135 / 291
四章
オーク討伐依頼5/13(ガンドリィの血)
しおりを挟む
「まずはここか。スキル【獣の聴覚】を使って調べた限り、人がいることは確かだな」
「ええそのようですわね」
俺とエリザはまず最も手近にあった馬小屋の中に入る。
馬小屋は、さっき俺たちがいた農作業小屋と同じように売春小屋に急遽改造されていた。元が馬小屋だけにとても広々とした空間である。そこに、四組の裸の男女がいた。
ガンドリィ以外のメンバーと、彼らに宛がわれた娼婦のようだな。
一戦やり終えた後って感じだ。ピロートークを楽しんでいるらしい。
「どうだ若造共、初めての女はよぉ」
「最高っした」
「あはは可愛い」
ヒゲクマだったか。そのドワーフの年長の男が冗談めかしく若い男たちを茶化している。若い男たちがハイテンション気味に騒ぎ、それを娼婦の女たちが囃し立てている。
淫らで退廃的だが、なんとも楽しげな雰囲気だ。
男たちはスキル【魅了】の効果を受けているわけじゃないのに、受けたみたいにのぼせた表情をしているな。異郷の地で普段とは違う体験をし、完全に舞い上がっているといった感じだ。
(ちと人数が多いな。大丈夫かな?)
若い男と娼婦らは弱そうなので魅了するのは簡単だろう。だがヒゲクマは鋼等級の熟練の冒険者だ。魅了するのは少し骨が折れるかもしれない。
「どうぞ」
「ああ悪いな姉ちゃんよぉ」
ヒゲクマは娼婦に酒を勧められ、それを飲み干していく。ドワーフだけあって酒好きのようだ。かなりのハイペースで飲んでいる。
油断し切っているようだ。まさか村の中で魔物の奇襲があるなんて思ってもみないのだろう。
この様子なら大丈夫そうだな。念のためにエリザと二人がかりでいけば余裕だろう。
「行くぞエリザ」
「ええ」
――スキル【魅了】発動。
俺とエリザは吸血鬼形態でその場に現れると、相手が騒ぎ始める前に、一気にスキルを発動した。
八人全員、あっという間に制圧できた。
「ふふ、鋼鉄の旅団というのも意外と大したことないな。こんな簡単に落ちるとは」
「うふふ、そのようですわね」
魅了されて囚われている冒険者の男たち。大層な装備品を着こんでいた昼間の姿はそれなりに格好良かったというのに、全裸で間抜け面を晒している今の姿はなんとも珍妙だな。
「裸でいてくれるから吸いやすいな。さて、誰が来るともわからん。さっさと頂いておくか」
「そうですわね」
俺とエリザはそれぞれ好きな獲物を手に取り、吸血していく。
気分はビュッフェだな。好きな食べ物を選んでちょこっとずつつまんでいく、ビュッフェ形式のお店で食事しているみたいだ。
「うーん微妙」
「微妙ですわね」
さっきの娼婦の子たちと比べると、誰もがいまいちな味だった。
若い男は欲に塗れていてあんまり美味しくなかった。娼婦も先ほどの三人と比べると全然駄目。若くないし欲に塗れているようだった。まあ腹の足しにはなったがな。
唯一、ヒゲクマだけは強いのか、まあまあな味だった。それでも先ほどの娼婦と比べると全然だが。
「がっかりだな」
「がっかりですわね」
気分はあんまり美味しくないビュッフェ形式のお店に行った時みたいだ。期待していたのと違って残念、みたいな感じ。
俺とエリザは二人揃ってシュンとした気分になり、翼を折り畳んだのであった。
まあ勝手に吸血しているので、ただ飯食らっているようなもんだけどね。ビュッフェ形式のお店に金を払わずに紛れ込んで、それで好き勝手言っているようなもんだ。ただ飯食らっておいて酷い言い草だと、我ながら思う。
――スキル【吸血】発動。経験値獲得。
――初めての対象であるのでボーナスを獲得。
――最大HPが3、体力が2、器用が2、魅力が1増えた。
――スキル【鎚術】を獲得。
鎚術:鎚を用いる際に恩恵がある。鎚の習熟が早まる。
ステータス値が伸びるばかりであったが、ドワーフの男(ヒゲクマ)から唯一スキルが貰えた。
ヒゲクマはハンマーを武器にして戦っているからか、それに関するスキルを持っていたようだな。
