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二章
飲み食い
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大通りには、多くの出店が立ち並ぶ。幟旗とかも立っていて、とても賑やかな雰囲気だ。
エデン村では見られない光景だね。人口が多い町ならでは、といった感じだ。
周辺の店の客足は疎らである。お昼時が過ぎているせいだろう。
一時休業している店もある。夜に向けての仕込みでもしているらしい。
そんな中、営業している屋台を見つけたので、俺とエリザはそこで飯を食うことにした。
近くに来るまでわからなかったが、どうやら串焼き屋さんらしい。
炭火で炙られたお肉の美味しそうな匂いが周囲に立ち込めていた。その匂いに誘われるようにして屋台に向かう。
「いらっしゃい」
「1シルで二人分、適当に頼みます」
「へい。酒も出せますが?」
「じゃあお願いします。エリザもそれでいいか?」
「構いませんわ」
一食分にしては多めの金を出したので、酒も出してくれた。
まあまあ良いお酒だ。肉や野菜の串焼きを食べながら、異世界のお酒の味に酔う。
真昼間から酒を飲んでいることになるが、今日の仕事は終わっているからいいだろう。
それにこれも仕事の一環だ。これからこの町に宿屋三号店をオープンしようというのだ。これはそのための事前調査とも言えるから、単なる飲み食いではなく仕事みたいなもんである。
だから昼間から酒を飲んでいても、決して駄目社会人というわけではない。立派に仕事をしているのだ。
「ところでこれって何の肉ですか?」
「それはラビンの肉。そっちはビッグラットの肉だ」
「へー、なかなか美味いですね」
「なかなかじゃなくて超美味いだろ? ウチは仕込みを丁寧にやってるからな。余所じゃこの味は出せねえよ」
「うんうん、超美味いです」
「ラビンはともかく、このビッグラットの肉は職人の腕の違いが出るからな。酷いところのだと臭くて食えたもんじゃねえ」
店主は俺たちと談笑しつつも、串焼きを焼き上げる手を止めない。その手さばきは見事だった。長年この町で商売やってるだけあるな。
「次はオーク肉の串焼きってやつをください」
「はいよ」
要望すると、店主はオーク肉の串焼きを焼いてくれた。
オーク肉は油ののった豚肉みたいな味がして非常に美味であった。出された肉の中じゃ一番美味かった。ご馳走様でした。
「さて。次はどこに行こうか」
「昨日は夕方に到着したので、あまり町を見て回れませんでしたからね。明るい内に色々と見て回りましょう」
「そうだなそうしよう」
エリザと共に、ミッドロウの町を巡っていく。色んな出店で買い食いしたり、新規オープンする店の候補地などを調査していく。
そんなことをしていると、夕方になった。
「エリザ、夕飯は屋台じゃなくて店舗を構えてる店で食べようか? そっちの方も調べないとだしな」
「ご主人様のご随意に。私は特に希望はありませんわ。強いて言うならば、昨日の酒場みたいに下郎のいるところは嫌ですわ」
「ハハ、そうか。じゃあ下郎のいなさそうな、ちょっとお高そうな店にでも行くか」
メイン通りには安っぽい大衆向けの店しかなかった。人に聞けば裏通りには高級店もあるというので、そちらへと向かう。
「こりゃまたドスケベだな」
「下品ですわね」
夜の裏通りは妖艶な雰囲気を醸し出していた。エッチなサービスをやるお店もあるようだな。客引きに立っているお姉さんもいる。
そういった大人向けの店は、桃色や紫色の派手な色のライトみたいなもので照らされていた。
電灯ではなく、“魔道具”というらしい。この世界にある科学的な道具は全て、魔道具と呼ばれているらしいな。
「ここにするか」
「ええ」
変なサービスをする店を避け、食事のみを提供する高級っぽい雰囲気のあるお店に入る。
レストランっぽいお店だ。高級そうな給仕服に身を包んだスタッフが給仕してくれるみたい。
「それじゃこのブル肉のステーキを」
「私もそれで」
