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三章
地下水道お掃除依頼2/3
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「うわっ、臭っ」
「臭いがキツいですね」
地下水道はドブの臭いで満たされていた。溜められている汚水から酷い悪臭が漂っている。
いつぞやに行ったスライムが放牧されている谷の悪臭よりもよっぽど酷かった。
思わず鼻をつまんでしまった。パープルも鼻をつまんでいる。
しばらくすると鼻が慣れてくる。
「ああ嫌ですわ。臭いが染み付いてしまいます」
「エリザさん! 魔力が勿体ないですよ!」
臭いが身体に染み付くことを嫌ったのか、エリザは自身に浄化魔法をぶっ放しまくる。
それを見たパープルが慌てる。これから魔物がいるかもしれない場所に向かうのにMPを無駄遣いしている仲間を見て、ビックリしているようだ。
「やめてください。自殺行為ですよ。本当にやめてくださいね」
パープルに言われ、エリザは渋々浄化魔法を使うのをやめた。
「もうわかりましたわ。小うるさい坊やですわ」
「こ、小うるさい坊や……」
小うるさい坊や扱いされたパープルは呆然とした表情で固まっていた。
親切心で言ったのに素気無い対応されたらそりゃね。
「うわっ、でっかいゴキブリ!」
「あれはメガローチですね。管理局が放った魔物です。ここで放牧されているようですね。図書館の書物で見ました」
現れた魔物を見て思わず声を上げた俺に、パープルが解説してくれる。昨日ギルドの図書館で仕入れた知識らしい。
巨大なゴキブリみたいな生き物はメガローチといい、人間たちが放った魔物らしい。ここでは魔道具等を駆使して、メガローチを放牧しているようだ。
「なんでそんな魔物を放ってるの?」
「この地下水道はいわば巨大な処理槽なんですよ。前にスライム捕獲任務の時にゴミ処理の話をしたの覚えてますか?」
「ああなんとなく」
「王都みたいな多くの人間が集まるところでは、各家庭で処理槽を用意するよりも、巨大な処理槽を設置した方が効率がいいんですよ。それでこんな地下水道があるというわけです」
「なるほどね」
前に任務で訪れたことのある、スライム谷と同じ原理だな(二章参照)。
汚水槽を見ていると、メガローチがその大きな顎の牙を使って比較的大きなゴミをバラバラに砕き、細かくなったゴミをスライムが消化していた。
ここでは、各家庭から送られてきたゴミが二段階処理みたいな形で効率よく処理されているらしい。
「ここで放牧されているスライムとメガローチですが、食性に好き嫌いがあるみたいで、処理しきれないゴミが溝の底に溜まるんです。それを僕たちがドブさらいするというわけです」
「なるほどねぇ。施設の維持のために冒険者の俺たちが働いているというわけか」
俺(ダンジョンマスター)が使役するスライムは命令通りに動いて何でも消化してくれるが、この世界の住人が使役してもそうはならないようだ。
そのため、色々と不都合な点が生じるらしい。人が関わって手動でやらなきゃいけない部分が生じてくるようだ。それが今回のドブさらい任務というわけである。
「ここにいるスライムやメガローチたちは襲い掛かってこないの?」
「基本的には大丈夫のようです。スライム谷の時と同じで僕たちの姿を見つけたら逃げていくようですから。ただ、稀に異常個体がいて、襲い掛かってくることもあるそうです。その際は駆除します。ドブさらいをしつつ異常個体を発見駆除するのも僕たちの仕事です」
スライム谷の時と同じく異常個体が発生する場合があるらしい。それに対処するのも俺たちの仕事ってわけだ。
「大人しい個体をぶっ殺しちゃダメなの?」
「はい。大人しい個体を討伐することは厳禁です。まあ殺してもまずバレないと思いますが、同業者や巡回している管理局の人間に見られたら大変ですよ。減給必至です」
「そっか。大人しい個体ぶっ殺しまくれば効率良くレベリングできそうだと思ったけど不味いか」