俺もエリザも特にハンマーを使って戦おうとは思わないけど、持ってて損はないわけだし、有難くもらっておこう。スキルコレクション的な意味では大満足だ。
「さてじゃあお次はガンドリィの所に行くか」
「ええそうですわね。トロール男の血を頂きに参りましょう」
俺とエリザはヒゲクマたちのいた馬小屋を後にすると、今度はガンドリィのいるであろう小屋に向かった。
ガンドリィのいる小屋は狭い小屋だったので、人間や吸血鬼形態ではバレる――ということで、猫形態でこっそりお邪魔することにした。
「その後、変わりはないかしらぁん?」
「えぇ、貧しいながらもなんとかやってますよ」
小屋では、ガンドリィと見目麗しき男が裸で並び語り合っていた。
どうやらこちらも一戦終えた後って感じのようだな。美女と野獣ならぬ、美男と野獣って光景だ。
(うぉ、ガンドリィ、マジでトロールみたいな肉体してやがるな。まあ実際のトロールを見たことないから断定できないけどさ)
いつも重厚な鎧に覆われているからわからないけども、今初めて見るガンドリィのありのままの肉体は見事なものだった。物凄い厚い胸板、ボコリと瘤のように盛り上がった上腕や背筋、まるでゴリラである。
この世界はステータス値が全ての世界だから見た目はあんまり関係ない。ひょろい見た目の俺やエリザがガタイの良い男をワンパンで倒せるくらいだ。
とはいえ、これほどの筋肉の持ち主なら、力のステータス値は当然高そうだ。HPや体力の値も高そうだと思われる。
鋼等級の有名冒険者の実力は伊達じゃないってことか。ガンドリィ、中々強そうだな。
(ふむ。魅了できるかな?)
ガンドリィは物理的な攻撃に滅法強そうだが、魔法耐性やステータス異常耐性はそれほどでもなさそうである。俺一人でも大丈夫だとは思うが、念のためにエリザと二人がかりで魅了すれば、間違いなく術にかけられそうだな。
そう思ったので、二人がかりで制圧することにした。
「さてお二人さん、盛り上がってる所、お邪魔しますよ」
「お邪魔しますわ」
「ひっ」
「なっ!? ぐ――あぅ」
二人の内、ガンドリィだけは一瞬抗ったものの、すぐに落ちることになった。やはり二人がかりなら余裕だったな。
「さて本日のメインディッシュを頂こうか」
「そうですわね」
俺とエリザは二人一緒にガンドリィのぶっとい腕に噛み付いて吸血を行った。
気分は大きなマンモスのお肉にかぶりついているみたいである。こんなデカくて生命力に溢れているなら常人より多めに吸っても大丈夫だろう。ちゅうちゅう吸っていく。
「んん、結構美味いな!」
「ですわね」
ガンドリィの血はかなり美味かった。強い生命エネルギーと精神エネルギーを感じる。
意外と魂も汚れていないらしい。煩悩の塊に見えたからゲロマズかと思ったら全然違う。
例えるなら、イナゴのから揚げを食ってるみたいだ。昆虫食のゲテモノ料理をいざ覚悟して食ってみたら、意外とスナック菓子感覚でポリポリ食べられるみたいな、そんな感じだった。
――スキル【吸血】発動。経験値獲得。
――初めての対象であるのでボーナスを獲得。
――スキル【怪力】を獲得。
怪力:力が増す。MPを消費すると、一時的にさらに力が増す。
ガンドリィの血から新しいスキルを獲得できた。
スキル【怪力】は、どうやらパッシブスキルとアクティブスキルの両面を兼ね揃えたスキルのようだ。持っているだけで効果があり、MPを消費すればさらに効果を上乗せできるらしい。
これは地味だがかなり有難いスキルだな。力のステータス値が補強されるわけだからな。これでまた物理的な攻撃力が上がった。成長できて嬉しいぞ。
ガンドリィの血は美味しくて新しいスキルもゲットできて最高だったが、男娼の方の血は特にこれといって美味くもなく能力的に得たものもなかった。
残念だが仕方ないな。ガンドリィだけでも大収穫だから良しとしよう。
「ご馳走様でした。あぁ、お腹いっぱいだ」
「男色トロール人間の血、美味でしたわ。満腹ですわ」
俺たちは手を合わせ、間抜け面を晒しているガンドリィに感謝した。
生命力豊富だからって調子に乗って血を抜きすぎたせいか、ガンドリィは青白い顔をしていた。白目剥いてピクピクと震えているが、まあ死にはしないから大丈夫だろう。
♦現在のヨミトのステータス♦
名前:ヨミト(lv.52) 種族:吸血鬼(ハイ)
HP:1002/1002 MP:923/923
【変化】【魅了】【吸血】【鬼語】【粗食】【獣の嗅覚】【獣の視覚】【獣の聴覚】【獣の味覚】
【剣術】【我慢】【起床】【睡眠】【威圧】【料理】【伐採】【裁縫】【農耕】【投擲】
【風刃】【天才】【火球】【洗脳】【狂化】【商人】【販売】【交渉】【売春】【性技】
【避妊】【癒光】【洗浄】【解体】【斧術】【槍術】【穴掘】【格闘】【毒牙】【硬化】
【舞踏】【鎚術】【怪力】
「ええそのようですわね」
俺とエリザはまず最も手近にあった馬小屋の中に入る。
馬小屋は、さっき俺たちがいた農作業小屋と同じように売春小屋に急遽改造されていた。元が馬小屋だけにとても広々とした空間である。そこに、四組の裸の男女がいた。
ガンドリィ以外のメンバーと、彼らに宛がわれた娼婦のようだな。
一戦やり終えた後って感じだ。ピロートークを楽しんでいるらしい。
「どうだ若造共、初めての女はよぉ」
「最高っした」
「あはは可愛い」
ヒゲクマだったか。そのドワーフの年長の男が冗談めかしく若い男たちを茶化している。若い男たちがハイテンション気味に騒ぎ、それを娼婦の女たちが囃し立てている。
淫らで退廃的だが、なんとも楽しげな雰囲気だ。
男たちはスキル【魅了】の効果を受けているわけじゃないのに、受けたみたいにのぼせた表情をしているな。異郷の地で普段とは違う体験をし、完全に舞い上がっているといった感じだ。
(ちと人数が多いな。大丈夫かな?)
若い男と娼婦らは弱そうなので魅了するのは簡単だろう。だがヒゲクマは鋼等級の熟練の冒険者だ。魅了するのは少し骨が折れるかもしれない。
「どうぞ」
「ああ悪いな姉ちゃんよぉ」
ヒゲクマは娼婦に酒を勧められ、それを飲み干していく。ドワーフだけあって酒好きのようだ。かなりのハイペースで飲んでいる。
油断し切っているようだ。まさか村の中で魔物の奇襲があるなんて思ってもみないのだろう。
この様子なら大丈夫そうだな。念のためにエリザと二人がかりでいけば余裕だろう。
「行くぞエリザ」
「ええ」
――スキル【魅了】発動。
俺とエリザは吸血鬼形態でその場に現れると、相手が騒ぎ始める前に、一気にスキルを発動した。
八人全員、あっという間に制圧できた。
「ふふ、鋼鉄の旅団というのも意外と大したことないな。こんな簡単に落ちるとは」
「うふふ、そのようですわね」
魅了されて囚われている冒険者の男たち。大層な装備品を着こんでいた昼間の姿はそれなりに格好良かったというのに、全裸で間抜け面を晒している今の姿はなんとも珍妙だな。
「裸でいてくれるから吸いやすいな。さて、誰が来るともわからん。さっさと頂いておくか」
「そうですわね」
俺とエリザはそれぞれ好きな獲物を手に取り、吸血していく。
気分はビュッフェだな。好きな食べ物を選んでちょこっとずつつまんでいく、ビュッフェ形式のお店で食事しているみたいだ。
「うーん微妙」
「微妙ですわね」
さっきの娼婦の子たちと比べると、誰もがいまいちな味だった。
若い男は欲に塗れていてあんまり美味しくなかった。娼婦も先ほどの三人と比べると全然駄目。若くないし欲に塗れているようだった。まあ腹の足しにはなったがな。
唯一、ヒゲクマだけは強いのか、まあまあな味だった。それでも先ほどの娼婦と比べると全然だが。
「がっかりだな」
「がっかりですわね」
気分はあんまり美味しくないビュッフェ形式のお店に行った時みたいだ。期待していたのと違って残念、みたいな感じ。
俺とエリザは二人揃ってシュンとした気分になり、翼を折り畳んだのであった。
まあ勝手に吸血しているので、ただ飯食らっているようなもんだけどね。ビュッフェ形式のお店に金を払わずに紛れ込んで、それで好き勝手言っているようなもんだ。ただ飯食らっておいて酷い言い草だと、我ながら思う。
――スキル【吸血】発動。経験値獲得。
