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五章
盗賊団の根城調査任務5/8(娼婦)
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「――さてと。エリザ、準備はいいかい?」
「勿論ですわ。夜は吸血鬼の時間ですわ」
夜も更けた頃、出かける準備をする。パープルは就寝前に風呂に行ったようでいない。邪魔者がいない今がチャンスだ。
「こんな時間にどこに行くんだ?」
「決まってるだろ。この宿の隣の娼館だよ」
ノビルが尋ねてきたので、俺は愚問だとばかりに言い返してやった。ノビルは呆れたような目で見てくる。
「ノビルも行く?」
「行かねえよ。知らない女なんか誰が抱くか」
「抱くんじゃなくて血液を貰いに行くだけだよ。血液美味しいよ?」
「尚更いらねえよ!」
ノビルから良いツッコミをもらった所で、出発することにする。
「そんじゃパープル君には風呂にでも行ったと適当に言っといてくれ」
「へいへい」
ノビルに後を頼み、蝙蝠形態に変化したエリザを懐に隠し、俺は部屋を出る。そして階下にあるロビーに向かう。
宿を出る時、ロビーにいた女将がこちらを見ていたが、この時間に外に出る俺を見て察したようで、何も言わずにスルーしてくれた。気の利く女将だぜ。
「ここか」
「そのようですわね」
目的の建物はすぐ近くにあった。宿を出て、板橋がかけられた用水路みたいな小川を越えると、すぐそこだ。
外から見ると何の変哲もない古風な建物に見えるのだが、中に入るとあれ目的の建物だと一目瞭然だった。
扉を開けると、安っぽい魔道具によってピンク色に照らされた室内が目に入る。カーネラのところの娼館や王都の娼館のように洗練されてはいないな。
「いらっしゃいませ」
恰幅の良い女女郎主が出迎えてくれる。
「一ゴルゴンで三人ほど見繕ってくれるかい? なるべく良い子をね」
「三人も?」
「ああ。それくらいじゃないと満足できないのでね」
「そうですか。貴方様は冒険者ですか?」
「ああそうだ。鋼等級だ。怪しい者ではない」
別人に成りすまそうとも思ったが、田舎は意外とチェックが厳しい。身元不明の人間はお断りされるかもと思ったので、それでわざわざ冒険者ヨミトの姿で来店したというわけである。
まあ蝙蝠形態で侵入して勝手に血を盗めばいいだけなんだが、それはちょっとね。金には困ってないし、もらった血の対価分は払いたい。邪悪だが紳士を気取る吸血鬼の矜持である。
「失礼ですが、もしや彼の有名な性豪のヨミト様であらせられますか?」
「俺のこと、知っているのか?」
「ええ。我々夜の産業の者の間では語り草でございます。オーク並みのとんでもない精力をお持ちとか――あ、こりゃ失礼しました」
俺の名はこんな田舎村の娼館にも轟いてしまっているらしい。人をオーク並みとは失礼な話だぜ。まったく、俺は童貞だって言うのに。
「かしこまりました。彼の性豪様にご満足いただけるよう、この村選りすぐりの娘を取り揃えましょう」
「よろしくです」
一度に三人も娼婦を買うと聞いて店主は訝しげであったが、俺が性豪のヨミトだと聞くと納得した様子だった。
――コンコン。
「どうぞ」
身を清めて宛がわれた部屋で待っていると、やがて扉をノックする音が聞こえてきた。
女の子たちがやって来たらしい。小腹が空いていた俺は待ってましたとばかりに声をかけた。
「失礼します」
入って来たのは、エッチな衣装に身を包んだ、まったくタイプの異なる三人の女の子だった。村選りすぐりと言うだけあって三人共見目麗しい。
「サティです」
一人目の娘は、ショートな髪型で、若さ溢れる女の子だった。
彼女は狩人をしていた父親が少し前に件の盗賊団に殺されたらしく、それで一家が困窮して、仕方なくここに来たらしい。
困窮した一家を支えるために売りをするなんて、家族思いの良い娘だね。美味しそうな血をしていそうだ。
「ジューシーと申します」
二人目は、名前からして脂ののっている妙齢の美女だった。メグミンには及ばないものの、かなり大きなおっぱいを誇っていた。お尻も大きい。どうやらこの店では人気ナンバーワンの娼婦らしい。
彼女は自警団に所属していた旦那が去年の暮れに盗賊団に殺されたようで、それから売りを始めたらしい。ショックで寝たきりとなった義母を支えるために一生懸命働いているようだ。
