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一章
エレーナの血
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ゴルド一味は無残な骸と化した。先ほどまで好き放題にやっていたというのに、もはや一言も喋ることはない。
「エリザ。ゴルドの血から何かラーニングできたか?」
「はい。スキル【共有】をラーニングできましたわ」
「おおそうか。俺とエリザで、それぞれ違うスキルだったか。まあ良かったな」
ゴルドを吸血したことで、俺が【威圧】、エリザが【共有】のスキルをゲットすることができた。
【威圧】は己の言うことを聞かせて反抗できなくするスキル。ただし、自分より上位の者には効果がないらしい。
【共有】は、己の持っているスキルの一つを誰かに貸し出すことができるスキルみたいだな。ただし、【吸血】などの一部スキルは貸し出すことができないらしい。
ゴルド以外からはスキルをラーニングできなかった。ステータス値が成長しただけだった。ゴルドは強力なスキルを持っていてそこそこ優秀だったが、あとはザコだったな。
「もう用済みだな」
血を回収し終えれば、ゴルドたちの死体に用はない。片付けるとしよう。
「よし、タロウたちはこいつらの死骸をダンジョンに運んで処理してくれ」
「承知しました。オイラたちにお任せください」
俺の命令によってテキパキと働いていくゴブリンたち。
ゴルドたちの屍はあっという間に宿屋の二階に運ばれ、二階に設置した転移陣からダンジョン内部へと運ばれていく。あとはダンジョンにいる大量のスライムが処理してくれるだろう。
なぜエレーナの宿屋に転移陣が設置あるかというと、昼間に宿をダンジョン化させたからだ。エレーナを眷属化させて手駒とし、宿をダンジョン化させたのだ。
元開拓団団長のチュウを眷属化させたことで、エレーナの説得は容易だった。ゴルド一味を討ち果たして平穏を取り戻すことを約束したら、あっさりこちら側についてくれたよ。
自分自身に危害が加えられているということもあるが、ゴルドたちの手から娘を守りたい一心だったんだろう。娘を思う心に付け込ませてもらえばちょろいもんだった。
俺の思惑通りにことは進んだな。火事場泥棒の計略“趁火打劫”成功だな。
エレーナの宿を居抜きする形で、店舗と従業員をゲットできたぜ。
「終わったようですね」
床の血溜まりなどをダンジョンから呼び寄せたスライムに片付けさせ、壊れた床やテーブルなどをダンジョンマスターの力を使って修復する。そんなことをしていると、二階からエレーナが降りてきた。
「やあエレーナ。うん終わったよ。ゴルドたちは全員始末した」
「そうですか。これで再び安心して夜を過ごせるのですね。ありがとうございました」
「いやいや気にしないでよ。眷属となったエレーナのために働くのは当然のことさ」
ゴルドが死んだと聞いて、エレーナは心底ホッとしたような表情を見せる。昼頃まで陰鬱だった彼女の表情だが、今では随分と晴れやかになっていた。
かなりやりたい放題されてたみたいだからね。気が気でない日々を過ごしていたのだろう。ようやく重荷から解放されたといったところか。重畳だな。
「アリアちゃんは?」
「ぐっすり眠っています。見たこともないようなふかふかのベッドがお気に入りのようです」
「そっか。そりゃ良かった」
エレーナの娘アリアは一号店(森の中にある家)に避難させておいた。人質にとられたり、万が一があると拙いと思ったからね。
まあ結果的には、ゴルドたちは万が一もなさそうなザコだったけど。
わざわざエレーナを囮に使って個室に誘き寄せて各個撃破する必要もなかったな。酔わせて弱体化させる必要もなかった。
「ヨミト様には感謝しても感謝し切れません。主人と息子の仇を討ってもらったばかりか、店まで修復して頂いて……」
「そんなに気にしないでいいよ。善意でやってるってわけでもないしね。エレーナが取引に応じてくれたからだよ」
「それでも、です。ヨミト様たちがやって来なければ、私たち母娘はどうなっていたか……。私たち一家のみならず、この村の将来すら暗澹たるものになっていたかもしれません」
「そう言われると照れるね」
エレーナにめっちゃ感謝されて頭を下げられて、逆にこちらが恐縮してしまう。
俺としてはダンジョンの勢力を広げるためにやっているだけだからね。困っていた人がいたから、そこに火事場泥棒的につけこませて頂いただけだ。
まあそれでもエレーナ母娘が助かって感謝されるのなら結果オーライだな。美人に感謝されるなんて照れるね。
(ふふ、エデンに来て一日ちょっとしか経ってないけど大収穫だな)
