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04 最初で最後の恋のキス
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キスのあと。
「いやじゃ、なかった?」
アリエルが心配そうな顔で聞いてきた。
そしてぼくは、これが夢じゃなく現実だって理解できてきた。
信じられないけど、これ、現実なんだ。
「どうして、そんなこというの?」
ぼくの聞き返しに、彼は答えない。こまったような顔。
「いやじゃないよ。嬉しい」
自然と溢れる笑顔。本当に嬉しくして幸せで、
「ちゃんといってほしい。ぼくはアリエルが好きだよ。アリエルは、どうなの?」
こんな気持ちは初めてだ。自分でもどうしようもない。
「おれも、リップが好きだ」
アリエルの言葉に、ぼくの全部が彼で満たされていく。
ぼくはアリエルの胸に飛び込んで、
「男の子でも、いいの?」
「おれだって男なんだけど?」
「アリエルはいいんだよ。かっこいいし、すてきだし……ぼくは、普通の男の子だよ?」
アリエルはぼくの頬に手を当てて少し上を向かせると、ぼくと視線を合わせて、
「リップは全然普通じゃないよ。すごく可愛い。おれリップほど可愛い人は、男の子はもちろんだけど、女の子にだっていないと思う」
彼の緑の瞳には、ぼくが写っているんだろう。
女の子みたいな顔でよかった。
初めてそう思った。
だけどぼくには、この瞬間が「夢」だというのもわかっていた。
確かに現実なのかもしれないけど、でもこれは「夢」だと。
いつまでも続くものじゃないと、悲しいけれどわかってしまっていた。
だから今は、「夢」の中にいられる今だけは、この幸せにすべてをゆだねようと思う。
「ねぇ、アリエル」
「なんだい?」
「ぼく、キスだけでおわりたくない。もっと、したいよ」
積極的に求める。
この「夢」は長く続かない。
だったら、今だけなら。
でもぼくには、何がどうという具体的なビジョンはなかった。
ただアリエルと、もっと仲良くしたいなと、そう思っただけだから。
「でもおれは、もっとキスしたいな」
ぼくは強く抱きしめられ、再びアリエルの唇を受け入れる。
でもそのキスは、さっきと違ってきた。
あれ? キスって、唇をくっつけるんだよね?
「……ぅ、ぅんッ」
つながった唇の奥から、アリエルの舌がぼくの口の中へと潜りこんでくる。
こ、これなに!?
これもキスなの!?
「んっ、ンくぅっ」
アリエルがぼくの口の中をかき混ぜる。彼の舌が、唇が、ぼくの舌を捉えて絡み、吸いついてくる。
頭の中がクラクラする。ココロに意識が追いつかない。
ぼくはただ、アリエルにされるがままになっていた。
「ぁっ……はぁ、はぁっ」
アリエルの顔が、ぼくから離れる。ぼくが濡らされた唇で空気を取り込むと、彼はまたぼくの唇を自分のそれで塞いできた。
伸ばされる舌を、ぼくはまた受けれいる。そして今度は自分からも、舌を動かした。
「ぅん、ちゅくぴちゃ……ぁ、んっ、くちゅ……」
……アリエル、ぼくの胸をさわってくるんだけど!?
っていうか、揉んでくるんだけど!?
ぼく男だからおっぱいないよ。
キスでつながったまま、ぼくはソファーに押し倒される。
アリエルがぼくの服をめくり上げ、胸をあらわにさせた。
な、なんで? ぼく男なのに、なんで胸をあらわにされて恥ずかしいって感じてるの!?
胸を見られて恥ずかしいなんて、そんなこと感じるの初めてだ。
露出させたぼくの胸に、アリエルが手を乗せてくる。それだけでく、全体をなでるように刺激してきた。
乳首が、アリエルの指でこねられる。
そ、そんなに激しくされると、ぼく、男なのに……おっぱい、気持ちよくなってきたんだけど……。
ぼくはアリエルとの唇のつながりを離し、
「ベッドが、いい」
自分でも思ってなかったことを口走っていた。
確かに子作りはベッドでするものだって知識はあるよ? だけどぼくたちは男どうしだから、これは子作りじゃないよね?
