魔法少女は正義じゃない!

誰もが知っている魔法少女。世界を救うため、愛する人を守るため、日々正体を隠し命をかけて戦っている少女たち。ーーそんな常識、ここにはないよ。
最初の魔法少女は人を襲う悪に。二番目の魔法少女は他人に興味がない。三番目の魔法少女たちは被害を顧みない。これじゃあ世界は救われないね。
ボクは使命を全うするためにこの生命を捧げるよ。君たちは、契約を交わしたのに使命を果たしてくれないのかい?ーーそれは、ボクが赦さないよ。
最初の魔法少女を契約から弾いて、二番目の魔法少女に餌を吊るして、最後の二人には気休めとしか言いようがないが道徳と情操教育を学ばせた。
ーーさあ、まずは最初の魔法少女の始末をしよう、みんな。悪は滅ぼさなくちゃ、ね。
…まって、二番。キミそんなに強かったの?最後の二人はせめて核レベルの攻撃を準備するのはやめようか。威力、もう少し下げようね。
あれ、おかしいな。なぜか1番が正義の魔力をここで唯一持っているように見え…見間違いじゃないな…?
もしかして、三人ともボクが気づかなかっただけで闇落ちしてた?そして一番は世界を救うために…?
ま、いいか。なるようになれ、だよ。
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