エレーナを絶対忠実な部下(眷属)として手に入れることができたし(ついでにチュウも)、エレーナの宿をダンジョン化させて俺の宿屋二号店としてオープンさせる下地を作ることもできた。
今後はこの宿からダンジョンマナの収入が入るだろう。人里の中にあるから、毎日のように収入があるはずだ。
投資した分(エレーナたちを眷属化させるのに使ったマナや、宿をダンジョン化させるのに使ったマナ)は、すぐに返ってくるだろう。幸先いいぜこれは。
「本当に感謝してもし切れません。取引としてこの身を捧げるという話でしたが、喜んで差し出させて頂きます」
「そっか。それじゃあ遠慮なく食べさせてもらおうか。それじゃエリザ、しばらくゴブリンたちの指揮を任せるよ。俺はこれからエレーナさんとお楽しみしてくる。エリザはその後でね」
「ええかしこまりましたわご主人様。ごゆっくりどうぞ」
エリザに指揮を任せ、俺はエレーナを伴って寝室に入った。
「どうぞ」
ベッドの上に座ったエレーナは、衣服を緩め、その柔らかな首筋を晒した。
「それじゃ遠慮なく」
俺はエレーナの首筋に優しく噛みつき、その血を存分に味わう。
「あう♡」
吸血されるエレーナは恍惚とした表情を見せる。
吸血鬼の虜になっているね。ご主人様に血を吸われて快感を得ているようだ。娘には見せられない顔しちゃってるね。
「んん、美味しいね。娘を思う母親の味がするよ。慈愛に満ちた味だ」
「あ、ありがとうございますぅ♡」
野蛮な男共に身を捧げてでも、娘を守るために、そして亡き夫と息子との思い出の場所を守るために頑張ったエレーナ。清らかな魂を持つ彼女の血は、中々の美味であった。
「うふふ、ご馳走様」
俺は首筋から垂れた血をペロリとひと舐めして余韻を味わってから口を離した。
――スキル【吸血】発動。経験値獲得。
――初めての対象であるのでボーナスを獲得。
――スキル【料理】を獲得。
料理:作る料理がより美味くなる。料理の習熟度にもボーナスが加わる。
美味しい血を堪能したついでに、新しいスキルをゲットできた。戦闘用スキルではないが、地味に嬉しいスキルだな。宿の料理人としての仕事が捗りそうだぜ。
♦現在のヨミトのステータス♦
名前:ヨミト(lv.40)
種族:吸血鬼(ノーマル)
HP:231/231 MP:237/237
【変化】【魅了】【吸血】【鬼語】【粗食】【獣の嗅覚】【獣の視覚】【獣の聴覚】【獣の味覚】
【剣術】【我慢】【起床】【睡眠】【威圧】【料理】
「エリザ。ゴルドの血から何かラーニングできたか?」
「はい。スキル【共有】をラーニングできましたわ」
「おおそうか。俺とエリザで、それぞれ違うスキルだったか。まあ良かったな」
ゴルドを吸血したことで、俺が【威圧】、エリザが【共有】のスキルをゲットすることができた。
【威圧】は己の言うことを聞かせて反抗できなくするスキル。ただし、自分より上位の者には効果がないらしい。
【共有】は、己の持っているスキルの一つを誰かに貸し出すことができるスキルみたいだな。ただし、【吸血】などの一部スキルは貸し出すことができないらしい。
ゴルド以外からはスキルをラーニングできなかった。ステータス値が成長しただけだった。ゴルドは強力なスキルを持っていてそこそこ優秀だったが、あとはザコだったな。
「もう用済みだな」
血を回収し終えれば、ゴルドたちの死体に用はない。片付けるとしよう。
「よし、タロウたちはこいつらの死骸をダンジョンに運んで処理してくれ」
「承知しました。オイラたちにお任せください」
俺の命令によってテキパキと働いていくゴブリンたち。
ゴルドたちの屍はあっという間に宿屋の二階に運ばれ、二階に設置した転移陣からダンジョン内部へと運ばれていく。あとはダンジョンにいる大量のスライムが処理してくれるだろう。
なぜエレーナの宿屋に転移陣が設置あるかというと、昼間に宿をダンジョン化させたからだ。エレーナを眷属化させて手駒とし、宿をダンジョン化させたのだ。
元開拓団団長のチュウを眷属化させたことで、エレーナの説得は容易だった。ゴルド一味を討ち果たして平穏を取り戻すことを約束したら、あっさりこちら側についてくれたよ。
自分自身に危害が加えられているということもあるが、ゴルドたちの手から娘を守りたい一心だったんだろう。娘を思う心に付け込ませてもらえばちょろいもんだった。
俺の思惑通りにことは進んだな。火事場泥棒の計略“趁火打劫”成功だな。
エレーナの宿を居抜きする形で、店舗と従業員をゲットできたぜ。
「終わったようですね」
床の血溜まりなどをダンジョンから呼び寄せたスライムに片付けさせ、壊れた床やテーブルなどをダンジョンマスターの力を使って修復する。そんなことをしていると、二階からエレーナが降りてきた。