だけどぼくは、もう……止まれなかった。
「おねがい、アリエル。ちゃんとベッドで可愛がって」
ぼくの言葉に、身体を離すアリエル。
そして、
「ご、ごめん」
バツの悪そうな顔。
「謝ってほしいわけじゃない。ぼくだってしたいんだよ? それともアリエルは、やっぱりしたくなくなった? ぼく、男だもんね」
「そんなわけないだろっ! おれだって、リップがほしいよ」
じゃあ、同じ気持ちじゃないか。
ぼくは乱れた服を直し、露出した胸をしまう。
「じゃあ、いこ?」
アリエルに右手を伸ばすぼく。
彼は数瞬のあと、その手を握ってくれた。
そしてぼくを引っ張り彼のそばに寄せてくれると、
「受け入れてもらえるとは、思ってなかった」
そういったんだ。
どういう意味だろう?
「それは、ぼくのセリフなんだけど。ぼくはずっと、きみに恋をしてたんだよ?」
ぼくは彼に微笑みを向ける。
この時間が「夢」なのなら、どうせさめて消えてしまうのなら、その夢の中でだけでもぼくは笑っていたい。
アリエルに、笑顔を向けていたい。
そう、決めたんだ。
ふたりで寄り添うようにして、ベッドへと移動する。
ぼくらはそこに倒れ込み、抱き合い、触れ合いながら、軽く触れ合うだけの挨拶のようなキスを繰り返した。
しばらくして、
「脱がせて」
ぼくはベッドに仰向けになって、なんの抵抗もしないよと示すように腕を横に投げ出す。
アリエルは慎重に上の服を、そしてズボンとパンツと靴下まで脱がせて、ぼくを全裸にさせた。
少し寒いな。
そう思ったけど、ぼくを見下ろすアリエルが、
「大きくなってる」
そういってぼくの股間に顔を寄せてきたことで、寒さなんか気にならなくなった。
こんなことになってるなんて自分ではわかってなかったけど、いわれてみてそこに意識を向けると、確かに大きくなってた。
「そ、そんなに見ないでっ!」
アリエルに見られてる。大きくなってるのを、興奮してるって証拠を見られてる。
とっさに隠そうとしたけど、
「リップ、隠さないで。見たいんだ」
ず、ずるいよね……そんなこといわれると、見せないといけないじゃないか。
結局ぼくは好きな人に、興奮している証拠をさらすことになった。
自分のものがどうかなんて、考えたこともなった。
形とか大きさとか、そんなの気にする必要なかったんだ。
でも……。
気になる。
「ぼくの、変じゃない?」
「他のやつのなんか気にしたことないからわからない。でもリップのは可愛いし、ドキドキするよ」
そ、そうなの? だったらいいよっ!
好きにしてよっ!
ぼくは開き直って、
「アリエルの好きにしていいよ?」
ぼくを彼に差し出した。
「うん、ありがとう」
アリエルの手が、そっとぼくのに触れる。
うっ! くすぐったい……。
ぼくの硬くなった肉を、そして根元のやわからな部分までもなでてくる。
「ねぇ、リップ」
な、なに?
ぼく今、くすぐったさに耐えるのに忙しいんだけど?
彼はぼくの股間に顔を寄せて、
くちゅっ
ぼくのをぬめった温かさで包んできた。
ちょっ、これ!? ぼくのが、アリエルのお口の中に入っちゃってる!?
これなに!?
これが子作りなの!?
え? でもぼくたち男どうしだから違うよね!?
もう、わけがわからない。
ぼくのを包む、ぬるっとした温もり。先端の皮をむくように、アリエルの舌がぼくの先っぽをいじってくる。
ぞわっとして、ぞわぞわっとして……。
ダ、ダメだこれっ!
こ、こんなに気持ちいいの!?