「絶対にそんなことしないでくださいね! 管理局に怒られますから!」
「わかってるよ例えばの話だよ」
真面目なパープルは俺の例えばの話を本気に捉えたのか、口を酸っぱくして注意してくる。
「皆さん、ここ王都ではドブさらいは冒険者として最下級の仕事です。といっても、鉄等級の仕事には変わりがありません。戦闘もあるので下手すれば命を落とします。気を引き締めて下さいね。特にヨミトさんとエリザさん。緊張感がまったく感じられないので、お願いしますよ」
「了解了解」
「わかっていますわ。小うるさい坊やですこと」
「本当にわかっているんですかね……」
なんかパープルがリーダーみたいな感じになってるな。委員長タイプみたいだし、俺よりよっぽどリーダー役が似合うな。
「それじゃみんなの鼻も慣れてきたし、目的の場所まで行こうか。パパッと仕事を終わらせて帰ろう」
「はい」
このままじゃいかんと思い、リーダーっぽく号令をかける。それから俺たちは指定された地下水道の区域へと向かった。
「あの一匹だけ壁にへばりついているメガローチは怪しいですね。気をつけてください。ギルドにあった資料によると、異常個体の可能性が高いです」
「そうか。ノビルよろしく」
「おう」
道中、パープルが立ち止まって警戒を促してくる。
――ガサゴソッ。
「おっ、やっぱり向かってきたか」
俺たちが近づくと、案の定、そのメガローチは壁から飛び跳ねてこちらへと向かってきた。
「おらっ!」
待ってましたとばかりにノビルが斧を振るってメガローチを粉砕する。メガローチはグシャリと潰されて息絶えた。
「やはり異常個体だったみたいですね」
「うん。パープル君のおかげで面倒なことがなくてよかったよ」
そんな感じで異常個体のメガローチやスライムの奇襲を受けつつも、俺たちは無事に目的の区画へと到達した。
「では、ドブの中に入ってドブをさらう人と、さらったドブを袋に詰める人、魔物の奇襲に備える人――の三チームに分かれましょうか。ヨミトさん、どうします?」
「じゃあ俺とノビルがドブさらいをしようか」
俺とノビルがドブさらい、パープルとレイラが袋詰め、エリザとメリッサが魔物への警戒、という役割構成になった。
「きったないねえ」
「これも修行だな」
俺とノビルは管理局に渡された胴付き長靴のような作業服を上から着込み、ドブの中に入っていく。そして底に溜まっているドブを通路部分にさらい上げる。
さらい上げたドブは、俺たちと同じく胴付き長靴姿のパープルとレイラが袋詰めしていく。
それからはひたすら黙々と同じ作業を繰り返す。
「ふぅふぅ。結構キツいな……」
「ノビル、交代する?」
「あぁ、頼む」
途中でノビルとレイラが役割を交代する。
「あー、疲れたぁ」
「レイラさん、僕、代わりますよ」
「うんお願い」
しばらくするとレイラもへばり、レイラとパープルが役割を交代する。
そんな感じで、ノビル、レイラ、パープルというローテーションでドブさらいを続行していく。
その間、俺はほぼノンストップでドブをさらい続けた。
吸血鬼の体力に加え、王都に来る途上でラビンの血からゲットしたスキル【穴掘】のおかげで全然疲れない。我ながら化け物みたいにノンストップで動けるぜ。ドブさらいマシーンになっているみたいだ。
「ヨミトさん、本当に休まなくて大丈夫なんですか?」
「ああ大丈夫だよ。早く仕事終わらせたいし、ノンストップで黙々とやるよ」
「そうですか。疲れたら言ってくださいね。無理して倒れられたら困りますし」
「ああお気遣いありがとうパープル君」
俺は再びドブさらいを続ける。
このドブをすくう度、社会に貢献できているんだな。今の俺、めっちゃ社会貢献しているな。俺社会に役立つ吸血鬼になれてるな。最高だ。
そんなことをパープルに言ったら(無論吸血鬼云々は言わないけど)、彼はめっちゃ感動していた。それで僕も負けていられませんとか言って、猛烈な勢いでドブをさらい始めた。
(社会貢献って素晴らしいな!)