「やあエレーナ。うん終わったよ。ゴルドたちは全員始末した」
「そうですか。これで再び安心して夜を過ごせるのですね。ありがとうございました」
「いやいや気にしないでよ。眷属となったエレーナのために働くのは当然のことさ」
ゴルドが死んだと聞いて、エレーナは心底ホッとしたような表情を見せる。昼頃まで陰鬱だった彼女の表情だが、今では随分と晴れやかになっていた。
かなりやりたい放題されてたみたいだからね。気が気でない日々を過ごしていたのだろう。ようやく重荷から解放されたといったところか。重畳だな。
「アリアちゃんは?」
「ぐっすり眠っています。見たこともないようなふかふかのベッドがお気に入りのようです」
「そっか。そりゃ良かった」
エレーナの娘アリアは一号店(森の中にある家)に避難させておいた。人質にとられたり、万が一があると拙いと思ったからね。
まあ結果的には、ゴルドたちは万が一もなさそうなザコだったけど。
わざわざエレーナを囮に使って個室に誘き寄せて各個撃破する必要もなかったな。酔わせて弱体化させる必要もなかった。
「ヨミト様には感謝しても感謝し切れません。主人と息子の仇を討ってもらったばかりか、店まで修復して頂いて……」
「そんなに気にしないでいいよ。善意でやってるってわけでもないしね。エレーナが取引に応じてくれたからだよ」
「それでも、です。ヨミト様たちがやって来なければ、私たち母娘はどうなっていたか……。私たち一家のみならず、この村の将来すら暗澹たるものになっていたかもしれません」
「そう言われると照れるね」
エレーナにめっちゃ感謝されて頭を下げられて、逆にこちらが恐縮してしまう。
俺としてはダンジョンの勢力を広げるためにやっているだけだからね。困っていた人がいたから、そこに火事場泥棒的につけこませて頂いただけだ。
まあそれでもエレーナ母娘が助かって感謝されるのなら結果オーライだな。美人に感謝されるなんて照れるね。
(ふふ、エデンに来て一日ちょっとしか経ってないけど大収穫だな)
エレーナを絶対忠実な部下(眷属)として手に入れることができたし(ついでにチュウも)、エレーナの宿をダンジョン化させて俺の宿屋二号店としてオープンさせる下地を作ることもできた。
今後はこの宿からダンジョンマナの収入が入るだろう。人里の中にあるから、毎日のように収入があるはずだ。
投資した分(エレーナたちを眷属化させるのに使ったマナや、宿をダンジョン化させるのに使ったマナ)は、すぐに返ってくるだろう。幸先いいぜこれは。
「本当に感謝してもし切れません。取引としてこの身を捧げるという話でしたが、喜んで差し出させて頂きます」
「そっか。それじゃあ遠慮なく食べさせてもらおうか。それじゃエリザ、しばらくゴブリンたちの指揮を任せるよ。俺はこれからエレーナさんとお楽しみしてくる。エリザはその後でね」
「ええかしこまりましたわご主人様。ごゆっくりどうぞ」
エリザに指揮を任せ、俺はエレーナを伴って寝室に入った。
「どうぞ」
ベッドの上に座ったエレーナは、衣服を緩め、その柔らかな首筋を晒した。
「それじゃ遠慮なく」
俺はエレーナの首筋に優しく噛みつき、その血を存分に味わう。
「あう♡」
吸血されるエレーナは恍惚とした表情を見せる。
吸血鬼の虜になっているね。ご主人様に血を吸われて快感を得ているようだ。娘には見せられない顔しちゃってるね。
「んん、美味しいね。娘を思う母親の味がするよ。慈愛に満ちた味だ」
「あ、ありがとうございますぅ♡」
野蛮な男共に身を捧げてでも、娘を守るために、そして亡き夫と息子との思い出の場所を守るために頑張ったエレーナ。清らかな魂を持つ彼女の血は、中々の美味であった。
「うふふ、ご馳走様」
俺は首筋から垂れた血をペロリとひと舐めして余韻を味わってから口を離した。
――スキル【吸血】発動。経験値獲得。
――初めての対象であるのでボーナスを獲得。
――スキル【料理】を獲得。
料理:作る料理がより美味くなる。料理の習熟度にもボーナスが加わる。
美味しい血を堪能したついでに、新しいスキルをゲットできた。戦闘用スキルではないが、地味に嬉しいスキルだな。宿の料理人としての仕事が捗りそうだぜ。
♦現在のヨミトのステータス♦
名前:ヨミト(lv.40)
種族:吸血鬼(ノーマル)
HP:231/231 MP:237/237
【変化】【魅了】【吸血】【鬼語】【粗食】【獣の嗅覚】【獣の視覚】【獣の聴覚】【獣の味覚】
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