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最強コンビ
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※ゼロ視点
嫌な予感がした。
影がざわついている。
エルフの国にいればツカサは安全だと思っていた。
エルフは誇り高き種族だから…
風呂まで見守ると覗きだと勘違いされて警戒されてしまうのを避けて大人しく部屋にいたがやはり見ていた方が良かったか。
ツカサが何処にいるか分からないと影を付ける事が出来ない。
…俺の不注意だ。
部屋を出て誰でもいいからツカサを知ってる人がいれば…
目に付いたエルフを捉える。
話を聞くだけなのに何故怯える。
「おい、ツカサは見なかったか?」
「ひぃ!!」
「…聞いているのか」
全然話にならず睨むと土下座した。
俺はまだ何もしていない…まだ、な。
…そんな事よりツカサだ、知らないなら知らないで他の奴に聞く。
あ、そうか…名前は知らないか。
ツカサで誰だが分かっていたらそれはそれで大問題だなと納得した。
ツカサの特徴、特徴…
「俺の嫁知らないか?」
「あっ、あのネコミミのお連れさんですか…なんか慌てて出て行きましたよ」
通じた…やはりこれが一番だな、うん。
誰がどう見ても俺とツカサはお似合いだよな。
もう知らなさそうだから解放すると猛ダッシュして行った。
それにしても出て行った?何故に?風呂に入ってたんじゃないのか?
あのエルフの口ぶりからしてツカサ一人だけのように感じた。
忘れ物だろうか、それならそうと言ってくれればいいのに…
「アズサ!何処だ、アズサ!」
とりあえず外に行こうと歩いていたら、奥から走る音と慌てる声が聞こえた。
現れたのはエルフの王だった。
落ち着きないな、いつもこんな感じなのか?
エルフの王は俺に気付き駆け寄る。
面倒そうだから、そのまま外に行こうとしたら腕を掴まれた。
なんだ、お前に構う時間が惜しい。
「待てっ!なんで逃げる?」
「逃げてない、俺はツカサのところに行くので忙しい」
「…ツカサってお前の恋人か?」
当たり前だ、それ以外のツカサなんて知らん。
エルフの王は俺の手を離し思い詰めた顔をしていた。
なにかあったのだろうが、興味はない。
面倒そうだ、無視しよう。
俺はツカサ以外に興味なんてない!
しかしエルフの王は俺を行かす気はないそうだ。
「…俺の婚約者がいなくなったんだ」
婚約者…確かヒューマン族だったか。
そういえば風呂から帰ってきた時、ツカサとヒューマン族の男がなにか話していたな。
内容までは聞いていないし、あの後ヒューマン族の男はすぐに部屋を出たからな。
ここはエルフの国だ、ヒューマン族なんて王の婚約者ぐらいだ。
……もしかしてツカサ、あの男と一緒にいるのか?
足を止めてエルフの王を見た。
「お前の婚約者ってチビでモブ顔か?」
「………お前の恋人もチビでモブだろ」
お互い睨み合う、喧嘩を売ったのは俺だがエルフの王の婚約者の特徴なんてそのくらいしか覚えてないから仕方ない。
それに俺から見たらツカサの方が可愛いだろ!
それは多分恋人がいる奴なら誰でも自分の恋人の方が…と思うだろう。
美形同士がいがみ合うと迫力が増大されて周りのエルフ達は遠回しに見ていた。
やはりあれは婚約者か、そしてお互いいないとなるともう決定だろう。
なんで俺じゃなく頼りない男と一緒にいるんだ。
「多分お前の婚約者は俺の恋人と一緒にいる」
「なっ!アズサに何した!!」
「それは俺のセリフだ、とにかく…ツカサを探しに行く」
「……二人が一緒にいるなら俺も行こう」
いくらエルフの王でも夜は上級者向けだ。
昼間より強さは倍になる、俺はどっちも強いと感じないからよく分からないがこの世界にいる者なら誰でも知る常識だ。
足手まといにならないだろうな。
正直誰だろうとツカサ以外を守る気なんてない。
王というならエルフの中で一番強いんだろうが…
よほど俺が疑いの眼差しを向けていたのかエルフの王はフッと笑った。
「これでもエルフマスターレベル190だ、まだ不満か」
「俺よりは弱いけど、まぁ好きにしろよ」
俺とエルフの王はエルフの滝の泉を後にした。
とりあえずツカサが何処に向かったかだ。
一人だったら帰ったのかと思うがそういえばツカサのローブは部屋に置いていた。
それにあのヒューマン族がいるとなると帰るわけないか。
もしかして忘幻の森に?
