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四章
牧場娘と病弱美少女?
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既に家周辺にノビルの姿はなく、どこに行ったかは定かではない。追いかけるのは至難の業だが、俺たちには心強い味方がいる。
「ダックス、頼むぞ」
「ワン!」
前にベイカーさんの行方を探った時のように、ペットの犬の力を借りることにする。家を留守にするわけにはいかないので、今回はダックスだけを連れて行くことにしよう。
三匹の中ではダックスが一番鼻が利いてて小柄で追跡に向いているからね。他の二匹はどちらかというと戦闘向きなので、今回はお留守番してもらおう。
「そんじゃ、俺とエリザは猫の姿で移動するとするか。大勢でぞろぞろと動くと目立つしね。尾行がバレちゃう」
「了解ですわ」
俺とエリザはスキル【変化】を使い、それぞれ黒猫と白猫に姿を変えた。その状態で移動することにする。
「こっちみたいだな」
ダックスにノビルの使っているタオルの臭いを嗅がせると、行方を追って走り出した。俺たちはその後を追っていく。どうやらそう遠くには行っていないみたいだ。
「いたいた」
しばらく追跡すると、農業地区の外れの道を歩いているノビルを発見した。農業地区のどこかへと向かっているようだ。
ノビルのその足取りは軽い。確かに言われてみれば、ウキウキしているように見えるな。
「サンキュ、ダックス。後でご褒美をやるからな」
「ワン!」
ノビルを発見したので、ダックスにはここでお帰りいただこう。ダックスは後でご褒美が貰えると聞いて、尻尾を振りながら帰っていった。
「あの野郎、どこに行こうってんだ?」
「やっぱバイト先じゃない? アイツ、農業地区の牧場で働いてるって話だから」
メリッサとレイラが物陰に隠れつつ、小さな声で会話をする。
俺たちはノビルに気取られないように後を追った。
「おい、ここって」
「たぶんあの坊やの働いてる牧場だと思いますわ」
ノビルがやって来たのは、牧場だった。
農奴が暮らしていると思われる宿舎もあるから、それなりに大きな牧場のようだ。羊と牛みたいな人工魔物を飼っているらしい。
「どうやらバイトのようだね」
「そのようですわ」
「なんだよ。ただのバイトかよ。つまんねーの」
「でも今日バイトがあるなんてアイツ一言も……」
ただのバイトかと落胆する一同。だが、次の瞬間、皆が驚くこととなった。
「おいおい! あれって!」
「嘘っ!?」
牧場主のものと思われる家から、一人の娘が出てきた。作業着と思われるデニムっぽい生地のツナギを着た娘である。
ツナギの上半身部分がパツンパツンになるくらいの女性の象徴をお持ちの娘だった。ツナギのショルダー部分がはち切れそうなくらいである。
(へえ。あんな子がわりと近所に住んでいたんだな。まだ血を吸ったことないや)
凄い可愛い、爆乳元気娘って感じの少女だった。ティーシャツの上にツナギを着ているというのに、胸の存在がありありとわかる。
まさかの爆乳娘の登場で、俺たちのテンションはうなぎのぼりだ。レイラだけはショックなのか呆然としていたが。
「やっぱ女じゃねえか! あの野郎、あんなクソデカ乳の可愛い子捕まえやがって!」
「ん~、でもちょっと様子が変ですわね。彼女さんって感じじゃないですわ」
メリッサが興奮したように言うのを遮り、エリザが冷静に状況を判断する。
エリザの言う通り、彼氏彼女って間柄じゃなさそうだ。傍目から見て、どこか余所余所しい会話をしている。
「アキ、ノビル君が来たよ~」
「今行く」
牧場娘の声に答え、家の中から小柄な子が出てくる。
小柄なノビルよりもさらに一回り小さな子だ。目元に大きな隈があるものの、これまた可愛い子である。例えるなら、不健康そうな美少女って感じかな。
「ごほごほ、おはようノビル」
「ああ。おはようアキ。それじゃ行こうか」
二人は親しげに肩を叩きながら、並んで歩いていった。このまま二人で出かけて行くらしい。
「どうやらこっちの方が本命みたいだな! やるじゃねえか!」
「嘘……ノビルがそんな……」
「くくく、やっぱ口うるさい幼馴染より、年下の大人しく清楚そうな娘の方がいいってこったな!」
「だから私は別にノビルのことなんて!」
「はいはい、喧嘩ストップ。このまま二人の行方を追ってみようか」
喧嘩しそうになるメリッサとレイラを宥め、俺たちは追跡を続行する。
