江雲記―六角定頼に転生した舐めプ男の生涯―

藤瀬 慶久

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第二次六角包囲網(3)尼子十旗将 対 六角六人衆

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 ・天文七年(1538年) 八月  山城国綴喜郡 男山城  六角定頼


 男山城の物見櫓から河内平野を見下ろすと、河内十七箇所の辺りに尼子の平四ツ目の旗がはためいているのが見える。とうとう来たか。尼子経久。

 ……てか三好政長は何やってんだ。
 せめてあとひと月粘れよ。元々尼子に勝つなんて期待はしてなかったが、それにしてもあっさり負け過ぎだ。
 おまけに遊佐長教も早々に義維側に付いてしまうし、予定が狂ったどころの話じゃない。
 榎並城は開城し、城に籠っていた朝倉景紀らはそのまま遊佐の配下に収まっているし……。全く冗談じゃねぇよ。強そうなヤツは全部向こうに行ってるじゃないか。

 それに、細川晴元は予想通りと言うか何というか、さっさと三宅城を脱出して丹波に逃亡してるし……。

 本当に冗談じゃねぇ。


「御屋形様。どうやら敵は淀川の南を進軍して来る気配ですな」
「うむ」

 榎並城と飯盛山城を降した義維方は、摂津から河内・南山城にかけて広く諸将を展開している。
 連合の旗印である足利義維は越水城に残り、事実上の総大将である細川持隆は三宅城に入った。芥川城には三好虎長が配され、赤松らの播磨勢も芥川城から大山崎を窺う態勢になっている。

 尼子経久は枚方城に入り、河内から南山城に進軍して来る気配だ。尼子は兵を分け、一万の軍勢を津田城に入れて西と南から男山城を攻める布陣だ。津田城の軍勢を率いるのは山中貞幸との噂だ。

「山中弾三郎(山中貞幸)か……。音に聞く『尼子十旗将あまごじっきしょう』を率いていると聞く。強敵だな」
「こちらとてそう易々と抜かれはしません。男山城を守るのは蒲生藤十郎にございます」

 隣の進藤貞治が鼻息荒く反論して来る。佐々木嫡流として、確かに今回の佐々木対決は負けられんな。

「だが、決して油断はできん。尼子伊予守(尼子経久)は信頼する実弟である下野守(尼子久幸)に出雲の守りを任せ、代わりに次男の尼子紀伊守(尼子国久)を連れて来たと聞く。こちらも出し惜しみをしている余裕はない」
「はい」

 尼子国久が率いるのは尼子家最強の精鋭部隊である新宮党だ。経久は本国の守りを弟の尼子久幸に任せ、自身は嫡孫の詮久と共に尼子家中の主力を率いて来たと見るべきだ。
 天王山の守りが堅いことを看破した経久は、急造の男山城を攻略して天王山の裏を突く方針に切り替えたということだろう。やはりここが一番の激戦地になりそうか……。

「御屋形様」
「用意が出来たか?」
「ハッ!」

 物見櫓を登って来た三雲定持が俺の後ろに来て膝を着く。今回は三雲の甲賀衆と共に伊賀の藤林長門守正保の協力を取り付けた。甲賀衆・伊賀衆には破壊工作、いわゆる『戦忍び』としての働きを依頼している。
 伊賀衆からは中々吹っ掛けられたが、この際背に腹は代えられんからな。

「では、軍議を始めよう。新助(進藤貞治)。諸将を広間に集めてくれ」
「ハッ!」



 ・天文七年(1538年) 八月  河内国茨田郡 枚方城  尼子経久


「六角の備えはどうだ?」
「男山城とそこから延びる野戦陣は中々の物にございます。今回の我らの動きに対応して構築したと聞き及びますが、正面から当たっては悪戯に被害が大きくなるばかりにございましょう」
「ふむ……」

 弾三郎の報告に三郎四郎(尼子詮久)が俯いて考え込む。まだ若い三郎四郎に戦の判断をさせるのはちと酷かもしれぬが、遠からぬ将来に儂の後を継いで尼子家を率いてゆかねばならん身だ。今回の遠征は三郎四郎の良い糧となるだろう。

「畠山の動きはいかがにございましょう?」
「飯盛山城に入った畠山尾張守殿(畠山稙長)は大和方面から南山城に向けて進軍すると申して来た」
「遊佐河内守殿も共に?」
「いや、河内守は榎並城に軍勢を残し、自身は高屋城に戻って河内を安定させると申している。どうも畠山は主従で思惑が異なっているようだな」

 弾三郎め。上手く三郎四郎に遊佐の動きを警戒するように思考を植え付けたか。
 それでいい。いかに味方とはいえ、所詮は他家の軍勢だ。今回はこれ以上六角の膨張を見過ごしておけぬという利害が一致したに過ぎぬ。何かきっかけがあれば敵対することも十分にあり得るのだ。