ツカサは時に一人で何でもしようとするからな、頼ってくれたら嬉しいのに…
「森がざわめいている、なんかいる」
「じゃあ森にいるのか…急ぐぞ」
エルフだからか森の異変に気付いたエルフの王がそう言う。
夜の森はツカサでは生きていられる可能性は低い、理由がなんであれもしツカサになにかあったらヒューマン族の男を八つ裂きにしてやる。
それは横の男もそうなのか殺意が滲んでいる。
森の入り口は植物の枝で塞がれていた。
今朝はこんなのなかった。
エルフの王は虹色に輝く弓を構えた。
矢が発光して枝に向かって弓を射た。
枝が粉のように細かく粉砕した。
「行くぞ」
「あぁ…」
入り口の道は開かれて、先に進むがそこには何もなかった。
嫌な予感がした。
影がざわついている。
エルフの国にいればツカサは安全だと思っていた。
エルフは誇り高き種族だから…
風呂まで見守ると覗きだと勘違いされて警戒されてしまうのを避けて大人しく部屋にいたがやはり見ていた方が良かったか。
ツカサが何処にいるか分からないと影を付ける事が出来ない。
…俺の不注意だ。
部屋を出て誰でもいいからツカサを知ってる人がいれば…
目に付いたエルフを捉える。
話を聞くだけなのに何故怯える。
「おい、ツカサは見なかったか?」
「ひぃ!!」
「…聞いているのか」
全然話にならず睨むと土下座した。
俺はまだ何もしていない…まだ、な。
…そんな事よりツカサだ、知らないなら知らないで他の奴に聞く。
あ、そうか…名前は知らないか。
ツカサで誰だが分かっていたらそれはそれで大問題だなと納得した。
ツカサの特徴、特徴…
「俺の嫁知らないか?」
「あっ、あのネコミミのお連れさんですか…なんか慌てて出て行きましたよ」
通じた…やはりこれが一番だな、うん。
誰がどう見ても俺とツカサはお似合いだよな。
もう知らなさそうだから解放すると猛ダッシュして行った。
それにしても出て行った?何故に?風呂に入ってたんじゃないのか?
あのエルフの口ぶりからしてツカサ一人だけのように感じた。
忘れ物だろうか、それならそうと言ってくれればいいのに…
「アズサ!何処だ、アズサ!」
とりあえず外に行こうと歩いていたら、奥から走る音と慌てる声が聞こえた。
現れたのはエルフの王だった。
落ち着きないな、いつもこんな感じなのか?
エルフの王は俺に気付き駆け寄る。
面倒そうだから、そのまま外に行こうとしたら腕を掴まれた。
なんだ、お前に構う時間が惜しい。
「待てっ!なんで逃げる?」
「逃げてない、俺はツカサのところに行くので忙しい」
「…ツカサってお前の恋人か?」
当たり前だ、それ以外のツカサなんて知らん。
エルフの王は俺の手を離し思い詰めた顔をしていた。
なにかあったのだろうが、興味はない。
面倒そうだ、無視しよう。
俺はツカサ以外に興味なんてない!
しかしエルフの王は俺を行かす気はないそうだ。
「…俺の婚約者がいなくなったんだ」
婚約者…確かヒューマン族だったか。
そういえば風呂から帰ってきた時、ツカサとヒューマン族の男がなにか話していたな。
内容までは聞いていないし、あの後ヒューマン族の男はすぐに部屋を出たからな。
ここはエルフの国だ、ヒューマン族なんて王の婚約者ぐらいだ。
……もしかしてツカサ、あの男と一緒にいるのか?
足を止めてエルフの王を見た。
「お前の婚約者ってチビでモブ顔か?」
「………お前の恋人もチビでモブだろ」
お互い睨み合う、喧嘩を売ったのは俺だがエルフの王の婚約者の特徴なんてそのくらいしか覚えてないから仕方ない。
それに俺から見たらツカサの方が可愛いだろ!
それは多分恋人がいる奴なら誰でも自分の恋人の方が…と思うだろう。
美形同士がいがみ合うと迫力が増大されて周りのエルフ達は遠回しに見ていた。
やはりあれは婚約者か、そしてお互いいないとなるともう決定だろう。
なんで俺じゃなく頼りない男と一緒にいるんだ。
「多分お前の婚約者は俺の恋人と一緒にいる」
「なっ!アズサに何した!!」
「それは俺のセリフだ、とにかく…ツカサを探しに行く」
「……二人が一緒にいるなら俺も行こう」
いくらエルフの王でも夜は上級者向けだ。
昼間より強さは倍になる、俺はどっちも強いと感じないからよく分からないがこの世界にいる者なら誰でも知る常識だ。
足手まといにならないだろうな。
正直誰だろうとツカサ以外を守る気なんてない。
王というならエルフの中で一番強いんだろうが…
よほど俺が疑いの眼差しを向けていたのかエルフの王はフッと笑った。
「これでもエルフマスターレベル190だ、まだ不満か」
「俺よりは弱いけど、まぁ好きにしろよ」
俺とエルフの王はエルフの滝の泉を後にした。
とりあえずツカサが何処に向かったかだ。
一人だったら帰ったのかと思うがそういえばツカサのローブは部屋に置いていた。
それにあのヒューマン族がいるとなると帰るわけないか。
もしかして忘幻の森に?
ツカサは時に一人で何でもしようとするからな、頼ってくれたら嬉しいのに…
「森がざわめいている、なんかいる」
「じゃあ森にいるのか…急ぐぞ」
エルフだからか森の異変に気付いたエルフの王がそう言う。
夜の森はツカサでは生きていられる可能性は低い、理由がなんであれもしツカサになにかあったらヒューマン族の男を八つ裂きにしてやる。
それは横の男もそうなのか殺意が滲んでいる。
森の入り口は植物の枝で塞がれていた。
今朝はこんなのなかった。
エルフの王は虹色に輝く弓を構えた。
矢が発光して枝に向かって弓を射た。
枝が粉のように細かく粉砕した。
「行くぞ」
「あぁ…」
入り口の道は開かれて、先に進むがそこには何もなかった。
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