その後、ノビルとアキという子は商業地区へと向かい、そこで仲良く遊んでいた。アイスなどを買い食いしながら、楽しげにお喋りしたりしていた。
どうやら全部ノビルが奢ってあげているみたいだ。太っ腹だねノビル。
「また一曲聞かせてくれよ」
「ごほごほっ、いいよ」
商業地区での遊びに満足した二人は、公共地区の公園のベンチに座りながらゆったりと過ごし始める。
やがてアキって子が懐から笛を取り出し、奏で始める。その演奏を目を瞑りながら聞き入るノビル。
「ごほごほっ、ごめん!」
「大丈夫だ。もう一度同じところから聞かせてくれ」
「うん」
アキって子は笛を吹くのが上手みたいだね。たまに咳き込んじゃって変な音を出しちゃうものの、それ以外の箇所の演奏は見事としか言いようがない。公園を歩いている人がつい振り返っちゃうくらいだ。
気管支さえ強ければ立派な笛の演奏家になれるだろうに、って思えるね。病弱そうなのが残念だ。
それにしても、あれは彼女の笛の演奏に聞き入る彼氏って光景にしか見えないね。
「完全にカップルじゃねえか。決まりだな。あの野郎、近頃はあの子と遊んでたんだろ」
「……そうみたいね」
「ねえ今どんな気持ち? 好きな幼馴染がぽっと出の年下不健康笛吹き美少女に奪われて、ねえどんな気持ち?」
「……五月蝿いメリッサ。ノビルのことなんてどうでもいいし。誰と付き合ってようが関係ないし」
「どうでもいいというわりには、めっちゃ顔が引きつってんぞ~」
「……アンタ、死にたいの?」
メリッサがここぞとばかりにレイラを煽っていた。
メリッサの煽り顔は、本当にムカつくくらい面白い顔だ。魔法使いとは思えない知性に欠けた顔で笑える。ヤンキー娘の煽り顔は面白いな。
「ご主人様……ちょっと」
「ん? 何?」
メリッサとレイラの喧嘩を微笑ましく思いながら見ていると、エリザが顔を寄せてきて、ぼそっと呟く。
「あの不健康そうな子……男の子だと思われますわ」
「え? ノビルってそっち系? 新たな性的嗜好に目覚めちゃったの?」
「いえ、あの坊やが発情してる風には思えませんわ。ただのお友達かと」
「なるほどねぇ」
どうやらノビルの彼女だと思われたアキって子は、実は男の娘らしい。
男の娘――つまりは、女の子に見えるけど男の子ということだ。
ノビルは女の子とデートしていたわけではなく、バイト先で知り合った同性の友達と遊んでいただけのようだ。
「ま、面白そうだから黙っていようか」
「そうですわね」
真実は明らかとなったが、メリッサとレイラの反応が面白いので、俺とエリザはしばらく黙っていることにしたのであった。
「ダックス、頼むぞ」
「ワン!」
前にベイカーさんの行方を探った時のように、ペットの犬の力を借りることにする。家を留守にするわけにはいかないので、今回はダックスだけを連れて行くことにしよう。
三匹の中ではダックスが一番鼻が利いてて小柄で追跡に向いているからね。他の二匹はどちらかというと戦闘向きなので、今回はお留守番してもらおう。
「そんじゃ、俺とエリザは猫の姿で移動するとするか。大勢でぞろぞろと動くと目立つしね。尾行がバレちゃう」
「了解ですわ」
俺とエリザはスキル【変化】を使い、それぞれ黒猫と白猫に姿を変えた。その状態で移動することにする。
「こっちみたいだな」
ダックスにノビルの使っているタオルの臭いを嗅がせると、行方を追って走り出した。俺たちはその後を追っていく。どうやらそう遠くには行っていないみたいだ。
「いたいた」
しばらく追跡すると、農業地区の外れの道を歩いているノビルを発見した。農業地区のどこかへと向かっているようだ。
ノビルのその足取りは軽い。確かに言われてみれば、ウキウキしているように見えるな。
「サンキュ、ダックス。後でご褒美をやるからな」
「ワン!」
ノビルを発見したので、ダックスにはここでお帰りいただこう。ダックスは後でご褒美が貰えると聞いて、尻尾を振りながら帰っていった。
「あの野郎、どこに行こうってんだ?」
「やっぱバイト先じゃない? アイツ、農業地区の牧場で働いてるって話だから」
メリッサとレイラが物陰に隠れつつ、小さな声で会話をする。
俺たちはノビルに気取られないように後を追った。
「おい、ここって」
「たぶんあの坊やの働いてる牧場だと思いますわ」
ノビルがやって来たのは、牧場だった。
農奴が暮らしていると思われる宿舎もあるから、それなりに大きな牧場のようだ。羊と牛みたいな人工魔物を飼っているらしい。
「どうやらバイトのようだね」
「そのようですわ」
「なんだよ。ただのバイトかよ。つまんねーの」
「でも今日バイトがあるなんてアイツ一言も……」
