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一章
ダンジョンの外へ
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俺がこの世界に転生してダンジョンマスターとなってから、三日が経過した。
この三日間、俺はエリザとお互いの血を吸い合い、レベリングしていた。おかげで俺たちのレベルはそれぞれ5にまで上がった。
とりあえず外を出歩いてもいいかなと思うくらいには俺もエリザも成長したので、今日はダンジョンの外に出てみることにする。
主な目的は、周囲の散策と食料の確保である。
今はボーナス期間でダンジョンは聖域となっているため、ダンジョンにモンスターや人間が侵入してくることはない。それは安全で嬉しいことだが、その代わりダンジョンマナの獲得もない。
ダンジョンマナはダンジョンの整備などでほとんど使い果たしたので、手持ちは少々心もとない。だから食料はできるだけ外で調達しようと考えたのだ。
森の中だから探せば食べられる木の実とかあるだろう。とりあえずそれらを確保して食事の足しにしたい。
「とりあえずこんなもんでいいか」
「ご主人様、お似合いございますわ」
ダンジョンマスターの力を使い、ショップで安い剣と皮製の装備を購入し、身に着ける。エリザにも同様のものを身に着けさせる。
「ごめんねエリザ。こんな安い服しか与えられなくて。貧乏なご主人様でごめんね」
「いいえ。ご主人様からいただけるものなら石クズでも家宝ですわ」
「そう言ってくれると助かるよ」
いつものドレス姿とは違って、今のエリザは安い旅人の服を身に着けている。お嬢様な見た目のエリザに安っぽい装備品は似合わないが、まあ今は見た目に拘っている時ではないので仕方ないか。
エリザが気にしていない様子なのが幸いだ。良い相棒を持ったものである。
装備を身に着けたので、これでとりあえずモンスターと出会っても戦えるはずだ。収穫品を入れる籠を背負い、家から出ることにする。
「それじゃ出発するか」
「はい」
「蝙蝠たちもよろしく」
「キィ!」
念のため、誰かと遭遇した時のためにスキル【変化】の力を使い、人間に化けてから出発する。なけなしのお供として、蝙蝠十匹も連れていく。ダンジョンに敵が侵入することはないので、全戦力を連れて行っても大丈夫だ。
聖域を抜けた際は何が現れるかと緊張したものの、特に何者とも遭遇しなかった。少し拍子抜けだ。
そのまま森の中を歩んでいく。あまり遠出はせず、近場をぐるぐると回ることにしよう。
「ご主人様。モンスターです」
「あれはスライムか」
しばらく歩くとアメーバ状の不思議な生き物がいた。木の幹にくっつきながらそのまま動かないでいる。
早速戦ってみることにする。
――ザクリ。
「弱っ」
スライムの核に剣の先端をサクっと刺すと、スライムはドロドロに溶けて形を保てなくなった。
どうやら倒せたらしい。ワンパンだ。クリティカルヒットってやつなのかもしれない。
「ご主人様、スライムの核はこの世界の人間たちが素材として取引を行っています。余裕があれば核を破壊せず倒して素材をゲットしましょう。核の中には魔石も含まれていますし」
「そうなのか。わかったよ。じゃあ今度から核以外のところを狙うよ」
しばらく歩くと、新たにスライムを発見した。今度はこいつを倒すことにしよう。
「よし、これなら大丈夫だろ」
今度は核を破壊しないように慎重にスライムの息の根を止める。それからドロドロのスライムの死骸の中に手を突っ込み、中の核らしきものを引っこ抜く。
「これがスライムの核?」
「ええそうです。ただしスライムは弱いので、あまり高値の素材とはならないみたいですけどね」
「強いモンスターの素材なら高く売れるってことか。覚えておこう」
“スライムの核”なる素材を手に入れることができた。モンスター素材と呼ばれるものらしい。モンスター素材は、人間たちとの取引に使えるそうだ。