「かしこまりました」
俺とエリザはブル肉のステーキというものを頼むことにした。
ブル肉というのは、ブルという魔物の肉で、牛肉っぽい見た目のお肉だ。
値段的には、オーク肉以上にお高い。ドラゴンの肉ほどではないが、この世界では高級品に分類されるらしい。
ブル肉のステーキなんて、今日の農場の仕事で得た報酬では到底払いきれないが、お金は持ってきているので大丈夫だ。
迷うことなく注文する。ついでにお酒も。
「んー、美味いな」
「ええそうですわね。良いお肉ですわ」
やがて配膳されたステーキを口へと運ぶ。肉を噛み締める。高級肉だけあって舌が蕩けそうなくらい美味い。最高だ。
「お水をどうぞ」
「どうも」
いつもおもてなしする側だが、たまにはおもてなしされる側もいいな。異世界のレストラン最高だ。
そんな幸せなひと時を過ごしていると、新たな客が来店してきた。
「今日は私が奢ってあげるわ。アンタたち、今日もうんと稼ぐのよ」
「はい。ありがとうございます。カーネラお姉様」
俺たちの近くの席に、綺麗どころのお姉さんの一団がやって来た。妙齢の美女に引き連れられた、若いお姉さんたちの集団だ。
「何だろうあの人たち」
「さあ。堅気っぽくはありませんね。でも美味しそうな子たちですわ」
エリザは若い女の子たちを見ながらペロリと舌なめずりする。
吸血衝動が湧いているようだな。つられて俺まで血を飲みたくなっちゃったぞ。
「よし、後をつけて血を頂いちゃうか。食後のデザートとして彼女たちの蜜を頂くか」
「ええ是非そうしましょうご主人様」
俺とエリザはひそひそとそんな会話をして邪悪に笑った。
先に食事を始めていた俺たちであるが、女の子たちの食事が終わるのに合わせるため、追加注文をしてゆっくりと過ごす。
「レイラ、何してんだい? パンなんて袋に入れて?」
「……猫にやろうかと」
「やれやれ、猫じゃなくてどうせあのノビルとかいうガキだろ? あんな無能なガキなんて放っておけばいいのにさ」
「……昼も夜も潰れたトマンばかりだと流石に可哀想なので」
「無能は潰れたトマン食えるだけでも有難いってもんでしょ」
若いお姉さんたちの内の一人、レイラという赤髪の女がパンを袋に詰めようとしていた。それを見て、他の女たちが口を挟んでいた。
「それにしても、あのノビルってガキ、本当に使えないわよね」
「本当。ガキの使いより酷いわよ。この前なんて掃除用具壊してカーネラお姉様に怒られてたし」
「レイラ、あのガキと同郷なんだって?」
「ええまあ」
お姉さんたちの会話には、ノビルという名が頻繁に出てくる。どこかで聞いた名だな。
ああ思い出した。昼間の農場にいた隈取少年と同じ名だな。同一人物だろうか。まさかな。
「――食べたならさっさと行くよ。準備してお客さん迎えないとね」
「はーい。カーネラお姉様」
女たちは手短に食事を済ませると、店から出て行く。
「出るようだな。俺たちも行くかエリザ」
「ええ」
俺たちはその後を追うことにした。
「――なるほど。この店の従業員たちだったか」
女たちを尾行した先にあったのは一軒のお店。“ミッドロウの宵蝶”という名前のお店だった。いわゆる夜のお店だ。
大きな洋館みたいな面構えの店である。
「かなりの高級店みたいだな」
「ええ。建物が大きいですし、この町最大の宿といった感じですわね」
綺麗どころの女の子と一晩過ごせる花宿といった感じか。大きい町だからこういう形態の宿もあるんだな。勉強になるぜ。
「ご主人様、どうされます?」
「そうだな。店の中がどうなってるか調査したいところだし、あの女の子たちの血も吸いたいところだしな。店に入ってみるか」
「お客として入りますか?」
「うん。でも二人で馬鹿正直に入店する必要もないな。無駄に金かかりそうだし。俺が客として入店するから、エリザはいつもの小動物形態で付いてきてくれ」
「かしこまりましたわ」
俺たちは物陰に隠れ、スキル【変化】を使う。俺は商人風の男へと変身し、エリザは小さな蝙蝠に変身して俺の胸ポケットに隠れた。
「さて行くか」
