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「僕の仕事を手伝うだと? だが、婚姻届けにサインしない条件か……何を企んでいる?」
[三角木馬]私、従順な『未婚』妻になります!(いえ、息子を逃がすつもり!)
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「お前の方で、どうにかしておいてくれるか。
僕は、もう勤務時間外なんだ。
今さら、軍服に着替えるのは面倒だと思わないか?
側近中の側近のお前が、然るべき処理をしておいてく……。
ん?
着替えではなく、着るだけではないかだと?
ふんっ。
よく分かっているじゃないか、竹内イチロウ!
そうだ!
僕は、今、何も着ていないっ。
タケ!
理解しているのなら、小賢しくプライベート回線を使わずに、お前の方で対処しておけっ」
「ん……あ……くっ」
「待たせてすまない、天王寺先輩。
まったく、君と僕の大切な時間中に、下らない件で連絡してくるなど――タケには、君からも、何か言っておいてくれ」
「う……きゃぁ……あ」
「ああ。
陰部への責めが、よい感じに始まっているね。
ふふふ。
音声通話をしながら、天王寺先輩の身体が、徐々におりていく様子を見させてもらっていたが、どうしたんだ?
衣服を剥がれ、天井から吊るされた時は、あんなにも、気丈に振る舞っていたのにな。
ははっ。
今は、喘ぎ声を、少しでも漏らさぬように、必死に堪えているっ」
「い……こ、こんなもの……くっ……うあ」
「それ、僕との夜の時間が楽しめるように使わせてもらっている薬だが――どうかな。
跨がってもらったモノに塗り込んでおくという趣向は。
いつもは、僕の手で、ゆっくりと撫で回してやるように、君の大切な部分に塗ってやっているが、ふふ、これからも長く続く夫婦生活なんだ。
新鮮さを損なうのは、いけない。
あははっは。
言っておくっ。
天王寺先輩が、濡らしたりするから、薬が溶けて、効果が出ているだけだぞっ。
頂上が尖った台座に、跨がってもらっただけじゃないか!
どうしたんだっ。
吊り上げられた腕を揺らしたり、晒された胸を激しく動かしたりして!
左右に大きく、腕を開いた状態で固定されてよかっただろ?
快楽を表現する致し方の一つとして、胸の先端が突き出る様を、露骨にさらける事ができるなんてな!」
「う、うるさ……い……エリオット……わ、私には……あは……し、仕事が……くんっ」
「責めから逃げる為、吊るし上げられている意味はないようだ。
自重によって、器具の責めにあっているんだろ?
では、今、天王寺先輩が乱れている原因は、すべて君自身にあるのではないのかね。
はははは。
無理に首を横に振らない方がよかったんじゃないかっ。
陰部への圧し掛かりが増しただけだ!
楽しかっただろ?
器具の上に落とされるのからは免れないのに、ほんの少し尻を浮かされ、焦らされた。
早く享楽にふけたいのに、苛立たしかったかい?
それとも、逸楽的だととらえてくれたのかな。
その煩わしさが、迫り来る快楽を想い描き玩味できる、一つの興となったのなら、プロデュースした僕としては、とても嬉しいよ。
――ああ。
そんな言い方をして、すまない。
もっと、気持ちよくなりたくて、床に滴り落ちるほど、濡らしている君に対して、失礼な事を言ったかね?
ふふふ。
あははははははっ!」
「……あ、あ……しごと……私の方が……うまくいったら……エリオットの方が……仕事をやめ……あ……はんっ……うん」
「もちろん、おぼえているさ。
君の方から、僕の執務室に足を運んで、提案してくれた件だ。
あの子を――ルイーナをアイドルにするという話だろ。
母親の君自身が、プロデューサーとなるとの事だが、何を企んでいる?
教えてくれないか。
最近、仕事の資料だと称し、一人の時は、書籍を読み漁っている。
僕が心を込めて作った食事を食べている時も、上の空。
ルイーナと過ごす事を許可している時間は、演技の指導だの、歌の練習だの――僕がそばにいるのに、まるで無視。
母子だけでお楽しみだ。
言を俟たないが、腹立たしかった。
だが、それは、君が、僕の軍事政権の支持率を、大幅に上昇させるという最終目標の為に真剣になってくれているとも受け止めていたつもりだ。
ふ。
しかし、もう少し休養をとってくれ。
閉じ込めている独房の監視カメラの録画を見せてもらったが、夜遅くまで作業をし、朝も早く起きて、資料の整頓などをしている。
少し、リラックスさせてやりたくなったんだ。
だから、三角形の器具に跨がらせて、快楽を与えてやろうと思っただけじゃないか」
「い……お、おろして……エリオット……し、しごと……朝までに、やらなきゃいけな……あ、はん……ああ」
「駄目だ。
まだ、『仕事』などと口にしているじゃないか。
止してくれ。
君が、そこまで身体に負担をかけている現状が、僕の軍事政権の永世の繁栄を願ってくれているというのなら、痛みを分かち合いたいと考えている」
「エ、エリオット……はん……あは……し……ごと……しないと……いけない……の……あはは」
「先ほど聞いてもらった通りだ。
軍事政権のトップである僕ですら、必要のない仕事を抱え込まないようにしているだろ。
エリオット・ジールゲンの名が必要な場合があり、たしかに、僕が直々に出席しなければならない件はある。
だが、すべてに対応していたら、大切な家族である君やルイーナと過ごす時間が減ってしまうではないか。
仕事の成果をあげる事において、僕は、オンとオフというものが、枢要な役となるのではないかと考える。
僕の部屋にいる時ぐらいは、息を抜いて、楽しんでほしいんだ。
分かっただろ?
だから、もっと、濡らすといい。
天王寺先輩。
君の大切な部分からあふれ出る、粘り気ある温かな液体で、その媚薬を溶かしていってほしい」
「うきゅん……あは……いや……おろ……し……あは……し、ご……と……あはは」
「ふふ。
天井から鎖で、両手を吊るしてあげておいてよかった。
金属のぶつかる音を激しく響かせながら、上半身を大きく揺らす様、とても美しいっ!
先端を尖らせた胸を、狂ったように、上下に動かしたりしてな。
そして、媚薬をより多く求め、跨がる器具に、自ら陰部を圧しつけ、有意義な時間を過ごしてくれているようだ。
あはは。
この期に及んで、まだ仕事の事を考えているのかい?
本当に熱心で、嬉しいよ。
――それが、本当に、僕の軍事政権の為を考えてくれているとしたらな」
僕は、もう勤務時間外なんだ。
今さら、軍服に着替えるのは面倒だと思わないか?
側近中の側近のお前が、然るべき処理をしておいてく……。
ん?
着替えではなく、着るだけではないかだと?
ふんっ。
よく分かっているじゃないか、竹内イチロウ!
そうだ!
僕は、今、何も着ていないっ。
タケ!
理解しているのなら、小賢しくプライベート回線を使わずに、お前の方で対処しておけっ」
「ん……あ……くっ」
「待たせてすまない、天王寺先輩。
まったく、君と僕の大切な時間中に、下らない件で連絡してくるなど――タケには、君からも、何か言っておいてくれ」
「う……きゃぁ……あ」
「ああ。
陰部への責めが、よい感じに始まっているね。
ふふふ。
音声通話をしながら、天王寺先輩の身体が、徐々におりていく様子を見させてもらっていたが、どうしたんだ?
衣服を剥がれ、天井から吊るされた時は、あんなにも、気丈に振る舞っていたのにな。
ははっ。
今は、喘ぎ声を、少しでも漏らさぬように、必死に堪えているっ」
「い……こ、こんなもの……くっ……うあ」
「それ、僕との夜の時間が楽しめるように使わせてもらっている薬だが――どうかな。
跨がってもらったモノに塗り込んでおくという趣向は。
いつもは、僕の手で、ゆっくりと撫で回してやるように、君の大切な部分に塗ってやっているが、ふふ、これからも長く続く夫婦生活なんだ。
新鮮さを損なうのは、いけない。
あははっは。
言っておくっ。
天王寺先輩が、濡らしたりするから、薬が溶けて、効果が出ているだけだぞっ。
頂上が尖った台座に、跨がってもらっただけじゃないか!
どうしたんだっ。
吊り上げられた腕を揺らしたり、晒された胸を激しく動かしたりして!
左右に大きく、腕を開いた状態で固定されてよかっただろ?