スライムの核の中には魔石が含まれているらしい。
確か、魔石はダンジョンモンスターを生み出すのに使えるものだったよな。
「えっと、魔石はダンジョンモンスターを創造するのに使えるんだっけ?」
「はいその通りです」
この手に入れたスライムの魔石を使えば、スライムを生み出せるようだ。
「スライムみたいなザコを生み出しても意味はなさそうだな。とりあえずこれは倉庫の肥やしにするか」
「ご主人様、スライムはたしかにザコですが、この世界では生活に必需なモンスターとなっていますわ。低位種のスライムは屎尿や残飯の処理役として大活躍しています。ウチにも何匹か放ちましょう」
ダンジョンマナが足りなかったので、家の設備は最低限のものしか整備していない。火回りは竈と火鉢、水回りは井戸水汲み上げ風のものとなっている。
ガスコンロや電子調理器なんて設置したら、この世界の文明レベルと違和感が出て客に不信感を持たれてしまうからな。というか現代設備なんて設置したくても、ダンジョンマナのコストが大きすぎて無理だったよ。
家とその周辺エリアは、ダンジョンの外部部分に当たる。いざという時は放棄せざるを得ないので、あまりコストをかけたくない。
特に今はダンジョンマナ不足だからな。倹約生活が大事だ。
それで風呂やトイレも未設置だったというわけだ。とりあえずは風呂は身体拭きで済ませ、トイレは森の中ですればいいと思っていたのだが、そういうわけにもいかないか。
「やっぱ野ション形式はマズい?」
「ええ。曲りなりにも宿屋経営をするなら、この世界風のトイレは設置した方がいいかと。スライムを利用した安上がりなものでいいでしょう。あと身体を清める水場も設置しましょう。とりあえずは建物の外に井戸のようなものを設置するだけでいいと思います。それだけでも衛生面のイメージが良くなりますわ」
「そうかそうするか」
「そうしてくださいまし。野ションははしたないですし、優雅ではありませんので」
「ごめんね貧乏ダンジョンマスターで苦労かけて。うぅ、トイレも用意できなくてエリザに野ションさせるなんて、俺はなんて駄目なマスターだ……」
「お気になさらず。私はご主人様といられるなら肥溜めの中でも幸せですので。先ほどは一般的な価値観を述べたまでですわ」
深い穴を設置してそこにスライムを放り込めば、この世界で言うところの安上がりなトイレが出来上がるみたいだ。とりあえずは、その安上がりなトイレを設置しておくか。
豪華なトイレなんてこの世界の文明レベルと釣りあいそうにもないし、不信感をもたれるだけだろう。
まあダンジョンの奥深くには前世の日本にあったようなハイテクトイレを設置してもいいかもしれないがな。今はダンジョンマナが足りなくてそれどころじゃないけど。
「そういや、俺たちがスライムを倒しても意味はないな。吸血以外で経験値入らないんだもんな。蝙蝠たちに戦わせてレベリングさせるか」
「それがいいと思いますわ」
「蝙蝠たち、スライムと戦うんだ。ただし、無理はするなよ」
「キィ!」
お供の蝙蝠たちにスライムを狩らせて、レベリングさせる。何度か戦わせていると、レベル1だったのが、幾らかレベルが上がったようだ。
そうやって蝙蝠にスライムを狩らせ続け、スライムの魔石をいくつか確保した。
スライムは時間経過で分裂して増えるらしいので、数匹創造する分だけ魔石が確保できればいいだろう。あんまり多く魔石を確保する必要はない。
スライム狩りはほどほどのところでやめておき、次の行動に移ることにした。
「よし、蝙蝠たちも疲れてきたみたいだし、それじゃ次は食料でも探すか。エリザ、食べられるものがあったら教えてくれ」
「はい、わかりました」
背負った籠にスライムの核を仕舞うと、俺とエリザは森の奥深くへと足を踏み入れていった。
何か食料が見つかるといいんだけどな。
♦現在のヨミトのステータス♦
