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第一章 日常の崩壊
ルール説明
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スマホから人の声がした。急いでスマホを取り出すと画面には仮面を被った男が豪華な椅子に座っており、こちらに向けて話しかけている。
『皆何が起きたかさっぱり分からないって感じかな?まあそれもそのはずですよねぇ。いきなり森の中に連れてこられて変な服着せられてるんだもんねぇ。』
男は足を組みながら少し笑いを堪えた様な口調でこちらに向けて話しかけていた。
「おい!どうなってんだよ!一体ここはどこなんだ!お前は誰なんだよ!なんで俺はこんなとこに連れてこられてるんだ!」
こちらの声が聞こえるかも分からないが、大声で呼びかける。この訳の分からない状況に画面の男が一枚噛んでいる事は間違いない。
『まあ、皆さんが連れてこられた理由っていうのは…』
「どこなんだよ!!ここは!!なんでこんな場所に連れてこられたんだ!」
『…っうっせぇなあ!!!!!少しは人の話が聞けねえのか!!!!』
男が叫ぶと同時に首輪から強い電流が流れる。
「ッッイッ!!…がああああぁぁぁぁっっ!!」
あまりの痛みに一瞬気が飛びそうになる。起こされる時もこの首輪から電気が流れたが、その時の比ではなかった。
「…はぁっ……はぁ……」
『少しは人の話を聞く気になりましたかね?こっちは大勢を相手に緊張しているんですから、人の立場を考えれる人になりましょうねぇ』
男は笑みを浮かべながら淡々と話し出す。どうやらこっちの声は聞こえている様だが、少しでも気を損ねるとまたさっきの電流を流されかねない。
ここは黙って話を聞くしかない様だ。どうにか呼吸を整えて画面をよく見ると、男の後ろの壁に多くのモニターが見えた。そこには首輪とスーツを着た人がいるのが見える。
(この様子から見るに、俺以外にもさらわれた人がいっぱいいるってことか…)
そこには男女問わず様々な人が写っていた。基本的には20代から30代に見える人が多いが、60歳以上に見えるおじいちゃんもいれば、中学生くらいの女の子もいるようだ。
未だに状況は読み込めないが今はこの男の話を聞くしかない。
『それでは、皆さん落ち着いた所で続きを話していきましょうかね…』
『それでは本題に入りましょう。皆さんには今から命をかけたサバイバルをしてもらいます。』
(……は??サバイバル??)
一瞬この男が何を言っているのかに理解が遅れてしまった。
『意味くらいは分かるでしょう。ただ生き残れば良いだけです。簡単でしょう?ただ、貴方達で命を奪い合って貰うわけではありません。私もそこまで残酷ではありませんからねぇ』
『期間は3日。皆さんの横にある食糧と武器を使って生き延びてください。ただそれだけです。馬鹿にも理解ができますでしょう?』
男は当然の様に話し続ける。
少し面食らってしまったが、要は3日間この森の中で過ごせばいいだけだ。この男の目的はよく分からないが、リュックには3日分の食糧は入っていた。水の問題はあるが水源でも見つけたらどうにかなりそうではある。
『ここまで聞いてもらって分からないおバカさんはいませんか……おや?さっき注意したというのにまだはしゃいでおられる方がいらっしまいますねぇ』
男がそういうと壁のモニターの一つを見つめる。そこにはガタイの良い男が叫んでいるのが見えた。こちら側からはよく聞こえないが、何か文句でも言ってるのだろう。
(ばか…さっき分かっただろ!あんまり刺激すんな!!)
