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第2章:ハンセン氏病
第17話:出役
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柘植定之丞は、父親の許可を受けて神領外の非人小屋設立に奔走した。
網元や猟師が癩病を生贄にしないか見張っていた。
それらの新たな役目の他に、元々の大切な役目があった。
雪解け水と梅雨の雨に堤防が決壊しないように検分し、必要があれば修理や新築をしなければいけない。
何とか春と梅雨時を乗り越えたら、秋の台風に向けて備え得なければならない。
勝手に宮川で暮らしている伊勢乞食と言えども見殺しにできない。
略式公式にかかわらず、奔走しなければいけなかった。
奉行所の支配組頭と与力には略式と公式の供回りがある。
江戸町奉行所の与力が出勤する時は略式で、与力本人も徒士で許され、中間も五人だけでも許される。
だが公式の出役では、与力本人は騎乗しなければならず、供も士分の侍が二人に中間が六人も必要になる。
だがこれは余禄の付け届けが多い江戸町奉行所の与力だからできるだけで、多くの遠国奉行所ではそこまでの供回りはつけられない。
慶安二年の改められた軍役の規定と、寛文六年七月に出された旗本が登城の際に連れて行っていい従者数に従って、公式の供回りを決めていた。
与力は奉行所で飼育されている軍馬を借りて騎乗する。
見習同心を士分の供侍の代わりに連れ、普段は下男をしている者達に馬の口取り、草履取り、槍持ちをさせる。
支配組頭も奉行所で飼育されている軍馬を借りて騎乗する。
流石に士分の供侍は譜代の若党にさせるが、当主と見習の両方に仕えている。
だから当主と見習が同時に公式な出役を務める事はない。
本当は中間を与力と同じ三人にしたいのだが、与力の上役なので、馬の口取り、草履取り、槍持ち、挟箱持ちの四人の中間を従えている。
これに小者を連れた組下の平同心を五人ずつ率いているのだから、とても仰々しくて町衆を威圧している。
これが武士の多い江戸や、多くの大名蔵屋敷の有る大阪なら大した事のない行列なのだが、伊勢山田では御奉行に次ぐ権威を持った大行列になる。
徒士の江戸町奉行所の同心ならば、肩で風を切って歩くという態度で、その権力を町衆に見せつけるのだろう。
だが山田三方と宇治では、威風堂々とした騎乗姿となる。
特に若い見習支配組頭や見習与力は、町娘の憧れでもあった。
騎乗する柘植定之丞が宮川の渡しを検分するために八日市町を通る時、檜垣屋の中から熱い視線が向けられていた。
だが柘植定之丞は前に向けた視線を全く動かさない。
町衆の視線を意識して、誰か特定の人間を贔屓しているようには見せない。
とは言っても、既に柘植家が檜垣屋を贔屓しているのは知れ渡っていた。
批判的な噂は下種な勘繰りでしかなく、表向きは檜垣屋からの願いを支配組頭七人衆で吟味したうえで、よくできた物として取り上げたのだ。
相談を受けた柘植家が助言を与えていたので取次になっているだけだ。
とは言え奉行所の権威が如何に強いとは言っても、追い込み過ぎると一揆がある。
それでなくても山田三方年寄家は油断のならない家系なのだ。
遡れば、室町から戦国時代にかけて、外宮と内宮の争いが激化していた。
土一揆も加わり、合戦と言える規模の戦いが二百年の間に十数回もあった。
憎しみあった外宮と内宮は、共に敵対する神域に押し入って殺生を行い穢れを撒き散らし、神も恐れず神宮に放火するまでに至っていた。
内輪揉めもあり、外宮の地家権禰宜が神宮家と争い、地家権禰宜が放火して民家数百を焼いたばかりか、神域に押し入って多くの人を殺した事もある。
その時に先兵となって戦って力をつけたのが、神域で殺生を行い神宮に放火した地家権禰宜の子孫達が、山田三方年寄家なのだ。
彼らは自分達こそ外宮を護っていたと言い張っている。
本当は外宮の権威を利用していただけなのに。
「お頭様、お願いの義がございます。
どうかお聞き届け願います」
警戒していた通り、山田三方年寄家でも曲者と噂されている、大世古町の龍大夫家当主が行列前を遮って出てきた。
「無礼者、騎乗されておられるのが柘植家の定之丞様と知っての狼藉か」
役立たずの組下同心が狼狽して何もできないのを押しのけて、若党の木村左門が厳しく誰何した。
「承知の上でお願いの義がございます。
近頃の奉行所は贔屓の沙汰が多過ぎます。
どうか公平なお裁きをお願いしたします」
「おのれ、御上を恐れぬ悪口雑言、無礼討ちにしてくれるからそこに直れ」
「待て左門、その贔屓とは私の事を言っているのか」
「……」
「知恵を出し、費用を負担し、人手も出してようやく利益を出すようになった者達から、知恵もなく、費用も出さず、人手も出さなかった者が、今更になって分け前を寄こせて申すのは、欲深いにも程がある」
「な、言い掛かりはお止めください」
「自分の事を棚に上げてよく言う。
己の欲の為なら恥知らずな行いも平気らしい。
先祖と同じように、町や神宮に放火でもするきか」
「は、何と恐ろしい事を申される」
「恐ろしい事をしたのはお前達の先祖であろう。
私は知っているぞ、山田三方年寄家がどのようにして力をつけてきたのか。
また同じように神宮家を脅して利を得ようというのなら、将軍家からお任せいただいている神宮を護る御役目にかけて、その首刎ねてくれる」
柘植定之丞はそう言いながら、槍持ちから先祖伝来の槍を受け取り一閃させた。
「ひぃいいいい」
龍大夫の髷が斬り飛ばされ、ざんばら髪となった。
「山田三方の年寄家にはこの件の弁明を申しつける。
会合衆だけではすまさない。
会合衆入りしていない年寄家にも責任を取らせる。
納得できる弁明でなかったら、全員の首が飛ぶと思っておけ」
網元や猟師が癩病を生贄にしないか見張っていた。
それらの新たな役目の他に、元々の大切な役目があった。
雪解け水と梅雨の雨に堤防が決壊しないように検分し、必要があれば修理や新築をしなければいけない。
何とか春と梅雨時を乗り越えたら、秋の台風に向けて備え得なければならない。
勝手に宮川で暮らしている伊勢乞食と言えども見殺しにできない。
略式公式にかかわらず、奔走しなければいけなかった。
奉行所の支配組頭と与力には略式と公式の供回りがある。
江戸町奉行所の与力が出勤する時は略式で、与力本人も徒士で許され、中間も五人だけでも許される。
だが公式の出役では、与力本人は騎乗しなければならず、供も士分の侍が二人に中間が六人も必要になる。
だがこれは余禄の付け届けが多い江戸町奉行所の与力だからできるだけで、多くの遠国奉行所ではそこまでの供回りはつけられない。
慶安二年の改められた軍役の規定と、寛文六年七月に出された旗本が登城の際に連れて行っていい従者数に従って、公式の供回りを決めていた。
与力は奉行所で飼育されている軍馬を借りて騎乗する。
見習同心を士分の供侍の代わりに連れ、普段は下男をしている者達に馬の口取り、草履取り、槍持ちをさせる。
支配組頭も奉行所で飼育されている軍馬を借りて騎乗する。
流石に士分の供侍は譜代の若党にさせるが、当主と見習の両方に仕えている。
だから当主と見習が同時に公式な出役を務める事はない。
本当は中間を与力と同じ三人にしたいのだが、与力の上役なので、馬の口取り、草履取り、槍持ち、挟箱持ちの四人の中間を従えている。
これに小者を連れた組下の平同心を五人ずつ率いているのだから、とても仰々しくて町衆を威圧している。