名前:ヨミト(lv.5)
種族:吸血鬼(ノーマル)
HP:30/30 MP:35/35
【変化】【魅了】【吸血】
この三日間、俺はエリザとお互いの血を吸い合い、レベリングしていた。おかげで俺たちのレベルはそれぞれ5にまで上がった。
とりあえず外を出歩いてもいいかなと思うくらいには俺もエリザも成長したので、今日はダンジョンの外に出てみることにする。
主な目的は、周囲の散策と食料の確保である。
今はボーナス期間でダンジョンは聖域となっているため、ダンジョンにモンスターや人間が侵入してくることはない。それは安全で嬉しいことだが、その代わりダンジョンマナの獲得もない。
ダンジョンマナはダンジョンの整備などでほとんど使い果たしたので、手持ちは少々心もとない。だから食料はできるだけ外で調達しようと考えたのだ。
森の中だから探せば食べられる木の実とかあるだろう。とりあえずそれらを確保して食事の足しにしたい。
「とりあえずこんなもんでいいか」
「ご主人様、お似合いございますわ」
ダンジョンマスターの力を使い、ショップで安い剣と皮製の装備を購入し、身に着ける。エリザにも同様のものを身に着けさせる。
「ごめんねエリザ。こんな安い服しか与えられなくて。貧乏なご主人様でごめんね」
「いいえ。ご主人様からいただけるものなら石クズでも家宝ですわ」
「そう言ってくれると助かるよ」
いつものドレス姿とは違って、今のエリザは安い旅人の服を身に着けている。お嬢様な見た目のエリザに安っぽい装備品は似合わないが、まあ今は見た目に拘っている時ではないので仕方ないか。
エリザが気にしていない様子なのが幸いだ。良い相棒を持ったものである。
装備を身に着けたので、これでとりあえずモンスターと出会っても戦えるはずだ。収穫品を入れる籠を背負い、家から出ることにする。
「それじゃ出発するか」
「はい」
「蝙蝠たちもよろしく」
「キィ!」
念のため、誰かと遭遇した時のためにスキル【変化】の力を使い、人間に化けてから出発する。なけなしのお供として、蝙蝠十匹も連れていく。ダンジョンに敵が侵入することはないので、全戦力を連れて行っても大丈夫だ。
聖域を抜けた際は何が現れるかと緊張したものの、特に何者とも遭遇しなかった。少し拍子抜けだ。
そのまま森の中を歩んでいく。あまり遠出はせず、近場をぐるぐると回ることにしよう。
「ご主人様。モンスターです」
「あれはスライムか」
しばらく歩くとアメーバ状の不思議な生き物がいた。木の幹にくっつきながらそのまま動かないでいる。
早速戦ってみることにする。
――ザクリ。
「弱っ」
スライムの核に剣の先端をサクっと刺すと、スライムはドロドロに溶けて形を保てなくなった。
どうやら倒せたらしい。ワンパンだ。クリティカルヒットってやつなのかもしれない。
「ご主人様、スライムの核はこの世界の人間たちが素材として取引を行っています。余裕があれば核を破壊せず倒して素材をゲットしましょう。核の中には魔石も含まれていますし」
「そうなのか。わかったよ。じゃあ今度から核以外のところを狙うよ」
しばらく歩くと、新たにスライムを発見した。今度はこいつを倒すことにしよう。
「よし、これなら大丈夫だろ」
今度は核を破壊しないように慎重にスライムの息の根を止める。それからドロドロのスライムの死骸の中に手を突っ込み、中の核らしきものを引っこ抜く。
「これがスライムの核?」
「ええそうです。ただしスライムは弱いので、あまり高値の素材とはならないみたいですけどね」
「強いモンスターの素材なら高く売れるってことか。覚えておこう」
“スライムの核”なる素材を手に入れることができた。モンスター素材と呼ばれるものらしい。モンスター素材は、人間たちとの取引に使えるそうだ。
スライムの核の中には魔石が含まれているらしい。
確か、魔石はダンジョンモンスターを生み出すのに使えるものだったよな。
「えっと、魔石はダンジョンモンスターを創造するのに使えるんだっけ?」
