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1章。強くてニューゲーム
2話。レベル999の闇の力を引き継ぐ。強くてニューゲーム
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コレットはこんなタチの悪い冗談を言う娘ではない。
では、やはり……
「俺は5年前のあの日に戻ってきたのか!?」
慌てて右手の甲を確認してみる。そこには、呪わしい【暗黒の紋章】があった。
複雑な紋様を描くソレは、闇属性クラスを授かった者に与えられる紋章だ。暗黒の紋章には
いくつか種類があり、これは紛れもなく【黒魔術師】の証だった。
コレがあるから、俺はどこに行っても除け者にされてきた。
「え……ッ!? あ、【暗黒の紋章】? 黒魔術師って?」
コレットも俺の【暗黒の紋章】に気づいて、目を白黒させている。
彼女は食い入るように俺の右手を見つめた。
「で、でも、おかしいわ。クラスを与えられるのは、正午以降のハズなのに……ッ!?」
その通りだ。
神よりクラスを与えられるのは、15歳の誕生日の正午から夕方までの間だ。これは例外なく絶対だった。
故にその時間帯に、該当者は教会に集まってクラス授与式が行われる。俺とコレットとアレスは、同い年で誕生日も一緒だった。
まだ朝の段階で、俺が黒魔術師のクラスを得るのはおかしい。
だとしたら。
「……まさか、これは未来の俺から引き継いだ紋章なのか?」
そうとしか考えられない。
「ステータス・オープン!」
俺は慌てて自身のステータスを確認した。
目の前に、俺にしか見れないステータスボードが浮かび上がる。
この世界の者は誰しも、自分のレベル、クラス、修得した魔法、スキルといった情報が書かれたステータスを閲覧することができた。
================
名前 :カイ=オースティン
クラス:黒魔術師
レベル:999
スキル:なし
備考 :ステータスを引き継いだ状態で、2週目の世界に入っています。
==================
「なに……?」
これは死ぬ前の俺と、まったく変わらないステータスだぞ。
レベルは最大の999。修得した闇魔法も、すべて使えるようだった。
それに、今まで無かった備考欄にテキストが表示されていた。
『ステータスを引き継いだ状態で、2週目の世界に入っています』だって……?
さらに、左手を見て俺は驚愕した。
「……これはコレットから贈られたミサンガ?」
赤い刺繍糸で織られたミサンガが、左手首に巻かれていたのだ。
ミサンガは役目を果たしたかのように、ふたつに切れて床に落ちた。ミサンガは切れるまで身に着けていると、願いが叶うとされている。
このミサンガには、俺に生きて帰ってきて欲しいというコレットの願いが込められていた。
俺は慌てて、床に落ちたミサンガを拾い上げた。
「まさか……」
意識が消える寸前に、確かにコレットの叫びが聞こえた。
この不可思議な状況は、まさかコレットの──このミサンガのおかげ……?
そんな突拍子もない考えが浮かんだ。
「えっ、私から贈られたモノ?」
コレットはキョトンとしている。
俺は戸惑ったが──要点だけは理解した。
細かいことはわからないが、俺は最強に至った状態で5年前に戻ったということだ。
「……は、ははははっ! そ、そうか。やった! やったぞ! そうだ。この力があれば、未来を変えられる!」
喜びのあまり、俺はコレットに抱き着いた。
「えっ!? ちょっとカイ……!?」
コレットは顔から火が出るほど、真っ赤になっている。
このぬくもりを今度は絶対に手放したりはしないぞ。
俺はコレットのことが好きだったが、1周目の人生では勇気がなくて、ハッキリと想いを伝えられなかった。
勇者パーティの一員として魔王を討伐し、コレットを聖女の使命から解放したら、その時にこそ、告白しようと考えていた。
だが今回は、そんな回り道などするつもりは毛頭ない。
「コレットが王城に幽閉される未来も、俺が殺される運命も変えてやる! もう誰にも遠慮なんかするものかッ!」
「はわぁあああ! えっ、な、なななな、何を言って!?」
「ああっ、いや。ごめん。つい、興奮のあまり……」
我に返って、慌てて彼女から手を離す。
コレットは、代々、【聖女】を輩出してきたヴァルム侯爵家の令嬢だ。
15歳にどんなクラスを授かるかは、血統とそれまでの生き方で決まるとされている。
聖女は清らかな乙女でなければ授からないため、コレットは深窓の令嬢として隔離され、男性にほとんど免疫が無かった。
そういえば、コレットは俺と手を繋いだだけで、リンゴみたいになっていたことを思い出す。
「うっ、ま、まぁ、嫌じゃないけど。いきなりだったんで、びっくりしただけ……もし私が聖女のクラスを授かれば、カイとは、そういうことしちゃっても良い訳だし……」
コレットは何かモゴモゴ言っていた。