子作りの理屈は知っている。男どうしで子どもができないのも知ってるし、男どうしで「そういう遊び」をする人が貴族にはいるとも知ってる。
知ってはいるんだけど、ぼくは「子種」を出したことがない。
男性はすごく気持ちよくなると子種が出るという知識は持っていたけど、その「すごく気持ちよくなる」がわかってなかった。
すごく気持ちいいって、これなんだ。
ぼく、アリエルがくれる快感でこのままだと、子種出しちゃうかも……?
ちゅぷ……ぬちゅくちゅっ
アリエルの頭が、ぼくの股間で揺れている。
ぼくはくすぐったいような快感に身体中を支配されて、もうその快感に弄ばれるしかできなくなっていた。
あっ、でも……お、おもらししちゃいそう。
どうしよう!? おしっこ出ちゃいそうなんだけど、でも、なんだか違う感じがする。
アリエルのお口の中の感触。ぬめぬめしてて、温かくて、少しくすぐったい。
舌が……アリエルがぼくの先っぽを、舌でねろねろしてくる。
お尻が、おちんちんがピクピクしちゃう。
「な、なんかでちゃうっ! ダメ、アリエルのお口にでちゃうよっ」
本当に、めまいがしそうなほどの快感に、ぼくは高い声を上げてしまった。
だけどアリエルは、
んくっ、んっ、ンチュっ
お口の動きをもっと激しくしてきたんだ。
「ダメぇっ! ほ、ほんとにぃ……ッ」
そしてぼくはなにかを、身体中を走る快感と一緒に溢れさせてしまった。
おしっことは違うなにかを、アリエルのお口の中に出してしまったんだ。
おちんちんから、快感とともにドプドピュッて、なんだかドロドロしたものが溢れたのはわかるんだけど、あまりの気持ちよさにぼくは動けなかった。
どうしよう? ぼく、どうしちゃったんだろう……?
「なんか……でちゃった。もしかして、子種……?」
困惑しているぼくに、
「初めてだったの?」
ぼくのをお口から出して、身体を起こしたアリエルがたずねる。
「う、うん……」
初めてだよ。アリエルは、子種出したことあるの?
「おれ、リップの初めてを飲んじゃったんだ」
嬉しそうな顔。
「な、なにそれ!? なんでそんな恥ずかしいこというのっ」
っていうか。
「え? のんじゃったのっ!?」
「うん、美味しかったよ。それにどぴゅどぴゅって、可愛かった」
も、もう……なんなの?
ぼくはあまりの恥ずかしさに、顔が熱くなっていった。
「リップ、恥ずかしいの?」
顔赤くなってる?
「う、うん……恥ずかしいよぉ」
な、なんでアリエル。そんなに嬉しそうな顔するの!?
「次は、リップのばんだよ?」
微笑みながらいうアリエル。
「う、うん」
意味はわかる。
次はぼくがアリエルのをお口に入れて、子種を飲むんだよね?
アリエルも服を脱いで、裸になっていく。
男の子の身体なのに、ぼく……ドキドキしちゃよ。
ううん、違う。
アリエルの身体だから、ドキドキしちゃうんだ。
身体を起こしたぼくの目の前に、アリエルの大きくなったものが差し出される。
期待してるのかな? ぼくのお口の中に入りたいの?
頭がクラクラする。
ぼくは彼のに手にそえて、
「じゃ、じゃあ……たべるね」
上目遣いでアリエルを見上げる。
「うん、たくさん食べてほしい」
最初は少しだけ。ぼくはアリエルの先っぽにキスして、探るように彼を見上げる。
アリエルはぼくの視線に気がついて、嬉しそうに笑ってくれた。
ぼくも自然と笑顔になって、
ぱくっ
彼をお口に迎え入れた。
しっかりとした感触のアリエルのお肉。
気持ちよくて、幸せで……ぼくはお口の中を満たすアリエルを、恥ずかしいくらい夢中になって、たくさん音を立てておしゃぶりしてしまった。
「いやじゃ、なかった?」
アリエルが心配そうな顔で聞いてきた。
そしてぼくは、これが夢じゃなく現実だって理解できてきた。
信じられないけど、これ、現実なんだ。
「どうして、そんなこというの?」
ぼくの聞き返しに、彼は答えない。こまったような顔。
「いやじゃないよ。嬉しい」
自然と溢れる笑顔。本当に嬉しくして幸せで、
「ちゃんといってほしい。ぼくはアリエルが好きだよ。アリエルは、どうなの?」
こんな気持ちは初めてだ。自分でもどうしようもない。
「おれも、リップが好きだ」
アリエルの言葉に、ぼくの全部が彼で満たされていく。
ぼくはアリエルの胸に飛び込んで、
「男の子でも、いいの?」
「おれだって男なんだけど?」
「アリエルはいいんだよ。かっこいいし、すてきだし……ぼくは、普通の男の子だよ?」
アリエルはぼくの頬に手を当てて少し上を向かせると、ぼくと視線を合わせて、
「リップは全然普通じゃないよ。すごく可愛い。おれリップほど可愛い人は、男の子はもちろんだけど、女の子にだっていないと思う」
彼の緑の瞳には、ぼくが写っているんだろう。
女の子みたいな顔でよかった。
初めてそう思った。
だけどぼくには、この瞬間が「夢」だというのもわかっていた。
確かに現実なのかもしれないけど、でもこれは「夢」だと。
いつまでも続くものじゃないと、悲しいけれどわかってしまっていた。
だから今は、「夢」の中にいられる今だけは、この幸せにすべてをゆだねようと思う。
「ねぇ、アリエル」
「なんだい?」
「ぼく、キスだけでおわりたくない。もっと、したいよ」
積極的に求める。
この「夢」は長く続かない。
だったら、今だけなら。
でもぼくには、何がどうという具体的なビジョンはなかった。
ただアリエルと、もっと仲良くしたいなと、そう思っただけだから。
「でもおれは、もっとキスしたいな」
ぼくは強く抱きしめられ、再びアリエルの唇を受け入れる。
でもそのキスは、さっきと違ってきた。
あれ? キスって、唇をくっつけるんだよね?
「……ぅ、ぅんッ」
つながった唇の奥から、アリエルの舌がぼくの口の中へと潜りこんでくる。
こ、これなに!?
これもキスなの!?
「んっ、ンくぅっ」
アリエルがぼくの口の中をかき混ぜる。彼の舌が、唇が、ぼくの舌を捉えて絡み、吸いついてくる。
頭の中がクラクラする。ココロに意識が追いつかない。
ぼくはただ、アリエルにされるがままになっていた。
「ぁっ……はぁ、はぁっ」
アリエルの顔が、ぼくから離れる。ぼくが濡らされた唇で空気を取り込むと、彼はまたぼくの唇を自分のそれで塞いできた。
伸ばされる舌を、ぼくはまた受けれいる。そして今度は自分からも、舌を動かした。
「ぅん、ちゅくぴちゃ……ぁ、んっ、くちゅ……」
……アリエル、ぼくの胸をさわってくるんだけど!?
っていうか、揉んでくるんだけど!?
ぼく男だからおっぱいないよ。
キスでつながったまま、ぼくはソファーに押し倒される。
アリエルがぼくの服をめくり上げ、胸をあらわにさせた。
な、なんで? ぼく男なのに、なんで胸をあらわにされて恥ずかしいって感じてるの!?
胸を見られて恥ずかしいなんて、そんなこと感じるの初めてだ。
露出させたぼくの胸に、アリエルが手を乗せてくる。それだけでく、全体をなでるように刺激してきた。
乳首が、アリエルの指でこねられる。
そ、そんなに激しくされると、ぼく、男なのに……おっぱい、気持ちよくなってきたんだけど……。
ぼくはアリエルとの唇のつながりを離し、
「ベッドが、いい」
自分でも思ってなかったことを口走っていた。
確かに子作りはベッドでするものだって知識はあるよ? だけどぼくたちは男どうしだから、これは子作りじゃないよね?
