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#20 駆け引きは泡に溶かして
20-4 駆け引きは泡に溶かして
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微かに残る茜色を呑み込もうと、群青が追いかけている。
夜へ移り変わろうとしている空に360度囲まれた場所に、五人は立っていた。上空を見上げれば、そう遠くない飛行機が閃光灯を点滅させながら横切っている。遠目で見ると、星屑を散らしているようだ。
たった一組のために用意されたステージは、特別に貸し切り状態だった。
総勢60組が出演するタイムテーブルで、披露を許されるのは一曲だ。その一曲のために、イメトレも稽古も飽きるほど重ねてきたが、想像をはるかに上回る景色だった。スタジオが入居するビルの屋上からは、神秘的に煌めく摩天楼を見下ろせる。あと数時間で年が変わる慌ただしさの中で、不思議と穏やかな空気感が漂っていた。
「櫂人、サビのとこ足が見切れてっから二歩こっち寄れ」
「え?あ、ああ……このくらいか?」
「違ぇよ!お前の立ち位置はこっちだろ!」
「!?みだりに触れないでくれないか!」
リハーサルの映像チェックを終え、待機時間にミリ単位の調整を済ませる。
長らく追い求め、ようやく実現した神聖な舞台に一切の妥協は無い。画面右上のテロップに映し出される『ドーム公演を控える人気絶頂グループ』への期待に応えるべく、五人の感性は研ぎ澄まされ、生半可の集中力ではなかった。
一方で、目の前の二人が見せるくすぐったい春の予感に、紫音の気は一瞬漫ろになってしまう。
紫音はファージャケットを羽織り直して、機材後方の観覧席を見遣った。
些細な行動でさえ、ファンは敏感に反応して歓声が上がる。ファンクラブの抽選で当選した幸運な群衆、そして関係者枠で招待された層も駆け付けていた。紫音は飛び抜けた視力ですばやく観察したが、周囲と頭一つ分突出した長身の姿は見られない。
それもそのはず。日没時刻が予報を外れた関係で、予定よりも出番が早まってしまったのだ。彼の職場とは、目と鼻の先なのにもどかしい。
「……!あれって……」
古馴染みの顔を見つけ、紫音は本人にだけわかるハンドサインを送った。
ウサギの影絵である。慌てふためいて双眼鏡を外した木茂井は、同じ手信号を送り返した。哀愁を誘うシルエットを見ると今すぐ駆け付けたかったが、握手会が開催されていた頃とは違うのだ。客席まではオペラグラスが必要なほど離れ、パーテーションと警備員の監視の下で厳重に規制されている。現在の活動拠点のキャパシティでは対応しきれずにチケット予約サーバーがダウンし、次の箱が決まるまで週末恒例のライブは休止になっていた。
そこへ、タイミングを見計らったマネージャーが駆け寄ってきて、紫音へ小さく耳打ちした。預かってもらっていたスマホに届いた通知を読み上げてくれる。
「高科さん、まもなく到着されるようです」
「本当ですか?良かった……」
ほんの少し肩の荷が下りたが、逸る胸の高鳴りは収まらない。
紫音にとっては、二つの運命が決する夜でもあった。まもなく始まろうとするステージ。象徴的な放水パフォーマンス無しで、歌とダンスのみで勝負を挑む。そして、仕事を抜けて来てくれる主人。日付が変わる0時前に、胸の中で温め続けた愛を告げるのだ。
さすがにマンション購入は性急すぎたので、レストランの個室ディナーを予約するに留めた。楽屋には、贈り物と手紙が入った紙袋を用意してある。特番の放送終了後に、再び店で落ち合う約束だった。
「あと、ウィンクばっちりでしたよ!本番楽しんでくださいね」
