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魔獣の巣窟
第十夜 後編
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「貴様、何者だ。答えろ。」
剣先が喉元に食い込み、鋭い痛みが走った。目の前の人物に驚愕したが、それよりもねこちゃんを助けたいという思いが頭を支配している。
「聞こえないのか、それとも口がきけないのか。」
声は冷たく、容赦がなかった。
心臓は激しく鼓動し、身体は恐怖で動かなかった。血が首筋を伝い、冷たい感触が広がる。
視界にじわじわと暗闇が迫り来る。意識が遠のく中、ただねこちゃんのことだけが頭にあった。
「ドサッ」
地面がすぐそこに感じられる。
早く、早く…
ねこちゃんを助けないと…
泉の水を飲ませてあげないと…
ねこちゃん…
俺の視界が暗闇に包まれていく。
♢♢♢ ♢♢♢ ♢♢♢ ♢♢♢ ♢♢♢
目を開けると、緑豊かな木々が風に揺れ、陽光がその間からこぼれていた。近くには美しい邸が見える。少し離れた場所には侍従たちが数人並んでいた。
俺は木陰に横たわっていたようだ。
ここはどこだ?
立ち上がり、あたりを見回す。
思い出した。俺はねこちゃんのことを追っていた。だが、なぜここにいるのか、記憶が曖昧で思い出せない。
あの侍従たちに話を聞こうと思い、歩き出した。
しかし、いくら歩いても彼らには辿り着けない。
まるで彼らが幻であるかのように。
不安が胸を締め付ける。思い切り走る。
だが、どれだけ走っても距離は縮まらない。
なんで?どうして?
心の中で問いかけても答えはない。
ここはどこなんだ。
この世界に俺一人だけ取り残されたような、そんな気がする。
突然、ねこちゃんの姿が脳裏に浮かんだ。
怪我をしていた。
大量の血が流れていた。
急がないと、早く助けないと。
早く
早く
早く
・
・
・
「ねこちゃーーーーーん」
俺は大きな声で叫んだ。
突然、赤い瞳と目が合った。
「ねこちゃん?」
「はあ、はあ、はあ・・・」
「どうやら口がきけないわけじゃないな」
俺は長座位の状態であたりを見回した。マスクのせいで視界が悪く、首を大きく動かした。
さっきまで緑豊かだった場所は、薄暗い霧が立ち込める場所へと変わっていた。
魔獣の巣窟に戻って来れたのか?
さっきのは夢だったのか?
ねこちゃん、ねこちゃんはどこだ?
「ギャンギャン」
声のする方向を見た。すると猫バージョンになっていたねこちゃんが、俺の元へ元気に駆け寄ってきた。俺は力のあまり抱きしめた。
「よかった。ぶじだったんだね」
「ギャンギャン」
傷もすっかりなくなっていた。
泉の水を飲めたのかな?
「おい!俺のことは無視か?」
声のする方向を見る。
すっかり忘れていた。俺はこの人に剣を向けられ、そのまま動けずに気絶したんだ。慌てて、自分が布を被っているか確認した。布は頭から被ったままだ。それとは別に俺の体には布がかけられていた。
前に会った時より、体が大きくなっている。身長も伸びて、筋肉もたくさんついている。1年しかたってないのに、凄い成長。
「お前、何者だ?」
「名前は?」
「そうしてこんな場所に一人でいる?」
「いつからここにいるんだ?」
「両親はいないのか?」
どうしよう。たくさん問いかけられたから何から答えればいいんだろう。
名前って、ベアルでいいのかな。いつからって一年前くらいだけど、正確にはわからない。どうしてここにいるかは、俺が・「また無視か」
怒ったように、顔を歪ませた。
無視しているつもりはなくて、その…
「いや、違うな。名前を聞くならまずは自分から名乗るのが礼儀だな。」
そう言い、身をかがめて俺と視線を合わせる。その視線は剣を突きつけられた時とは打って変わって、優しく柔らかな瞳で、キラキラと輝いて見えた。
俺はその瞳から目が離せず、見つめていた。
「俺はラファエル・ルミナ・フィオレンテだ」
そんなこと知ってるよ。名前なんて初めから知ってる。
「君の名前は?」
俺の名前ってベアルでいいのかな。ベアルって名乗ったら、俺が生きていると国王陛下にバレてしまう可能性がある。でも、ベアル以外の名前なんて・「やっぱりダメか…」
ラファエル様の眉毛の内側が上がり、ため息をこぼすように言った。
だめだって、何のこと?
「さっきは悪かったな。首大丈夫か?」
そう言いながら俺の隣へと座った。俺は首元を触りながら、少し痛む感覚を確認した。首には包帯が巻かれており、血が少し滲んでいる。
俺は小さく頷いた。
手当してくれたのかな?
「そうか、よかった。怪しい格好をしていたから、兵器か何かと勘違いした。本当にすまない。」
俺は驚いた。俺の格好って怪しいの?
兵器と勘違いするくらい、怪しいの?
剣を突きつけてしまうぐらい、怪しいの?
俺は、項垂れた。
でも、ここで絶対に聞かなければいけないことがある。
口をゆっくり開いた。
「ねっ、ねっこ」
「ん?根っこ?」
「ね、ねこちゃんのこところそうとした?」
俺は下を向いたまま目をギュッと瞑り尋ねた。また剣を向けられないか心配だった。
「ねこちゃん?トリニガルのことか?」
トリニガル?聞きなれない名前に、俺は首を傾げた。
「こいつのことだ!」
ねこちゃんを指差した。ねこちゃんはトリニガルって名前なんだ。俺は納得して頷いた。
ラファエル様は微笑んで言った。
「ただの遊びだ。今日は俺が勝っただけ。そうだろ、リティ?」
ラファエル様はねこちゃんを見つめた。
「そうなのねこちゃん?」
「…………ギャンギャン」
ねこちゃんは小さく吠えた。不貞腐れているように見えたけど、ラファエル様に対して敵意を向けてない。
そっか良かった。
でも、いつから遊ぶほど仲良くなったの?
「他に聞きたいことあるか?」
聞きたいことはたくさんあるよ。
どうしてねこちゃんとこんなに仲良くなったの?
どうしてまた魔獣の巣窟に入ってきたの?
もしかして、公爵夫人の病は治らなかったの?
どうして?なんで?
でも、どこから聞けばいいのか分からず、俺は口を開けては閉じた。
すると、突然ラファエル様に抱っこされた。
顔が近い///
「ゆっくりでいい。また話したくなったら教えてくれ。」
瞳はルビーのように輝き、優しく俺を見つめていた。
「でも今日は時間が無いんだ。公爵家の皆が心配してる。」
辺りは暗くなっていた。少し寂しさを感じながら、俺は黙ってラファエル様の言葉を聞いた。
「また、明日来る。」
彼は優しく俺を地面に降ろした。
明日も来るの?どうして?
ねこちゃんと遊ぶため?
エルドアの実をみつけるため?
「もちろん、君に会うためだ。」
そう言うと、俺の頬に軽く口づけをして去っていった。
・・・。
「ほっぺにチューされた…?」
俺は口づけされた方の頬に手を当てながら、呟いた。
剣先が喉元に食い込み、鋭い痛みが走った。目の前の人物に驚愕したが、それよりもねこちゃんを助けたいという思いが頭を支配している。
「聞こえないのか、それとも口がきけないのか。」
声は冷たく、容赦がなかった。
心臓は激しく鼓動し、身体は恐怖で動かなかった。血が首筋を伝い、冷たい感触が広がる。
視界にじわじわと暗闇が迫り来る。意識が遠のく中、ただねこちゃんのことだけが頭にあった。
「ドサッ」
地面がすぐそこに感じられる。
早く、早く…
ねこちゃんを助けないと…
泉の水を飲ませてあげないと…
ねこちゃん…
俺の視界が暗闇に包まれていく。
♢♢♢ ♢♢♢ ♢♢♢ ♢♢♢ ♢♢♢
目を開けると、緑豊かな木々が風に揺れ、陽光がその間からこぼれていた。近くには美しい邸が見える。少し離れた場所には侍従たちが数人並んでいた。
俺は木陰に横たわっていたようだ。
ここはどこだ?
立ち上がり、あたりを見回す。
思い出した。俺はねこちゃんのことを追っていた。だが、なぜここにいるのか、記憶が曖昧で思い出せない。
あの侍従たちに話を聞こうと思い、歩き出した。
しかし、いくら歩いても彼らには辿り着けない。
まるで彼らが幻であるかのように。
不安が胸を締め付ける。思い切り走る。
だが、どれだけ走っても距離は縮まらない。
なんで?どうして?
心の中で問いかけても答えはない。
ここはどこなんだ。
この世界に俺一人だけ取り残されたような、そんな気がする。
突然、ねこちゃんの姿が脳裏に浮かんだ。
怪我をしていた。
大量の血が流れていた。
急がないと、早く助けないと。
早く
早く
早く
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「ねこちゃーーーーーん」
俺は大きな声で叫んだ。
突然、赤い瞳と目が合った。
「ねこちゃん?」
「はあ、はあ、はあ・・・」
「どうやら口がきけないわけじゃないな」
俺は長座位の状態であたりを見回した。マスクのせいで視界が悪く、首を大きく動かした。
さっきまで緑豊かだった場所は、薄暗い霧が立ち込める場所へと変わっていた。
魔獣の巣窟に戻って来れたのか?
