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四章
宿泊者名簿No.13 元毒蜘蛛構成員オージン1/5
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「親父。いい加減、俺に牧場の経営権を譲ってくれよ」
とある夏の日の夜。俺は親父の牧場を訪ねていた。
元は親父が経営していた牧場なんだが、それを兄貴夫婦が譲り受け、兄貴夫婦が流行り病で死んでからは再び親父の手に渡ったという経緯がある。
現在は、親父と兄貴夫婦の忘れ形見である娘メグミンが共同経営という形で経営している。
「ダメじゃ。何度も言っておろう。この牧場はロングダンに譲ったものだ。ロングダン亡き今、メグミンのものだ」
何度頼み込んでも、親父は首を縦に振らねえ。もう余命幾ばくもないっつうのにな。何を意地を張ってんだかな。
「つってもよー。借金塗れなんだろ? このままじゃどこの誰とも知れん奴の手に渡るだけだぜ?」
「ぬぅ。確かにそれはそうだが……」
親父の牧場は王都の学校と独占契約を結び、ほとんどそこにのみ商品を販売するという形で細々と経営を続けてきた。
学校との独占契約。すなわち国との独占契約など、商売人なら喉から手が出るほど欲しい契約だ。
手堅い商売のように思えるが、どんな商売にも落とし穴が潜んでる。
この夏王都を震撼させた例の事件。元王宮料理長で下町高等院校長であった下級貴族カニバルによる連続学生監禁暴行致死事件。
あの事件により、高等院の料理学専攻課程は廃止されることになった。国王陛下の顔に泥を塗ったんだから当然と言えば当然だ。
普通の人間には学校の一専攻課程が潰れようがどうなろうが関係ないんだが、取引のあったところは大変だ。商品の納入先であった料理学専攻課程がなくなったことで、親父の牧場は経営難に陥った。唯一といっていいほどの取引先がなくなったんだ。それも当然だろう。
取引先がなくなれば新たな販路を拡大すればいいだけの話なんだが、それは年老いた親父とまだまだガキのメグミンたちには難しい話だった。保有していた農奴のほとんどを売り飛ばし、持て余していた土地やブルも売り飛ばして金に換えてなんとかしのいでいたらしい。
その噂を聞きつけた俺は、こうして夏ごろから親父に経営権を譲ってくれるように頼み込んでいるというわけだ。
「俺ならもっと牧場を上手く経営できる。俺が珍しいスキルを持っているのを、親父も知ってんだろ?」
俺には【血盟】というスキルがある。【血盟】はスキルの制御下にある生物を自在に操れるというスキルだ。
同じスキルを持っていても人によって支配できる生物の数は違うらしいが、俺は五匹まで自由に操れる力があるらしい。
仮にブルを制御下におけば、好きなときに搾乳でき、好きなときに餌を食べさせることができる。生き物を飼うのが恐ろしいほど楽になるスキルだ。
「あんな恐ろしいものを使ってはならん」
「まだそんなこと言ってんのかよ親父。スキルは神様からの賜りもんだ。恐れるようなもんじゃねえよ。有難く使わない方が罰当たりってもんだ」
「確かにスキル自体は恐ろしいものではない。人を助ける武器にもなる。ワシが恐ろしいと思うのはお主自身じゃよ。オージン」
「ちっ、まだそんなこと言ってんのかよ。昔のことをうじうじ言ってんじゃねえよ気持ち悪ぃ」
昔俺がまだこの家に住んでいた頃、飼っていた犬をスキルの制御下に置き、戦わせたりして遊んでいたことがある。
それだけならまだ子供の悪さだと思うのかも知れんが、ある時死ぬまで戦わせたのを見て、親父は俺のことを恐ろしい子だと思ったらしい。それ以来、スキルを使うなと五月蝿いんだよな。
勿論、そんな言いつけはこれまで守ってきたことなんてないがな。
家を出てからというもの、毒蜘蛛の構成員となってスキルを使って大儲けしてきた。死んだ女房も金持ちだったんだが、スキルを使って無理やりものしたっけか。懐かしいぜ。
「とにかく、牧場はお前だけにはやらん。メグミンのものだ」
「へーへー。わかりましたよ」
俺が何を言おうとも、親父は首を縦に振ろうとしなかった。相当俺のことを警戒してやがるらしい。
(親父の奴め。俺が牧場のついでにメグミンを狙っているってことを知ってやがるな)
実のところ、牧場なんて二の次だと思っている。
メグミンはまだガキといえばガキだが、たまらねえ身体つきをしてやがる。兄嫁に似て、スゲエ爆乳美少女だ。俺のものにしてやりてえと昔から思ってた。
元々あの女――メグミンの母親には俺が目をつけていたんだ。
なのに兄貴が邪魔しやがって、あの女は兄貴とくっつくことになりやがったんだ。それで親父と兄貴と仲が悪くなった俺は実家を出て、それから毒蜘蛛の構成員となり、王都周辺の村や町を転々とする生活を送ってきた。
裏稼業の生活はそれなりに楽しかったんだが、この歳になると流石にしんどくなってきたんでな。亡き女房との間にできた子の将来を考えると、裏家業なんていつまでもやってられるもんじゃねえ。
それでカタギに戻りてえと思ってたところ、天の配剤だとばかりに鬱陶しい兄貴夫婦が死んだ。親父もくたばりそうだってんで、親父の牧場に目をつけたわけだ。
スキルを使ってあの女に似ているメグミンを後妻として迎え入れ、楽しい第二の人生を送ってやろうと思ってるってわけだ。
「親父また来るぜ。俺は改心したんだよ。親父が死ぬその時まで傍にいてやりてえと思ってんだ。息子のバカンと一緒にな」
「……」
まったく心にもないことを素知らぬ顔して言ってやると、親父の奴は満更でもない顔をしてやがった。なんだかんだで、俺と俺の息子(親父には孫に当たる)が来ることが嫌でないらしい。肉親には甘いってこったな。
その甘さが最愛のメグミンを売ることになるとも知らずにな。
(くくく。メグミンは俺のもんだ。あの女に良く似たあの少女に、昔出来なかったことをたっぷりとしてやるぜ!)
その後、俺は定期的に息子バカンと共に親父の家を訪ね続けた。親父が死に、正式な牧場の後継者となるその瞬間まで良い人の仮面を被り続けた。
耄碌もあったのか、親父は徐々に俺たち親子のことを信頼し、メグミンのことを頼むとまで言うようになった。馬鹿な親父だぜ。
「任せな親父。親父と兄さんたちが愛したこの牧場。俺が必ず守って見せるからよ。安心して逝きな」
「ああ……頼んだぞオージン」
親父の死に顔は安らかなものだった。死ぬ瞬間に夢を見せることができて、多少は親孝行できただろう。
とある夏の日の夜。俺は親父の牧場を訪ねていた。
元は親父が経営していた牧場なんだが、それを兄貴夫婦が譲り受け、兄貴夫婦が流行り病で死んでからは再び親父の手に渡ったという経緯がある。
現在は、親父と兄貴夫婦の忘れ形見である娘メグミンが共同経営という形で経営している。
「ダメじゃ。何度も言っておろう。この牧場はロングダンに譲ったものだ。ロングダン亡き今、メグミンのものだ」
何度頼み込んでも、親父は首を縦に振らねえ。もう余命幾ばくもないっつうのにな。何を意地を張ってんだかな。
「つってもよー。借金塗れなんだろ? このままじゃどこの誰とも知れん奴の手に渡るだけだぜ?」
「ぬぅ。確かにそれはそうだが……」
親父の牧場は王都の学校と独占契約を結び、ほとんどそこにのみ商品を販売するという形で細々と経営を続けてきた。
学校との独占契約。すなわち国との独占契約など、商売人なら喉から手が出るほど欲しい契約だ。
手堅い商売のように思えるが、どんな商売にも落とし穴が潜んでる。
この夏王都を震撼させた例の事件。元王宮料理長で下町高等院校長であった下級貴族カニバルによる連続学生監禁暴行致死事件。
あの事件により、高等院の料理学専攻課程は廃止されることになった。国王陛下の顔に泥を塗ったんだから当然と言えば当然だ。
普通の人間には学校の一専攻課程が潰れようがどうなろうが関係ないんだが、取引のあったところは大変だ。商品の納入先であった料理学専攻課程がなくなったことで、親父の牧場は経営難に陥った。唯一といっていいほどの取引先がなくなったんだ。それも当然だろう。
取引先がなくなれば新たな販路を拡大すればいいだけの話なんだが、それは年老いた親父とまだまだガキのメグミンたちには難しい話だった。保有していた農奴のほとんどを売り飛ばし、持て余していた土地やブルも売り飛ばして金に換えてなんとかしのいでいたらしい。
その噂を聞きつけた俺は、こうして夏ごろから親父に経営権を譲ってくれるように頼み込んでいるというわけだ。
「俺ならもっと牧場を上手く経営できる。俺が珍しいスキルを持っているのを、親父も知ってんだろ?」
俺には【血盟】というスキルがある。【血盟】はスキルの制御下にある生物を自在に操れるというスキルだ。
同じスキルを持っていても人によって支配できる生物の数は違うらしいが、俺は五匹まで自由に操れる力があるらしい。
仮にブルを制御下におけば、好きなときに搾乳でき、好きなときに餌を食べさせることができる。生き物を飼うのが恐ろしいほど楽になるスキルだ。
「あんな恐ろしいものを使ってはならん」
「まだそんなこと言ってんのかよ親父。スキルは神様からの賜りもんだ。恐れるようなもんじゃねえよ。有難く使わない方が罰当たりってもんだ」
「確かにスキル自体は恐ろしいものではない。人を助ける武器にもなる。ワシが恐ろしいと思うのはお主自身じゃよ。オージン」
「ちっ、まだそんなこと言ってんのかよ。昔のことをうじうじ言ってんじゃねえよ気持ち悪ぃ」
昔俺がまだこの家に住んでいた頃、飼っていた犬をスキルの制御下に置き、戦わせたりして遊んでいたことがある。
それだけならまだ子供の悪さだと思うのかも知れんが、ある時死ぬまで戦わせたのを見て、親父は俺のことを恐ろしい子だと思ったらしい。それ以来、スキルを使うなと五月蝿いんだよな。
勿論、そんな言いつけはこれまで守ってきたことなんてないがな。
家を出てからというもの、毒蜘蛛の構成員となってスキルを使って大儲けしてきた。死んだ女房も金持ちだったんだが、スキルを使って無理やりものしたっけか。懐かしいぜ。
「とにかく、牧場はお前だけにはやらん。メグミンのものだ」
「へーへー。わかりましたよ」
俺が何を言おうとも、親父は首を縦に振ろうとしなかった。相当俺のことを警戒してやがるらしい。
(親父の奴め。俺が牧場のついでにメグミンを狙っているってことを知ってやがるな)
実のところ、牧場なんて二の次だと思っている。
メグミンはまだガキといえばガキだが、たまらねえ身体つきをしてやがる。兄嫁に似て、スゲエ爆乳美少女だ。俺のものにしてやりてえと昔から思ってた。
元々あの女――メグミンの母親には俺が目をつけていたんだ。
なのに兄貴が邪魔しやがって、あの女は兄貴とくっつくことになりやがったんだ。それで親父と兄貴と仲が悪くなった俺は実家を出て、それから毒蜘蛛の構成員となり、王都周辺の村や町を転々とする生活を送ってきた。
裏稼業の生活はそれなりに楽しかったんだが、この歳になると流石にしんどくなってきたんでな。亡き女房との間にできた子の将来を考えると、裏家業なんていつまでもやってられるもんじゃねえ。
それでカタギに戻りてえと思ってたところ、天の配剤だとばかりに鬱陶しい兄貴夫婦が死んだ。親父もくたばりそうだってんで、親父の牧場に目をつけたわけだ。
スキルを使ってあの女に似ているメグミンを後妻として迎え入れ、楽しい第二の人生を送ってやろうと思ってるってわけだ。
「親父また来るぜ。俺は改心したんだよ。親父が死ぬその時まで傍にいてやりてえと思ってんだ。息子のバカンと一緒にな」
「……」
まったく心にもないことを素知らぬ顔して言ってやると、親父の奴は満更でもない顔をしてやがった。なんだかんだで、俺と俺の息子(親父には孫に当たる)が来ることが嫌でないらしい。肉親には甘いってこったな。
その甘さが最愛のメグミンを売ることになるとも知らずにな。
(くくく。メグミンは俺のもんだ。あの女に良く似たあの少女に、昔出来なかったことをたっぷりとしてやるぜ!)
その後、俺は定期的に息子バカンと共に親父の家を訪ね続けた。親父が死に、正式な牧場の後継者となるその瞬間まで良い人の仮面を被り続けた。
耄碌もあったのか、親父は徐々に俺たち親子のことを信頼し、メグミンのことを頼むとまで言うようになった。馬鹿な親父だぜ。
「任せな親父。親父と兄さんたちが愛したこの牧場。俺が必ず守って見せるからよ。安心して逝きな」
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親父の死に顔は安らかなものだった。死ぬ瞬間に夢を見せることができて、多少は親孝行できただろう。
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