あぁ、愛しの姫様！！～王国の日常～

プロローグ

今日も今日とて王国は騒がしいなー...。

あ、旅人さんこんにちは！...え？うるさいのは何故かって？...そりゃあ、見ればわかります。


「あぁ、姫様！！今日も麗しい！！白い肌に黄色い髪の毛！！美しい！！可愛い！！愛してる！！」

あの騒いでる男が執事の【白火】

「兄さんありえねー...何歳下のちびに恋してんだよ...。」

この引いている男が執事の【黒火】白火の弟です

このふたりの本当の名前は誰にもわからないのです。なんせ城の目の前に捨てられていたのですから。

それを初代国王が拾い、名をつけたのです。え？初代国王は今何歳なのかって？

やだなぁもう死んでるに決まってるじゃないですか。

この王国は三百年栄えた国なんですよ？あ、この国のこと知らないということは結構遠い国から来ましたね？

え？じゃあなんであの２人は生きてるのかって？

...人間じゃないからに決まってるじゃないですか。王に助けられて以来ずっとここで働いているのです。



あ、来たきた。あれが城の名物夫婦。通称『そろそろ旦那死ぬんじゃね？』です。

え？名前がおかしいって？いや合ってます。見ててくださいね？

「ありえないんだけど、なんで私のアイス食べんの？」

あの暴力振るっているのが妻の【ワーカー】です。ちなみに城の食堂のおばちゃん的存在です。あ、でもこれ言うと殴られますから気をつけてくださいね。結構若いんで...。

「すまん嫁よ...。アイス食べたかったんだ。でも今度ちゃんと倍にして返すから。愛してるよ。」

見事に受け身をとっているのが夫の【コン】です。あの人も食堂担当ですね。すごい料理作るの上手いんですよ。包丁三本くらい一気に使うんです。

...他にもいろいろいるんですけど...。僕もそろそろ仕事に戻らなきゃいけないのでここまでです。では旅人さん。気が向いたらぜひ城へ！

珍しいことにこの国の城は一般人も出入りできるんですよ！あぁ、でも勝手に入るとロボに迎撃されちゃうんでちゃんと入場切符切ってくださいね。

え？僕ですか？あー...申し遅れました。城でロボの発明をしている【ユメ】と言います。あ、男ですからそこんところお間違いなく☆では


また会いましょうね！