亡き夫の母を養うためだなんて夫孝行で家族思いで気高い女性なんだ。さぞ美味しい血を持っていることだろう。楽しみだ。
「ジュゴンで~す。よろ~」
三人目は、これまたスタイルの良い美女であった。ただちょっとチャラい印象を受けるな。ギャルママって感じだ。正確にはママではないみたいだけど。
彼女は森に採集に出ていた夫が盗賊団に殺され未亡人となり、それでここにいるようだ。
盗賊団に夫を殺されたものの、他の人とは違ってあまり恨んではいないらしい。DV気質の夫だったらしくて、事故とかで「はよ死なねえかな」といつも思ってたらしい。だからショックは少ないようで、むしろ「盗賊サンキュー」としか思ってないらしい。
子供もいないし夫の遺産があるので当分は娼婦をやらなくてもいいくらいの蓄えがあるらしいが、村には碌な男がいないので、余所から来る男で良い男がいればゲットしたい。そんな思いで働いているらしい。
なかなかバイタリティのある子だね。明るく前向きで、スカっとした血を持っていそうだ。
「さてよくぞお集まりいただきました。今宵のメインディッシュとなる可愛い子羊たちよ」
「え、いきなり何言ってんのこいつ? 頭ヤバい感じ?」
吸血鬼モードでちょっと格好良いこと言ったら、ポカンとする一同。ジュゴンとかいう子が容赦なくツッコミを入れてくる。余計な前置きはいらないな、うん。
「吸血鬼と共に良い夢を」
「「「――あ」」」
スキル【魅了】を発動し、一瞬で三人を虜にする。
三人は恍惚とした表情で立ち竦んでいる。さっきのやり取りの記憶も残っていないだろう。
「エリザ、どの子からいく?」
「私はサティという子にしますわ」
「そうか。じゃあ俺はこのジューシーとか言う油の乗ってそうな子にしよう」
ジューシーの首筋をがぶりとひと噛みして、チュウチュウ吸っていく。
(おお、まさにジューシー!)
トンカツのような味がする。油の乗った良質の肉をさらに美味しい油の衣で包んだ感じだ。贅沢すぎるぞ。
このドロドロとした旨みは、己の悲運に対するやり場のない恨みつらみの蓄積だろうか。そんな思いを抱えながらも悪道に落ちていないとはね。健気なマダムの血は至上のご馳走であるな。吸血鬼にとって大好物だよ。
「エリザ、次はそのサティって子を吸わせてくれ」
「ええどうぞ」
サティの首筋にもがぶりといく。折れそうな細い首筋に歯を突き立てる。
吸血鬼の牙は注射器よりも便利な特殊構造をしているので、彼女たちが違和感を感じることはない。無防備なままチュウチュウと吸われるだけだ。
(これはヒレカツ! さっぱり味のトンカツ!)
脂身の少ないトンカツ。まさにヒレカツ。
この子はついこの間までドロドロとしたもののない清い世界を生きていたのだろう。牧歌的で長閑な生活を送ってきたに違いない。そんな彼女は、さながらヒレ肉だ。
それが突然悲劇という包丁で心を切り裂かれ、棒で打ち据えられるような衝撃を受け、悲しみの衣に包まれ、高温の油のような地獄の環境に叩き込まれることになったのだ。そんな彼女の血はさながらヒレカツのような旨みがある。
逆境の中、健気に生きる娘の血も吸血鬼にとっては至上の一品だ。存分に楽しませてもらおう。
「さて最後はジュゴンという子だな」
最後に、チャラいギャルママ風の子、ジュゴンの血を味わっていく。
(あー、マスタード系ソースのトンカツだわ。パンチ効いてるわ。うめぇ)
思った通り、パンチの効いた味のする血である。
今まで彼女はドロドロとした高温の油のような世界の中を潜り抜けてきたのだろう。だがそれもまた彼女の持つマスタードのようなすっきりとした性格のおかげで過去のものとなっている。
油の味に負けないマスタードのような心を持つ女。そんな女の血もまた、吸血鬼にとってはご馳走である。
マスタードソース味のトンカツ、大変美味しゅうございます。
「ふぅ、今回も美味しい血に巡り会えたな。五日も旅してこの村に来た甲斐があったな」
「ええそうですわね。他にも美味しい子に会えると言いのですけど」
「そうだといいけどな。でも店主、選りすぐりの子とか言ってたからな。これ以上はなかなか出会えないかもだぞ」
エリザとそんな会話をして今宵の夜食を食べ終える。事後処理をした後、俺たちは店を後にしたのだった。