「ええレッツゴーですわ」
それから、俺たちは店の中に入っていったのであった。
エデン村では見られない光景だね。人口が多い町ならでは、といった感じだ。
周辺の店の客足は疎らである。お昼時が過ぎているせいだろう。
一時休業している店もある。夜に向けての仕込みでもしているらしい。
そんな中、営業している屋台を見つけたので、俺とエリザはそこで飯を食うことにした。
近くに来るまでわからなかったが、どうやら串焼き屋さんらしい。
炭火で炙られたお肉の美味しそうな匂いが周囲に立ち込めていた。その匂いに誘われるようにして屋台に向かう。
「いらっしゃい」
「1シルで二人分、適当に頼みます」
「へい。酒も出せますが?」
「じゃあお願いします。エリザもそれでいいか?」
「構いませんわ」
一食分にしては多めの金を出したので、酒も出してくれた。
まあまあ良いお酒だ。肉や野菜の串焼きを食べながら、異世界のお酒の味に酔う。
真昼間から酒を飲んでいることになるが、今日の仕事は終わっているからいいだろう。
それにこれも仕事の一環だ。これからこの町に宿屋三号店をオープンしようというのだ。これはそのための事前調査とも言えるから、単なる飲み食いではなく仕事みたいなもんである。
だから昼間から酒を飲んでいても、決して駄目社会人というわけではない。立派に仕事をしているのだ。
「ところでこれって何の肉ですか?」
「それはラビンの肉。そっちはビッグラットの肉だ」
「へー、なかなか美味いですね」
「なかなかじゃなくて超美味いだろ? ウチは仕込みを丁寧にやってるからな。余所じゃこの味は出せねえよ」
「うんうん、超美味いです」
「ラビンはともかく、このビッグラットの肉は職人の腕の違いが出るからな。酷いところのだと臭くて食えたもんじゃねえ」
店主は俺たちと談笑しつつも、串焼きを焼き上げる手を止めない。その手さばきは見事だった。長年この町で商売やってるだけあるな。
「次はオーク肉の串焼きってやつをください」
「はいよ」
要望すると、店主はオーク肉の串焼きを焼いてくれた。
オーク肉は油ののった豚肉みたいな味がして非常に美味であった。出された肉の中じゃ一番美味かった。ご馳走様でした。
「さて。次はどこに行こうか」
「昨日は夕方に到着したので、あまり町を見て回れませんでしたからね。明るい内に色々と見て回りましょう」
「そうだなそうしよう」
エリザと共に、ミッドロウの町を巡っていく。色んな出店で買い食いしたり、新規オープンする店の候補地などを調査していく。
そんなことをしていると、夕方になった。
「エリザ、夕飯は屋台じゃなくて店舗を構えてる店で食べようか? そっちの方も調べないとだしな」
「ご主人様のご随意に。私は特に希望はありませんわ。強いて言うならば、昨日の酒場みたいに下郎のいるところは嫌ですわ」
「ハハ、そうか。じゃあ下郎のいなさそうな、ちょっとお高そうな店にでも行くか」
メイン通りには安っぽい大衆向けの店しかなかった。人に聞けば裏通りには高級店もあるというので、そちらへと向かう。
「こりゃまたドスケベだな」
「下品ですわね」
夜の裏通りは妖艶な雰囲気を醸し出していた。エッチなサービスをやるお店もあるようだな。客引きに立っているお姉さんもいる。
そういった大人向けの店は、桃色や紫色の派手な色のライトみたいなもので照らされていた。
電灯ではなく、“魔道具”というらしい。この世界にある科学的な道具は全て、魔道具と呼ばれているらしいな。
「ここにするか」
「ええ」
変なサービスをする店を避け、食事のみを提供する高級っぽい雰囲気のあるお店に入る。
レストランっぽいお店だ。高級そうな給仕服に身を包んだスタッフが給仕してくれるみたい。
「それじゃこのブル肉のステーキを」
「私もそれで」
「かしこまりました」
俺とエリザはブル肉のステーキというものを頼むことにした。
ブル肉というのは、ブルという魔物の肉で、牛肉っぽい見た目のお肉だ。
値段的には、オーク肉以上にお高い。ドラゴンの肉ほどではないが、この世界では高級品に分類されるらしい。
