幼馴染 女子大生 翔子 初めての絶頂

伊崎哲也

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第四章 拷問

鞭 ②

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ヒュッ・・
崇が振り下ろした瞬間、リボンが本物の鞭の如く、細く固まった。

バチッ・・
「・・ぁ、はぅっ・・」
(くぁぁぁっ・・うぅぅ・・)

まるで本物の鞭、それもプレイ用のバラ鞭では無く、拷問用の一本鞭の如き、肌と肉を割く激痛が、怜子を襲った。

余りの痛みに、のたうち回りそうな身体だが、拘束され爪先立ちの怜子、苦痛が引く迄震えるだけだった。

「ふふっ、どうかな? 初めての鞭の味はっ? 痛みが冷める時が、また堪らんだろう?」

「はぁ はぁ・・ぁ、ぁぁ・・」
肩で呼吸をしながら、崇を睨む怜子。
「怖い目をするなっ・・まぁ、こうでなきゃ、面白く無いがなっ・・んっ、そろそろ冷めたかなっ?
鞭責めの基本は、同じ肉を撃つんだよ。先程の数倍も効くから・・ほれっ」

ビシッ・・
観ている翔子には、ただ、リボンが撫ぜている様だが、その激痛は先程の比では無かった・・

「あ、あ、あうぅっ・・」
耐え切れずに漏れる、苦悶の呻き声。

歪んだ端正な顔、噴き出す玉の脂汗、切長の瞳から無意識に滲む涙・・

「かなり効いた様だなぁ? 念の為に尋ねるが、マネとシたのかっ?」
「・・・・な、何の、コ、トッ・・」

(この娘、凄いっ・・こんな事サれても、耐えてるんだっ・・私だったら?)
歳下の怜子に自分を置き換え、何故か身体が甘く疼き始める翔子。
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