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六章
宿泊者名簿No.20 船大工カイリ6/7(兄妹の復讐)
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イティーバに戻ったおらたちはすぐにギルドに駆け込み、事の次第を報告した。無論、ヨミトさんが武装船を沈めたことなどは隠しての報告だ。
その後、ダンジョンの会議室で対策会議を始めることになった。。
「みんなご苦労さま。それじゃ第XX回眷属会議を始めるよ。マミヤの逃げた先はおおよそ見当がついている。まず間違いなく船会社ヴェッセルだろう」
行方知れずとなったマミヤだが手がかりはあった。ヴェッセルに拠点があるに違いなかったべ。
「だがひとまずは静観する」
「すぐに攻めないだべか?」
「うん。捕らえんと欲せばまず逃がせ、とも言うしさ。少し泳がせてから一網打尽にすることにするよ。下手に手を出して逃げられた方が面倒だし、焦ってこちらの損害が増えても拙いしね」
ヨミトさんはすぐにヴェッセルを攻めるような真似はしなかった。マミヤを絡み手でおびき出して一網打尽にするつもりのようだったべ。
「――スイという女幹部を捕虜にした。悪いがリム、スイに化けてマミヤのところに潜入してくれ。危険な任務だが頼む」
「了解ですぅ~。海のゴブリン野郎の精をたっぷり搾って骨抜きにしてやるですよぉ」
「ほどほどにな。バレないように頼むぞ。まあスキル【演技】を与えたから大丈夫だろうと思うけど」
夢魔のリムさんがマミヤの所に潜入し、情報を集めることになった。
ヨミトさんが王都に帰ったふりをしたことで安心したのか、マミヤは女が入れ替わったことにも気づいていない様子だったらしいべ。
そしてリムさんからの情報により、今までにマミヤがこのイティーバの町でしでかした悪事の数々が判明することになった。
義母ちゃんが公金窃盗で捕まったのは、やはりマミヤのせいだった。そしてその義母ちゃんは、今は囚われの身となって、マーマンの母体にされているらしい。さらには昔マリンを誘拐乱暴したのもマミヤらしいことがわかった。
真実を知り、おらはもう腸が煮えくり返って仕方なかったべ。
全部マミヤのせいだったんだべ。マミヤのせいで、おらの家族はめちゃくちゃになったんだ。許せねえ。許せるはずもねえべ。
「紹介しよう、新しい仲間だ。マリン、入っておいで」
「よろしくお願いします。みなさん」
マミヤに関する情報収集も大半が終わり、そろそろ奴を誘き出して謀殺しようか――そんな段階になった頃、マリンもヨミトさんの眷属に加わることになった。
「私は今みなさんが戦っているマミヤに恨みがあります。アイツを殺すためだったら何でもします。みなさん、どうかお力添えのほど、よろしくお願いします」
マリンは顔面に血管を浮かび上がらせながらみんなに挨拶していた。ヨミトさんから真実を聞かされて怒りが抑えられないといった感じだったべ。おっかねえ挨拶だった。
そんな挨拶しちまって、おらはマリンが嫌われねえかと心配したんだけんども……。
「アハハ、この前仲間になった変な眉の男より気合入ってて使えそうじゃん」
「こらロビン、野次るのはやめなさい」
「ウチの店の芋よりも頼りになりそう。なあパンシー?」
「うんそうそう。芋より気合入っててイイカンジ」
「あの子いいわねぇ。美人だし、ミッドロウの宵蝶で働いてくれないかしら?」
マリンのおっかねえ挨拶は何故か好評だった。
吸血鬼の眷属のみなさんは血気盛んな人が少なくないみたいだったべ。おらみたいな小心者は少数派だべか?