 しかし、六角六人衆か……。
 男山城の軍勢を率いるのは六人衆筆頭の蒲生左兵衛大夫(蒲生定秀)だと聞く。それに、淀城には後詰として六角の本軍に加え、海北善右衛門(海北綱親)、滝川彦右衛門(滝川資清)、後藤但馬守(後藤定兼)らが詰めている。さらに勝竜寺城に籠るのは美濃の斎藤山城守(斎藤利政)か。
 中々豪華な顔ぶれだ。六角も我らを随分と歓迎してくれているようだな。

「まずは男山城にひと当てして様子を見てみよう。弾三郎の軍勢で当たってくれるか」
「しかし、こちらも無闇に損害を出すわけには……」
「軽く手合わせをする程度で良い。まずは敵の力量をこの目で見ておきたい」

 弾三郎がチラリと儂に視線を投げて寄越す。

 まあ、弾三郎の言いたいことも分からぬではない。我らはただでさえ本国出雲から遠く離れた遠征軍だ。兵の補充は六角よりも不利だ。
 だが、三郎四郎に上方の軍勢の力を見せておく良い機会かもしれぬ。ここは三郎四郎の判断に委ねても良かろう。

 儂が頷くと、弾三郎も頭を下げて承諾する。さて、音に聞く六角六人衆の実力とやらを見せてもらおうか。



 ・天文七年(1538年) 八月  河内国交野郡楠葉  蒲生定秀


 鏑矢に続いて多数の矢が楠葉の空に飛び交う。尼子との最初の一戦だ。
 大きな鬨の声が響き、先陣の小倉隊が長柄を前に出す。尼子の先陣は松田左近将監満久か。十旗将筆頭の力量、しかと見せてもらおう。

 ……ふむ。
 前線の力は負けておらんな。小倉左近(小倉実綱)の兵は普段から連帯が強い。穴が開きそうになると後ろの足軽隊が補強し、見る間に立て直していく。

 おっと。前線が乱れたことで敵が騎馬を出して来たか。

「お奉行!敵に騎馬隊! およそ二百!」
「見えている! 磯野平八郎(磯野員宗)を後詰に出せ!」
「ハッ!」

 磯野の一番組は突破力に優れている。松田左近将監は受けきれるか?

 ……よし、松田の前線が大きく乱れた。磯野隊が大きく敵陣を切り裂いていく。
 こちらの前線は松田隊ほどに崩れてはいないな。突撃勝負はこちらの勝ちだ。

「追撃だ!高野瀬小次郎の六番組を前線に出して……」
「お奉行!あれを!」

 む!
 さすがに敵も対応が早い。磯野が作った傷口がすぐさま塞がれてゆく。

「下知を変える。六番組と五番組には小倉と交代して前線を維持させろ。小倉左近には磯野と共に一旦下がって態勢を建て直させろ」
「ハッ!」

 中々やる。だが、決して敵わない相手ではない。御屋形様の軍政の元で武を練り上げて来た我ら旗本衆ならば、十分に伍して戦える。



 ・天文七年(1538年) 八月  山城国紀伊郡 淀城  六角定頼


 日が暮れる。今日も良く晴れて暑い一日だった。
 尼子との初戦は互角……と言うよりは様子見だろうな。開戦当初こそ派手な戦もあったが、その後はゆるゆると前線で槍戦をするばかりで積極的な攻めは見られなかった。
 あれから十日が経ったが、今のところ睨み合いを続けている格好だ。このまま尼子が時間切れになってくれれば嬉しいんだがな……。

「御屋形様」
「対馬守(三雲定持)か。首尾はどうだ?」
「夜陰に紛れて方々を探しましたが、どうやら敵の兵糧は主に枚方城に備蓄されている様子です」
「そうか。焼き払えるか?」
「焙烙玉があれば多少の破壊は可能かと」
「よし、任せる」
「ハッ!」

 焙烙玉は村上水軍が使ったことで有名になる一種の投擲弾だ。こっちの歴史では六角家が使ったことで有名になるんだろうな。

 鉄砲開発の中で火薬の調合技術はそれなりに順調に発展している。硝石は中国からの輸入が主だが、六角家では国産での硝石製造も行えるようになった。小幡衆が牛糞馬糞を発酵させていた肥料小屋から良質の硝石が取れるからな。
 布施源左衛門が肥料を商うと聞いて、真っ先に硝石原料に出来ると思って肥料小屋を作らせたのが良かった。既に十年以上雨水を遮断した肥料小屋の土や土壁は今後良質な硝石を大量に生産することが出来るだろう。
 もっとも、肝心の鉄砲開発が上手く行ってない。どうしても二~三発撃つと使い物にならなくなるそうだ。シャレにならない人手と金をかけて撃てるのが二~三発じゃ話にならない。鉄砲の開発はもう少し課題が残る。

 ま、鉄砲はともかく火薬武器としての焙烙玉は今の時代じゃ画期的だろう。勿論、製造法は秘中の秘だ。六角家の中でも知っているのは俺と進藤、それに伴庄衛門と布施源左衛門の四人だけだ。実際の製造に当たっている職人は工程を分けて配置しているから、全体を通しての作り方は分からないようにしてある。
 例え間者が火薬の作り方を盗もうと思ってもそうそう盗めるモンじゃない。地中に作った肥料醗酵室の上で立ちションするのが火薬製造の第一歩だなんて、理解できる奴はいないだろう。

 取りあえずは開発した焙烙玉を使って甲賀衆・伊賀衆に尼子軍へ破壊工作を仕掛ける。城郭が焼かれれば多少の混乱は起きるはずだし、運よく兵糧の備蓄倉庫を焼き払えれば御の字だ。

 尼子経久。

 俺は徹底的に嫌がらせだけをしてやるぞ。正面からの決戦なんて絶対に受けてやらない。亀のように城砦に籠り、攻めかかって来た兵は弓と焙烙で徹底的に叩く。

 俺は時間を稼げれば十分なんだ。今も毛利や大内がお前の後ろを突く準備をしているはずだ。細川持隆の口車に乗ったことを後悔するんだな。

 ……毛利も大内も動くはずだよな。……きっと。



 ・天文七年(1538年) 八月  河内国茨田郡 枚方城  尼子経久



 初戦以来、六角は陣を固く守って出て来る気配を見せぬ。まあ、こちらは遠征軍だから時間を稼いで大内が後ろを突くのを待っておるのだろうが、大内が動けば大友が和議を破って大内領に侵攻する手はずになっている。貴様の策は成らぬ。

「ご隠居様」
「弥之三郎か。首尾はどうだ?」
「順調でございます。手の者は既に近江や京に入り、こちらの指令を待っております」
「よし」

 ふっふっふ。今年の正月には盛大に祭りを行ったそうだな。
 出雲大社のややこ踊りは楽しかったかな?
 風流踊りも楽しんでくれたか?
 間抜けな近江宰相はその者らがその後どうしたか知っているかな?

 鉢屋賀麻党の手勢五十人は既に畿内に潜伏し、用意万端整えて各地で指示を待っておるわ。

「差し当たり、男山の野戦陣を焼き払え。それと、六角の兵糧供給を妨害しろ。山科川と桂川の船を焼けば、陸路で運べる兵糧は限られてくるはずだ」
「ハッ!」

 亀のように縮こまっているのならば好きにすればいい。その間に男山は干上がる。

 おう、そういえば近江宰相の幼名は亀と言ったな。名は体を表すとはよく言ったものだな。はっはっは。


――――――――

ちょっと解説

『尼子十旗将』

尼子氏本城月山富田城の最終防衛線にあたる十の支城を『尼子十旗』と呼び、その城を拝領した十人の武将を『十旗将』と呼ぶそうです。「奴は十旗将の中でも最弱……」とかの称号ではない模様です。
十旗筆頭の白鹿城ですが、城主は松田氏であると『雲陽軍実記』に記載がありますが、別の資料には山中幸盛の祖父である山中貞幸も白鹿城主であったという記述があり、はっきりしません。
また、この当時山中氏は尼子家中でそれほど高い地位になかったという説もあります。

この物語では十旗将筆頭の白鹿城主は松田満久が務め、山中貞幸は尼子家の中老として遠征軍の十旗将を率いているという設定にしています。

以下、十旗将

松田満久、三沢為幸、三刀屋孝扶、赤穴光清、牛尾幸清、米原綱広、神西元通、熊野久忠、真木久綱、大西高由


『六角六人衆』

六角家の軍勢を率いる六人の武将という設定です。史実と面子は変わっています。
六人衆筆頭が蒲生定秀で、以下 北河盛隆、海北綱親、滝川資清、後藤定兼、磯野員宗の六人という設定です。滝川資清は元々海北綱親の配下でしたが、今回の尼子迎撃戦に合わせて独立遊軍に編成されています。また、磯野員宗も蒲生配下の一将ですが、特に南軍の中で精鋭を率いて独立的な動きをすることが多いので世上では六人衆に加えられているという設定です。

進藤貞治は軍勢を率いるよりも定頼に近侍して外交や軍師としての役割を果たしているので、六人衆からは外れています。

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