105 / 215
第二次六角包囲網(2)江口の戦い
しおりを挟む・天文七年(1538年) 六月 山城国綴喜郡 洞ヶ峠 三好政長
ううむ……。木沢を降した後、すぐに軍勢を返して勝竜寺城の救援に向かったが、既に遅かったか。
それにしても……
「なんだこの広大な野戦陣は……」
「未だ拡張を行っている様子。どうやら六角は男山を拠点に巨大な城郭を構築しようとしているようですな」
朝倉宗哲(朝倉景紀)が馬を寄せて来る。
確かに宗哲の言う通り、未だ後方では普請を続けているように見える。一体六角は何と戦う気でいるのだ。
「今すぐに仕掛け普請途中の陣を焼き払うことはできんか?」
「難しゅうござる。見たところ、男山の砦は既に完成しております。あそこに籠られれば今の二千の兵では落としきれません。あちらの兵力が二、三百程度ならばともかく、ざっと見て二万は軍勢が駐留しておりましょう」
むむ……。
六角め。我らと徹底的に敵対する肚積もりか。
「……しかし、妙ですな」
宗哲がポツリと呟く。そう、言われてみれば確かに奇妙だ。
「確かに、我らをまるきり相手にしておらぬように見えるな。迎撃の部隊は出てきているが、我らを見ても固く守って微動だにせぬ」
「ええ。それに敵を前にしても野戦築城の手を止める気配も見せません。さすがに攻めかかる動きを見せれば即座に対応してきましょうが、それにしても何かに追い立てられているような……」
……ふむ。一体何だと言うのだ。
「伝令!」
「何事だ!申せ!」
「申し上げます!三好彦次郎殿(三好虎長)が五千の兵を率いて越水城を出立!」
「やれやれ、ようやく援軍を出したか。それにしても、いささか遅かったな」
「いえ、それが……」
「……どうした?申せ」
「彦次郎殿は足利義維公をないがしろにする細川右京大夫様を討ち、天下の政道を正すと号して軍勢を発しております。今は欠郡の中嶋城に攻めかかっているとの由」
「なんだと! 倅は、右衛門大輔は何をしている!」
「右衛門大輔様は越水城内で三好彦次郎に討ち取られたとのことにございます」
討ち取られた……?
では、三好虎長は儂の倅を殺して反旗を翻したというのか……。長く目をかけてやった儂を裏切り、越水城主として亡き父の名跡を継がせてやった恩も忘れて……。
あの、クソガキがっ!
「右京大夫様はどうしておられる!」
「ハッ!突然の背後からの挙兵に対し、摂津各地の軍を芥川城に集めるように呼号しておられます!」
「芥川城では六角に近すぎる。お主は今から芥川城に参り、儂の言葉として三宅城に移られませとお伝え申せ。儂もここから三宅城に参る」
「ハッ!」
「ガキめっ。儂に背いたことを後悔させてやるわ。遊佐河内守(遊佐長教)に使いを出して南から彦次郎を挟撃する」
「某はいかがいたしましょう」
「宗哲殿は榎並城に戻ってくれ。榎並城にも二千の兵を残してある。留守居役の斎藤右衛門大夫の下知に従い、榎並城の守りを固めよ」
「承知しました」
六角の狼藉を見過ごすことはできんが、ともかく今は六角よりも先に彦次郎を叩き潰さねばならん。我が倅にしたのと同じか、それ以上の凄惨な目に遭わせたうえで首を刎ねてくれるわ。
・天文七年(1538年) 六月 河内国讃良郡 飯盛山城 遊佐長教
「では、この場は御屋形様にお任せ申す」
「今少しで飯盛山城が落ちるというのに、わざわざ榎並城へ参るとは不憫よな」
「やむを得ません。これも細川との約定にございます」
「はっはっは。それではやむを得んなぁ」
尾張守(畠山稙長)めが嬉しそうに笑っておるわ。まあ、目障りだった総州家の息の根を止めることが出来るのだから無理もない。
恐らく儂が榎並城に出ている間に己の息のかかった者達で飯盛山城を占めるつもりであろう。尼子に呼応して起ったのは己の手柄とするつもりであろうな。相変わらず見え透いた手を使う男だ。