旅の名物、娼婦の血巡り。能力強化面では目ぼしい成果はなかったものの、味に関しては楽しめた。今宵も最高でした。
「勿論ですわ。夜は吸血鬼の時間ですわ」
夜も更けた頃、出かける準備をする。パープルは就寝前に風呂に行ったようでいない。邪魔者がいない今がチャンスだ。
「こんな時間にどこに行くんだ?」
「決まってるだろ。この宿の隣の娼館だよ」
ノビルが尋ねてきたので、俺は愚問だとばかりに言い返してやった。ノビルは呆れたような目で見てくる。
「ノビルも行く?」
「行かねえよ。知らない女なんか誰が抱くか」
「抱くんじゃなくて血液を貰いに行くだけだよ。血液美味しいよ?」
「尚更いらねえよ!」
ノビルから良いツッコミをもらった所で、出発することにする。
「そんじゃパープル君には風呂にでも行ったと適当に言っといてくれ」
「へいへい」
ノビルに後を頼み、蝙蝠形態に変化したエリザを懐に隠し、俺は部屋を出る。そして階下にあるロビーに向かう。
宿を出る時、ロビーにいた女将がこちらを見ていたが、この時間に外に出る俺を見て察したようで、何も言わずにスルーしてくれた。気の利く女将だぜ。
「ここか」
「そのようですわね」
目的の建物はすぐ近くにあった。宿を出て、板橋がかけられた用水路みたいな小川を越えると、すぐそこだ。
外から見ると何の変哲もない古風な建物に見えるのだが、中に入るとあれ目的の建物だと一目瞭然だった。
扉を開けると、安っぽい魔道具によってピンク色に照らされた室内が目に入る。カーネラのところの娼館や王都の娼館のように洗練されてはいないな。
「いらっしゃいませ」
恰幅の良い女女郎主が出迎えてくれる。
「一ゴルゴンで三人ほど見繕ってくれるかい? なるべく良い子をね」
「三人も?」
「ああ。それくらいじゃないと満足できないのでね」
「そうですか。貴方様は冒険者ですか?」
「ああそうだ。鋼等級だ。怪しい者ではない」
別人に成りすまそうとも思ったが、田舎は意外とチェックが厳しい。身元不明の人間はお断りされるかもと思ったので、それでわざわざ冒険者ヨミトの姿で来店したというわけである。
まあ蝙蝠形態で侵入して勝手に血を盗めばいいだけなんだが、それはちょっとね。金には困ってないし、もらった血の対価分は払いたい。邪悪だが紳士を気取る吸血鬼の矜持である。
「失礼ですが、もしや彼の有名な性豪のヨミト様であらせられますか?」
「俺のこと、知っているのか?」
「ええ。我々夜の産業の者の間では語り草でございます。オーク並みのとんでもない精力をお持ちとか――あ、こりゃ失礼しました」
俺の名はこんな田舎村の娼館にも轟いてしまっているらしい。人をオーク並みとは失礼な話だぜ。まったく、俺は童貞だって言うのに。
「かしこまりました。彼の性豪様にご満足いただけるよう、この村選りすぐりの娘を取り揃えましょう」
「よろしくです」
一度に三人も娼婦を買うと聞いて店主は訝しげであったが、俺が性豪のヨミトだと聞くと納得した様子だった。
――コンコン。
「どうぞ」
身を清めて宛がわれた部屋で待っていると、やがて扉をノックする音が聞こえてきた。
女の子たちがやって来たらしい。小腹が空いていた俺は待ってましたとばかりに声をかけた。
「失礼します」
入って来たのは、エッチな衣装に身を包んだ、まったくタイプの異なる三人の女の子だった。村選りすぐりと言うだけあって三人共見目麗しい。
「サティです」
一人目の娘は、ショートな髪型で、若さ溢れる女の子だった。
彼女は狩人をしていた父親が少し前に件の盗賊団に殺されたらしく、それで一家が困窮して、仕方なくここに来たらしい。
困窮した一家を支えるために売りをするなんて、家族思いの良い娘だね。美味しそうな血をしていそうだ。
「ジューシーと申します」
二人目は、名前からして脂ののっている妙齢の美女だった。メグミンには及ばないものの、かなり大きなおっぱいを誇っていた。お尻も大きい。どうやらこの店では人気ナンバーワンの娼婦らしい。
彼女は自警団に所属していた旦那が去年の暮れに盗賊団に殺されたようで、それから売りを始めたらしい。ショックで寝たきりとなった義母を支えるために一生懸命働いているようだ。
亡き夫の母を養うためだなんて夫孝行で家族思いで気高い女性なんだ。さぞ美味しい血を持っていることだろう。楽しみだ。
「ジュゴンで~す。よろ~」
三人目は、これまたスタイルの良い美女であった。ただちょっとチャラい印象を受けるな。ギャルママって感じだ。正確にはママではないみたいだけど。
彼女は森に採集に出ていた夫が盗賊団に殺され未亡人となり、それでここにいるようだ。
盗賊団に夫を殺されたものの、他の人とは違ってあまり恨んではいないらしい。DV気質の夫だったらしくて、事故とかで「はよ死なねえかな」といつも思ってたらしい。だからショックは少ないようで、むしろ「盗賊サンキュー」としか思ってないらしい。
子供もいないし夫の遺産があるので当分は娼婦をやらなくてもいいくらいの蓄えがあるらしいが、村には碌な男がいないので、余所から来る男で良い男がいればゲットしたい。そんな思いで働いているらしい。
なかなかバイタリティのある子だね。明るく前向きで、スカっとした血を持っていそうだ。
「さてよくぞお集まりいただきました。今宵のメインディッシュとなる可愛い子羊たちよ」
「え、いきなり何言ってんのこいつ? 頭ヤバい感じ?」
吸血鬼モードでちょっと格好良いこと言ったら、ポカンとする一同。ジュゴンとかいう子が容赦なくツッコミを入れてくる。余計な前置きはいらないな、うん。
「吸血鬼と共に良い夢を」
「「「――あ」」」
スキル【魅了】を発動し、一瞬で三人を虜にする。
三人は恍惚とした表情で立ち竦んでいる。さっきのやり取りの記憶も残っていないだろう。
「エリザ、どの子からいく?」
「私はサティという子にしますわ」
「そうか。じゃあ俺はこのジューシーとか言う油の乗ってそうな子にしよう」
ジューシーの首筋をがぶりとひと噛みして、チュウチュウ吸っていく。
(おお、まさにジューシー!)
トンカツのような味がする。油の乗った良質の肉をさらに美味しい油の衣で包んだ感じだ。贅沢すぎるぞ。
このドロドロとした旨みは、己の悲運に対するやり場のない恨みつらみの蓄積だろうか。そんな思いを抱えながらも悪道に落ちていないとはね。健気なマダムの血は至上のご馳走であるな。吸血鬼にとって大好物だよ。
「エリザ、次はそのサティって子を吸わせてくれ」
「ええどうぞ」
サティの首筋にもがぶりといく。折れそうな細い首筋に歯を突き立てる。
吸血鬼の牙は注射器よりも便利な特殊構造をしているので、彼女たちが違和感を感じることはない。無防備なままチュウチュウと吸われるだけだ。
(これはヒレカツ! さっぱり味のトンカツ!)
脂身の少ないトンカツ。まさにヒレカツ。
この子はついこの間までドロドロとしたもののない清い世界を生きていたのだろう。牧歌的で長閑な生活を送ってきたに違いない。そんな彼女は、さながらヒレ肉だ。
それが突然悲劇という包丁で心を切り裂かれ、棒で打ち据えられるような衝撃を受け、悲しみの衣に包まれ、高温の油のような地獄の環境に叩き込まれることになったのだ。そんな彼女の血はさながらヒレカツのような旨みがある。
逆境の中、健気に生きる娘の血も吸血鬼にとっては至上の一品だ。存分に楽しませてもらおう。
「さて最後はジュゴンという子だな」
最後に、チャラいギャルママ風の子、ジュゴンの血を味わっていく。
(あー、マスタード系ソースのトンカツだわ。パンチ効いてるわ。うめぇ)
思った通り、パンチの効いた味のする血である。
今まで彼女はドロドロとした高温の油のような世界の中を潜り抜けてきたのだろう。だがそれもまた彼女の持つマスタードのようなすっきりとした性格のおかげで過去のものとなっている。
油の味に負けないマスタードのような心を持つ女。そんな女の血もまた、吸血鬼にとってはご馳走である。
マスタードソース味のトンカツ、大変美味しゅうございます。
「ふぅ、今回も美味しい血に巡り会えたな。五日も旅してこの村に来た甲斐があったな」
「ええそうですわね。他にも美味しい子に会えると言いのですけど」
「そうだといいけどな。でも店主、選りすぐりの子とか言ってたからな。これ以上はなかなか出会えないかもだぞ」
エリザとそんな会話をして今宵の夜食を食べ終える。事後処理をした後、俺たちは店を後にしたのだった。
旅の名物、娼婦の血巡り。能力強化面では目ぼしい成果はなかったものの、味に関しては楽しめた。今宵も最高でした。
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