さっきのは夢だったのか?
ねこちゃん、ねこちゃんはどこだ?
「ギャンギャン」
声のする方向を見た。すると猫バージョンになっていたねこちゃんが、俺の元へ元気に駆け寄ってきた。俺は力のあまり抱きしめた。
「よかった。ぶじだったんだね」
「ギャンギャン」
傷もすっかりなくなっていた。
泉の水を飲めたのかな?
「おい!俺のことは無視か?」
声のする方向を見る。
すっかり忘れていた。俺はこの人に剣を向けられ、そのまま動けずに気絶したんだ。慌てて、自分が布を被っているか確認した。布は頭から被ったままだ。それとは別に俺の体には布がかけられていた。
前に会った時より、体が大きくなっている。身長も伸びて、筋肉もたくさんついている。1年しかたってないのに、凄い成長。
「お前、何者だ?」
「名前は?」
「そうしてこんな場所に一人でいる?」
「いつからここにいるんだ?」
「両親はいないのか?」
どうしよう。たくさん問いかけられたから何から答えればいいんだろう。
名前って、ベアルでいいのかな。いつからって一年前くらいだけど、正確にはわからない。どうしてここにいるかは、俺が・「また無視か」
怒ったように、顔を歪ませた。
無視しているつもりはなくて、その…
「いや、違うな。名前を聞くならまずは自分から名乗るのが礼儀だな。」
そう言い、身をかがめて俺と視線を合わせる。その視線は剣を突きつけられた時とは打って変わって、優しく柔らかな瞳で、キラキラと輝いて見えた。
俺はその瞳から目が離せず、見つめていた。
「俺はラファエル・ルミナ・フィオレンテだ」
そんなこと知ってるよ。名前なんて初めから知ってる。
「君の名前は?」
俺の名前ってベアルでいいのかな。ベアルって名乗ったら、俺が生きていると国王陛下にバレてしまう可能性がある。でも、ベアル以外の名前なんて・「やっぱりダメか…」
ラファエル様の眉毛の内側が上がり、ため息をこぼすように言った。
だめだって、何のこと?
「さっきは悪かったな。首大丈夫か?」
そう言いながら俺の隣へと座った。俺は首元を触りながら、少し痛む感覚を確認した。首には包帯が巻かれており、血が少し滲んでいる。
俺は小さく頷いた。
手当してくれたのかな?
「そうか、よかった。怪しい格好をしていたから、兵器か何かと勘違いした。本当にすまない。」
俺は驚いた。俺の格好って怪しいの?
兵器と勘違いするくらい、怪しいの?
剣を突きつけてしまうぐらい、怪しいの?
俺は、項垂れた。
でも、ここで絶対に聞かなければいけないことがある。
口をゆっくり開いた。
「ねっ、ねっこ」
「ん?根っこ?」
「ね、ねこちゃんのこところそうとした?」
俺は下を向いたまま目をギュッと瞑り尋ねた。また剣を向けられないか心配だった。
「ねこちゃん?トリニガルのことか?」
トリニガル?聞きなれない名前に、俺は首を傾げた。
「こいつのことだ!」
ねこちゃんを指差した。ねこちゃんはトリニガルって名前なんだ。俺は納得して頷いた。
ラファエル様は微笑んで言った。
「ただの遊びだ。今日は俺が勝っただけ。そうだろ、リティ?」
ラファエル様はねこちゃんを見つめた。
「そうなのねこちゃん?」
「…………ギャンギャン」
ねこちゃんは小さく吠えた。不貞腐れているように見えたけど、ラファエル様に対して敵意を向けてない。
そっか良かった。
でも、いつから遊ぶほど仲良くなったの?
「他に聞きたいことあるか?」
聞きたいことはたくさんあるよ。
どうしてねこちゃんとこんなに仲良くなったの?
どうしてまた魔獣の巣窟に入ってきたの?
もしかして、公爵夫人の病は治らなかったの?
どうして?なんで?
でも、どこから聞けばいいのか分からず、俺は口を開けては閉じた。
すると、突然ラファエル様に抱っこされた。
顔が近い///
「ゆっくりでいい。また話したくなったら教えてくれ。」
瞳はルビーのように輝き、優しく俺を見つめていた。
「でも今日は時間が無いんだ。公爵家の皆が心配してる。」
辺りは暗くなっていた。少し寂しさを感じながら、俺は黙ってラファエル様の言葉を聞いた。
「また、明日来る。」
彼は優しく俺を地面に降ろした。
明日も来るの?どうして?
ねこちゃんと遊ぶため?
エルドアの実をみつけるため?
「もちろん、君に会うためだ。」
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