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【番外編】婿の仕合わせ 2
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結婚休暇を迎えて一週間。
俺とエマは絶賛蜜月中である。
「……っ、はっ…あ……っエマ、、!」
「んんぁっ……ふ…っ…ん……ぅ…」
座る俺にエマを跨がせて繋がると、より深く根元まで埋まって気持ちよさが増す。
我慢の限界まで突き上げて、強く抱き締めながらエマの奥に子種を叩き付ける感覚は…頭がバカになるほどに気持ちいい。
「んん……っ…エマ……気持ちいい……」
ぐりぐりと奥へ擦り付け、エマの愛液と俺の子種がぬかるむ場所を刺激すると…いつもきゅんきゅんと甘えてきて……
「エマ……可愛い…愛してる…」
「好き、大好き……っ…もっとしたい…」
座位と呼ばれる体勢での交わりは、抱き締め合ったり口付けたり、深く繋がれたりと、この行為が愛に溢れるものなのだと思えて好きだ。
「もっとしよ…エマ…ッ……愛してる…っ…」
休暇はあと一週間…切り替えられる自信がない。
奥深くを突き上げながら、エマの快楽に溺れきった顔に欲情して貪るように唇を奪う。
ガツガツと突き上げられているエマも、俺の首に腕を回して必死にしがみついて応え、その様子が俺をさらに昂らせてくれる。
どんなに出しても出しきらない。
もう子種は実を結んでいるのだろうか。
『子が出来たと分かるまでの三ヶ月、そうとは知らず毎晩抱いていたな』
クリスの言葉を信じるなら、もし既に実を結んでいたとしても大丈夫なわけで…そもそもまだ成していない可能性の方が高い。
そう思ったら、また陰嚢が膨れた気がした。
体型維持の為に普段からよく体を動かしていると言うエマは、貪欲に求める俺によく付き合ってくれている。
一日の殆どを挿入れっぱなしで過ごし、多少萎えようがすぐにまた回復するを繰り返して、眠る間も離れたくないから中に埋めたまま眠りにつき、朝になれば生理現象を活用してすぐに放つ…そんな生活を続け、中毒に近い。エマ中毒。
「はぁぁぁぁっ、あぁ、、っ、マク…ッ…!」
途中、寝転ぶ体勢となった俺の上で淫らに踊っていたエマが達し、後ろに倒れそうになったところで手を引いて前に倒れさせた。
ハァ…ハァ…と息を切らしている体を優しく抱き締め、背中を撫でてやると嬉しそうな顔をするから、無性に可愛く思えて汗ばむ額に口付けた。
「凄く気持ちよかったよ」
「……っ…マクロ……っ…大好き……」
感じる重みが愛しい。
この重さ…実際には軽すぎるくらいだけれど、この重みが愛する人の命そのもので、守るべき重みなのだと思うと愛しくて仕方ない。
「エマ……愛してるよ…」
へにゃ…と笑って、疲労からか目を閉じてすぐに寝息をたて始めた。
密着する胸から鼓動が伝わってくる。
トクトクと少し早いのは、激しく交わったせいなのだろう…きっと俺の鼓動も早い。
「んん……」
あっという間に夢の中に行ったのに、やはり汗ばむ俺の胸にすり寄る仕草がたまらない。
あと二時間もすれば使用人が食事の支度にやってくるはず。湯浴みはいつでも出来る状態に整えられているけれど…今はエマの鼓動と体温に浸って俺も少し眠りたい。
* * * * * *
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「……マクロ…大丈夫?」
盛大な溜め息を吐いた俺の顔を気遣わしげに覗くエマが可愛い。俺の奥さんは世界一可愛い。華奢な体をぎゅっと抱き締めれば、細い腕で抱き締め返してくれる。
「…大丈夫じゃない。仕事なんて行きたくない。エマと一日中一緒にいたい。離れたくない」
「それは……私もそうだけど…」
「…でも行く。大切な交渉も控えてるし」
頑張るからと口付けをねだれば、優しく微笑んで唇を重ねてくれた。
「こんなに素晴らしい時間がたったの二週間だなんて…せめて一年は欲しい」
「あっ、、それじゃ…っ…お仕事が……っ…」
「クリスだってなんだかんだ言って、途中で二時間くらい抜け出したりしてるんだよ?」
「んっ、それ…っは……ぁ…」
「なのに俺は朝から晩までエマに会えない」
理不尽だ!と突き上げて、そのまま押し倒す。
「ねぇ…明日からまた出張なんだ…」
「はぁっん…!…そ、うね…っ…」
ぐっちょぐっちょと抽挿しながら愚痴を溢し、連日マッサージを施している胸を揉んで、落ち込む気分を無理やり持ち上げる。この楽しみも三週間近くお預けだ。
「仕事はやりがいがあるし楽しいけど…エマに会えなくなるのが寂しい」
「ひぁっ、、わた…っ…わたしも…っ」
はぁぁと息を吐いてエマを折り畳むようにして覆い被さり、ゆっくりと…それでいてエマの好む箇所を的確に擦りながら突けば、最高のお返しをしてくれる。
この二週間でかなり調整が出来るようになった。
変わらぬ狭さとあまりの気持ち良さに持っていかれそうにはなるけれど、他で気を粉らわせればだいぶ保てる。
「終われば…っ…、すぐに帰ってくる」
「ま、、ぁ、ってる……んぁぁ…っ…!!」
三週間後、体中の赤い印がどれだけ残っているのか分からないけれど、これでもかとつけたし…この温もりを出来るだけ長く覚えていたくて、出仕の時間ギリギリまでエマを堪能した。
* * * * * *
久しぶりの王宮。……もう帰りたい。
「……マーク、顔怖い」
息抜きと言う名のズバリ営みに出掛けていたクリスが、艶々しい顔で戻ってきた。
「……(ちっ)、顔色が宜しいようで」
「あぁ、いい息抜きが出来た」
俺だってエマとあんな事そんな事がしたい!
「悪いね、新婚なのにすぐ出張だなんて」
「いえ」
「カンビジス王国ねぇ……」
艶々サッパリした様子のクリスが、何やら思案して書類を見やる様子に違和感を感じた。
「何か気になることでも?」
「ん?…まぁ、ちょっと」
ここ、と交渉内容が記されている書類の一部を指し示し、僅かに眉を寄せている。
「今回の交渉は関税率の増減をどうするか…についての話し合いであり、更新はまだなはず」
「えぇ。この条約は先方の前国王から申し出されたもので、こちらとしては事情を鑑みて仕方なく受け入れたに過ぎない。正直、旨味などない。だからこそ先代自ら交渉の場に赴いて二十五年後に更新の可否を話し合うとし、その間、年に一度税率交渉についてのみ話し合う事になっています」
「だよね?でもさ、ここ…」
改めて指し示された箇所を見れば、『更新期限まで残り五年となり、条約の見直しに付随する話し合いを希望する』とあった。
「……ひとついいですか?」
「いいよ」
「これは…いつ届いたものです?」
俺の質問に、クリスは片方の口端をあげて笑ってみせた。この笑みを見せる時は…碌なことが起きないと長い付き合いで知っている。
「届いた時期は分からない」
「は?」
「だけど、見つかったのは今朝だ」
「……なるほどね」
つまり、交渉先であるカンビジス王国の手の者が王宮内にいて、この書類にはわざわざ前日まで隠さざるを得なかった理由がある…ということか。
「マーク、僕は五年後までに即位する。その時、この条約を更新するつもりはない」
「宜しいかと。私も賛成です」
二十年前に結ばれた【輸出入における関税率調整とカンビジス王国産の流通品への課税廃止】は、ワンダル王家による失態で発生したもの。
当時の王太子…クリスの伯父はカンビジス王国の王女と婚約をしていたにも関わらず、学園で知り合った低位貴族令嬢と懇意になり、あまつさえ妊娠させた上に、次代の治世を担う貴族子息令嬢を招いた夜会で声高々に婚約破棄を宣言した。
挙げ句、なんの瑕疵もない王女の頬を叩き、謹慎させるとして押し込めた客間に忍び込んで手籠めにしようとする暴挙に走り、寸前で止めに入った双子の弟に救出されるという顛末。
ちなみに双子の弟というのはワンダル王国の現国王であり、クリスの父親。そして王女はクリスの母親である。
紆余曲折ありながらも結ばれたおふたりは仲睦まじく、子供こそクリスだけだが、安定した治世を敷いて国民からの支持も厚い。
「母上も僕の意見に賛同してくれている。先方が二十五年という期限に同意したのも、母上が生むであろう世継ぎの代にまで罰を強いるつもりはないというものだったそうだから」
「現国王夫妻同士と王太子夫妻同士の交流も良好ですからね。当時いくつかの国で二代に渡って同じような愚行を働く国もあり、それを懸念はしたものの、王女の進言もあって【無限条約】でなく【有限条約】…まぁ、確実に終了一択ですね」
だと言うのにこの書類…期限を待たずして終了すると言うのなら、現在の二国間の関係性から納得出来るが…わざわざ隠されていたことを踏まえると、あまり宜しくない意味が見え隠れする。
「しかもマークを指名だ…きな臭い」
「……なんとなく想像がつきますけど」
「まぁね。ただ彼女が何か企んでいようと国王と王太子は聡明であり堅実なお人達だ、多少の面倒はあっても杞憂で終わるだろうね」
「……行きたくない」
何を企んでいるのか、何を言い出すのかなど想像に容易い。そんな事に時間を取られるなら、エマとイチャイチャしたい!!
「さっさと終わらせて切り上げていいよ。必要最低限の視察をしてくれれば、それで構わない。その旨を記した書簡も持たせるからさ」
俺とエマは絶賛蜜月中である。
「……っ、はっ…あ……っエマ、、!」
「んんぁっ……ふ…っ…ん……ぅ…」
座る俺にエマを跨がせて繋がると、より深く根元まで埋まって気持ちよさが増す。
我慢の限界まで突き上げて、強く抱き締めながらエマの奥に子種を叩き付ける感覚は…頭がバカになるほどに気持ちいい。
「んん……っ…エマ……気持ちいい……」
ぐりぐりと奥へ擦り付け、エマの愛液と俺の子種がぬかるむ場所を刺激すると…いつもきゅんきゅんと甘えてきて……
「エマ……可愛い…愛してる…」
「好き、大好き……っ…もっとしたい…」
座位と呼ばれる体勢での交わりは、抱き締め合ったり口付けたり、深く繋がれたりと、この行為が愛に溢れるものなのだと思えて好きだ。
「もっとしよ…エマ…ッ……愛してる…っ…」
休暇はあと一週間…切り替えられる自信がない。
奥深くを突き上げながら、エマの快楽に溺れきった顔に欲情して貪るように唇を奪う。
ガツガツと突き上げられているエマも、俺の首に腕を回して必死にしがみついて応え、その様子が俺をさらに昂らせてくれる。
どんなに出しても出しきらない。
もう子種は実を結んでいるのだろうか。
『子が出来たと分かるまでの三ヶ月、そうとは知らず毎晩抱いていたな』
クリスの言葉を信じるなら、もし既に実を結んでいたとしても大丈夫なわけで…そもそもまだ成していない可能性の方が高い。
そう思ったら、また陰嚢が膨れた気がした。
体型維持の為に普段からよく体を動かしていると言うエマは、貪欲に求める俺によく付き合ってくれている。