ただのバイトかと落胆する一同。だが、次の瞬間、皆が驚くこととなった。
「おいおい! あれって!」
「嘘っ!?」
牧場主のものと思われる家から、一人の娘が出てきた。作業着と思われるデニムっぽい生地のツナギを着た娘である。
ツナギの上半身部分がパツンパツンになるくらいの女性の象徴をお持ちの娘だった。ツナギのショルダー部分がはち切れそうなくらいである。
(へえ。あんな子がわりと近所に住んでいたんだな。まだ血を吸ったことないや)
凄い可愛い、爆乳元気娘って感じの少女だった。ティーシャツの上にツナギを着ているというのに、胸の存在がありありとわかる。
まさかの爆乳娘の登場で、俺たちのテンションはうなぎのぼりだ。レイラだけはショックなのか呆然としていたが。
「やっぱ女じゃねえか! あの野郎、あんなクソデカ乳の可愛い子捕まえやがって!」
「ん~、でもちょっと様子が変ですわね。彼女さんって感じじゃないですわ」
メリッサが興奮したように言うのを遮り、エリザが冷静に状況を判断する。
エリザの言う通り、彼氏彼女って間柄じゃなさそうだ。傍目から見て、どこか余所余所しい会話をしている。
「アキ、ノビル君が来たよ~」
「今行く」
牧場娘の声に答え、家の中から小柄な子が出てくる。
小柄なノビルよりもさらに一回り小さな子だ。目元に大きな隈があるものの、これまた可愛い子である。例えるなら、不健康そうな美少女って感じかな。
「ごほごほ、おはようノビル」
「ああ。おはようアキ。それじゃ行こうか」
二人は親しげに肩を叩きながら、並んで歩いていった。このまま二人で出かけて行くらしい。
「どうやらこっちの方が本命みたいだな! やるじゃねえか!」
「嘘……ノビルがそんな……」
「くくく、やっぱ口うるさい幼馴染より、年下の大人しく清楚そうな娘の方がいいってこったな!」
「だから私は別にノビルのことなんて!」
「はいはい、喧嘩ストップ。このまま二人の行方を追ってみようか」
喧嘩しそうになるメリッサとレイラを宥め、俺たちは追跡を続行する。
その後、ノビルとアキという子は商業地区へと向かい、そこで仲良く遊んでいた。アイスなどを買い食いしながら、楽しげにお喋りしたりしていた。
どうやら全部ノビルが奢ってあげているみたいだ。太っ腹だねノビル。
「また一曲聞かせてくれよ」
「ごほごほっ、いいよ」
商業地区での遊びに満足した二人は、公共地区の公園のベンチに座りながらゆったりと過ごし始める。
やがてアキって子が懐から笛を取り出し、奏で始める。その演奏を目を瞑りながら聞き入るノビル。
「ごほごほっ、ごめん!」
「大丈夫だ。もう一度同じところから聞かせてくれ」
「うん」
アキって子は笛を吹くのが上手みたいだね。たまに咳き込んじゃって変な音を出しちゃうものの、それ以外の箇所の演奏は見事としか言いようがない。公園を歩いている人がつい振り返っちゃうくらいだ。
気管支さえ強ければ立派な笛の演奏家になれるだろうに、って思えるね。病弱そうなのが残念だ。
それにしても、あれは彼女の笛の演奏に聞き入る彼氏って光景にしか見えないね。
「完全にカップルじゃねえか。決まりだな。あの野郎、近頃はあの子と遊んでたんだろ」
「……そうみたいね」
「ねえ今どんな気持ち? 好きな幼馴染がぽっと出の年下不健康笛吹き美少女に奪われて、ねえどんな気持ち?」
「……五月蝿いメリッサ。ノビルのことなんてどうでもいいし。誰と付き合ってようが関係ないし」
「どうでもいいというわりには、めっちゃ顔が引きつってんぞ~」
「……アンタ、死にたいの?」
メリッサがここぞとばかりにレイラを煽っていた。
メリッサの煽り顔は、本当にムカつくくらい面白い顔だ。魔法使いとは思えない知性に欠けた顔で笑える。ヤンキー娘の煽り顔は面白いな。
「ご主人様……ちょっと」
「ん? 何?」
メリッサとレイラの喧嘩を微笑ましく思いながら見ていると、エリザが顔を寄せてきて、ぼそっと呟く。
「あの不健康そうな子……男の子だと思われますわ」
「え? ノビルってそっち系? 新たな性的嗜好に目覚めちゃったの?」
「いえ、あの坊やが発情してる風には思えませんわ。ただのお友達かと」
「なるほどねぇ」
どうやらノビルの彼女だと思われたアキって子は、実は男の娘らしい。
男の娘――つまりは、女の子に見えるけど男の子ということだ。
ノビルは女の子とデートしていたわけではなく、バイト先で知り合った同性の友達と遊んでいただけのようだ。
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