そうして俺たちは凄まじいスピードでドブさらいを行った。
「臭いがキツいですね」
地下水道はドブの臭いで満たされていた。溜められている汚水から酷い悪臭が漂っている。
いつぞやに行ったスライムが放牧されている谷の悪臭よりもよっぽど酷かった。
思わず鼻をつまんでしまった。パープルも鼻をつまんでいる。
しばらくすると鼻が慣れてくる。
「ああ嫌ですわ。臭いが染み付いてしまいます」
「エリザさん! 魔力が勿体ないですよ!」
臭いが身体に染み付くことを嫌ったのか、エリザは自身に浄化魔法をぶっ放しまくる。
それを見たパープルが慌てる。これから魔物がいるかもしれない場所に向かうのにMPを無駄遣いしている仲間を見て、ビックリしているようだ。
「やめてください。自殺行為ですよ。本当にやめてくださいね」
パープルに言われ、エリザは渋々浄化魔法を使うのをやめた。
「もうわかりましたわ。小うるさい坊やですわ」
「こ、小うるさい坊や……」
小うるさい坊や扱いされたパープルは呆然とした表情で固まっていた。
親切心で言ったのに素気無い対応されたらそりゃね。
「うわっ、でっかいゴキブリ!」
「あれはメガローチですね。管理局が放った魔物です。ここで放牧されているようですね。図書館の書物で見ました」
現れた魔物を見て思わず声を上げた俺に、パープルが解説してくれる。昨日ギルドの図書館で仕入れた知識らしい。
巨大なゴキブリみたいな生き物はメガローチといい、人間たちが放った魔物らしい。ここでは魔道具等を駆使して、メガローチを放牧しているようだ。
「なんでそんな魔物を放ってるの?」
「この地下水道はいわば巨大な処理槽なんですよ。前にスライム捕獲任務の時にゴミ処理の話をしたの覚えてますか?」
「ああなんとなく」
「王都みたいな多くの人間が集まるところでは、各家庭で処理槽を用意するよりも、巨大な処理槽を設置した方が効率がいいんですよ。それでこんな地下水道があるというわけです」
「なるほどね」
前に任務で訪れたことのある、スライム谷と同じ原理だな(二章参照)。
汚水槽を見ていると、メガローチがその大きな顎の牙を使って比較的大きなゴミをバラバラに砕き、細かくなったゴミをスライムが消化していた。
ここでは、各家庭から送られてきたゴミが二段階処理みたいな形で効率よく処理されているらしい。
「ここで放牧されているスライムとメガローチですが、食性に好き嫌いがあるみたいで、処理しきれないゴミが溝の底に溜まるんです。それを僕たちがドブさらいするというわけです」
「なるほどねぇ。施設の維持のために冒険者の俺たちが働いているというわけか」
俺(ダンジョンマスター)が使役するスライムは命令通りに動いて何でも消化してくれるが、この世界の住人が使役してもそうはならないようだ。
そのため、色々と不都合な点が生じるらしい。人が関わって手動でやらなきゃいけない部分が生じてくるようだ。それが今回のドブさらい任務というわけである。
「ここにいるスライムやメガローチたちは襲い掛かってこないの?」
「基本的には大丈夫のようです。スライム谷の時と同じで僕たちの姿を見つけたら逃げていくようですから。ただ、稀に異常個体がいて、襲い掛かってくることもあるそうです。その際は駆除します。ドブさらいをしつつ異常個体を発見駆除するのも僕たちの仕事です」
スライム谷の時と同じく異常個体が発生する場合があるらしい。それに対処するのも俺たちの仕事ってわけだ。
「大人しい個体をぶっ殺しちゃダメなの?」
「はい。大人しい個体を討伐することは厳禁です。まあ殺してもまずバレないと思いますが、同業者や巡回している管理局の人間に見られたら大変ですよ。減給必至です」
「そっか。大人しい個体ぶっ殺しまくれば効率良くレベリングできそうだと思ったけど不味いか」
「絶対にそんなことしないでくださいね! 管理局に怒られますから!」
「わかってるよ例えばの話だよ」