眷属会議が終わった後、おらはマリンと顔を合わせることになった。気まずかったけんども、会ったら蟠りはすぐに解けたべ。
「マリン……」
「ごめんお兄ちゃん。今までに色々酷いこと言って……」
マリンは昔のようにおらのことをお兄ちゃんと言ってくれた。嬉しかったべ。
「いや、マリンが謝ることなんて何もねえ。おらがマリンを守れないほど弱かったのが悪いし、それに本当に悪いのはおらでもマリンでもねえ。あのクソ野郎、マミヤだっぺ」
「うん。アイツだけは絶対に許せない。お兄ちゃん、アイツ、絶対にぶっ潰そうね!」
「ああ! 勿論だべ!」
おらとマリンは昔のように手を取り合うと、マミヤ打倒を誓い合った。
ヨミトさんはおらたちの要望を踏まえた上で作戦を決定してくれた。
「それじゃ、マミヤがこの世界で築いた何もかもをぶち壊して始末してあげるとしようか。カイリ、マリン、それでいいかい?」
「お願いしますだべ」
「ええ異論はありません。最後はお兄ちゃんに任せます」
全ての準備が整った後、ヨミトさんはマミヤ謀殺のための手配を整えてくれた。
場所はマリンの働いている盛り場。おらはスイという女に化けて止めを刺す役となった。
「イノコ。敵ダンジョン攻略は任せたぞ」
「お任せください」
マミヤを誘き出したと同時、イノコさん率いる別働隊がヴェッセルにある転移陣を使ってマミヤのダンジョンを襲撃。マミヤの残存勢力殲滅と、囚われの身となっている義母ちゃんを解放する手はずとなっていた。
ヨミトさんに抜かりはなかったべ。
「――ぐはっ、ごほっ、馬鹿なっ」
ヨミトさんが用意した飛びっきりの毒を、店員のマリンが盛る。
まんまと毒を飲んだマミヤはヨミトさんに促され、注目を浴びる場所で正体を晒すことになった。
「がはぁ……くそ、この僕がぁ……」
マミヤのあの高慢ちきな面が苦痛で歪む。焦りと絶望で歪む。
腸煮えくり返るような相手のそんな姿は、最高だべな。
「なんで魔物がマミヤ様に化けてんだよ!?」
「わからねえ!」
「マミヤさんが魔物だったってことか!?」
「そんな、マミヤさんが魔物だなんて!」
マミヤの正体は白日の下に晒されることになった。
ヨミトさんが仕込んだサクラもいるので、あっという間にマミヤが魔物だという事実が広がっていくこととなった。
「スイっ、殺せ! この男を殺せ!」
マミヤが無様に床に転がりながら必死に叫ぶ。
(やっとおらの出番だべ。この時をどれほど待ち望んだことだべッ!)
奴の腹に思いっきり槍をぶっ刺してやった。刺して刺して刺しまくってやった。
「がはっ、かひゅ、何故っ、僕がっ、僕は……この世界の神に……」
マミヤは絶望の中、酒場の汚い床をのた打ち回りながら死んでいった。
その死に様を見ていたら、胸がすっと軽くなった。全ての鬱憤は消えないけんども、それでもだいぶすっきりすることができたべ。
その後ヨミトさんたちの情報工作もあり、イティーバの騒動の原因はダンジョンマスターであるマミヤの仕業ということになった。
マミヤ死亡の直後に九頭竜島のダンジョンが消えたため、状況証拠からマミヤがダンジョンマスターであるということになったんだべ。
そうしてマミヤはこの地で築き上げた全ての名声を失い、とんでもない悪の魔王として歴史に名を刻むこととなったんだべ。
魔王マミヤ。イティーバの住人がその名を聞けば、誰もが顔を顰めて罵声を浴びせる。そのくらいの存在へと、奴は成り下がったのだった。ざまあみろって感じだべな。
その後、ダンジョンの会議室で対策会議を始めることになった。。
「みんなご苦労さま。それじゃ第XX回眷属会議を始めるよ。マミヤの逃げた先はおおよそ見当がついている。まず間違いなく船会社ヴェッセルだろう」
行方知れずとなったマミヤだが手がかりはあった。ヴェッセルに拠点があるに違いなかったべ。
「だがひとまずは静観する」
「すぐに攻めないだべか?」
「うん。捕らえんと欲せばまず逃がせ、とも言うしさ。少し泳がせてから一網打尽にすることにするよ。下手に手を出して逃げられた方が面倒だし、焦ってこちらの損害が増えても拙いしね」
ヨミトさんはすぐにヴェッセルを攻めるような真似はしなかった。マミヤを絡み手でおびき出して一網打尽にするつもりのようだったべ。
「――スイという女幹部を捕虜にした。悪いがリム、スイに化けてマミヤのところに潜入してくれ。危険な任務だが頼む」
「了解ですぅ~。海のゴブリン野郎の精をたっぷり搾って骨抜きにしてやるですよぉ」
「ほどほどにな。バレないように頼むぞ。まあスキル【演技】を与えたから大丈夫だろうと思うけど」
夢魔のリムさんがマミヤの所に潜入し、情報を集めることになった。
ヨミトさんが王都に帰ったふりをしたことで安心したのか、マミヤは女が入れ替わったことにも気づいていない様子だったらしいべ。
そしてリムさんからの情報により、今までにマミヤがこのイティーバの町でしでかした悪事の数々が判明することになった。
義母ちゃんが公金窃盗で捕まったのは、やはりマミヤのせいだった。そしてその義母ちゃんは、今は囚われの身となって、マーマンの母体にされているらしい。さらには昔マリンを誘拐乱暴したのもマミヤらしいことがわかった。
真実を知り、おらはもう腸が煮えくり返って仕方なかったべ。
全部マミヤのせいだったんだべ。マミヤのせいで、おらの家族はめちゃくちゃになったんだ。許せねえ。許せるはずもねえべ。
「紹介しよう、新しい仲間だ。マリン、入っておいで」
「よろしくお願いします。みなさん」
マミヤに関する情報収集も大半が終わり、そろそろ奴を誘き出して謀殺しようか――そんな段階になった頃、マリンもヨミトさんの眷属に加わることになった。
「私は今みなさんが戦っているマミヤに恨みがあります。アイツを殺すためだったら何でもします。みなさん、どうかお力添えのほど、よろしくお願いします」
マリンは顔面に血管を浮かび上がらせながらみんなに挨拶していた。ヨミトさんから真実を聞かされて怒りが抑えられないといった感じだったべ。おっかねえ挨拶だった。
そんな挨拶しちまって、おらはマリンが嫌われねえかと心配したんだけんども……。
「アハハ、この前仲間になった変な眉の男より気合入ってて使えそうじゃん」
「こらロビン、野次るのはやめなさい」
「ウチの店の芋よりも頼りになりそう。なあパンシー?」
「うんそうそう。芋より気合入っててイイカンジ」
「あの子いいわねぇ。美人だし、ミッドロウの宵蝶で働いてくれないかしら?」
マリンのおっかねえ挨拶は何故か好評だった。
吸血鬼の眷属のみなさんは血気盛んな人が少なくないみたいだったべ。おらみたいな小心者は少数派だべか?
眷属会議が終わった後、おらはマリンと顔を合わせることになった。気まずかったけんども、会ったら蟠りはすぐに解けたべ。
「マリン……」
「ごめんお兄ちゃん。今までに色々酷いこと言って……」
マリンは昔のようにおらのことをお兄ちゃんと言ってくれた。嬉しかったべ。
「いや、マリンが謝ることなんて何もねえ。おらがマリンを守れないほど弱かったのが悪いし、それに本当に悪いのはおらでもマリンでもねえ。あのクソ野郎、マミヤだっぺ」
「うん。アイツだけは絶対に許せない。お兄ちゃん、アイツ、絶対にぶっ潰そうね!」
「ああ! 勿論だべ!」
おらとマリンは昔のように手を取り合うと、マミヤ打倒を誓い合った。
ヨミトさんはおらたちの要望を踏まえた上で作戦を決定してくれた。
「それじゃ、マミヤがこの世界で築いた何もかもをぶち壊して始末してあげるとしようか。カイリ、マリン、それでいいかい?」
「お願いしますだべ」
「ええ異論はありません。最後はお兄ちゃんに任せます」
全ての準備が整った後、ヨミトさんはマミヤ謀殺のための手配を整えてくれた。
場所はマリンの働いている盛り場。おらはスイという女に化けて止めを刺す役となった。
「イノコ。敵ダンジョン攻略は任せたぞ」
「お任せください」
マミヤを誘き出したと同時、イノコさん率いる別働隊がヴェッセルにある転移陣を使ってマミヤのダンジョンを襲撃。マミヤの残存勢力殲滅と、囚われの身となっている義母ちゃんを解放する手はずとなっていた。
ヨミトさんに抜かりはなかったべ。
「――ぐはっ、ごほっ、馬鹿なっ」
ヨミトさんが用意した飛びっきりの毒を、店員のマリンが盛る。
まんまと毒を飲んだマミヤはヨミトさんに促され、注目を浴びる場所で正体を晒すことになった。
「がはぁ……くそ、この僕がぁ……」
マミヤのあの高慢ちきな面が苦痛で歪む。焦りと絶望で歪む。
腸煮えくり返るような相手のそんな姿は、最高だべな。
「なんで魔物がマミヤ様に化けてんだよ!?」
「わからねえ!」
「マミヤさんが魔物だったってことか!?」
「そんな、マミヤさんが魔物だなんて!」
マミヤの正体は白日の下に晒されることになった。
ヨミトさんが仕込んだサクラもいるので、あっという間にマミヤが魔物だという事実が広がっていくこととなった。
「スイっ、殺せ! この男を殺せ!」
マミヤが無様に床に転がりながら必死に叫ぶ。
(やっとおらの出番だべ。この時をどれほど待ち望んだことだべッ!)
奴の腹に思いっきり槍をぶっ刺してやった。刺して刺して刺しまくってやった。
「がはっ、かひゅ、何故っ、僕がっ、僕は……この世界の神に……」
マミヤは絶望の中、酒場の汚い床をのた打ち回りながら死んでいった。
その死に様を見ていたら、胸がすっと軽くなった。全ての鬱憤は消えないけんども、それでもだいぶすっきりすることができたべ。
その後ヨミトさんたちの情報工作もあり、イティーバの騒動の原因はダンジョンマスターであるマミヤの仕業ということになった。
マミヤ死亡の直後に九頭竜島のダンジョンが消えたため、状況証拠からマミヤがダンジョンマスターであるということになったんだべ。
そうしてマミヤはこの地で築き上げた全ての名声を失い、とんでもない悪の魔王として歴史に名を刻むこととなったんだべ。
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