まあ、好きにさせておく。細川次郎(細川氏綱)は高屋城で預かっているし、高屋城は未だ儂の勢力圏だ。最後の手札は儂の手の中にある。
「しかし、三好越後守も不憫な男よ。越後守はお主が自身の援軍として参ると信じているのであろう」
「ま、やむを得ません。これも乱世の習いでござる」
「がっはっはっは。相も変わらず腹の黒い男だ」
ふん。どの口が言うのか。全く相変わらず儂の神経を逆なでする主君よ。
これ以上の問答は無益に腹が立つだけだな。
陣幕を出ると、走井備前守(走井盛秀)が駆け寄って来る。
「殿、軍勢の用意が整いました」
「よし、では参ろうか」
「ハッ!」
細川讃岐守(細川持隆)は越水城に入り、上洛して天下の政道を正すと檄文を発している。元よりそのような檄に六角が素直に従うはずもないが、摂津や丹波の国人衆は大いに揺れているという。
まあ、讃岐守と共に尼子民部少輔(尼子経久)や尼子三郎四郎(尼子詮久)が三万の軍勢を率いて出雲より馳せ参じたのだ。摂津の国衆としては領国を保つためには已むを得まい。
哀れなのは三好越後守だ。今も越後守は儂が援軍として榎並城に参ると信じておるだろう。だが、儂には細川讃岐守との約定がある。細川右京大夫と三好越後守を討ち取るのに協力するという約定がな。
そもそもは三好筑前守(三好元長)を謀殺したことがこの因果を生んだと諦めるのだな。
あの頃は儂も未だ父に代わって若江城の城代を務める身に過ぎなかったが、その儂の目から見ても畿内を所狭しと暴れまわる三好筑前守の颯爽たる背中は憧れであった。
尾張守は儂の事を謀略好きの腸の腐れ者のように言うが、儂とて好きこのんで謀略に手を染めているわけではない。叶うならば、儂も三好筑前守のように武を持って天下に名を上げたいと念じて来たものよ。
その筑前守が、こともあろうに一向一揆によって死んだと聞いた時は衝撃であった。しかもそれが一族と主君の裏切りによってというのだから目も当てられん。
いかに目障りであろうとも、人には超えてはならぬ一線というものがある。その一線を超えた越後守は、此度のように悪しき因果によって果てるのが世の定めだ。
それにしても暑いな。もう梅雨も明けたのだろうか。青い空に蝉の声が聞こえ始めている。
真夏の戦は中々に暑さが堪えるのが難儀だな。
……ふふっ。儂も越後守のことは言えぬか。
我らとて六道の輪廻の中で天道を追われ、今こうして修羅道の世を生きておる。果たしてまことにこの世から戦が無くなる日は来るのだろうか。
・天文七年(1538年) 七月 摂津国欠郡 柴島城 三好虎長
「何?越後守が三宅城から江口砦に移っただと?」
「ハッ!おおそ三百の手勢と共に江口砦に入り、榎並城と連携して我らを攻める構えにございます」
物見の報告に、思わず孫四郎(三好長逸)と顔を見合わせる。
とても信じられぬ。
「まことか?まことに越後守が江口砦に?」
「ハッ!間違いございません」
「フッフッフッフ。ハァーッハッハッハ。
どうやら越後守は追い詰められてトチ狂ったようだな。江口砦は東に対して神崎川と淀川を堀として戦うための砦だ。西側を敵に抑えられた状態で籠もっても袋のネズミになるだけだ」
「恐らく、遊佐河内守殿が上手く誘導してくださったのでしょう。未だ遊佐勢はお味方と思っておるのであれば、此度の江口砦への移動も頷けます」
「そうだろうな。人を嵌めることにかけては天下一品の男だったが、己が嵌められる立場になれば脆い物だ」
愚か者め。遊佐河内守は既に我らに意を通じておる。此度の出陣も我らと共に榎並城を攻める為の軍勢よ。
「よし、榎並城を包囲している軍勢を再編しろ。最低限の兵を残し、主力は江口砦を一気呵成に攻め落とす」
「ハッ!」
……待てよ。