――初めての対象であるのでボーナスを獲得。
――最大HPが3、体力が2、器用が2、魅力が1増えた。
――スキル【鎚術】を獲得。
鎚術:鎚を用いる際に恩恵がある。鎚の習熟が早まる。
ステータス値が伸びるばかりであったが、ドワーフの男(ヒゲクマ)から唯一スキルが貰えた。
ヒゲクマはハンマーを武器にして戦っているからか、それに関するスキルを持っていたようだな。
俺もエリザも特にハンマーを使って戦おうとは思わないけど、持ってて損はないわけだし、有難くもらっておこう。スキルコレクション的な意味では大満足だ。
「さてじゃあお次はガンドリィの所に行くか」
「ええそうですわね。トロール男の血を頂きに参りましょう」
俺とエリザはヒゲクマたちのいた馬小屋を後にすると、今度はガンドリィのいるであろう小屋に向かった。
ガンドリィのいる小屋は狭い小屋だったので、人間や吸血鬼形態ではバレる――ということで、猫形態でこっそりお邪魔することにした。
「その後、変わりはないかしらぁん?」
「えぇ、貧しいながらもなんとかやってますよ」
小屋では、ガンドリィと見目麗しき男が裸で並び語り合っていた。
どうやらこちらも一戦終えた後って感じのようだな。美女と野獣ならぬ、美男と野獣って光景だ。
(うぉ、ガンドリィ、マジでトロールみたいな肉体してやがるな。まあ実際のトロールを見たことないから断定できないけどさ)
いつも重厚な鎧に覆われているからわからないけども、今初めて見るガンドリィのありのままの肉体は見事なものだった。物凄い厚い胸板、ボコリと瘤のように盛り上がった上腕や背筋、まるでゴリラである。
この世界はステータス値が全ての世界だから見た目はあんまり関係ない。ひょろい見た目の俺やエリザがガタイの良い男をワンパンで倒せるくらいだ。
とはいえ、これほどの筋肉の持ち主なら、力のステータス値は当然高そうだ。HPや体力の値も高そうだと思われる。
鋼等級の有名冒険者の実力は伊達じゃないってことか。ガンドリィ、中々強そうだな。
(ふむ。魅了できるかな?)
ガンドリィは物理的な攻撃に滅法強そうだが、魔法耐性やステータス異常耐性はそれほどでもなさそうである。俺一人でも大丈夫だとは思うが、念のためにエリザと二人がかりで魅了すれば、間違いなく術にかけられそうだな。
そう思ったので、二人がかりで制圧することにした。
「さてお二人さん、盛り上がってる所、お邪魔しますよ」
「お邪魔しますわ」
「ひっ」
「なっ!? ぐ――あぅ」
二人の内、ガンドリィだけは一瞬抗ったものの、すぐに落ちることになった。やはり二人がかりなら余裕だったな。
「さて本日のメインディッシュを頂こうか」
「そうですわね」
俺とエリザは二人一緒にガンドリィのぶっとい腕に噛み付いて吸血を行った。
気分は大きなマンモスのお肉にかぶりついているみたいである。こんなデカくて生命力に溢れているなら常人より多めに吸っても大丈夫だろう。ちゅうちゅう吸っていく。
「んん、結構美味いな!」
「ですわね」
ガンドリィの血はかなり美味かった。強い生命エネルギーと精神エネルギーを感じる。
意外と魂も汚れていないらしい。煩悩の塊に見えたからゲロマズかと思ったら全然違う。
例えるなら、イナゴのから揚げを食ってるみたいだ。昆虫食のゲテモノ料理をいざ覚悟して食ってみたら、意外とスナック菓子感覚でポリポリ食べられるみたいな、そんな感じだった。
――スキル【吸血】発動。経験値獲得。
――初めての対象であるのでボーナスを獲得。
――スキル【怪力】を獲得。
怪力:力が増す。MPを消費すると、一時的にさらに力が増す。
ガンドリィの血から新しいスキルを獲得できた。
スキル【怪力】は、どうやらパッシブスキルとアクティブスキルの両面を兼ね揃えたスキルのようだ。持っているだけで効果があり、MPを消費すればさらに効果を上乗せできるらしい。
これは地味だがかなり有難いスキルだな。力のステータス値が補強されるわけだからな。これでまた物理的な攻撃力が上がった。成長できて嬉しいぞ。