快楽を表現する致し方の一つとして、胸の先端が突き出る様を、露骨にさらける事ができるなんてな!」
「う、うるさ……い……エリオット……わ、私には……あは……し、仕事が……くんっ」
「責めから逃げる為、吊るし上げられている意味はないようだ。
自重によって、器具の責めにあっているんだろ?
では、今、天王寺先輩が乱れている原因は、すべて君自身にあるのではないのかね。
はははは。
無理に首を横に振らない方がよかったんじゃないかっ。
陰部への圧し掛かりが増しただけだ!
楽しかっただろ?
器具の上に落とされるのからは免れないのに、ほんの少し尻を浮かされ、焦らされた。
早く享楽にふけたいのに、苛立たしかったかい?
それとも、逸楽的だととらえてくれたのかな。
その煩わしさが、迫り来る快楽を想い描き玩味できる、一つの興となったのなら、プロデュースした僕としては、とても嬉しいよ。
――ああ。
そんな言い方をして、すまない。
もっと、気持ちよくなりたくて、床に滴り落ちるほど、濡らしている君に対して、失礼な事を言ったかね?
ふふふ。
あははははははっ!」
「……あ、あ……しごと……私の方が……うまくいったら……エリオットの方が……仕事をやめ……あ……はんっ……うん」
「もちろん、おぼえているさ。
君の方から、僕の執務室に足を運んで、提案してくれた件だ。
あの子を――ルイーナをアイドルにするという話だろ。
母親の君自身が、プロデューサーとなるとの事だが、何を企んでいる?
教えてくれないか。
最近、仕事の資料だと称し、一人の時は、書籍を読み漁っている。
僕が心を込めて作った食事を食べている時も、上の空。
ルイーナと過ごす事を許可している時間は、演技の指導だの、歌の練習だの――僕がそばにいるのに、まるで無視。
母子だけでお楽しみだ。
言を俟たないが、腹立たしかった。
だが、それは、君が、僕の軍事政権の支持率を、大幅に上昇させるという最終目標の為に真剣になってくれているとも受け止めていたつもりだ。
ふ。
しかし、もう少し休養をとってくれ。
閉じ込めている独房の監視カメラの録画を見せてもらったが、夜遅くまで作業をし、朝も早く起きて、資料の整頓などをしている。
少し、リラックスさせてやりたくなったんだ。
だから、三角形の器具に跨がらせて、快楽を与えてやろうと思っただけじゃないか」
「い……お、おろして……エリオット……し、しごと……朝までに、やらなきゃいけな……あ、はん……ああ」
「駄目だ。
まだ、『仕事』などと口にしているじゃないか。
止してくれ。
君が、そこまで身体に負担をかけている現状が、僕の軍事政権の永世の繁栄を願ってくれているというのなら、痛みを分かち合いたいと考えている」
「エ、エリオット……はん……あは……し……ごと……しないと……いけない……の……あはは」
「先ほど聞いてもらった通りだ。
軍事政権のトップである僕ですら、必要のない仕事を抱え込まないようにしているだろ。
エリオット・ジールゲンの名が必要な場合があり、たしかに、僕が直々に出席しなければならない件はある。
だが、すべてに対応していたら、大切な家族である君やルイーナと過ごす時間が減ってしまうではないか。
仕事の成果をあげる事において、僕は、オンとオフというものが、枢要な役となるのではないかと考える。
僕の部屋にいる時ぐらいは、息を抜いて、楽しんでほしいんだ。
分かっただろ?
だから、もっと、濡らすといい。
天王寺先輩。
君の大切な部分からあふれ出る、粘り気ある温かな液体で、その媚薬を溶かしていってほしい」
「うきゅん……あは……いや……おろ……し……あは……し、ご……と……あはは」
「ふふ。
天井から鎖で、両手を吊るしてあげておいてよかった。
金属のぶつかる音を激しく響かせながら、上半身を大きく揺らす様、とても美しいっ!
先端を尖らせた胸を、狂ったように、上下に動かしたりしてな。
そして、媚薬をより多く求め、跨がる器具に、自ら陰部を圧しつけ、有意義な時間を過ごしてくれているようだ。
あはは。
この期に及んで、まだ仕事の事を考えているのかい?
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