「念のため、榎並城の包囲にも兵を一千残しておけ」
「はあ……何かご不安でも?」
孫四郎が不思議そうな顔をする。
「いや、杞憂ならば良いのだがな。仮に遊佐河内守が我らを裏切り、榎並城の手勢と共にこちらに攻めかかって来れば厄介なことになる」
「しかし、そこまでお味方を疑っては……」
「なに、万一の用心だ。人を呪わば穴二つとも言う。越後守を嵌めたつもりが、我らが遊佐に嵌められているということも無いとは言えぬのでな」
我ながら臆病に過ぎるだろうか。
……いや、讃岐守様が越水城に入られた今、万に一つも摂津の安定を欠くことがあってはならん。用心し過ぎるということはあるまい。
「……殿?」
「いや、何でもない。明後日には抑えの兵を除いた全軍で江口砦への総攻撃に移る。各将の編成を急がせろ」
「ハッ!」
・天文七年(1538年) 七月 摂津国欠郡 江口砦 三好政長
儂としたことが抜かったわ。
まさか彦次郎が遊佐の軍勢に目もくれずこちらに攻めかかって来るとは思わなんだ。何とか敵に囲まれる前に脱出できたが、配下とは悉く逸れてしまった。
正面を守っていた田井源介には撤退の指示を出したが、他の者も上手く逃げおおせただろうか。
いや、他人の心配をしている場合ではないな。今はともかく馬を駆けさせて榎並城に戻らねば。榎並城には朝倉宗哲らも居る。榎並城にさえ戻れば遊佐と共に彦次郎の軍勢を粉砕してくれる。
榎並城に、榎並城にさえ戻れば、まだ態勢は建て直せる。
突然馬の頭がガクっと下がって体が前方へ投げ出された。
「がはっ」
むう……。背を打ったか。一瞬息が止まる。
一体何が……。
む! 馬の前足に矢が突き立っている。流れ矢か。これは一体どこから……。
周囲を見回すと、遠くに彦次郎の旗が微かに見える。あそこで何者かと戦っているのか?
あるいは遊佐勢と戦が始まっているのだろうか。
と、ともかく、今は榎並城へ帰らねば。
落馬した時に足もひねったか。右足を引きずってしまう。蝉がうるさいな。だが、夏草が茂って却って目立たずに行けるかもしれん。
あと少しだ。
あの場所へ……あの場所へ行きさえすれば、榎並城へ行きさえすれば、まだ……
はぁ はぁ はぁ
今少し、あと少しだ。
背の高い草をかき分けた時、出会い頭に足軽の姿が見えた。相手もこちらに気付いたか。
おお。遊佐の旗。あれは味方か。助かった。
「ぐふっ」
駆け寄って来た足軽の槍が…… 儂の腹を貫く…… 熱い……
「き、貴様、何をする……」
不意に足軽が陣笠を外して素面を晒した。このニヤケた面。き、貴様は……
「きざ……わ……」
「久しいな、越後守」
馬鹿な……何故木沢が生きている。何故木沢がここに居る。
「足軽に身をやつして生き延びたのよ。貴様が江口砦を落ちたと聞き、この辺りを通るかもしれぬと探し回った甲斐があったな」
くっ。力が抜ける……まさかこんな所でこの儂が……
「儂をコケにしてくれた報いを受けるがいい」
堪えきれず仰向けに倒れると一面の青い空が見える。抜けるように青い空だ。童の頃に見たあの空と同じだ。
いつからだったかなぁ……こんな風に空を見上げなくなったのは……。
木沢の顔がいきなり目の前に迫る。ああ、せっかく美しい空だったのに……。
頭を強引に引き上げられ、首筋に冷たい感触が当たる。
蝉が、うるさいなぁ……。
ザンッ
・天文七年(1538年) 七月 摂津国欠郡 榎並城付近 木沢長政
「ふっふっふっふ。はっはっはっは。はぁーっはっはっは。
越後守、いいザマだな。儂を嵌めたりするからこうなるのだ」
ふん。もう聞こえておらぬか。
さて、後はこの首を持って六角の元へと参ろう。儂は越後守に嵌められたのだ。元凶たるこの首を持って行けば必ずや儂の復帰を支援してくれるはずだ。
後ろでガサガサと音がする。何者だ?
