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【16歳】

【16歳】16☆

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___時は過ぎての夏休み直前___

おかしい……やっぱり主人公にオークを渡せない………

今回のイベントは学園で突然の雨が降り、主人公の服が濡れてシャツが透ける。
薄っすら乳首見え~のオークが主人公にドッキドキ☆

のはずが………

雨は降らず、水魔法の特訓中で俺が濡れ…俺の乳首が薄っすら見え~のオークがにドッキドキィィ!


…………で、只今…………


「んっ………オークッ……誰かっ……来たらっ!」

「こんな場所……っ……誰も来ねぇし……んぅっ……乳首見せる……お前が悪い……んっ!」

「見せてなっ…あぁんっ!」

ほとんど人の来ない…いつもの中庭とは違う穴場の練習出来る場所で…水魔法の特訓中にこうなった……
おかしい、イベントは通り雨か何かだろ?

雨は雨でも俺…霧雨だぜ?


___少し前…___


「オーク、お前水魔法得意だったよな?」

「あぁ、どうした?」

「俺さぁ…どうしても出来なくて…」

課題で出された水魔法を応用した霧がどうしても出来なくてオークに相談していた。

「じゃあ今日の午前中は自習だし、課題はそれぞれの苦手分野を練習だから中庭行こうぜ。」

「あ、それなら…」

………と、偶然こないだ見つけた古い東屋のある旧中庭に来た。
ここは今は誰も来ないらしく、手入れもされてないので茂みを掻き分けないと来れない。
中庭自体は広かったのかポッカリと練習出来る広さは十分にあった。
たまたまこないだ空を飛ぶ講義で飛んだ時に見つけたんだよな♪

「ここなら心置きなく出来るな。」

俺は杖を取り出して呪文を唱える。

………が、霧は出来なくて霧雨が俺に降ってくる。
虹が掛かって綺麗なのは良いんだが………

「あとっ…ちょっと…なんだけどなぁ~。フフッ、虹綺麗~♪」

…と、今日は暑いからと制服のジャケットを脱いで上は白いシャツのみで何回もやったのがいけなかった………

「………ふぅ、ビッチョビチョだ~!ま、暑いからすぐ乾くかぁ。な、オーク♪」

流石に何度も霧雨を浴びると杖を水が滴り、髪や服も濡れる。
俺はオークにアドバイスをもらおうと顔を向けたら真っ赤になったオークに東屋へ連れて行こられて…

………こうなった………

「あぁぁあっ!外はヤダってぇぇ……んんぅっ!!」

日差しが強いと東屋に連れ込まれ、後ろから首筋をキスをされながら俺は上は前を開けた状態で下は……脱がされた…

オークはちゃっかり着てやがるっ!ズルいっ!

「…太陽に……照らされて…キラキラと光る霧雨の中にっ………お前がいるのは…んっ……虹を喜ぶお前の笑顔……もっ……かなりクる……だろっ!」

俺のペニスは既にイかされ、今はバックでオークのペニスが俺の中に入っている。
突かれる度にシコリを強く刺激され、腕の力が入らず東屋のテーブルの上にうつ伏せで倒れた状態だ。

「ああぁんっ!……んぅっ……恥ずかしいっ……てぇ!」

「可愛…ぃっ…シオンがっ……んんっ…悪…いっっ!!」

「可愛っ…ぃっ…ぁっ…言ぅんっ……なぁぁんっっ!」

何度も突かれて最後にゴリュン!と、強く突上げられた。

「あぁぁあっ!!」

プシュッ!!

「ハァ…んぅっ………ハァ…ぁあ…ん………」

俺とオークは同時に達してしまい、オークの相変わらず中で勢い良く出る射精に俺はビクビクと反応してしまう。

「ハァ………ハァ……シオン…こっち…向いて……」

グリュンッ!と、中に入ったままテーブルの上で仰向きにされた。
仰向きになるとペニスの角度が変わり刺激にキュウッと、オークのペニスを締め付けた。

「ひゃぁあっ!」

「………くっ………シオ…ン……締…まるっ!」

「だって……っ!んんんぅ!!」

オークのペニスが大きくなり、俺は強い刺激に体が撓る。

「………オーク……っ声出ちゃうからぁ………!」

「じゃあ……俺で……塞いどけ………ん……」

そう言ってオークが俺に覆い被さってきた。

「ん………っ!………んぅ……ふっ…ぁっ……んんんんぅぅっ!!」

舌を絡ませながら何度も突かれてまた俺とオークが絶頂に達する。

結局俺達は昼近くまで東屋にいた。

「ハァ……ハァ………」

ズリュ………ッと、オークのペニスがゆっくりと抜かれる。

「ぁんんぅっ!」

入れられるのも感じるが抜かれる時もかなり感じてしまう……そして、オークが抜くのを途中で止まった?

「……なぁ……もう1回…「する訳ねえだろっ!抜けぇっ!!バカぁっ!」」

オークのヤツ、真面目な顔して何いってんだ!
青姦なんて転生前でもした事ねぇぞっ!!
人が来なくて本当に良かったよぉぉぉ!

「……ゴメン……シオンと初めてした閨の日から…俺……我慢出来なくて……」

そう話しながら俺を椅子に座らせて洗浄魔法をかけ、身体に付いた精液や東屋のホコリが綺麗になる。
そして風魔法で服も乾かした。

………コイツ…こないだの風魔法も習得しやがった!

「怒ってるか……?」

オークがシュンとしながら椅子に座る俺の前で跪いて俺の手を両手に持って自分の唇に当てる。

………その上目遣い………誰から習ったかなぁ………

クロバイから運命の紐の話を聞いたせいか、可愛くてドキドキしちゃうじゃんっ!

「……怒って…ない……」

「シオン……キス……したい………」

オークがそう言って顔を近付けてくる。

「しないって……言っても…するくせに……」

「するに……チュ……決まってんだろ?お前が…好き…チュ……だから………ん……」

「ん………ぅ………」

啄むキスだったのが最後は舌が入ってきた。

俺を好き…?
ゲームじゃオークは主人公が好きなんだけどな……転生前に読んだ本みたいな展開もありって事?
なら、運命の紐を引くのは俺だし2人と色々向き合って見てかなきゃいけないよな?

閨も何だかんだとオークが入る事になった。
公務もあるからたまにだろうが。
クロバイが非公式とか言いながら「ここは公平にこっそりいきましょう。」とか言い出すし。
何かクロバイ、息子のカヤは分かるがオークも気に入ってきたのか?

婚約に関してはクロバイと話をしてから「本の通りなら今無理矢理婚約しても無意味だ。」とか言って、そのまま『候補』のままだ。

ゲームの話がそのまま進むなら…俺は…自分の意志に関係なくカヤを選ぶのかなぁ……

___チクン___

あれ?
胸が……痛い……

___チクッ!___

「んぅっ!」

「………シオン…何考えてた……?」

オークが考え事してた俺の舌を甘噛して唇を離した。

「ゴメン……何でもない。…なぁ…もう少し…キス……しよ……」

分からない将来を考えてもしょうが無い。
俺はゲームのシオンじゃない…のシオン・ローズウッドとして選べば良い。

俺は自分から唇を深く合わせ、クチュクチュと舌を絡ませお互いの歯列や上顎を舐め合って満足するまで貪り合った。

そして…結局霧雨は家に帰ってクロバイに教わった…最初からそうすりゃ良かった………
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