真面目なパープルは俺の例えばの話を本気に捉えたのか、口を酸っぱくして注意してくる。
「皆さん、ここ王都ではドブさらいは冒険者として最下級の仕事です。といっても、鉄等級の仕事には変わりがありません。戦闘もあるので下手すれば命を落とします。気を引き締めて下さいね。特にヨミトさんとエリザさん。緊張感がまったく感じられないので、お願いしますよ」
「了解了解」
「わかっていますわ。小うるさい坊やですこと」
「本当にわかっているんですかね……」
なんかパープルがリーダーみたいな感じになってるな。委員長タイプみたいだし、俺よりよっぽどリーダー役が似合うな。
「それじゃみんなの鼻も慣れてきたし、目的の場所まで行こうか。パパッと仕事を終わらせて帰ろう」
「はい」
このままじゃいかんと思い、リーダーっぽく号令をかける。それから俺たちは指定された地下水道の区域へと向かった。
「あの一匹だけ壁にへばりついているメガローチは怪しいですね。気をつけてください。ギルドにあった資料によると、異常個体の可能性が高いです」
「そうか。ノビルよろしく」
「おう」
道中、パープルが立ち止まって警戒を促してくる。
――ガサゴソッ。
「おっ、やっぱり向かってきたか」
俺たちが近づくと、案の定、そのメガローチは壁から飛び跳ねてこちらへと向かってきた。
「おらっ!」
待ってましたとばかりにノビルが斧を振るってメガローチを粉砕する。メガローチはグシャリと潰されて息絶えた。
「やはり異常個体だったみたいですね」
「うん。パープル君のおかげで面倒なことがなくてよかったよ」
そんな感じで異常個体のメガローチやスライムの奇襲を受けつつも、俺たちは無事に目的の区画へと到達した。
「では、ドブの中に入ってドブをさらう人と、さらったドブを袋に詰める人、魔物の奇襲に備える人――の三チームに分かれましょうか。ヨミトさん、どうします?」
「じゃあ俺とノビルがドブさらいをしようか」
俺とノビルがドブさらい、パープルとレイラが袋詰め、エリザとメリッサが魔物への警戒、という役割構成になった。
「きったないねえ」
「これも修行だな」
俺とノビルは管理局に渡された胴付き長靴のような作業服を上から着込み、ドブの中に入っていく。そして底に溜まっているドブを通路部分にさらい上げる。
さらい上げたドブは、俺たちと同じく胴付き長靴姿のパープルとレイラが袋詰めしていく。
それからはひたすら黙々と同じ作業を繰り返す。
「ふぅふぅ。結構キツいな……」
「ノビル、交代する?」
「あぁ、頼む」
途中でノビルとレイラが役割を交代する。
「あー、疲れたぁ」
「レイラさん、僕、代わりますよ」
「うんお願い」
しばらくするとレイラもへばり、レイラとパープルが役割を交代する。
そんな感じで、ノビル、レイラ、パープルというローテーションでドブさらいを続行していく。
その間、俺はほぼノンストップでドブをさらい続けた。
吸血鬼の体力に加え、王都に来る途上でラビンの血からゲットしたスキル【穴掘】のおかげで全然疲れない。我ながら化け物みたいにノンストップで動けるぜ。ドブさらいマシーンになっているみたいだ。
「ヨミトさん、本当に休まなくて大丈夫なんですか?」
「ああ大丈夫だよ。早く仕事終わらせたいし、ノンストップで黙々とやるよ」
「そうですか。疲れたら言ってくださいね。無理して倒れられたら困りますし」
「ああお気遣いありがとうパープル君」
俺は再びドブさらいを続ける。
このドブをすくう度、社会に貢献できているんだな。今の俺、めっちゃ社会貢献しているな。俺社会に役立つ吸血鬼になれてるな。最高だ。
そんなことをパープルに言ったら(無論吸血鬼云々は言わないけど)、彼はめっちゃ感動していた。それで僕も負けていられませんとか言って、猛烈な勢いでドブをさらい始めた。
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