「ほう、兄ちゃん。なかなかいい獲物を取ったじゃねぇか」
「おほー!兜首だ。うらやましいねぇ」
「見ろよ、着ている鎧もなかなか立派だ。こりゃあさぞかし名のある大将かもしれんぜ」
ふん。下劣な足軽共か。
「鎧を剥ぎたければ好きにすればいい。儂はもう行くぞ」
「待てよ兄ちゃん。そう邪険にすんなや」
突然一人に肩を掴まれる。残りの二人が前に回り込んだ。
下郎どもが、儂が誰だか知ってやっておるのか。
「ここで知り合えたのも何かの縁だ。その首を届けるまで俺たちが一緒について行ってやるよ」
「余計なお世話だ。消えろ」
「そうかい!」
ぐっ。突然背に刃がめり込む。
「おのれ下郎ども! 儂が誰だか知っての狼藉か!」
「知らねえな。アンタが誰かなんて興味は無いね」
ぐはっ。さらに二人から槍が……。
「貴様らぁ!儂は木沢さきょ……」
「だから知らねえって」
がはっ……
馬鹿な…… こんな…… こんな……
0
あなたにおすすめの小説
コンバット
サクラ近衛将監
ファンタジー
藤堂 忍は、10歳の頃に難病に指定されているALS(amyotrophic lateral sclerosis:筋萎縮性側索硬化症)を発症した。
ALSは発症してから平均3年半で死に至るが、遅いケースでは10年以上にわたり闘病する場合もある。
忍は、不屈の闘志で最後まで運命に抗った。
担当医師の見立てでは、精々5年以内という余命期間を大幅に延長し、12年間の壮絶な闘病生活の果てについに力尽きて亡くなった。
その陰で家族の献身的な助力があったことは間違いないが、何よりも忍自身の生きようとする意志の力が大いに働いていたのである。
その超人的な精神の強靭さゆえに忍の生き様は、天上界の神々の心も揺り動かしていた。
かくして天上界でも類稀な神々の総意に依り、忍の魂は異なる世界への転生という形で蘇ることが許されたのである。
この物語は、地球世界に生を受けながらも、その生を満喫できないまま死に至った一人の若い女性の魂が、神々の助力により異世界で新たな生を受け、神々の加護を受けつつ新たな人生を歩む姿を描いたものである。
しかしながら、神々の意向とは裏腹に、転生した魂は、新たな闘いの場に身を投じることになった。
この物語は「カクヨム様」にも同時投稿します。
一応不定期なのですが、土曜の午後8時に投稿するよう努力いたします。
神典日月神示 真実の物語
蔵屋
歴史・時代
私は二人の方々の神憑りについて、今から25年前にその真実を知りました。
この方たちのお名前は
大本開祖•出口なお(でぐちなお)、
神典研究家で画家でもあった岡本天明(おかもとてんめい)です。
この日月神示(ひつきしんじ)または日尽神示(ひつくしんじ)は、神典研究家で画家でもあった岡本天明(おかもとてんめい)に「国常立尊(国之常立神)という高級神霊からの神示を自動書記によって記述したとされる書物のことです。
昭和19年から27年(昭和23・26年も無し)に一連の神示が降り、6年後の昭和33、34年に補巻とする1巻、さらに2年後に8巻の神示が降りたとされています。
その書物を纏めた書類です。
この書類は神国日本の未来の預言書なのだ。
私はこの日月神示(ひつきしんじ)に出会い、研究し始めてもう25年になります。
日月神示が降ろされた場所は麻賀多神社(まかたじんじゃ)です。日月神示の最初の第一帖と第二帖は第二次世界大戦中の昭和19年6月10日に、この神社の社務所で岡本天明が神憑りに合い自動書記さされたのです。
殆どが漢数字、独特の記号、若干のかな文字が混じった文体で構成され、抽象的な絵のみで書記されている「巻」もあります。
本巻38巻と補巻1巻の計39巻が既に発表されているが、他にも、神霊より発表を禁じられている「巻」が13巻あり、天明はこの未発表のものについて昭和36年に「或る時期が来れば発表を許されるものか、許されないのか、現在の所では不明であります」と語っています。
日月神示は、その難解さから、書記した天明自身も当初は、ほとんど読むことが出来なかったが、仲間の神典研究家や霊能者達の協力などで少しずつ解読が進み、天明亡き後も妻である岡本三典(1917年〈大正6年〉11月9日 ~2009年〈平成21年〉6月23日)の努力により、現在では一部を除きかなりの部分が解読されたと言われているます。しかし、一方では神示の中に「この筆示は8通りに読めるのであるぞ」と書かれていることもあり、解読法の一つに成功したという認識が関係者の間では一般的です。
そのために、仮訳という副題を添えての発表もありました。
なお、原文を解読して漢字仮名交じり文に書き直されたものは、特に「ひふみ神示」または「一二三神示」と呼ばれています。
縄文人の祝詞に「ひふみ祝詞(のりと)」という祝詞の歌があります。
日月神示はその登場以来、関係者や一部専門家を除きほとんど知られていなかったが、1990年代の初め頃より神典研究家で翻訳家の中矢伸一の著作などにより広く一般にも知られるようになってきたと言われています。
この小説は真実の物語です。
「神典日月神示(しんてんひつきしんじ)真実の物語」
どうぞ、お楽しみ下さい。
『神知りて 人の幸せ 祈るのみ
神の伝えし 愛善の道』
不死身のボッカ
暁丸
ファンタジー
逓信(ていしん)ギルドに所属する甲殻人ボッカ。歩荷(ぼっか=運搬人)だからボッカと素性を隠す特急便の運搬人。
小柄な身体に見合わぬ怪力、疾風のスピードと疲れ知らずのスタミナで、野を越え山越え荷物を運ぶ。
逓信ギルドの運搬人になったのは、危険な迷宮には入りたく無いから。面倒と危険を避けてすんなり仕事を終わらせたいのに、時にギルド支部長に命じられ行きたくも無い魔獣狩りの運搬人として駆り出される。
割とチートな身体能力を持ちながら、戦闘能力はからっきしで過剰な期待はされたく無い。こんな殺伐とした異世界生活なんかとっとと終わらせて眠るように死にたいと願う、そんな<不死身の歩荷>のお話。
※種族名とか用語は前作と共通にしてますが、別の世界の物語です。世界観も若干違います。
※「歩荷」とは一般的にいう「ポーター」のことですが、長距離運送も兼任しています。
※作者が設定厨なので、時々本筋に関係ない解説回が入ります。
※第16回ファンタジー小説大賞にエントリーしてみました。
この状況には、訳がある
兎田りん
ファンタジー
どうしてこんなことになったのか…
ファルムファス・メロディアスは頭を抱えていた。
居なくてもいい場所に、しなくてもいい装いをしている事の居心地の悪さといったら!
俺の関係ない所でやってくれ!
ファルムファスの握りしめた拳の行方はどこに
○更新状況○
2023/2/15投稿開始
毎週水曜20時頃次回投稿の予定
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
織田信長 -尾州払暁-
藪から犬
歴史・時代
織田信長は、戦国の世における天下統一の先駆者として一般に強くイメージされますが、当然ながら、生まれついてそうであるわけはありません。
守護代・織田大和守家の家来(傍流)である弾正忠家の家督を継承してから、およそ14年間を尾張(現・愛知県西部)の平定に費やしています。そして、そのほとんどが一族間での骨肉の争いであり、一歩踏み外せば死に直結するような、四面楚歌の道のりでした。
織田信長という人間を考えるとき、この彼の青春時代というのは非常に色濃く映ります。
そこで、本作では、天文16年(1547年)~永禄3年(1560年)までの13年間の織田信長の足跡を小説としてじっくりとなぞってみようと思いたった次第です。
毎週の月曜日00:00に次話公開を目指しています。
スローペースの拙稿ではありますが、お付き合いいただければ嬉しいです。
(2022.04.04)
※信長公記を下地としていますが諸出来事の年次比定を含め随所に著者の創作および定説ではない解釈等がありますのでご承知置きください。
※アルファポリスの仕様上、「HOTランキング用ジャンル選択」欄を「男性向け」に設定していますが、区別する意図はとくにありません。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
お姉様優先な我が家は、このままでは破産です
編端みどり
恋愛
我が家では、なんでも姉が優先。 経費を全て公開しないといけない国で良かったわ。なんとか体裁を保てる予算をわたくしにも回して貰える。
だけどお姉様、どうしてそんな地雷男を選ぶんですか?! 結婚前から愛人ですって?!
愛人の予算もうちが出すのよ?! わかってる?! このままでは更にわたくしの予算は減ってしまうわ。そもそも愛人5人いる男と同居なんて無理!
姉の結婚までにこの家から逃げたい!
相談した親友にセッティングされた辺境伯とのお見合いは、理想の殿方との出会いだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる