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実咲と俺はラッシュガードを脱げないまま、2人はズルいよなと思ったけど…

「…っ…ゴメンッ、やっぱ着ててっ!」

砂浜に着いてパラソルの下で脱いだユキの背中を見てビックリした。

「ん~、何で?」

爪を立てた覚えはあるけどこんなに立てていたのか⁉
ユキの背中にはたくさんの爪痕があった。

「マジでゴメン!海水は染みるよな。」

「大丈夫だよ、しっかり潜らなきゃね。」

隣を見ると謝りながら森之宮に着せてる実咲がいた。
俺達はそのまま浅瀬で遊んだりビーチバレーをして楽しんだ。

そして夜…

___ヒュルルルル…___

「わぁ…」

浜辺にレジャーシートを敷いて花火大会を堪能。
音も迫力があるし、見応えあって綺麗だった。

「実咲っ、綺麗だなっ…て…何だよ、ユキ。」

実咲に声を掛けようとしてユキに止められた。

「シィー…」

「…ぁ…」

「ユキの肩越しからコッソリ覗くと、花火の音で聞こえなかったが実咲と森之宮がキスをしていた。」

「マコ…俺達も…」

「…ぁ…」

花火の音が消えると波の音に代わり、俺達は唇を合わせる…

「マコ…好き…」

「ん…」

…俺も…好き…

人生で初めてのこの経験は俺は一生忘れられないだろう。
しばらくして花火大会は終わり、俺達はそれぞれの部屋へと戻っていった。

部屋に戻ると俺達はどちらからともなくお互いを求め、服を脱いでベッドへと倒れる。

___ドサッ!___

「あっ……んっ……」

「マコ…」

「んぅっ!」

日焼けした肌がシーツに当たるとピリリと刺激するが、それよりもっとユキの指や舌で刺激が欲しい。
俺はユキにしがみつき、首筋を噛んだ。

___カリッ___

「…っ…」

「ハァ…痛い?」

「…悪い子だな……でも…痛くないよ。」

「痕…付いてないな。」

俺にはあれだけ付けたんだから仕返してやりたかったのに。

「軽かったからじゃない…」

___カリッ…___

「んんっ!」

ユキが俺の耳を齧ると甘く痺れ、そしてその後はジンジンと少しずつ痺れは引いた。

「…これくらいじゃない?もっと強く噛まなきゃ。マコ…四つん這いになって。」

「こう…か?」

「そう、は四つん這いの方が良いと聞いたからね。ローションを少し垂らすね。」

___ピクン…___

「…んっ…」

「ゴメン、冷たかった?」

「ううん…ちょっと驚いただけ。」

うん、これくらいは大丈夫なんだけど…
これから抱かれようとしてる俺が当たり前にしている事の方が驚きだ。

___プチュ___

解されいた後孔はすんなりとユキの指を受け入れる。
3本入った時点で圧迫感はまだほんの少し残っているけど、気持ち良いのが強くて俺は自然と腰を振っていた。

「マコ…腰揺れてる…エッチだよね。」

「んんっ…そんな事…言うなっ…」

ワザと気持ち良いとこ外しやがって…腰をくねらせて気持ち良い場所を探すけど、上手にユキの指は外していく。

「……ユキ…ッ…外すなよっ…」

「ん~…何が?」

クチュクチュと俺の中で音がする。
俺…慣れるの早過ぎない?

でも…もう…

「もう…指…良いからっ………きて…よっ。」

腐男子の知識をフル活用し、俺は一生懸命手を伸ばしてユキの陰茎に触れた。

「これ……ちょうだぃぃ…っ…」

___カァァァ…___

恥ずかしぃぃっ!よくこんなセリフ、受のヤツら平然と言えるよな‼
マジで尊敬するよ!
あ゛、そういや前の人生で受ルートのユキの時にこうやって誘えって言ったような…前の人生のユキ…マジでゴメン…

「……良いの?」

「ん…良いか…らぁ…」

「…っ…分かった。」

俺の情けない顔に驚いたのか、一瞬怯んだ顔をしたユキの顔がすぐに嬉しそうな顔をした。
だって、めちゃくちゃこれ辛いんだよ?
もう、身体が欲しがってるんだよ??

「ぁ…」

「…入れるよ…」

___ズ…___

「んんっ…」

指とは違うユキの陰茎は最初から太く熱い。
圧迫感は半端ないし、後孔がミチミチ音を立ててる気がして少し痛い。

「んぁっ…くっ…!」

「くっ……マコ…息…してっ…」

息、ラマーズ法?ひっひっふーって、したら下半身の力が抜けるんだっけ?

「ひっ……ひっ……」

___ズズ…___

「あぁんっ!」

入口だけでこんなに興奮するなんて、もっと入ったらどうなるんだよ。

「ハァ…ッ……全…部…入った?」

「ゴメン…まだ真ん中も…っ…いってない…」

マジかぁっ!

「入れて…欲しぃのに…何でだよぉ…んんぅっ。」

「マコ……」

___ズルッ___

「んぅっ。」

マコの陰茎が俺の中からいなくなる。
圧迫感が無くなって安心したような寂しいような…でも、やっぱり中にいて欲しかった。

「やだ…ユキ…」

俺はユキの方を向いてイヤイヤと首を振った時、ユキは俺を自分の方に向かせて一緒に横になった。

「だってマコ、辛そうじゃん。」

「俺は大丈夫だから。」

「嘘ばっかり、涙目になってるでしょ。」

ユキが俺の目の端に溜まった涙を拭った。

「ゴメン…ユキ。」

「大丈夫、まだ休みは始まったばかりでしょ?ゆっくり挑戦しよ?」

その後2人で風呂に入り、ゆっくりとベッドで語り合って抱き締めて眠った。
次の日の朝、森之宮から実咲が1日動く事が難しいと聞いた為、昨日は泳げなかったので2人で泳ぎに行く事にした。
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