マネージャーは親指を立てると、大人しくリードに繋がれたプリンの元へ戻っていった。
中継用のモニターでは前撮りしたコメント映像が流れ始め、スタンバイの合図が出される。
『小悪魔的なオトナの駆け引きをイメージした、記念すべき100曲目≪Naughty Blue≫。
夜景の中での初パフォーマンス、楽しみにしていてください』
いつの間にか空は漆黒に塗り潰され、金色の三日月とフラッドライトがステージを照らし出した。
鏡面のフロアに映し出された五人の微笑は、挑発的で妖艶だ。
「3、2、1――……」
カットオフフィルターが効いた、シンセイントロが流れ始める。
心地良いそよ風が凪ぎ、ドレスシューズの踵音が響く。何度パフォーマンスを重ねようが、五人の心で燃え盛る音楽への情熱と執念は、地下深くのライブハウスでも全国生中継のカメラの前でも変わらない。この高みへ辿り着く中で、積み重ねてきたこれまでの一日たりとも欠けてはならなかった。その道程で出会った誰一人とも欠くことはできない。さらにその中のたった一人を、2番Bメロへ差し掛かるまで紫音は待ち続けた。
『眠れない夜は』
『傍にいてくれる?』
『君から始めた』
『くだらないゲームじゃ』
紫音がセンターに踊り出たと同時だった。
屋上へ続くエスカレーターを急ぎ足で登り、待ち人は最後列に滑り込んだ。その姿を捉えると、紫音の視界一面で桃色の泡が弾けた。
額にうっすらと滲む汗は、ひしめき合う群衆の中で一層輝く。ジャケット越しでもわかる胸筋が微かに上下し、冷静に息を切らす様子も愛おしかった。
この瞬間をどれほど待ち詫びていただろう。
運命の決断をして一週間、仕事やレッスンの合間にプレゼントの制作を進め、眠る前に一日一行ずつ手紙に主人への想いをしたためた。
微笑んだ時のえくぼがいかにチャーミングであるか、公私両面にわたる支援がどれだけ心の支えになったか、初めて知った愛がどれほど日常を彩ったか。歌詞のアイデアを出すと同じく、想いを形にするのは、恥ずかしくも心温まることだった。
『――物足りないよ』
思いの丈は暴発寸前だった。
三巡目のソロパートで、紫音は小首を傾げてウィンクを飛ばした。目線は中継カメラ、昂る気持ちは最後列へ向けて。
オーディエンスのハートを次々と射貫き、脱力した膝が積み木倒しの勢いで崩れていく。
『ウソつきな瞳が』
『神秘的に揺れてる』
『月が染まるくらい』
『綺麗だよ Naughty Girl』
唯一の生存者は泰然と直立したまま腕を組み、一世一代の歌唱とダンスを見届けていた。
その雄姿は、かの名画≪ラピテス族とケンタウロスの戦い≫に描かれた、勇猛果敢に立ち上がるヘラクレスそのものだ。戦場で棍棒を振り上げる代わりに、穏やかな視線を一点に差し向けている。
『流星を数える代わりに』
『愛を一欠けらくれる?』
『口移しでいい』
『赤裸々な眼差し Naughty You』
夜空の下でセレナーデを奏で合い、五人は高い音域で大サビを歌い上げた。
官能的な歌詞と艶のある歌声に、地に伏した観客も視聴者も酔い痴れる。
『君は意地悪なブルー』
ジャズピアノの旋律が、エンディングへ向かっていく。
最後の音が鳴り止むと同時に、オンタイムのラストポーズ。肩で息を切っても、表情は崩さない。
「SPLASHの皆さん、ありがとうございました!」
メインスタジオからサブMCの音声が届き、五人は笑顔で手を振った。オールアップの瞬間に、関係者から拍手が沸き起こる。
どんな形を取っても、自分たちの音楽を証明できただろうか。モニターチェックのため、五人が機材の方へ歩み寄ろうとした時だった。
―――ゴォォォッォ……バリバリバリバリッ!
