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贈り物
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あれから数日が経過したある日の事だった。
俺は久々に王都にやってきていて、魔法陣から降りた。
遠いところから飛ばしてやって来たから、頭がクラクラとする。
ちょっと休憩したい気もするが、急いできたんだし早く行こうと目的のところに向かった。
そんなに離れていたわけではないから、街はいつも通りの姿を見せていた。
俺はいつも王都に行くと立ち寄っていたレイチェルちゃんの店を通らず城に向かった。
当然用がないと門番に通してもらえないが、俺は城に入る理由がある。
師匠のクエストを受けていてスムーズに入る事が出来た。
騎士団専属の救護隊に薬を届けてくれと言われている。
騎士団は城の中にあるから、廊下を進んでいく。
十字の形をしているから、すぐに救護隊がいるところが分かった。
ドアを叩くと「どちら様ですか?」という可愛らしい声が聞こえた。
救護隊だから女の子がいるんだろう、ゲームでは騎士じゃないから知らないキャラクターだ。
俺が師匠に頼まれておつかいに来た事を言うとお団子頭の女の子が出てきた。
可愛いけど付き合えないNPCっぽく感じた。
入り口で薬を渡すと、チラッと中の様子が見えた。
凄い怪我をしている、普通の怪我ではなく死んでも可笑しくないような恐ろしいものだ。
騎士団は常に人を守る職業なんだ、こういう怪我も見慣れてるんだろう。
だから救護隊は冷静に人を救う事が出来る。
邪魔しちゃいけないから、すぐに救護室から離れた。
俺はグリモワールだけど、よく考えたら気楽な職業だよな。
師匠の依頼は時に無理難題だったりするが、人を守る重さに比べたら…
「ツカサ?」
廊下を歩いていると、後ろから声が聞こえて振り返った。
この城の中で俺をそう呼ぶのは一人しかいない。
ゼロがそこにいて、俺を見て驚いた顔をしていた。
相変わらずゼロは「誰かに用事?案内しようか?」と言っている。
俺に向ける顔はいつもと変わらないけど、心の中でどう思ってるかなんて分からない。
なんせ、数日間…俺はゼロと会っていないし、ゼロが俺を好きになったようにきっかけがあって誰か他の人を好きになったかもしれない。
「師匠に頼まれてさっきまで救護室に行ってたんだ」
「そう、じゃあもう帰るところ?」
「いや、師匠のおつかいは救護室への贈り物だけど、俺の用事がまだ終わっていない」
俺がここに来た理由は他にある、わざわざ城に入るために師匠のクエストを受けたんだ。
この数日間、俺はある事だけを考えて生きてきた。
この日のために俺は今ここに立っているんだ。
ちょっと大袈裟だけど、ゼロと場所を変えようと言った。
いつもなら問答無用で部屋に連れ込むくせに、今はそれが出来ずにいた。
俺に「何処がいい?」と聞いてきたから、場所を言った。
それを聞いてゼロはよく分かっていなくて首を傾げていた。
自分の部屋の前に、ゼロは立っていて正面から見つめる。
これは、ゲームでゼロの部屋に訪れるとこの背景になる。
完璧にゲームを再現出来ていて、ちょっとテンションが上がってる。
「俺の部屋に入りたくないのは分かるけど、なんで部屋の前?」
「ちょっと黙ってて」
「……はい」
ゼロがネガティブになっていたから、黙らせた。
カバンから取り出して、ゼロに向かって見せた。
それを見ていよいよゼロは訳が分からないと言いたげな顔をしていた。
俺がゼロならきっと同じ気持ちになるから分かる。
でも、これが今の俺の気持ちだから…意地を捨てた俺の…
足元で影ゼロが揺れていて、ゼロの気持ちにリンクしているようだ。
「ゼロ、このクッキーはイベント外だからただのクッキーだけど、好感度100%に出来るかな?」
「…つまり?」
「俺は、ゼロの事が好きです!恋が終わったけど、また一から始めたい!ダメ…?」
クッキーが入った手に少し力がこもると、ゼロが俺の手に触れた。
暖かな手に力が緩み、そのまま抱きしめられた。
俺が数日間家にも帰らなかったのはクッキーの材料を探していたからだ。
自分の手で探して、作って…思ったより時間が掛かった。
拒絶される事も何度も考えて、それでも作った。
今度はゼロのために、気持ちをいっぱい入れた俺のクッキーだ。
恋愛イベントではなく、ただのプレゼントだ。
きっとゼロの好感度は0になってしまっただろう。
こんなレア材料で作ったわけでもない普通のクッキー…難攻不落なNPCの好感度は上がらない。
でも俺は、終わらせた恋をまた一から始めようと思った。
何年掛かっても、いつか俺の想いが届くまで…
「ゼロ、俺…酷い事言ったし…今更だって思われても俺は」
「誰が今更だって思う?俺は、ツカサともう触れる事も出来ないと思っていた」
「……ゼロ」
「ずっと、ずっと…実らないツカサを想いながら死ぬ覚悟だった」
「いや、そんな大袈裟な…ゼロなら他にいくらだって相手が…」
「俺の事好きって言ったのに、なんでツカサはそんな事を言うの?それともあれは俺の幻覚?」
「…違う、けど…」
ゼロは俺から離れて、頬に触れると笑っていた。
今まで見たどんな顔よりも幸せそうに笑っていた。
その顔を見て、俺の鼓動が早くなっていく。
これが好きって気持ちで、幸せって気持ちなのか。
下を向くと、ゼロは不安そうに俺の名前を呼んでいた。
あんなに拒絶されたから、言葉で聞いてもゼロは信じられないのだろう。
「ゼロ、確かゼロの部屋鏡あったよね」
「…あ、あぁ」
「ちょっと借りていい?」
ゼロに言うと、頷いてゼロの部屋にお邪魔した。
洗面台の上の鏡の自分と睨めっこしていた。
ちょっと気が緩むとマヌケ顔になってしまう。
顔を伸ばしたりしても、ニヤケ顔は直らない。
もしかして、これが幸せな顔?ただでさえ平凡顔なのに変顔になるなんて…
俺は久々に王都にやってきていて、魔法陣から降りた。
遠いところから飛ばしてやって来たから、頭がクラクラとする。
ちょっと休憩したい気もするが、急いできたんだし早く行こうと目的のところに向かった。
そんなに離れていたわけではないから、街はいつも通りの姿を見せていた。
俺はいつも王都に行くと立ち寄っていたレイチェルちゃんの店を通らず城に向かった。
当然用がないと門番に通してもらえないが、俺は城に入る理由がある。
師匠のクエストを受けていてスムーズに入る事が出来た。
騎士団専属の救護隊に薬を届けてくれと言われている。
騎士団は城の中にあるから、廊下を進んでいく。
十字の形をしているから、すぐに救護隊がいるところが分かった。
ドアを叩くと「どちら様ですか?」という可愛らしい声が聞こえた。
救護隊だから女の子がいるんだろう、ゲームでは騎士じゃないから知らないキャラクターだ。
俺が師匠に頼まれておつかいに来た事を言うとお団子頭の女の子が出てきた。
可愛いけど付き合えないNPCっぽく感じた。
入り口で薬を渡すと、チラッと中の様子が見えた。
凄い怪我をしている、普通の怪我ではなく死んでも可笑しくないような恐ろしいものだ。
騎士団は常に人を守る職業なんだ、こういう怪我も見慣れてるんだろう。
だから救護隊は冷静に人を救う事が出来る。
邪魔しちゃいけないから、すぐに救護室から離れた。
俺はグリモワールだけど、よく考えたら気楽な職業だよな。
師匠の依頼は時に無理難題だったりするが、人を守る重さに比べたら…
「ツカサ?」
廊下を歩いていると、後ろから声が聞こえて振り返った。
この城の中で俺をそう呼ぶのは一人しかいない。
ゼロがそこにいて、俺を見て驚いた顔をしていた。
相変わらずゼロは「誰かに用事?案内しようか?」と言っている。
俺に向ける顔はいつもと変わらないけど、心の中でどう思ってるかなんて分からない。
なんせ、数日間…俺はゼロと会っていないし、ゼロが俺を好きになったようにきっかけがあって誰か他の人を好きになったかもしれない。
「師匠に頼まれてさっきまで救護室に行ってたんだ」
「そう、じゃあもう帰るところ?」
「いや、師匠のおつかいは救護室への贈り物だけど、俺の用事がまだ終わっていない」
俺がここに来た理由は他にある、わざわざ城に入るために師匠のクエストを受けたんだ。
この数日間、俺はある事だけを考えて生きてきた。
この日のために俺は今ここに立っているんだ。
ちょっと大袈裟だけど、ゼロと場所を変えようと言った。
いつもなら問答無用で部屋に連れ込むくせに、今はそれが出来ずにいた。
俺に「何処がいい?」と聞いてきたから、場所を言った。
それを聞いてゼロはよく分かっていなくて首を傾げていた。
自分の部屋の前に、ゼロは立っていて正面から見つめる。
これは、ゲームでゼロの部屋に訪れるとこの背景になる。
完璧にゲームを再現出来ていて、ちょっとテンションが上がってる。
「俺の部屋に入りたくないのは分かるけど、なんで部屋の前?」
「ちょっと黙ってて」
「……はい」
ゼロがネガティブになっていたから、黙らせた。
カバンから取り出して、ゼロに向かって見せた。
それを見ていよいよゼロは訳が分からないと言いたげな顔をしていた。
俺がゼロならきっと同じ気持ちになるから分かる。
でも、これが今の俺の気持ちだから…意地を捨てた俺の…
足元で影ゼロが揺れていて、ゼロの気持ちにリンクしているようだ。
「ゼロ、このクッキーはイベント外だからただのクッキーだけど、好感度100%に出来るかな?」
「…つまり?」
「俺は、ゼロの事が好きです!恋が終わったけど、また一から始めたい!ダメ…?」
クッキーが入った手に少し力がこもると、ゼロが俺の手に触れた。
暖かな手に力が緩み、そのまま抱きしめられた。
俺が数日間家にも帰らなかったのはクッキーの材料を探していたからだ。
自分の手で探して、作って…思ったより時間が掛かった。
拒絶される事も何度も考えて、それでも作った。
今度はゼロのために、気持ちをいっぱい入れた俺のクッキーだ。
恋愛イベントではなく、ただのプレゼントだ。
きっとゼロの好感度は0になってしまっただろう。
こんなレア材料で作ったわけでもない普通のクッキー…難攻不落なNPCの好感度は上がらない。
でも俺は、終わらせた恋をまた一から始めようと思った。
何年掛かっても、いつか俺の想いが届くまで…
「ゼロ、俺…酷い事言ったし…今更だって思われても俺は」
「誰が今更だって思う?俺は、ツカサともう触れる事も出来ないと思っていた」
「……ゼロ」
「ずっと、ずっと…実らないツカサを想いながら死ぬ覚悟だった」
「いや、そんな大袈裟な…ゼロなら他にいくらだって相手が…」
「俺の事好きって言ったのに、なんでツカサはそんな事を言うの?それともあれは俺の幻覚?」
「…違う、けど…」
ゼロは俺から離れて、頬に触れると笑っていた。
今まで見たどんな顔よりも幸せそうに笑っていた。
その顔を見て、俺の鼓動が早くなっていく。
これが好きって気持ちで、幸せって気持ちなのか。
下を向くと、ゼロは不安そうに俺の名前を呼んでいた。
あんなに拒絶されたから、言葉で聞いてもゼロは信じられないのだろう。
「ゼロ、確かゼロの部屋鏡あったよね」
「…あ、あぁ」
「ちょっと借りていい?」
ゼロに言うと、頷いてゼロの部屋にお邪魔した。
洗面台の上の鏡の自分と睨めっこしていた。
ちょっと気が緩むとマヌケ顔になってしまう。
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