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二択
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ラフレシアに襲われそうになり、立ち向かうより逃げた方が良さそうだ。
俺達が探しているのはモンスターがドロップするアイテムではなく、地面に生えてるものだし…
正直寝てないから無駄な戦闘をして体力消耗は避けたい。
少年が替えの弓矢を装着している中魔法陣を出して、少年の腕を引きその場を後にする。
さっきまで俺達がいた場所に木の枝の手を鞭のように振り回し地面に思いっきり振り下ろしたのを見ると、冷や汗が出る。
あんなのまともに食らったら大怪我するだろうな。
しかし、魔法陣が頼りなくスローペースで移動している。
まだ修行が足らないのか、二人は定員オーバーだ。
まだラフレシアは追いかけて来ていた。
「このペースなら走った方が早いですよ」
「……そうしよう」
少年にも言われてしまい苦笑いしながら魔法陣から降りて走る。
はぐれないように常に近くで走る。
ラフレシアはしつこく追いかけている。
そんな時、目の前に分かれ道があった。
片方が甘い匂いがする道、もう片方は臭い匂いがする道。
普通なら甘い匂いがいいが、こういう場合甘い罠って可能性もある。
それに早く決めなくては立ち止まるわけにはいかない!
「よし!右に行こう!」
「えっ!?あ、うん…」
少年は声でも分かる、嫌なのだろう。
俺だって臭いのは嫌だ…もし考える時間があったら甘い匂いを選んでいたかもしれない。
でももしかしたらって可能性に賭けてみる事にした。
臭い匂いが正解でありますように!
右に入ると、さっきまで聞こえていたラフレシアの地面を擦る移動する音が聞こえなくなった。
後ろを振り返り走る速度を遅くする。
そこにはずっと追いかけていたラフレシアがいなくなっていた。
やはりラフレシアも臭い匂いは嫌いだったようでホッとする。
ホッとするのと同時に足を完全に止めた。
さっきまで眠かったのに眠気が吹き飛んだ。
「くっさー!!」
「うぷっ…」
空気が明らかに汚れているのが分かる。
そして生ゴミのようなカビたようなとにかく身体に悪そうな匂いの集合体みたいで気分が悪くなる。
少年なんて顔を青くして今にも夕飯をリバースしそうになっている。
戻った方がいいかと思うが、まだラフレシアが居るかもしれないから先に進んだ方が良さそうだ。
このまま此処にいるより臭さがマシになる場所に出れるかもしれない。
この先も危ないから彼より強い俺が下見に行った方がいいだろう。
「うっ…俺、そこら辺見てくるから君は此処で待ってて」
「お、置いていかないでぇ~」
少年が弱々しく付いて来る。
プルプル震えて子鹿みたいだが大丈夫なのだろうか。
こんなところで一人はやっぱり酷だったか、悪い事をした。
俺の後を付いて来て口元を押さえていた。
顔が青くなっている、いや息はしないと死ぬぞ。
少し歩くと臭い匂いの元凶が分かった。
どぶの沼があった。
近付くと匂いが強くなる。
早くここから離れよう。
「だ、大丈夫?」
「む、むぐっ!」
口を塞いでいるからむぐむぐ言っている、大丈夫だと思っとこう。
どぶの沼の横を急いで走る。
しばらく走り、匂いが薄くなったところで足を止めて休憩するために地面に座り息を整える。
もうどぶの沼を抜けたのだろうか。
ここは何処だろうか、まだ森の中なのは分かる。
入り口から離れてなきゃいいけどと不安になる。
「蛍草って何処にあるの?」
「蛍草は奥の広場にあります、とても綺麗に輝いているのできっと分かります」
「じゃあそこに急いでいこう、案内頼める?」
「…はい、まず俺が知ってる場所まで行きましょう」
少年の言葉に頷いて立ち上がる。
森に住む妖精の光だけが森を照らしお互い薄暗い空間に不安に思いながら手を繋ぐ。
探索を始めようと立ち上がるとガサッと草むらが揺れた。
俺達が探しているのはモンスターがドロップするアイテムではなく、地面に生えてるものだし…
正直寝てないから無駄な戦闘をして体力消耗は避けたい。
少年が替えの弓矢を装着している中魔法陣を出して、少年の腕を引きその場を後にする。
さっきまで俺達がいた場所に木の枝の手を鞭のように振り回し地面に思いっきり振り下ろしたのを見ると、冷や汗が出る。
あんなのまともに食らったら大怪我するだろうな。
しかし、魔法陣が頼りなくスローペースで移動している。
まだ修行が足らないのか、二人は定員オーバーだ。
まだラフレシアは追いかけて来ていた。
「このペースなら走った方が早いですよ」
「……そうしよう」
少年にも言われてしまい苦笑いしながら魔法陣から降りて走る。
はぐれないように常に近くで走る。
ラフレシアはしつこく追いかけている。
そんな時、目の前に分かれ道があった。
片方が甘い匂いがする道、もう片方は臭い匂いがする道。
普通なら甘い匂いがいいが、こういう場合甘い罠って可能性もある。
それに早く決めなくては立ち止まるわけにはいかない!
「よし!右に行こう!」
「えっ!?あ、うん…」
少年は声でも分かる、嫌なのだろう。
俺だって臭いのは嫌だ…もし考える時間があったら甘い匂いを選んでいたかもしれない。
でももしかしたらって可能性に賭けてみる事にした。
臭い匂いが正解でありますように!
右に入ると、さっきまで聞こえていたラフレシアの地面を擦る移動する音が聞こえなくなった。
後ろを振り返り走る速度を遅くする。
そこにはずっと追いかけていたラフレシアがいなくなっていた。
やはりラフレシアも臭い匂いは嫌いだったようでホッとする。
ホッとするのと同時に足を完全に止めた。
さっきまで眠かったのに眠気が吹き飛んだ。
「くっさー!!」
「うぷっ…」
空気が明らかに汚れているのが分かる。
そして生ゴミのようなカビたようなとにかく身体に悪そうな匂いの集合体みたいで気分が悪くなる。
少年なんて顔を青くして今にも夕飯をリバースしそうになっている。
戻った方がいいかと思うが、まだラフレシアが居るかもしれないから先に進んだ方が良さそうだ。
このまま此処にいるより臭さがマシになる場所に出れるかもしれない。
この先も危ないから彼より強い俺が下見に行った方がいいだろう。
「うっ…俺、そこら辺見てくるから君は此処で待ってて」
「お、置いていかないでぇ~」
少年が弱々しく付いて来る。
プルプル震えて子鹿みたいだが大丈夫なのだろうか。
こんなところで一人はやっぱり酷だったか、悪い事をした。
俺の後を付いて来て口元を押さえていた。
顔が青くなっている、いや息はしないと死ぬぞ。
少し歩くと臭い匂いの元凶が分かった。
どぶの沼があった。
近付くと匂いが強くなる。
早くここから離れよう。
「だ、大丈夫?」
「む、むぐっ!」
口を塞いでいるからむぐむぐ言っている、大丈夫だと思っとこう。
どぶの沼の横を急いで走る。
しばらく走り、匂いが薄くなったところで足を止めて休憩するために地面に座り息を整える。
もうどぶの沼を抜けたのだろうか。
ここは何処だろうか、まだ森の中なのは分かる。
入り口から離れてなきゃいいけどと不安になる。
「蛍草って何処にあるの?」
「蛍草は奥の広場にあります、とても綺麗に輝いているのできっと分かります」
「じゃあそこに急いでいこう、案内頼める?」
「…はい、まず俺が知ってる場所まで行きましょう」
少年の言葉に頷いて立ち上がる。
森に住む妖精の光だけが森を照らしお互い薄暗い空間に不安に思いながら手を繋ぐ。
探索を始めようと立ち上がるとガサッと草むらが揺れた。
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