曲の途中から上空高く旋回していた轟音が、次第に迫ってくる。
鉄塊の影はどんどん大きくなり、やがてスカイステージの四分の一を呑み込んだ。その突風たるや尋常ではない。
「きゃああああっ!一体何!?」
観覧席から悲鳴が上がり、警備員が安全地帯へ誘導する。香盤表や資料の束、そして小道具がいとも簡単に巻き上がった。撮影スタッフは、照明や機材が倒れないよう支えるのに精一杯だ。
想定外の混沌が会場全体に飛び火し、五人もまた風圧に耐えきれずに片膝をつく。
「くっ……カメラを止めるな!」
強気なディレクターは決定的瞬間を逃すまいと、迅速に指示を出した。生中継は継続され、視聴率は急上昇していく。
前触れもなく屋上の隅に降り立ったのは、ハリケーンでも未確認飛行物体でもない。一機のヘリだ。
だが、こんな演出は進行表のどこにもない。やがて後部座席が開き、一つの人影が現れた。ヘッドライトの逆光になり、顔までは見えない。
エンジン音とローターの回転が小さくなる中、硬質な靴音だけが響く。向かう先は一人のアイドルの元だった。
前髪と衣装を乱してポカンと口を開けた紫音に、その人物は手を差し伸べた。
「迎えに来たよ。俺のプリンセス」
夜へ移り変わろうとしている空に360度囲まれた場所に、五人は立っていた。上空を見上げれば、そう遠くない飛行機が閃光灯を点滅させながら横切っている。遠目で見ると、星屑を散らしているようだ。
たった一組のために用意されたステージは、特別に貸し切り状態だった。
総勢60組が出演するタイムテーブルで、披露を許されるのは一曲だ。その一曲のために、イメトレも稽古も飽きるほど重ねてきたが、想像をはるかに上回る景色だった。スタジオが入居するビルの屋上からは、神秘的に煌めく摩天楼を見下ろせる。あと数時間で年が変わる慌ただしさの中で、不思議と穏やかな空気感が漂っていた。
「櫂人、サビのとこ足が見切れてっから二歩こっち寄れ」
「え?あ、ああ……このくらいか?」
「違ぇよ!お前の立ち位置はこっちだろ!」
「!?みだりに触れないでくれないか!」
リハーサルの映像チェックを終え、待機時間にミリ単位の調整を済ませる。
長らく追い求め、ようやく実現した神聖な舞台に一切の妥協は無い。画面右上のテロップに映し出される『ドーム公演を控える人気絶頂グループ』への期待に応えるべく、五人の感性は研ぎ澄まされ、生半可の集中力ではなかった。
一方で、目の前の二人が見せるくすぐったい春の予感に、紫音の気は一瞬漫ろになってしまう。
紫音はファージャケットを羽織り直して、機材後方の観覧席を見遣った。
些細な行動でさえ、ファンは敏感に反応して歓声が上がる。ファンクラブの抽選で当選した幸運な群衆、そして関係者枠で招待された層も駆け付けていた。紫音は飛び抜けた視力ですばやく観察したが、周囲と頭一つ分突出した長身の姿は見られない。
それもそのはず。日没時刻が予報を外れた関係で、予定よりも出番が早まってしまったのだ。彼の職場とは、目と鼻の先なのにもどかしい。
「……!あれって……」
古馴染みの顔を見つけ、紫音は本人にだけわかるハンドサインを送った。
ウサギの影絵である。慌てふためいて双眼鏡を外した木茂井は、同じ手信号を送り返した。哀愁を誘うシルエットを見ると今すぐ駆け付けたかったが、握手会が開催されていた頃とは違うのだ。客席まではオペラグラスが必要なほど離れ、パーテーションと警備員の監視の下で厳重に規制されている。現在の活動拠点のキャパシティでは対応しきれずにチケット予約サーバーがダウンし、次の箱が決まるまで週末恒例のライブは休止になっていた。
そこへ、タイミングを見計らったマネージャーが駆け寄ってきて、紫音へ小さく耳打ちした。預かってもらっていたスマホに届いた通知を読み上げてくれる。
「高科さん、まもなく到着されるようです」
「本当ですか?良かった……」
ほんの少し肩の荷が下りたが、逸る胸の高鳴りは収まらない。
紫音にとっては、二つの運命が決する夜でもあった。まもなく始まろうとするステージ。象徴的な放水パフォーマンス無しで、歌とダンスのみで勝負を挑む。そして、仕事を抜けて来てくれる主人。日付が変わる0時前に、胸の中で温め続けた愛を告げるのだ。
さすがにマンション購入は性急すぎたので、レストランの個室ディナーを予約するに留めた。楽屋には、贈り物と手紙が入った紙袋を用意してある。特番の放送終了後に、再び店で落ち合う約束だった。
「あと、ウィンクばっちりでしたよ!本番楽しんでくださいね」
マネージャーは親指を立てると、大人しくリードに繋がれたプリンの元へ戻っていった。
中継用のモニターでは前撮りしたコメント映像が流れ始め、スタンバイの合図が出される。