「あっ!? でもカイが闇属性クラスを得たと知られたら、マズイかも……」
「マズイって、何が?」
「もうっ、私たちの婚約よ! おじさまの闇属性嫌いは有名でしょ? 魔族に近いなんて言う人もいるし……」
コレットは顔を曇らせた。
やはり、彼女は俺が黒魔術師となっても態度を変えなかった。
前世でもそうだったが、すべての人間が手の平を返し、俺を忌み嫌う中、最後まで手を差し伸べてくれたのがコレットだった。
人間など誰ひとり信用できないが、コレットだけは違う。
やはり、俺はコレットと添い遂げたい。
だが聖女のクラスを得たコレットは、突如現れた魔王のせいで、不遇の人生を歩むことになる。
もし今日が、クラス授与式の日なら時間が無い。
なぜなら、魔王は今日、誕生するのだから。
「コレット、驚かずに聞いてくれ。俺は5年後の未来から、ここにやってきたんだ。今の俺は黒魔術師レベル999になっている」
「ふぇ……っ? れ、レベル999!?」
コレットは息を飲んだ。
聖騎士団長である俺の父でさえ、レベル400だ。
「証拠を見せる。地獄の底より来たれ、アークデーモン!」
俺は魔力を込めた人差し指を動かし、空中に赤い魔法陣を描いた。
魔法陣が輝きを放つと、空間がグニャリと歪み、漆黒の翼を持った巨大な悪魔が現れた。踏みしめられた床が軋む。
「ひゃあああああっ!? まっ、ままままさか、アークデーモン!?」
コレットが恐怖に縮み上がって、俺にしがみついた。
「そうだ。黒魔術師レベル900で隷属契約が可能になり、地獄から召喚できる上位悪魔アークデーモンだ。よし! これが使えたということは……」
1周目の世界で結んだ悪魔との契約が有効ということは、俺が修得した闇魔法のすべてが使用可能だと考えて、まず間違いないだろう。
なにより1週目の世界が夢ではなく、現実に存在したことが証明できた。
俺はふたつに切れたコレットのミサンガを取り出して、握り締める。
生きて再び会いたいという、俺とコレットの願いが叶ったのだ。
「マスター、カイ様、ご命令を」
アークデーモンはうやうやしく片膝をついて、俺に頭を垂れる。
「はひゃ……えっ、だ、大丈夫なの?」
その様子を見て、ようやくコレットも半分、警戒を解いてくれた。
アークデーモンの戦闘力は、聖騎士100人に匹敵すると言われている。
「怖がらせてしまって、ごめん。だけど、これで俺がレベル999の黒魔術師だと、納得してくれたか?」
「う、うん。わかった。もともと、カイはそんな嘘は言わないし……」
コレットは上目遣いで俺を見つめた。
俺はそんな彼女のことを、かわいい、心底愛おしいと思う。
「要件はない。下がれ」
「ハッ!」
俺が命じると、アークデーモンは幻であったかのように消え去った。
では、やはり……
「俺は5年前のあの日に戻ってきたのか!?」
慌てて右手の甲を確認してみる。そこには、呪わしい【暗黒の紋章】があった。
複雑な紋様を描くソレは、闇属性クラスを授かった者に与えられる紋章だ。暗黒の紋章には
いくつか種類があり、これは紛れもなく【黒魔術師】の証だった。
コレがあるから、俺はどこに行っても除け者にされてきた。
「え……ッ!? あ、【暗黒の紋章】? 黒魔術師って?」
コレットも俺の【暗黒の紋章】に気づいて、目を白黒させている。
彼女は食い入るように俺の右手を見つめた。
「で、でも、おかしいわ。クラスを与えられるのは、正午以降のハズなのに……ッ!?」
その通りだ。
神よりクラスを与えられるのは、15歳の誕生日の正午から夕方までの間だ。これは例外なく絶対だった。
故にその時間帯に、該当者は教会に集まってクラス授与式が行われる。俺とコレットとアレスは、同い年で誕生日も一緒だった。
まだ朝の段階で、俺が黒魔術師のクラスを得るのはおかしい。
だとしたら。
「……まさか、これは未来の俺から引き継いだ紋章なのか?」
そうとしか考えられない。
「ステータス・オープン!」
俺は慌てて自身のステータスを確認した。
目の前に、俺にしか見れないステータスボードが浮かび上がる。
この世界の者は誰しも、自分のレベル、クラス、修得した魔法、スキルといった情報が書かれたステータスを閲覧することができた。
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名前 :カイ=オースティン
クラス:黒魔術師
レベル:999
スキル:なし
備考 :ステータスを引き継いだ状態で、2週目の世界に入っています。
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「なに……?」
これは死ぬ前の俺と、まったく変わらないステータスだぞ。
レベルは最大の999。修得した闇魔法も、すべて使えるようだった。
それに、今まで無かった備考欄にテキストが表示されていた。
『ステータスを引き継いだ状態で、2週目の世界に入っています』だって……?