ガンドリィの血は美味しくて新しいスキルもゲットできて最高だったが、男娼の方の血は特にこれといって美味くもなく能力的に得たものもなかった。
残念だが仕方ないな。ガンドリィだけでも大収穫だから良しとしよう。
「ご馳走様でした。あぁ、お腹いっぱいだ」
「男色トロール人間の血、美味でしたわ。満腹ですわ」
俺たちは手を合わせ、間抜け面を晒しているガンドリィに感謝した。
生命力豊富だからって調子に乗って血を抜きすぎたせいか、ガンドリィは青白い顔をしていた。白目剥いてピクピクと震えているが、まあ死にはしないから大丈夫だろう。
♦現在のヨミトのステータス♦
名前:ヨミト(lv.52) 種族:吸血鬼(ハイ)
HP:1002/1002 MP:923/923
【変化】【魅了】【吸血】【鬼語】【粗食】【獣の嗅覚】【獣の視覚】【獣の聴覚】【獣の味覚】
【剣術】【我慢】【起床】【睡眠】【威圧】【料理】【伐採】【裁縫】【農耕】【投擲】
【風刃】【天才】【火球】【洗脳】【狂化】【商人】【販売】【交渉】【売春】【性技】
【避妊】【癒光】【洗浄】【解体】【斧術】【槍術】【穴掘】【格闘】【毒牙】【硬化】
【舞踏】【鎚術】【怪力】
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
美醜逆転世界の学園に戻ったおっさんは気付かない
仙道
ファンタジー
柴田宏(しばたひろし)は学生時代から不細工といじめられ、ニートになった。
トラックにはねられ転移した先は美醜が逆転した現実世界。
しかも体は学生に戻っていたため、仕方なく学校に行くことに。
先輩、同級生、後輩でハーレムを作ってしまう。
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
男:女=1:10000の世界に来た記憶が無いけど生きる俺
マオセン
ファンタジー
突然公園で目覚めた青年「優心」は身辺状況の記憶をすべて忘れていた。分かるのは自分の名前と剣道の経験、常識くらいだった。
その公園を通りすがった「七瀬 椿」に話しかけてからこの物語は幕を開ける。
彼は何も記憶が無い状態で男女比が圧倒的な世界を生き抜けることができるのか。
そして....彼の身体は大丈夫なのか!?
荷物持ちの代名詞『カード収納スキル』を極めたら異世界最強の運び屋になりました
夢幻の翼
ファンタジー
使い勝手が悪くて虐げられている『カード収納スキル』をメインスキルとして与えられた転生系主人公の成り上がり物語になります。
スキルがレベルアップする度に出来る事が増えて周りを巻き込んで世の中の発展に貢献します。
ハーレムものではなく正ヒロインとのイチャラブシーンもあるかも。
驚きあり感動ありニヤニヤありの物語、是非一読ください。
※カクヨムで先行配信をしています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
男女比1対5000世界で俺はどうすれバインダー…
アルファカッター
ファンタジー
ひょんな事から男女比1対5000の世界に移動した学生の忠野タケル。
そこで生活していく内に色々なトラブルや問題に巻き込まれながら生活していくものがたりである!
最強賢者の最強メイド~主人もメイドもこの世界に敵がいないようです~
津ヶ谷
ファンタジー
綾瀬樹、都内の私立高校に通う高校二年生だった。
ある日、樹は交通事故で命を落としてしまう。
目覚めた樹の前に現れたのは神を名乗る人物だった。
その神により、チートな力を与えられた樹は異世界へと転生することになる。
その世界での樹の功績は認められ、ほんの数ヶ月で最強賢者として名前が広がりつつあった。
そこで、褒美として、王都に拠点となる屋敷をもらい、執事とメイドを派遣してもらうことになるのだが、このメイドも実は元世界最強だったのだ。
これは、世界最強賢者の樹と世界最強メイドのアリアの異世界英雄譚。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる