミナを気にせず、刀を何度も振る。
息が苦しい。
だが、攻撃はやめない!
「ハヤト!離れて!」
「ハヤトさん!離れてください!」
俺が離れた瞬間にエクスファック改はサミスのハンドガンとエリスのアサルト銃の攻撃を受けた。
俺は数回だけ大きく呼吸を整えた。
エクスファック改がエリスとサミスの方を向いた瞬間に俺はエクスファック改の頭を斬りつける。
俺・ファルナ・アオイ・シルビアで猛攻撃を加えた。
エクスファック改が倒れた。
『レベルが189から、206に上がりました』
エリス・サミス・ファルナ・シルビアはスタミナ切れか有効な攻撃手段が無くなったか。
アオイはリペアのカードで紋章装備の耐久力を回復させている。
俺はカムイと闘っているエクスファック改に後ろから迫った。
「ごうおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
エクスファック改が俺の攻撃で倒れた。
『レベルが206から220に上がりました』
回復弾丸を使い武具を回復させつつカムイパーティーを見た。
「今戦えるのはカムイだけか」
「はあ、はあ、はあ、そう、なる」
セイコウコウボウの方を見ると、真・エクスファック1体とエクスファック1体を相手に戦っている。
3体を相手にしながら1体を倒したのか。
「エクスファック改を倒すぞ」
「エクスファック改を、倒す!」
俺とカムイはエクスファック改に迫った。
エクスファック改に奇襲を仕掛ける前に俺に向かって鞭攻撃を繰り出した。
刀でカウンターを決める。
こいつ、俺にツインハンドガンを使わせない気だ!
ツインハンドガンを撃ちこめば相手の防御力を最大10%下げる事が出来る。
俺の攻撃パターンが読まれている!
カムイと俺はエクスファック改と闘うが、消耗して息が切れたカムイと超強化弾丸が切れそうな俺だけで戦う。
アオイが途中から参戦するが、カムイの消耗が激しく、動きが悪くなってきた。
HPを半分に削ってもMPを使って回復される。
『超強化弾丸の効果時間が残り30秒です』
急いで攻撃するが遂に、
『超強化弾丸の効果が切れました』
そして、カムイが限界を迎えようとしていた。
「アオイ!カムイを連れて下がってくれ!」
「無茶よ!」
「大丈夫だ!3つめのソウルスキルを使う。こいつを倒せないと、セイコウコウボウは死ぬだろう。こいつだけは、確実に倒す」
「……分かったわ」
アオイはカムイを連れて後ろに下がった。
カムイに無理をさせ過ぎた。
「次は俺が、力を振り絞ろう。ソウルスキル・未来を掴む者!」
俺の瞳が青く輝いた。
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