心の中でそう叫んでも当然その男には伝わらない。
『はぁ…開始前にこういうのはしたくなかったんですけどねぇ…』
そういうと男は椅子の横にある機械を触り出す。
すこし嫌な予感がする。
(まさか…)
予感は的中してしまった。男の首輪は急速に縮み始めら男の首を捻り切った。
男が写っていたモニターにはカメラに血が付着してしまったのか赤く滲み、地面に先程まで繋がっていたはずの胴体と頭が別々になっているのが見えた。
「っっ!?!?」
その場面を見てしまい、猛烈な吐き気に襲われる。どうにか耐えたが、他のモニターを見ると吐いてしまった人も何人かいる様だ。
『あんまり私の話を聞かないとこうなりますからね。人の話は黙って聞くのがマナーって学びませんでしたか?』
『ちなみに、無理矢理その首輪を外そうとするのもいけませんよ。先程の頭の弱い方と同じ道を歩みたくないならね』
男は笑みを浮かべながら話し続ける。
(狂ってやがる……。)
あまりの異常な状況にあたまが狂いそうになる。だが、今はこの男の話を聞くしかない。
『それでは説明に戻りましょう。貴方方は3日間ただ生きるだけでいい。リュックの中にある食糧は自由に食べてもらって構いません。説明が終わった後にスマホのマップ機能も使える様にしておきます。そこで水の場所を分かる様にしておきましょう。』
『また、協力する事も許しましょう。貴方達は同じ森に集められています。マップアプリを使えばお互いの居場所は大体わかる様になっていますので、探してみるのもいいかもしれませんねぇ』
『…ただ、それだけでは面白くありませんよねぇ?ですので、ひとつだけ障害を追加しておきます。』
(…障害?)
『分かりやすいように、ハンターとでも呼びましょうかね?彼らは森を徘徊していますので、そちらを見つけたら渡している武器を使って倒してもいいですし、逃げても構いません。ただ追いかけていくはずですので、そこは注意してくださいね。』
『また、注意点としてハンターは強く設定してあります。そのため、もし勝てないと感じたらスーツの胸の部分にあるボタンを押してください。そうすると一時的にですが貴方達は少しだけ強くなれるはずです。そのスーツと武器を使って3日間生き残る事が出来れば貴方達の勝利です。ゲームみたいで楽しいでしょう?その箱も私の好きなゲームをイメージしてわざわざ作ってあげたんですよ。感謝して下さい。』
『…では、長々と説明してもしょうがないので、この辺で終わっておきましょうかねぇ。スマホにルールやスーツの使い方などをまとめたものも送りますので、理解できなかったバカはそちらでと確認しておいて下さい。それでは、ご健闘をお祈り…』
「…ま、待ってくれ!!」
我慢ができず、話しかけてしまった。
『…ん?まだ何か理解できなかった部分があるとでもいうのでしょうか?これだからバカは困りますねぇ』
「…なんで俺達が集められたんだ。そこに写っている人たちにに知り合いも居ないし共通点が見当たらない!それに、あんたの目的がまるで分からない!何がしたいんだ!」
『…貴方達が集められた理由はいずれ分かりますよ…そして私の目的もね…それではこれ以上の質問はこれ以上受け付けません。皆さん頑張ってくださいねぇ』
「ま、待て!!」
最後の叫びは届かず、無常にも画面は消えてしまった。するとすぐにスマホにマップアプリとルール説明が書かれた画像が送られた事も確認できた。他にもよく分からないアプリが幾つかある。
もしかしてと思って電話できるか調べてみたが、残念ながら出来ないようだ。当然っちゃ当然だろう。
「…くそっ!!!何なんだよ!!」
意味がわからない状況に苛立ちが湧いてくる。
(何だよ、ゲームって…人が死んでるんだぞ…そんな気分になる訳ねえだろ…)
心の中で悪態を吐く。ここはどこなのか。あいつの目的は何なのか。何故俺が選ばれたのか。
分からない事ばかりだが、あいつがどこまで俺達を見ているか分からない。スマホや首輪に盗聴器でも仕掛けられていたら、気分を損ねる発言をしたらすぐに殺されるかもしれない。
まずは状況を整理する必要がある。何人さらわれたか分からないが、ここまで画面に見えていただけで30人は見えた事からも、これは計画的な犯行だ。ここまで大規模だと警察や自衛隊に助けてもらえる可能性は低いかもしれない。
万が一の事を考えて自力で3日間生き残れる準備をした方がいいだろう。
「まずは、持ち物の確認するか…」
まず持ち物はこれだ。
・食糧(3日分)
・スマホ(使える機能は少ない)
・日本刀
これだけしか箱の中には入っていなかった。スーツは脱ぐことはできるが着替えは用意されていない。3日間はこれで過ごせという事だろう。
「文句ばっか言っててもしょうがねえか…人と水でも探しに行くか…。」
そう言ってスマホのマップアプリを開く。そこには現在地と距離の書かれた矢印が二つある。片方は一番近い場所にいる人、もう一つは水の場所を指しているのだろう。
マップアプリをといってもそれ以外の機能はない様だ。シンプルすぎる。
「…ま、やるしかねえな。」
そう自分に言い聞かせて、まずは人の居る方に向かい出す事にした。
『皆何が起きたかさっぱり分からないって感じかな?まあそれもそのはずですよねぇ。いきなり森の中に連れてこられて変な服着せられてるんだもんねぇ。』
男は足を組みながら少し笑いを堪えた様な口調でこちらに向けて話しかけていた。
「おい!どうなってんだよ!一体ここはどこなんだ!お前は誰なんだよ!なんで俺はこんなとこに連れてこられてるんだ!」
こちらの声が聞こえるかも分からないが、大声で呼びかける。この訳の分からない状況に画面の男が一枚噛んでいる事は間違いない。
『まあ、皆さんが連れてこられた理由っていうのは…』
「どこなんだよ!!ここは!!なんでこんな場所に連れてこられたんだ!」
『…っうっせぇなあ!!!!!少しは人の話が聞けねえのか!!!!』
男が叫ぶと同時に首輪から強い電流が流れる。
「ッッイッ!!…がああああぁぁぁぁっっ!!」
あまりの痛みに一瞬気が飛びそうになる。起こされる時もこの首輪から電気が流れたが、その時の比ではなかった。
「…はぁっ……はぁ……」
『少しは人の話を聞く気になりましたかね?こっちは大勢を相手に緊張しているんですから、人の立場を考えれる人になりましょうねぇ』
男は笑みを浮かべながら淡々と話し出す。どうやらこっちの声は聞こえている様だが、少しでも気を損ねるとまたさっきの電流を流されかねない。
ここは黙って話を聞くしかない様だ。どうにか呼吸を整えて画面をよく見ると、男の後ろの壁に多くのモニターが見えた。そこには首輪とスーツを着た人がいるのが見える。
(この様子から見るに、俺以外にもさらわれた人がいっぱいいるってことか…)
そこには男女問わず様々な人が写っていた。基本的には20代から30代に見える人が多いが、60歳以上に見えるおじいちゃんもいれば、中学生くらいの女の子もいるようだ。
未だに状況は読み込めないが今はこの男の話を聞くしかない。
『それでは、皆さん落ち着いた所で続きを話していきましょうかね…』
『それでは本題に入りましょう。皆さんには今から命をかけたサバイバルをしてもらいます。』
(……は??サバイバル??)
一瞬この男が何を言っているのかに理解が遅れてしまった。
『意味くらいは分かるでしょう。ただ生き残れば良いだけです。簡単でしょう?ただ、貴方達で命を奪い合って貰うわけではありません。私もそこまで残酷ではありませんからねぇ』
『期間は3日。皆さんの横にある食糧と武器を使って生き延びてください。ただそれだけです。馬鹿にも理解ができますでしょう?』
男は当然の様に話し続ける。
少し面食らってしまったが、要は3日間この森の中で過ごせばいいだけだ。この男の目的はよく分からないが、リュックには3日分の食糧は入っていた。水の問題はあるが水源でも見つけたらどうにかなりそうではある。
『ここまで聞いてもらって分からないおバカさんはいませんか……おや?さっき注意したというのにまだはしゃいでおられる方がいらっしまいますねぇ』
男がそういうと壁のモニターの一つを見つめる。そこにはガタイの良い男が叫んでいるのが見えた。こちら側からはよく聞こえないが、何か文句でも言ってるのだろう。
(ばか…さっき分かっただろ!あんまり刺激すんな!!)