一日の殆どを挿入れっぱなしで過ごし、多少萎えようがすぐにまた回復するを繰り返して、眠る間も離れたくないから中に埋めたまま眠りにつき、朝になれば生理現象を活用してすぐに放つ…そんな生活を続け、中毒に近い。エマ中毒。
「はぁぁぁぁっ、あぁ、、っ、マク…ッ…!」
途中、寝転ぶ体勢となった俺の上で淫らに踊っていたエマが達し、後ろに倒れそうになったところで手を引いて前に倒れさせた。
ハァ…ハァ…と息を切らしている体を優しく抱き締め、背中を撫でてやると嬉しそうな顔をするから、無性に可愛く思えて汗ばむ額に口付けた。
「凄く気持ちよかったよ」
「……っ…マクロ……っ…大好き……」
感じる重みが愛しい。
この重さ…実際には軽すぎるくらいだけれど、この重みが愛する人の命そのもので、守るべき重みなのだと思うと愛しくて仕方ない。
「エマ……愛してるよ…」
へにゃ…と笑って、疲労からか目を閉じてすぐに寝息をたて始めた。
密着する胸から鼓動が伝わってくる。
トクトクと少し早いのは、激しく交わったせいなのだろう…きっと俺の鼓動も早い。
「んん……」
あっという間に夢の中に行ったのに、やはり汗ばむ俺の胸にすり寄る仕草がたまらない。
あと二時間もすれば使用人が食事の支度にやってくるはず。湯浴みはいつでも出来る状態に整えられているけれど…今はエマの鼓動と体温に浸って俺も少し眠りたい。
* * * * * *
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「……マクロ…大丈夫?」
盛大な溜め息を吐いた俺の顔を気遣わしげに覗くエマが可愛い。俺の奥さんは世界一可愛い。華奢な体をぎゅっと抱き締めれば、細い腕で抱き締め返してくれる。
「…大丈夫じゃない。仕事なんて行きたくない。エマと一日中一緒にいたい。離れたくない」
「それは……私もそうだけど…」
「…でも行く。大切な交渉も控えてるし」
頑張るからと口付けをねだれば、優しく微笑んで唇を重ねてくれた。
「こんなに素晴らしい時間がたったの二週間だなんて…せめて一年は欲しい」
「あっ、、それじゃ…っ…お仕事が……っ…」
「クリスだってなんだかんだ言って、途中で二時間くらい抜け出したりしてるんだよ?」
「んっ、それ…っは……ぁ…」
「なのに俺は朝から晩までエマに会えない」
理不尽だ!と突き上げて、そのまま押し倒す。
「ねぇ…明日からまた出張なんだ…」
「はぁっん…!…そ、うね…っ…」
ぐっちょぐっちょと抽挿しながら愚痴を溢し、連日マッサージを施している胸を揉んで、落ち込む気分を無理やり持ち上げる。この楽しみも三週間近くお預けだ。
「仕事はやりがいがあるし楽しいけど…エマに会えなくなるのが寂しい」
「ひぁっ、、わた…っ…わたしも…っ」
はぁぁと息を吐いてエマを折り畳むようにして覆い被さり、ゆっくりと…それでいてエマの好む箇所を的確に擦りながら突けば、最高のお返しをしてくれる。
この二週間でかなり調整が出来るようになった。
変わらぬ狭さとあまりの気持ち良さに持っていかれそうにはなるけれど、他で気を粉らわせればだいぶ保てる。
「終われば…っ…、すぐに帰ってくる」
「ま、、ぁ、ってる……んぁぁ…っ…!!」
三週間後、体中の赤い印がどれだけ残っているのか分からないけれど、これでもかとつけたし…この温もりを出来るだけ長く覚えていたくて、出仕の時間ギリギリまでエマを堪能した。
* * * * * *
久しぶりの王宮。……もう帰りたい。
「……マーク、顔怖い」
息抜きと言う名のズバリ営みに出掛けていたクリスが、艶々しい顔で戻ってきた。
「……(ちっ)、顔色が宜しいようで」
「あぁ、いい息抜きが出来た」
俺だってエマとあんな事そんな事がしたい!
「悪いね、新婚なのにすぐ出張だなんて」
「いえ」
「カンビジス王国ねぇ……」
艶々サッパリした様子のクリスが、何やら思案して書類を見やる様子に違和感を感じた。
「何か気になることでも?」
「ん?…まぁ、ちょっと」
ここ、と交渉内容が記されている書類の一部を指し示し、僅かに眉を寄せている。
「今回の交渉は関税率の増減をどうするか…についての話し合いであり、更新はまだなはず」
「えぇ。この条約は先方の前国王から申し出されたもので、こちらとしては事情を鑑みて仕方なく受け入れたに過ぎない。正直、旨味などない。だからこそ先代自ら交渉の場に赴いて二十五年後に更新の可否を話し合うとし、その間、年に一度税率交渉についてのみ話し合う事になっています」
「だよね?でもさ、ここ…」
改めて指し示された箇所を見れば、『更新期限まで残り五年となり、条約の見直しに付随する話し合いを希望する』とあった。
「……ひとついいですか?」
「いいよ」
「これは…いつ届いたものです?」
俺の質問に、クリスは片方の口端をあげて笑ってみせた。この笑みを見せる時は…碌なことが起きないと長い付き合いで知っている。
「届いた時期は分からない」
「は?」
「だけど、見つかったのは今朝だ」
「……なるほどね」
つまり、交渉先であるカンビジス王国の手の者が王宮内にいて、この書類にはわざわざ前日まで隠さざるを得なかった理由がある…ということか。
「マーク、僕は五年後までに即位する。その時、この条約を更新するつもりはない」
「宜しいかと。私も賛成です」
二十年前に結ばれた【輸出入における関税率調整とカンビジス王国産の流通品への課税廃止】は、ワンダル王家による失態で発生したもの。
当時の王太子…クリスの伯父はカンビジス王国の王女と婚約をしていたにも関わらず、学園で知り合った低位貴族令嬢と懇意になり、あまつさえ妊娠させた上に、次代の治世を担う貴族子息令嬢を招いた夜会で声高々に婚約破棄を宣言した。
挙げ句、なんの瑕疵もない王女の頬を叩き、謹慎させるとして押し込めた客間に忍び込んで手籠めにしようとする暴挙に走り、寸前で止めに入った双子の弟に救出されるという顛末。
ちなみに双子の弟というのはワンダル王国の現国王であり、クリスの父親。そして王女はクリスの母親である。
紆余曲折ありながらも結ばれたおふたりは仲睦まじく、子供こそクリスだけだが、安定した治世を敷いて国民からの支持も厚い。
「母上も僕の意見に賛同してくれている。先方が二十五年という期限に同意したのも、母上が生むであろう世継ぎの代にまで罰を強いるつもりはないというものだったそうだから」
「現国王夫妻同士と王太子夫妻同士の交流も良好ですからね。当時いくつかの国で二代に渡って同じような愚行を働く国もあり、それを懸念はしたものの、王女の進言もあって【無限条約】でなく【有限条約】…まぁ、確実に終了一択ですね」
だと言うのにこの書類…期限を待たずして終了すると言うのなら、現在の二国間の関係性から納得出来るが…わざわざ隠されていたことを踏まえると、あまり宜しくない意味が見え隠れする。
「しかもマークを指名だ…きな臭い」
「……なんとなく想像がつきますけど」
「まぁね。ただ彼女が何か企んでいようと国王と王太子は聡明であり堅実なお人達だ、多少の面倒はあっても杞憂で終わるだろうね」
「……行きたくない」
何を企んでいるのか、何を言い出すのかなど想像に容易い。そんな事に時間を取られるなら、エマとイチャイチャしたい!!
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