ブル肉のステーキなんて、今日の農場の仕事で得た報酬では到底払いきれないが、お金は持ってきているので大丈夫だ。
迷うことなく注文する。ついでにお酒も。
「んー、美味いな」
「ええそうですわね。良いお肉ですわ」
やがて配膳されたステーキを口へと運ぶ。肉を噛み締める。高級肉だけあって舌が蕩けそうなくらい美味い。最高だ。
「お水をどうぞ」
「どうも」
いつもおもてなしする側だが、たまにはおもてなしされる側もいいな。異世界のレストラン最高だ。
そんな幸せなひと時を過ごしていると、新たな客が来店してきた。
「今日は私が奢ってあげるわ。アンタたち、今日もうんと稼ぐのよ」
「はい。ありがとうございます。カーネラお姉様」
俺たちの近くの席に、綺麗どころのお姉さんの一団がやって来た。妙齢の美女に引き連れられた、若いお姉さんたちの集団だ。
「何だろうあの人たち」
「さあ。堅気っぽくはありませんね。でも美味しそうな子たちですわ」
エリザは若い女の子たちを見ながらペロリと舌なめずりする。
吸血衝動が湧いているようだな。つられて俺まで血を飲みたくなっちゃったぞ。
「よし、後をつけて血を頂いちゃうか。食後のデザートとして彼女たちの蜜を頂くか」
「ええ是非そうしましょうご主人様」
俺とエリザはひそひそとそんな会話をして邪悪に笑った。
先に食事を始めていた俺たちであるが、女の子たちの食事が終わるのに合わせるため、追加注文をしてゆっくりと過ごす。
「レイラ、何してんだい? パンなんて袋に入れて?」
「……猫にやろうかと」
「やれやれ、猫じゃなくてどうせあのノビルとかいうガキだろ? あんな無能なガキなんて放っておけばいいのにさ」
「……昼も夜も潰れたトマンばかりだと流石に可哀想なので」
「無能は潰れたトマン食えるだけでも有難いってもんでしょ」
若いお姉さんたちの内の一人、レイラという赤髪の女がパンを袋に詰めようとしていた。それを見て、他の女たちが口を挟んでいた。
「それにしても、あのノビルってガキ、本当に使えないわよね」
「本当。ガキの使いより酷いわよ。この前なんて掃除用具壊してカーネラお姉様に怒られてたし」
「レイラ、あのガキと同郷なんだって?」
「ええまあ」
お姉さんたちの会話には、ノビルという名が頻繁に出てくる。どこかで聞いた名だな。
ああ思い出した。昼間の農場にいた隈取少年と同じ名だな。同一人物だろうか。まさかな。
「――食べたならさっさと行くよ。準備してお客さん迎えないとね」
「はーい。カーネラお姉様」
女たちは手短に食事を済ませると、店から出て行く。
「出るようだな。俺たちも行くかエリザ」
「ええ」
俺たちはその後を追うことにした。
「――なるほど。この店の従業員たちだったか」
女たちを尾行した先にあったのは一軒のお店。“ミッドロウの宵蝶”という名前のお店だった。いわゆる夜のお店だ。
大きな洋館みたいな面構えの店である。
「かなりの高級店みたいだな」
「ええ。建物が大きいですし、この町最大の宿といった感じですわね」
綺麗どころの女の子と一晩過ごせる花宿といった感じか。大きい町だからこういう形態の宿もあるんだな。勉強になるぜ。
「ご主人様、どうされます?」
「そうだな。店の中がどうなってるか調査したいところだし、あの女の子たちの血も吸いたいところだしな。店に入ってみるか」
「お客として入りますか?」
「うん。でも二人で馬鹿正直に入店する必要もないな。無駄に金かかりそうだし。俺が客として入店するから、エリザはいつもの小動物形態で付いてきてくれ」
「かしこまりましたわ」
俺たちは物陰に隠れ、スキル【変化】を使う。俺は商人風の男へと変身し、エリザは小さな蝙蝠に変身して俺の胸ポケットに隠れた。
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それから、俺たちは店の中に入っていったのであった。
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