「はいその通りです」
この手に入れたスライムの魔石を使えば、スライムを生み出せるようだ。
「スライムみたいなザコを生み出しても意味はなさそうだな。とりあえずこれは倉庫の肥やしにするか」
「ご主人様、スライムはたしかにザコですが、この世界では生活に必需なモンスターとなっていますわ。低位種のスライムは屎尿や残飯の処理役として大活躍しています。ウチにも何匹か放ちましょう」
ダンジョンマナが足りなかったので、家の設備は最低限のものしか整備していない。火回りは竈と火鉢、水回りは井戸水汲み上げ風のものとなっている。
ガスコンロや電子調理器なんて設置したら、この世界の文明レベルと違和感が出て客に不信感を持たれてしまうからな。というか現代設備なんて設置したくても、ダンジョンマナのコストが大きすぎて無理だったよ。
家とその周辺エリアは、ダンジョンの外部部分に当たる。いざという時は放棄せざるを得ないので、あまりコストをかけたくない。
特に今はダンジョンマナ不足だからな。倹約生活が大事だ。
それで風呂やトイレも未設置だったというわけだ。とりあえずは風呂は身体拭きで済ませ、トイレは森の中ですればいいと思っていたのだが、そういうわけにもいかないか。
「やっぱ野ション形式はマズい?」
「ええ。曲りなりにも宿屋経営をするなら、この世界風のトイレは設置した方がいいかと。スライムを利用した安上がりなものでいいでしょう。あと身体を清める水場も設置しましょう。とりあえずは建物の外に井戸のようなものを設置するだけでいいと思います。それだけでも衛生面のイメージが良くなりますわ」
「そうかそうするか」
「そうしてくださいまし。野ションははしたないですし、優雅ではありませんので」
「ごめんね貧乏ダンジョンマスターで苦労かけて。うぅ、トイレも用意できなくてエリザに野ションさせるなんて、俺はなんて駄目なマスターだ……」
「お気になさらず。私はご主人様といられるなら肥溜めの中でも幸せですので。先ほどは一般的な価値観を述べたまでですわ」
深い穴を設置してそこにスライムを放り込めば、この世界で言うところの安上がりなトイレが出来上がるみたいだ。とりあえずは、その安上がりなトイレを設置しておくか。
豪華なトイレなんてこの世界の文明レベルと釣りあいそうにもないし、不信感をもたれるだけだろう。
まあダンジョンの奥深くには前世の日本にあったようなハイテクトイレを設置してもいいかもしれないがな。今はダンジョンマナが足りなくてそれどころじゃないけど。
「そういや、俺たちがスライムを倒しても意味はないな。吸血以外で経験値入らないんだもんな。蝙蝠たちに戦わせてレベリングさせるか」
「それがいいと思いますわ」
「蝙蝠たち、スライムと戦うんだ。ただし、無理はするなよ」
「キィ!」
お供の蝙蝠たちにスライムを狩らせて、レベリングさせる。何度か戦わせていると、レベル1だったのが、幾らかレベルが上がったようだ。
そうやって蝙蝠にスライムを狩らせ続け、スライムの魔石をいくつか確保した。
スライムは時間経過で分裂して増えるらしいので、数匹創造する分だけ魔石が確保できればいいだろう。あんまり多く魔石を確保する必要はない。
スライム狩りはほどほどのところでやめておき、次の行動に移ることにした。
「よし、蝙蝠たちも疲れてきたみたいだし、それじゃ次は食料でも探すか。エリザ、食べられるものがあったら教えてくれ」
「はい、わかりました」
背負った籠にスライムの核を仕舞うと、俺とエリザは森の奥深くへと足を踏み入れていった。
何か食料が見つかるといいんだけどな。
♦現在のヨミトのステータス♦
名前:ヨミト(lv.5)
種族:吸血鬼(ノーマル)
HP:30/30 MP:35/35
【変化】【魅了】【吸血】
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