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四章 雪闇ブラッド
この執着を形にして
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意味がわからない。
理久だって同じ気持ちだろう?
そう問いかけたいのに。
「言葉ってさ、自分の気持ちを表すのに便利だよね。人類の一番の発明だと僕思うの。まぁ、問題は。その言葉に込めた気持ちが移ろいやすいって言うところだけど」
そう理久が独り言を呟くみたいに言う。
まるで自分の予測でも話すように。
「だってそうじゃない?それで人間と魔族の争いが始まったようなものだしさぁ…。ほんと、全部同じになっちゃえば良いのにね」
そう理久がつまんなそうに言った。
そりゃそうなったら楽だろうけど。
そうならないのが人の世というものだから。
そればっかりは難しいんじゃないだろうか。
「何が言いたいかっていうとさ…。人の気持ちとか言う移ろいやすいものを信じろって言う方が馬鹿じゃないのって僕は言いたいの」
まるで断罪するかのように、理久はそう言い放った。
どうしてそんな事を言うのかわからない。
血なんて一切通っていない。
まるで鉄のように淡々とそう告げる。
何が理久をそうさせているのだろう。
「そんなもの信じるくらいなら目の前に積み上げられた宝石だとか…。きちんと形になっているものを信じるべきだと僕は思うんだよね」
そう理久は何でもないように呟いた。
「だってさ、実物あってそれをもらえるってことはさ、少なくとも持っているうちは無くならないし。逆に返せってなったらなったでそれはそれで別の話でしょ?だから絶対に連れて行く」
それはあまりにも残忍で残酷で。
酷すぎたものだった。
けれど、理久の瞳には確固たる意思があって。
俺なんかにどうとでもできる問題ではないことは確定していた。
「言っとくけど、これは命令だ。裏切りなんてしたら処刑ものだよ。僕だって、昔からの友人を殺したりなんかしたくない。だから背こうとか思わないでね」
そう理久が俺に告げる。
逆らったら殺す。
暗にそう伝えているんだ。
今までの理久ならここまで言わなかった。
そんなこと言わなかったけれど。
甘かっただけなんだ。
今までのが単に甘くしていただけなんだ。
それだけだったんだ。
「そうそう、僕だって凪の事を思って今回の決断に至ったんだ」
そう理久が言うけれど。
俺には意味がわからなくて。
凪の事を本当に考えているのなら。
それこそそんな決断に至るはずがないのに。
「きっとお前、凪に嫌われるよ。そんな事するなんてさ」
そう俺が溢す。
理久だって同じ気持ちだろう?
そう問いかけたいのに。
「言葉ってさ、自分の気持ちを表すのに便利だよね。人類の一番の発明だと僕思うの。まぁ、問題は。その言葉に込めた気持ちが移ろいやすいって言うところだけど」
そう理久が独り言を呟くみたいに言う。
まるで自分の予測でも話すように。
「だってそうじゃない?それで人間と魔族の争いが始まったようなものだしさぁ…。ほんと、全部同じになっちゃえば良いのにね」
そう理久がつまんなそうに言った。
そりゃそうなったら楽だろうけど。
そうならないのが人の世というものだから。
そればっかりは難しいんじゃないだろうか。
「何が言いたいかっていうとさ…。人の気持ちとか言う移ろいやすいものを信じろって言う方が馬鹿じゃないのって僕は言いたいの」
まるで断罪するかのように、理久はそう言い放った。
どうしてそんな事を言うのかわからない。
血なんて一切通っていない。
まるで鉄のように淡々とそう告げる。
何が理久をそうさせているのだろう。
「そんなもの信じるくらいなら目の前に積み上げられた宝石だとか…。きちんと形になっているものを信じるべきだと僕は思うんだよね」
そう理久は何でもないように呟いた。
「だってさ、実物あってそれをもらえるってことはさ、少なくとも持っているうちは無くならないし。逆に返せってなったらなったでそれはそれで別の話でしょ?だから絶対に連れて行く」
それはあまりにも残忍で残酷で。
酷すぎたものだった。
けれど、理久の瞳には確固たる意思があって。
俺なんかにどうとでもできる問題ではないことは確定していた。
「言っとくけど、これは命令だ。裏切りなんてしたら処刑ものだよ。僕だって、昔からの友人を殺したりなんかしたくない。だから背こうとか思わないでね」
そう理久が俺に告げる。
逆らったら殺す。
暗にそう伝えているんだ。
今までの理久ならここまで言わなかった。
そんなこと言わなかったけれど。
甘かっただけなんだ。
今までのが単に甘くしていただけなんだ。
それだけだったんだ。
「そうそう、僕だって凪の事を思って今回の決断に至ったんだ」
そう理久が言うけれど。
俺には意味がわからなくて。
凪の事を本当に考えているのなら。
それこそそんな決断に至るはずがないのに。
「きっとお前、凪に嫌われるよ。そんな事するなんてさ」
そう俺が溢す。
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