心の中でそう叫んでも当然その男には伝わらない。
『はぁ…開始前にこういうのはしたくなかったんですけどねぇ…』
そういうと男は椅子の横にある機械を触り出す。
すこし嫌な予感がする。
(まさか…)
予感は的中してしまった。男の首輪は急速に縮み始めら男の首を捻り切った。
男が写っていたモニターにはカメラに血が付着してしまったのか赤く滲み、地面に先程まで繋がっていたはずの胴体と頭が別々になっているのが見えた。
「っっ!?!?」
その場面を見てしまい、猛烈な吐き気に襲われる。どうにか耐えたが、他のモニターを見ると吐いてしまった人も何人かいる様だ。
『あんまり私の話を聞かないとこうなりますからね。人の話は黙って聞くのがマナーって学びませんでしたか?』
『ちなみに、無理矢理その首輪を外そうとするのもいけませんよ。先程の頭の弱い方と同じ道を歩みたくないならね』
男は笑みを浮かべながら話し続ける。
(狂ってやがる……。)
あまりの異常な状況にあたまが狂いそうになる。だが、今はこの男の話を聞くしかない。
『それでは説明に戻りましょう。貴方方は3日間ただ生きるだけでいい。リュックの中にある食糧は自由に食べてもらって構いません。説明が終わった後にスマホのマップ機能も使える様にしておきます。そこで水の場所を分かる様にしておきましょう。』
『また、協力する事も許しましょう。貴方達は同じ森に集められています。マップアプリを使えばお互いの居場所は大体わかる様になっていますので、探してみるのもいいかもしれませんねぇ』
『…ただ、それだけでは面白くありませんよねぇ?ですので、ひとつだけ障害を追加しておきます。』
(…障害?)
『分かりやすいように、ハンターとでも呼びましょうかね?彼らは森を徘徊していますので、そちらを見つけたら渡している武器を使って倒してもいいですし、逃げても構いません。ただ追いかけていくはずですので、そこは注意してくださいね。』
『また、注意点としてハンターは強く設定してあります。そのため、もし勝てないと感じたらスーツの胸の部分にあるボタンを押してください。そうすると一時的にですが貴方達は少しだけ強くなれるはずです。そのスーツと武器を使って3日間生き残る事が出来れば貴方達の勝利です。ゲームみたいで楽しいでしょう?その箱も私の好きなゲームをイメージしてわざわざ作ってあげたんですよ。感謝して下さい。』
『…では、長々と説明してもしょうがないので、この辺で終わっておきましょうかねぇ。スマホにルールやスーツの使い方などをまとめたものも送りますので、理解できなかったバカはそちらでと確認しておいて下さい。それでは、ご健闘をお祈り…』
「…ま、待ってくれ!!」
我慢ができず、話しかけてしまった。
『…ん?まだ何か理解できなかった部分があるとでもいうのでしょうか?これだからバカは困りますねぇ』
「…なんで俺達が集められたんだ。そこに写っている人たちにに知り合いも居ないし共通点が見当たらない!それに、あんたの目的がまるで分からない!何がしたいんだ!」
『…貴方達が集められた理由はいずれ分かりますよ…そして私の目的もね…それではこれ以上の質問はこれ以上受け付けません。皆さん頑張ってくださいねぇ』
「ま、待て!!」
最後の叫びは届かず、無常にも画面は消えてしまった。するとすぐにスマホにマップアプリとルール説明が書かれた画像が送られた事も確認できた。他にもよく分からないアプリが幾つかある。
もしかしてと思って電話できるか調べてみたが、残念ながら出来ないようだ。当然っちゃ当然だろう。
「…くそっ!!!何なんだよ!!」
意味がわからない状況に苛立ちが湧いてくる。
(何だよ、ゲームって…人が死んでるんだぞ…そんな気分になる訳ねえだろ…)
心の中で悪態を吐く。ここはどこなのか。あいつの目的は何なのか。何故俺が選ばれたのか。
分からない事ばかりだが、あいつがどこまで俺達を見ているか分からない。スマホや首輪に盗聴器でも仕掛けられていたら、気分を損ねる発言をしたらすぐに殺されるかもしれない。
まずは状況を整理する必要がある。何人さらわれたか分からないが、ここまで画面に見えていただけで30人は見えた事からも、これは計画的な犯行だ。ここまで大規模だと警察や自衛隊に助けてもらえる可能性は低いかもしれない。
万が一の事を考えて自力で3日間生き残れる準備をした方がいいだろう。
「まずは、持ち物の確認するか…」
まず持ち物はこれだ。
・食糧(3日分)
・スマホ(使える機能は少ない)
・日本刀
これだけしか箱の中には入っていなかった。スーツは脱ぐことはできるが着替えは用意されていない。3日間はこれで過ごせという事だろう。
「文句ばっか言っててもしょうがねえか…人と水でも探しに行くか…。」
そう言ってスマホのマップアプリを開く。そこには現在地と距離の書かれた矢印が二つある。片方は一番近い場所にいる人、もう一つは水の場所を指しているのだろう。
マップアプリをといってもそれ以外の機能はない様だ。シンプルすぎる。
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