『小悪魔的なオトナの駆け引きをイメージした、記念すべき100曲目≪Naughty Blue≫。
夜景の中での初パフォーマンス、楽しみにしていてください』
いつの間にか空は漆黒に塗り潰され、金色の三日月とフラッドライトがステージを照らし出した。
鏡面のフロアに映し出された五人の微笑は、挑発的で妖艶だ。
「3、2、1――……」
カットオフフィルターが効いた、シンセイントロが流れ始める。
心地良いそよ風が凪ぎ、ドレスシューズの踵音が響く。何度パフォーマンスを重ねようが、五人の心で燃え盛る音楽への情熱と執念は、地下深くのライブハウスでも全国生中継のカメラの前でも変わらない。この高みへ辿り着く中で、積み重ねてきたこれまでの一日たりとも欠けてはならなかった。その道程で出会った誰一人とも欠くことはできない。さらにその中のたった一人を、2番Bメロへ差し掛かるまで紫音は待ち続けた。
『眠れない夜は』
『傍にいてくれる?』
『君から始めた』
『くだらないゲームじゃ』
紫音がセンターに踊り出たと同時だった。
屋上へ続くエスカレーターを急ぎ足で登り、待ち人は最後列に滑り込んだ。その姿を捉えると、紫音の視界一面で桃色の泡が弾けた。
額にうっすらと滲む汗は、ひしめき合う群衆の中で一層輝く。ジャケット越しでもわかる胸筋が微かに上下し、冷静に息を切らす様子も愛おしかった。
この瞬間をどれほど待ち詫びていただろう。
運命の決断をして一週間、仕事やレッスンの合間にプレゼントの制作を進め、眠る前に一日一行ずつ手紙に主人への想いをしたためた。
微笑んだ時のえくぼがいかにチャーミングであるか、公私両面にわたる支援がどれだけ心の支えになったか、初めて知った愛がどれほど日常を彩ったか。歌詞のアイデアを出すと同じく、想いを形にするのは、恥ずかしくも心温まることだった。
『――物足りないよ』
思いの丈は暴発寸前だった。
三巡目のソロパートで、紫音は小首を傾げてウィンクを飛ばした。目線は中継カメラ、昂る気持ちは最後列へ向けて。
オーディエンスのハートを次々と射貫き、脱力した膝が積み木倒しの勢いで崩れていく。
『ウソつきな瞳が』
『神秘的に揺れてる』
『月が染まるくらい』
『綺麗だよ Naughty Girl』
唯一の生存者は泰然と直立したまま腕を組み、一世一代の歌唱とダンスを見届けていた。
その雄姿は、かの名画≪ラピテス族とケンタウロスの戦い≫に描かれた、勇猛果敢に立ち上がるヘラクレスそのものだ。戦場で棍棒を振り上げる代わりに、穏やかな視線を一点に差し向けている。
『流星を数える代わりに』
『愛を一欠けらくれる?』
『口移しでいい』
『赤裸々な眼差し Naughty You』
夜空の下でセレナーデを奏で合い、五人は高い音域で大サビを歌い上げた。
官能的な歌詞と艶のある歌声に、地に伏した観客も視聴者も酔い痴れる。
『君は意地悪なブルー』
ジャズピアノの旋律が、エンディングへ向かっていく。
最後の音が鳴り止むと同時に、オンタイムのラストポーズ。肩で息を切っても、表情は崩さない。
「SPLASHの皆さん、ありがとうございました!」
メインスタジオからサブMCの音声が届き、五人は笑顔で手を振った。オールアップの瞬間に、関係者から拍手が沸き起こる。
どんな形を取っても、自分たちの音楽を証明できただろうか。モニターチェックのため、五人が機材の方へ歩み寄ろうとした時だった。
―――ゴォォォッォ……バリバリバリバリッ!
曲の途中から上空高く旋回していた轟音が、次第に迫ってくる。
鉄塊の影はどんどん大きくなり、やがてスカイステージの四分の一を呑み込んだ。その突風たるや尋常ではない。
「きゃああああっ!一体何!?」
観覧席から悲鳴が上がり、警備員が安全地帯へ誘導する。香盤表や資料の束、そして小道具がいとも簡単に巻き上がった。撮影スタッフは、照明や機材が倒れないよう支えるのに精一杯だ。
想定外の混沌が会場全体に飛び火し、五人もまた風圧に耐えきれずに片膝をつく。
「くっ……カメラを止めるな!」
強気なディレクターは決定的瞬間を逃すまいと、迅速に指示を出した。生中継は継続され、視聴率は急上昇していく。
前触れもなく屋上の隅に降り立ったのは、ハリケーンでも未確認飛行物体でもない。一機のヘリだ。
だが、こんな演出は進行表のどこにもない。やがて後部座席が開き、一つの人影が現れた。ヘッドライトの逆光になり、顔までは見えない。
エンジン音とローターの回転が小さくなる中、硬質な靴音だけが響く。向かう先は一人のアイドルの元だった。
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