これが武士の多い江戸や、多くの大名蔵屋敷の有る大阪なら大した事のない行列なのだが、伊勢山田では御奉行に次ぐ権威を持った大行列になる。
徒士の江戸町奉行所の同心ならば、肩で風を切って歩くという態度で、その権力を町衆に見せつけるのだろう。
だが山田三方と宇治では、威風堂々とした騎乗姿となる。
特に若い見習支配組頭や見習与力は、町娘の憧れでもあった。
騎乗する柘植定之丞が宮川の渡しを検分するために八日市町を通る時、檜垣屋の中から熱い視線が向けられていた。
だが柘植定之丞は前に向けた視線を全く動かさない。
町衆の視線を意識して、誰か特定の人間を贔屓しているようには見せない。
とは言っても、既に柘植家が檜垣屋を贔屓しているのは知れ渡っていた。
批判的な噂は下種な勘繰りでしかなく、表向きは檜垣屋からの願いを支配組頭七人衆で吟味したうえで、よくできた物として取り上げたのだ。
相談を受けた柘植家が助言を与えていたので取次になっているだけだ。
とは言え奉行所の権威が如何に強いとは言っても、追い込み過ぎると一揆がある。
それでなくても山田三方年寄家は油断のならない家系なのだ。
遡れば、室町から戦国時代にかけて、外宮と内宮の争いが激化していた。
土一揆も加わり、合戦と言える規模の戦いが二百年の間に十数回もあった。
憎しみあった外宮と内宮は、共に敵対する神域に押し入って殺生を行い穢れを撒き散らし、神も恐れず神宮に放火するまでに至っていた。
内輪揉めもあり、外宮の地家権禰宜が神宮家と争い、地家権禰宜が放火して民家数百を焼いたばかりか、神域に押し入って多くの人を殺した事もある。
その時に先兵となって戦って力をつけたのが、神域で殺生を行い神宮に放火した地家権禰宜の子孫達が、山田三方年寄家なのだ。
彼らは自分達こそ外宮を護っていたと言い張っている。
本当は外宮の権威を利用していただけなのに。
「お頭様、お願いの義がございます。
どうかお聞き届け願います」
警戒していた通り、山田三方年寄家でも曲者と噂されている、大世古町の龍大夫家当主が行列前を遮って出てきた。
「無礼者、騎乗されておられるのが柘植家の定之丞様と知っての狼藉か」
役立たずの組下同心が狼狽して何もできないのを押しのけて、若党の木村左門が厳しく誰何した。
「承知の上でお願いの義がございます。
近頃の奉行所は贔屓の沙汰が多過ぎます。
どうか公平なお裁きをお願いしたします」
「おのれ、御上を恐れぬ悪口雑言、無礼討ちにしてくれるからそこに直れ」
「待て左門、その贔屓とは私の事を言っているのか」
「……」
「知恵を出し、費用を負担し、人手も出してようやく利益を出すようになった者達から、知恵もなく、費用も出さず、人手も出さなかった者が、今更になって分け前を寄こせて申すのは、欲深いにも程がある」
「な、言い掛かりはお止めください」
「自分の事を棚に上げてよく言う。
己の欲の為なら恥知らずな行いも平気らしい。
先祖と同じように、町や神宮に放火でもするきか」
「は、何と恐ろしい事を申される」
「恐ろしい事をしたのはお前達の先祖であろう。
私は知っているぞ、山田三方年寄家がどのようにして力をつけてきたのか。
また同じように神宮家を脅して利を得ようというのなら、将軍家からお任せいただいている神宮を護る御役目にかけて、その首刎ねてくれる」
柘植定之丞はそう言いながら、槍持ちから先祖伝来の槍を受け取り一閃させた。
「ひぃいいいい」
龍大夫の髷が斬り飛ばされ、ざんばら髪となった。
「山田三方の年寄家にはこの件の弁明を申しつける。
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