だけどぼくは、もう……止まれなかった。
「おねがい、アリエル。ちゃんとベッドで可愛がって」
ぼくの言葉に、身体を離すアリエル。
そして、
「ご、ごめん」
バツの悪そうな顔。
「謝ってほしいわけじゃない。ぼくだってしたいんだよ? それともアリエルは、やっぱりしたくなくなった? ぼく、男だもんね」
「そんなわけないだろっ! おれだって、リップがほしいよ」
じゃあ、同じ気持ちじゃないか。
ぼくは乱れた服を直し、露出した胸をしまう。
「じゃあ、いこ?」
アリエルに右手を伸ばすぼく。
彼は数瞬のあと、その手を握ってくれた。
そしてぼくを引っ張り彼のそばに寄せてくれると、
「受け入れてもらえるとは、思ってなかった」
そういったんだ。
どういう意味だろう?
「それは、ぼくのセリフなんだけど。ぼくはずっと、きみに恋をしてたんだよ?」
ぼくは彼に微笑みを向ける。
この時間が「夢」なのなら、どうせさめて消えてしまうのなら、その夢の中でだけでもぼくは笑っていたい。
アリエルに、笑顔を向けていたい。
そう、決めたんだ。
ふたりで寄り添うようにして、ベッドへと移動する。
ぼくらはそこに倒れ込み、抱き合い、触れ合いながら、軽く触れ合うだけの挨拶のようなキスを繰り返した。
しばらくして、
「脱がせて」
ぼくはベッドに仰向けになって、なんの抵抗もしないよと示すように腕を横に投げ出す。
アリエルは慎重に上の服を、そしてズボンとパンツと靴下まで脱がせて、ぼくを全裸にさせた。
少し寒いな。
そう思ったけど、ぼくを見下ろすアリエルが、
「大きくなってる」
そういってぼくの股間に顔を寄せてきたことで、寒さなんか気にならなくなった。
こんなことになってるなんて自分ではわかってなかったけど、いわれてみてそこに意識を向けると、確かに大きくなってた。
「そ、そんなに見ないでっ!」
アリエルに見られてる。大きくなってるのを、興奮してるって証拠を見られてる。
とっさに隠そうとしたけど、
「リップ、隠さないで。見たいんだ」
ず、ずるいよね……そんなこといわれると、見せないといけないじゃないか。
結局ぼくは好きな人に、興奮している証拠をさらすことになった。
自分のものがどうかなんて、考えたこともなった。
形とか大きさとか、そんなの気にする必要なかったんだ。
でも……。
気になる。
「ぼくの、変じゃない?」
「他のやつのなんか気にしたことないからわからない。でもリップのは可愛いし、ドキドキするよ」
そ、そうなの? だったらいいよっ!
好きにしてよっ!
ぼくは開き直って、
「アリエルの好きにしていいよ?」
ぼくを彼に差し出した。
「うん、ありがとう」
アリエルの手が、そっとぼくのに触れる。
うっ! くすぐったい……。
ぼくの硬くなった肉を、そして根元のやわからな部分までもなでてくる。
「ねぇ、リップ」
な、なに?
ぼく今、くすぐったさに耐えるのに忙しいんだけど?
彼はぼくの股間に顔を寄せて、
くちゅっ
ぼくのをぬめった温かさで包んできた。
ちょっ、これ!? ぼくのが、アリエルのお口の中に入っちゃってる!?
これなに!?
これが子作りなの!?
え? でもぼくたち男どうしだから違うよね!?
もう、わけがわからない。
ぼくのを包む、ぬるっとした温もり。先端の皮をむくように、アリエルの舌がぼくの先っぽをいじってくる。
ぞわっとして、ぞわぞわっとして……。
ダ、ダメだこれっ!
こ、こんなに気持ちいいの!?
