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本編
内藤勝高調略
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1543年1月11日『若狭国・遠敷郡西津天ヶ城』種子島権中納言時堯・15歳
「内蔵助殿、叔父上たちからも公家衆からも使者が参っているだろう」
内藤勝高(15??~15??)
父親:武田元光の男(内藤元兼の養子)
官途:内蔵助
別名:内藤政信
若狭武田家・家老職を務めた。
和歌を好みて宗祇を師とした。
「はい、権中納言さま」
「父上の大膳大夫殿と兄上の治部少輔殿を早く説得されよ」
若狭武田元光(1494~1551)
父親:武田元信の次男
通称:彦二郎
官途:大膳大夫
1521年:父・武田元信の病没により若狭武田家の家督を相続した
1517年:安芸武田元繁が毛利元就と戦って討死すると、安芸武田光和の後見役を務めた
1526年:細川高国の意向を受けて上洛した
1527年:「西七条桂川の戦い」で三好勝長、柳本賢治らと戦うが敗北、
足利義晴とともに近江国に落延びた
1532年:隠居して家督を継嗣の武田信豊に譲った
1538年:「谷田寺の戦い」では、粟屋元隆が離反したため、これと戦った。
若狭武田信豊(1514~15??)
父親:武田元光の男
官途:治部少輔
通称:彦二郎
正室:六角定頼の娘
故実の筆写や連歌の才能を持っていた
1532年:父・武田元光の隠居により若狭武田家の家督を相続した
丹後国に派兵して、加佐郡を制圧して白井光胤を郡代に任じた
1542年:「河内太平寺の戦い」では、細川晴元勢に属して三好長慶と戦ったが敗退
粟屋右京亮ら多くの有力諸将を失った
1551年:丹後国加佐郡の牢人衆が蜂起した
1554年:細川晴元の意向を受けて逸見昌経らとともに丹波国に侵攻して内藤長頼勢と戦った
1556年:継嗣の武田義統と若狭武田家の家督を巡って争ったが敗れて近江国に落延びた。
1561年:武田義統が武田信豊に料所を与えて和議が成立し帰国した
「はい、もはや勝ち目のない事は重々承知しております。ですが父も兄も武家の誇りとして、一戦もせずに降伏する事に抵抗があるようでございます」
「ならば私と一騎討ちをして、その勝敗で若狭武田家の命運を決めるとう事ではどうだ?」
「そうして頂けるのなら若狭武田の名誉も守られます」
「分かった、では私が負けた場合は近江国の伊香郡を差し上げよう」
「! 本当でございますか!」
「ああ約束しよう、ただし1対1の正々堂々とした一騎打ちを大膳大夫殿と治部少輔殿の2人と行い、その内1回でも若狭武田家側が勝つことが条件だ」
「では若狭武田家が負けた場合はどうなるのでございましょうか?」
「公家の500石羽林家として、毎年250石の玄米を支給しよう」
「承りました、その条件で父と兄を説得いたします。それと私を含めて国衆・地侍の待遇はどうなるのでございましょうか?」
「全ての家臣を種子島家の直臣として直接召し抱えるが、扶持に関しては実力次第となる」
「今この場で約束しては頂けないのですか?」
「ふむ、近江国では、種子島家の家臣を養嗣子として迎えた家は、城地を安堵したのは聞いているか?」
「お聞きしております」
「まあそういう事だ、それ以外は実力次第だ、実力さえあれば元が奴隷であろうとも一国一城の主にもなれるし、実力がなければ足軽として槍を担いで戦う事になる。内蔵助に実力があれば万余の兵を指揮する事も可能だな」
「分かりました、心して判断させていただきます」
「内蔵助殿、叔父上たちからも公家衆からも使者が参っているだろう」
内藤勝高(15??~15??)
父親:武田元光の男(内藤元兼の養子)
官途:内蔵助
別名:内藤政信
若狭武田家・家老職を務めた。
和歌を好みて宗祇を師とした。
「はい、権中納言さま」
「父上の大膳大夫殿と兄上の治部少輔殿を早く説得されよ」
若狭武田元光(1494~1551)
父親:武田元信の次男
通称:彦二郎
官途:大膳大夫
1521年:父・武田元信の病没により若狭武田家の家督を相続した
1517年:安芸武田元繁が毛利元就と戦って討死すると、安芸武田光和の後見役を務めた
1526年:細川高国の意向を受けて上洛した
1527年:「西七条桂川の戦い」で三好勝長、柳本賢治らと戦うが敗北、
足利義晴とともに近江国に落延びた
1532年:隠居して家督を継嗣の武田信豊に譲った
1538年:「谷田寺の戦い」では、粟屋元隆が離反したため、これと戦った。
若狭武田信豊(1514~15??)
父親:武田元光の男
官途:治部少輔
通称:彦二郎
正室:六角定頼の娘
故実の筆写や連歌の才能を持っていた
1532年:父・武田元光の隠居により若狭武田家の家督を相続した
丹後国に派兵して、加佐郡を制圧して白井光胤を郡代に任じた
1542年:「河内太平寺の戦い」では、細川晴元勢に属して三好長慶と戦ったが敗退
粟屋右京亮ら多くの有力諸将を失った
1551年:丹後国加佐郡の牢人衆が蜂起した
1554年:細川晴元の意向を受けて逸見昌経らとともに丹波国に侵攻して内藤長頼勢と戦った
1556年:継嗣の武田義統と若狭武田家の家督を巡って争ったが敗れて近江国に落延びた。
1561年:武田義統が武田信豊に料所を与えて和議が成立し帰国した
「はい、もはや勝ち目のない事は重々承知しております。ですが父も兄も武家の誇りとして、一戦もせずに降伏する事に抵抗があるようでございます」
「ならば私と一騎討ちをして、その勝敗で若狭武田家の命運を決めるとう事ではどうだ?」
「そうして頂けるのなら若狭武田の名誉も守られます」
「分かった、では私が負けた場合は近江国の伊香郡を差し上げよう」
「! 本当でございますか!」
「ああ約束しよう、ただし1対1の正々堂々とした一騎打ちを大膳大夫殿と治部少輔殿の2人と行い、その内1回でも若狭武田家側が勝つことが条件だ」
「では若狭武田家が負けた場合はどうなるのでございましょうか?」
「公家の500石羽林家として、毎年250石の玄米を支給しよう」
「承りました、その条件で父と兄を説得いたします。それと私を含めて国衆・地侍の待遇はどうなるのでございましょうか?」
「全ての家臣を種子島家の直臣として直接召し抱えるが、扶持に関しては実力次第となる」
「今この場で約束しては頂けないのですか?」
「ふむ、近江国では、種子島家の家臣を養嗣子として迎えた家は、城地を安堵したのは聞いているか?」
「お聞きしております」
「まあそういう事だ、それ以外は実力次第だ、実力さえあれば元が奴隷であろうとも一国一城の主にもなれるし、実力がなければ足軽として槍を担いで戦う事になる。内蔵助に実力があれば万余の兵を指揮する事も可能だな」
「分かりました、心して判断させていただきます」
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