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六章
港町イティーバ2/19(娼館)
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「さてと」
夕飯が微妙だったので寝る前に小腹が空いた。狩りに出かけるとしようか。
「吸血に行くのですね。ご主人様、お供いたしたく存じますわ」
「ああいこうかエリザ」
エリザと共に吸血鬼としての本分を果たすべく動き出す。新しい町で新しい血を求めて動こうじゃないか。
そうして出かける間際、水浴びを終えたノビルに声をかけられることとなった。
「どこに行くんだ?」
「娼館だよ。宿屋の親父のオススメの店に行ってくる」
「またか。アンタら昨日ダンジョンであれだけ血を吸ってたのに、今日も漁りに行くのかよ……」
「勿論だよ。昨日は昨日、今日は今日。ノビルだって昨日腹いっぱいご飯食べても今日もご飯食べるでしょ。それと同じさ。ところでノビルも行く?」
「行かねーよ! 血なんて誰が吸うか!」
「そっか。じゃあ俺たちだけで行ってくるよ。パープル君たちには適当に言っといて」
「へいへい。いってら」
ノビルに後事を託し、気兼ねなくイティーバの夜の街に繰り出していく。
「んー、潮の香りがするねぇ」
眼前には、港町の風情ある夜景が広がっている。闇夜を切り裂くように、灯台の灯りが煌々と照らされている。耳を澄ませば波の音。息一杯吸い込めば潮の香りが堪能できる。
港町に来ているって感じがして最高だね。これだけでも今回の依頼を受けた価値があるってもんだ。
「ふむ。妖艶な雰囲気だね」
大通りの繁華街から少し外れた裏通りを歩いていく。
裏通りには、かなりの規模の夜の街が形成されていた。王都には敵わないものの、ミッドロウの町よりは大きいかもしれない。
港町ということで船乗りなどの需要があるのだろう。奴隷市場なんてものもあるし、需要に沿った供給もあるのだろう。
色んな娼館があって目移りしてしまうが、宿屋の店主にオススメされた店へと一直線で向かう。いずれは全ての店を制覇するつもりであるが、まずはオススメされた店に行こう。
目的の店は奴隷市場近くにあった。船の形をした外観で、面白い建物である。
スキル【変化】で小さくなったエリザを胸元に隠し、その店に入っていく。錆びどめの塗料がこれでもかと塗りたくられた金属製の扉を潜る。
「いらっしゃい」
入ってすぐ、店主が出迎えてくれた。娼館の主だけあってスケベそうな顔した親父である。
「1ゴルゴンと少し払うから、娼婦を三人ほど見繕ってくれ」
「えっ、三人も見繕うのかい?」
「ああそうだ。自分で言うのも何だが俺は絶倫なんでね。そんくらいじゃないと満足できないんだよ」
「アンタ、もしかして最近噂の“性豪”か? 王都の方で活躍してるという?」
「……そうだよ。俺のこと知ってるのか?」
「ああ。最近夜の店の親父たちの話の種になってるよ。凄い人がいるってね」
なんと俺の噂がこの町にも届いているらしかった。パープルに知られたら何と言われるかわからないな。
「何か凄いスキルでも持ってるのか?」
「まあね。それよりもいい子をよろしく頼むよ」
「おっと、余計な詮索は無用だな。有名人に会えてつい興奮して余計なこと話しちまったぜ。娼婦三人だったな。噂の性豪様の来店とあっちゃ光栄の極みだ。当館飛び切りの女を用意するぜ」
「それは楽しみだな。よろしく頼むよ。これはチップね」
「ハハ、噂の性豪様は気前がいいな! 任せてくれ!」
店主との雑談を終え、娼館の水場に向かう。そこで身体を洗ったふりをして、それから宛がわれた部屋へと向かった。
「この店、外観も変わってるけど、部屋も変わってるなぁ」
「港町だけにそういった趣向を凝らしているようですわね」
「なるほど。宿屋の親父オススメな店なだけあるな」
部屋は船室をイメージして作られているらしく、内装やベッドもそのような形として調えられていた。窓は丸型だ。窓の外を覗かなければ、一瞬ここが船の中だって勘違いしてしまいそうなくらいだ。
こういういつもとは違った雰囲気の場所で吸血するっていうのは楽しそうだな。旅情緒に溢れているぞ。
――コンコン。
「どうぞー」
エリザと駄弁りながら待機していると、扉がノックされる。
入って来たのは三人の若い娘であった。三人ともエッチな衣装に身を包んでいる。
まずは自己紹介ということで話をすることにした。
「シティンです。よろしくお願いいたしますわ」
最初の娘はセミロングの髪型でお嬢様口調、それから右目下の泣き黒子が特徴的な子だった。顔も可愛いしスタイルも悪くない。
シティンちゃんはこの町の港湾関係の下級貴族の娘だったらしいのだが、親の不正がバレて奴隷落ちしたらしい。それでここの娼館の主に買い取られたらしい。
元貴族令嬢というわけだ。この店ナンバーワンの嬢みたいだ。
そういえばセインの一件でこの町の奴隷市場に来た際、似たような境遇の子が売られているのを見たことあるな。あの子とは別人だけども、似たような身空の子はこの世界じゃ珍しい話でもないのだろう。
「イナです」
「イパです」
続いて自己紹介してきたのは二人の娘。そっくりさんで一見するとどっちがどっちかわからない。
「二人は双子かな?」
「「はいそうです」」
どうやら双子らしい。ツインテールが良く似合う可愛い子たちだ。揃って返事してて息までぴったりだな。
二人はこの町近くの漁村の生まれで漁師の娘として生まれたらしいが、船の遭難で稼ぎ頭の父親が死に、それで身売りされたらしい。
貧しい家のために身売りされるなんてなんと哀れな娘たちだ。絶望の血の味が楽しめそうだね。
「あの、私たち処女なので優しくお願いします」
「え、そうなの? 二人とも?」
「「はい」」
なんと双子は揃って処女らしい。今日初めて客をとるようだ。
店主は俺が遊び人らしいことを聞いて、普通の女じゃ満足しないと思ったのだろう。それでいつもとは違った珍しい体験ができるように配慮してくれたらしい。
(はは、今宵は二人もの極上の処女の血を吸えるとは最高だな)
処女と聞いて歓喜を抑えられない。俺の胸元で隠れているエリザからも、プルプルと喜びに震えているのが伝わってくる。
「港町の哀れな娘たちよ。今宵だけは吸血鬼と共に良い夢を見るといいさ」
「え――あう♡」
「「あ♡」」
スキル【魅了】を発動すると、三人の娘は瞬く間に我が虜となった。
意識が奪われているので、何をされても覚えてはいないだろう。さあたっぷりと吸血させてもらおう。
夕飯が微妙だったので寝る前に小腹が空いた。狩りに出かけるとしようか。
「吸血に行くのですね。ご主人様、お供いたしたく存じますわ」
「ああいこうかエリザ」
エリザと共に吸血鬼としての本分を果たすべく動き出す。新しい町で新しい血を求めて動こうじゃないか。
そうして出かける間際、水浴びを終えたノビルに声をかけられることとなった。
「どこに行くんだ?」
「娼館だよ。宿屋の親父のオススメの店に行ってくる」
「またか。アンタら昨日ダンジョンであれだけ血を吸ってたのに、今日も漁りに行くのかよ……」
「勿論だよ。昨日は昨日、今日は今日。ノビルだって昨日腹いっぱいご飯食べても今日もご飯食べるでしょ。それと同じさ。ところでノビルも行く?」
「行かねーよ! 血なんて誰が吸うか!」
「そっか。じゃあ俺たちだけで行ってくるよ。パープル君たちには適当に言っといて」
「へいへい。いってら」
ノビルに後事を託し、気兼ねなくイティーバの夜の街に繰り出していく。
「んー、潮の香りがするねぇ」
眼前には、港町の風情ある夜景が広がっている。闇夜を切り裂くように、灯台の灯りが煌々と照らされている。耳を澄ませば波の音。息一杯吸い込めば潮の香りが堪能できる。
港町に来ているって感じがして最高だね。これだけでも今回の依頼を受けた価値があるってもんだ。
「ふむ。妖艶な雰囲気だね」
大通りの繁華街から少し外れた裏通りを歩いていく。
裏通りには、かなりの規模の夜の街が形成されていた。王都には敵わないものの、ミッドロウの町よりは大きいかもしれない。
港町ということで船乗りなどの需要があるのだろう。奴隷市場なんてものもあるし、需要に沿った供給もあるのだろう。
色んな娼館があって目移りしてしまうが、宿屋の店主にオススメされた店へと一直線で向かう。いずれは全ての店を制覇するつもりであるが、まずはオススメされた店に行こう。
目的の店は奴隷市場近くにあった。船の形をした外観で、面白い建物である。
スキル【変化】で小さくなったエリザを胸元に隠し、その店に入っていく。錆びどめの塗料がこれでもかと塗りたくられた金属製の扉を潜る。
「いらっしゃい」
入ってすぐ、店主が出迎えてくれた。娼館の主だけあってスケベそうな顔した親父である。
「1ゴルゴンと少し払うから、娼婦を三人ほど見繕ってくれ」
「えっ、三人も見繕うのかい?」
「ああそうだ。自分で言うのも何だが俺は絶倫なんでね。そんくらいじゃないと満足できないんだよ」
「アンタ、もしかして最近噂の“性豪”か? 王都の方で活躍してるという?」
「……そうだよ。俺のこと知ってるのか?」
「ああ。最近夜の店の親父たちの話の種になってるよ。凄い人がいるってね」
なんと俺の噂がこの町にも届いているらしかった。パープルに知られたら何と言われるかわからないな。
「何か凄いスキルでも持ってるのか?」
「まあね。それよりもいい子をよろしく頼むよ」
「おっと、余計な詮索は無用だな。有名人に会えてつい興奮して余計なこと話しちまったぜ。娼婦三人だったな。噂の性豪様の来店とあっちゃ光栄の極みだ。当館飛び切りの女を用意するぜ」
「それは楽しみだな。よろしく頼むよ。これはチップね」
「ハハ、噂の性豪様は気前がいいな! 任せてくれ!」
店主との雑談を終え、娼館の水場に向かう。そこで身体を洗ったふりをして、それから宛がわれた部屋へと向かった。
「この店、外観も変わってるけど、部屋も変わってるなぁ」
「港町だけにそういった趣向を凝らしているようですわね」
「なるほど。宿屋の親父オススメな店なだけあるな」
部屋は船室をイメージして作られているらしく、内装やベッドもそのような形として調えられていた。窓は丸型だ。窓の外を覗かなければ、一瞬ここが船の中だって勘違いしてしまいそうなくらいだ。
こういういつもとは違った雰囲気の場所で吸血するっていうのは楽しそうだな。旅情緒に溢れているぞ。
――コンコン。
「どうぞー」
エリザと駄弁りながら待機していると、扉がノックされる。
入って来たのは三人の若い娘であった。三人ともエッチな衣装に身を包んでいる。
まずは自己紹介ということで話をすることにした。
「シティンです。よろしくお願いいたしますわ」
最初の娘はセミロングの髪型でお嬢様口調、それから右目下の泣き黒子が特徴的な子だった。顔も可愛いしスタイルも悪くない。
シティンちゃんはこの町の港湾関係の下級貴族の娘だったらしいのだが、親の不正がバレて奴隷落ちしたらしい。それでここの娼館の主に買い取られたらしい。
元貴族令嬢というわけだ。この店ナンバーワンの嬢みたいだ。
そういえばセインの一件でこの町の奴隷市場に来た際、似たような境遇の子が売られているのを見たことあるな。あの子とは別人だけども、似たような身空の子はこの世界じゃ珍しい話でもないのだろう。
「イナです」
「イパです」
続いて自己紹介してきたのは二人の娘。そっくりさんで一見するとどっちがどっちかわからない。
「二人は双子かな?」
「「はいそうです」」
どうやら双子らしい。ツインテールが良く似合う可愛い子たちだ。揃って返事してて息までぴったりだな。
二人はこの町近くの漁村の生まれで漁師の娘として生まれたらしいが、船の遭難で稼ぎ頭の父親が死に、それで身売りされたらしい。
貧しい家のために身売りされるなんてなんと哀れな娘たちだ。絶望の血の味が楽しめそうだね。
「あの、私たち処女なので優しくお願いします」
「え、そうなの? 二人とも?」
「「はい」」
なんと双子は揃って処女らしい。今日初めて客をとるようだ。
店主は俺が遊び人らしいことを聞いて、普通の女じゃ満足しないと思ったのだろう。それでいつもとは違った珍しい体験ができるように配慮してくれたらしい。
(はは、今宵は二人もの極上の処女の血を吸えるとは最高だな)
処女と聞いて歓喜を抑えられない。俺の胸元で隠れているエリザからも、プルプルと喜びに震えているのが伝わってくる。
「港町の哀れな娘たちよ。今宵だけは吸血鬼と共に良い夢を見るといいさ」
「え――あう♡」
「「あ♡」」
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意識が奪われているので、何をされても覚えてはいないだろう。さあたっぷりと吸血させてもらおう。
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