さらに、左手を見て俺は驚愕した。
「……これはコレットから贈られたミサンガ?」
赤い刺繍糸で織られたミサンガが、左手首に巻かれていたのだ。
ミサンガは役目を果たしたかのように、ふたつに切れて床に落ちた。ミサンガは切れるまで身に着けていると、願いが叶うとされている。
このミサンガには、俺に生きて帰ってきて欲しいというコレットの願いが込められていた。
俺は慌てて、床に落ちたミサンガを拾い上げた。
「まさか……」
意識が消える寸前に、確かにコレットの叫びが聞こえた。
この不可思議な状況は、まさかコレットの──このミサンガのおかげ……?
そんな突拍子もない考えが浮かんだ。
「えっ、私から贈られたモノ?」
コレットはキョトンとしている。
俺は戸惑ったが──要点だけは理解した。
細かいことはわからないが、俺は最強に至った状態で5年前に戻ったということだ。
「……は、ははははっ! そ、そうか。やった! やったぞ! そうだ。この力があれば、未来を変えられる!」
喜びのあまり、俺はコレットに抱き着いた。
「えっ!? ちょっとカイ……!?」
コレットは顔から火が出るほど、真っ赤になっている。
このぬくもりを今度は絶対に手放したりはしないぞ。
俺はコレットのことが好きだったが、1周目の人生では勇気がなくて、ハッキリと想いを伝えられなかった。
勇者パーティの一員として魔王を討伐し、コレットを聖女の使命から解放したら、その時にこそ、告白しようと考えていた。
だが今回は、そんな回り道などするつもりは毛頭ない。
「コレットが王城に幽閉される未来も、俺が殺される運命も変えてやる! もう誰にも遠慮なんかするものかッ!」
「はわぁあああ! えっ、な、なななな、何を言って!?」
「ああっ、いや。ごめん。つい、興奮のあまり……」
我に返って、慌てて彼女から手を離す。
コレットは、代々、【聖女】を輩出してきたヴァルム侯爵家の令嬢だ。
15歳にどんなクラスを授かるかは、血統とそれまでの生き方で決まるとされている。
聖女は清らかな乙女でなければ授からないため、コレットは深窓の令嬢として隔離され、男性にほとんど免疫が無かった。
そういえば、コレットは俺と手を繋いだだけで、リンゴみたいになっていたことを思い出す。
「うっ、ま、まぁ、嫌じゃないけど。いきなりだったんで、びっくりしただけ……もし私が聖女のクラスを授かれば、カイとは、そういうことしちゃっても良い訳だし……」
コレットは何かモゴモゴ言っていた。
「あっ!? でもカイが闇属性クラスを得たと知られたら、マズイかも……」
「マズイって、何が?」
「もうっ、私たちの婚約よ! おじさまの闇属性嫌いは有名でしょ? 魔族に近いなんて言う人もいるし……」
コレットは顔を曇らせた。
やはり、彼女は俺が黒魔術師となっても態度を変えなかった。
前世でもそうだったが、すべての人間が手の平を返し、俺を忌み嫌う中、最後まで手を差し伸べてくれたのがコレットだった。
人間など誰ひとり信用できないが、コレットだけは違う。
やはり、俺はコレットと添い遂げたい。
だが聖女のクラスを得たコレットは、突如現れた魔王のせいで、不遇の人生を歩むことになる。
もし今日が、クラス授与式の日なら時間が無い。
なぜなら、魔王は今日、誕生するのだから。
「コレット、驚かずに聞いてくれ。俺は5年後の未来から、ここにやってきたんだ。今の俺は黒魔術師レベル999になっている」
「ふぇ……っ? れ、レベル999!?」
コレットは息を飲んだ。
聖騎士団長である俺の父でさえ、レベル400だ。
「証拠を見せる。地獄の底より来たれ、アークデーモン!」
俺は魔力を込めた人差し指を動かし、空中に赤い魔法陣を描いた。
魔法陣が輝きを放つと、空間がグニャリと歪み、漆黒の翼を持った巨大な悪魔が現れた。踏みしめられた床が軋む。
「ひゃあああああっ!? まっ、ままままさか、アークデーモン!?」
コレットが恐怖に縮み上がって、俺にしがみついた。
「そうだ。黒魔術師レベル900で隷属契約が可能になり、地獄から召喚できる上位悪魔アークデーモンだ。よし! これが使えたということは……」
1周目の世界で結んだ悪魔との契約が有効ということは、俺が修得した闇魔法のすべてが使用可能だと考えて、まず間違いないだろう。
なにより1週目の世界が夢ではなく、現実に存在したことが証明できた。
俺はふたつに切れたコレットのミサンガを取り出して、握り締める。
生きて再び会いたいという、俺とコレットの願いが叶ったのだ。
「マスター、カイ様、ご命令を」
アークデーモンはうやうやしく片膝をついて、俺に頭を垂れる。
「はひゃ……えっ、だ、大丈夫なの?」
その様子を見て、ようやくコレットも半分、警戒を解いてくれた。
アークデーモンの戦闘力は、聖騎士100人に匹敵すると言われている。
「怖がらせてしまって、ごめん。だけど、これで俺がレベル999の黒魔術師だと、納得してくれたか?」
「う、うん。わかった。もともと、カイはそんな嘘は言わないし……」
コレットは上目遣いで俺を見つめた。
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