子作りの理屈は知っている。男どうしで子どもができないのも知ってるし、男どうしで「そういう遊び」をする人が貴族にはいるとも知ってる。
知ってはいるんだけど、ぼくは「子種」を出したことがない。
男性はすごく気持ちよくなると子種が出るという知識は持っていたけど、その「すごく気持ちよくなる」がわかってなかった。
すごく気持ちいいって、これなんだ。
ぼく、アリエルがくれる快感でこのままだと、子種出しちゃうかも……?
ちゅぷ……ぬちゅくちゅっ
アリエルの頭が、ぼくの股間で揺れている。
ぼくはくすぐったいような快感に身体中を支配されて、もうその快感に弄ばれるしかできなくなっていた。
あっ、でも……お、おもらししちゃいそう。
どうしよう!? おしっこ出ちゃいそうなんだけど、でも、なんだか違う感じがする。
アリエルのお口の中の感触。ぬめぬめしてて、温かくて、少しくすぐったい。
舌が……アリエルがぼくの先っぽを、舌でねろねろしてくる。
お尻が、おちんちんがピクピクしちゃう。
「な、なんかでちゃうっ! ダメ、アリエルのお口にでちゃうよっ」
本当に、めまいがしそうなほどの快感に、ぼくは高い声を上げてしまった。
だけどアリエルは、
んくっ、んっ、ンチュっ
お口の動きをもっと激しくしてきたんだ。
「ダメぇっ! ほ、ほんとにぃ……ッ」
そしてぼくはなにかを、身体中を走る快感と一緒に溢れさせてしまった。
おしっことは違うなにかを、アリエルのお口の中に出してしまったんだ。
おちんちんから、快感とともにドプドピュッて、なんだかドロドロしたものが溢れたのはわかるんだけど、あまりの気持ちよさにぼくは動けなかった。
どうしよう? ぼく、どうしちゃったんだろう……?
「なんか……でちゃった。もしかして、子種……?」
困惑しているぼくに、
「初めてだったの?」
ぼくのをお口から出して、身体を起こしたアリエルがたずねる。
「う、うん……」
初めてだよ。アリエルは、子種出したことあるの?
「おれ、リップの初めてを飲んじゃったんだ」
嬉しそうな顔。
「な、なにそれ!? なんでそんな恥ずかしいこというのっ」
っていうか。
「え? のんじゃったのっ!?」
「うん、美味しかったよ。それにどぴゅどぴゅって、可愛かった」
も、もう……なんなの?
ぼくはあまりの恥ずかしさに、顔が熱くなっていった。
「リップ、恥ずかしいの?」
顔赤くなってる?
「う、うん……恥ずかしいよぉ」
な、なんでアリエル。そんなに嬉しそうな顔するの!?
「次は、リップのばんだよ?」
微笑みながらいうアリエル。
「う、うん」
意味はわかる。
次はぼくがアリエルのをお口に入れて、子種を飲むんだよね?
アリエルも服を脱いで、裸になっていく。
男の子の身体なのに、ぼく……ドキドキしちゃよ。
ううん、違う。
アリエルの身体だから、ドキドキしちゃうんだ。
身体を起こしたぼくの目の前に、アリエルの大きくなったものが差し出される。
期待してるのかな? ぼくのお口の中に入りたいの?
頭がクラクラする。
ぼくは彼のに手にそえて、
「じゃ、じゃあ……たべるね」
上目遣いでアリエルを見上げる。
「うん、たくさん食べてほしい」
最初は少しだけ。ぼくはアリエルの先っぽにキスして、探るように彼を見上げる。
アリエルはぼくの視線に気がついて、嬉しそうに笑ってくれた。
ぼくも自然と笑顔になって、
ぱくっ
彼をお口に迎え入れた。
しっかりとした感触のアリエルのお肉。
気持ちよくて、幸せで……ぼくはお口の中を満たすアリエルを、恥ずかしいくらい夢中になって、たくさん音を立てておしゃぶりしてしまった。
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