江雲記―六角定頼に転生した舐めプ男の生涯―

藤瀬 慶久

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明銭と六角銭

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 ・天文十年(1541年) 四月  山城国 京 相国寺  大館晴光


 相国寺の一室で座していると、奥から快活な足音が近づいてくる。

「待たせて済まなかったな。山科卿からどうしても話がしたいと泣きつかれてしまってな。まったく、山科卿にも困ったものだ」

 刑部殿(細川晴広)と共に平伏する。
 京都奉行の三井殿とは何度もお会いする機会があるが、直々にお目にかかるのはまだ三度目だ。
 緊張で思わず胃の腑がキリキリと痛くなる。何せあの父ですら近江宰相様にはことのほか気を使っておられるし、公方様も公事の裁定を出す前に『江州(六角定頼)はどう申しておる』とお尋ねになるほどだ。我ら如きが宰相様の御機嫌を損ねれば、一体どのような目に遭うことか……。

 しかし、今回お目通りを願ったのは公方様直々の御下命でもある。肚を括らねばなるまい。

「お目通りをお許しいただきまして有難うございます。宰相様にもご機嫌麗しく存じ――」
「ああ、堅苦しい挨拶はいい。内談衆の二人が内々に俺に会いたいというからには、何か余程重大な話があるのだろう。まずは用件を聞こう」
「ハッ……」

 そ、そんなことを言われてもまだ心の準備が……。

「じ、実は……」
「実は?」
「そのう……」
「何だ?」
「その……」

 駄目だ。胃の腑が、キリキリと……。

「……話が進まんな。俺に何か相談したいことがあるのではないのか?」

 いかん。宰相様が苛立っておられる。
 チラリと刑部殿の方を窺ったが、刑部殿は青い顔をして下を向いているだけだ。
 ええい、いつもの強気はどうした。『儂の祖父は佐々木氏の出だ』といつも自慢気に話しているくせに、肝心な時には役に立たぬ。
 佐々木氏に連なる者ならば、今少しこの場を和ませてくれても良いだろうに……。

「一体何が言いたい。はっきりと申せ」

 ええい、ままよ。

「じ、実は、先ごろ宰相様が鋳造された『銀銭』についてお願いがございます」
「一合銭の……?」
「ハッ! 銀銭は近江以東での通用として頂き、京や畿内での通用はこれを制限していただきたく存じます!これは我ら内談衆のみならず、公方様たっての願いでもございます!」

 一息にまくし立てて再び頭を下げる。
 恐ろしくて目を見ていられない。

「……ほう。一合銭の通用を制限とな」

 ……おや?
 てっきりお怒りになるかと思っていたが、頭上から降って来た声は常と変わらぬように聞こえる。
 もしかすると宰相様は我らが思うほどには気にしておられなかったのか?

 しかし、すぐに顔を上げるには少し勇気が足りぬ。ソロリソロリと……

 ……

 ……

 ……駄目だ。やはりご機嫌を損ねている。宰相様の目がすぅっと細くなっている。

「……何か事情があってのことか?」
「お、恐れ入ります。実は周防より銀銭が広く通用することになれば、畿内のみならず西国全体が混乱しかねないとの急使が京に参りました。
 ご承知のように大内家は将軍家の許しを得て渡唐船を出し、明より銭を持ち帰ることを役目としております。大内家が明より持ち帰った銭と近江にて鋳造される銭が両方共通用するようなことになれば、確かに混乱は避けられぬかと」

 宰相様の目が益々細く……。
 胃の腑が…… 胃の腑が……

「この件は公方様の願いでもあると申したな」
「ハッ! 公方様はこの件が新たな戦の火種になることを憂慮しておられます。尼子や大友との和議が成った今、太宰大弐殿(大内義隆)にも上洛を促している最中であります。ここで大弐殿の言を突っぱねることは西国の安定にとっても悪手であると」
「ふむ……」

 再び沈黙が訪れる。
 今にも喉の奥から酸っぱい物がこみ上げてきそうだ。

「分かった。今すぐに返事は出来ぬが、その件はこちらでも検討しよう。お役目ご苦労であった」

 そう言って宰相様が座を立たれた。
 急に全身から力が抜ける。気が付けば背中も腹もびっしょりと冷たくなっているな。

 ともあれ、役目は果たした。あとは……
 い、いかん! 安心したら急に口の中が酸っぱく! か、厠へ……



 ・天文十年(1541年) 五月  山城国 京 清涼殿  六角定頼


 吉法師も新居に落ち着き、家財道具も一通り整った。元々は二条西洞院の法華宗妙顕寺があった場所に六角家の京屋敷として建築を進めていた建物だが、今回吉法師の屋敷として譲ることにした。
 ゆくゆくは朝廷の中で立身を目指してもらいたいのだから、屋敷も内裏に近い方がいいだろうしな。

 今は志野が昔の伝手を辿って吉法師を各所に紹介して回っている。
 そして俺は、衣冠束帯に身を包んでこんな場所にいる。

 いつもは京に来ても戦や外交で内裏に顔を出せてはいないから、今回くらいは帝に顔を見せて行けと近衛に言われて参内と相成ったわけだ。
 堅苦しいから正直遠慮したいんだが、帝からも直々にお召しがあったからさすがに参上しないわけにはいかない。

「お久しゅうございます。佐々木源朝臣定頼にございます」
「定頼、よくぞ参った。此度は近衛と山科に何やら子を預けに来たと聞いた」
「ハッ!お恥ずかしながら臣は田舎者にて作法なども不調法にございますれば、御二方の元で優れた所作を身につけてもらいたいと厚かましくもお願いに上がりました」

 以前と違い、今回は昼日中の参内だ。
 帝の左右には関白に復帰した二条尹房を筆頭に、内大臣三条公頼、権大納言勧修寺尹豊などが居並ぶ。左大臣の西園寺実宣は体調が優れずに欠席しているそうだ。

 いずれも元は三条実香の元で俺と敵対していた公家達だ。
 唯一親しくしている三条西公条は借りて来た猫みたいになっている。太閤殿下も山科言継も薄情だよな。せめて付き添ってくれてもいいだろうに。

「尾張の織田の子を猶子としたと聞いたが?」
「左様にございます」

 いやに耳が早いな。帝のお耳に上るほど京では噂になっているのか?

「かつて信秀は色々と朕に心を遣ってくれた。遠い尾張の国から何の見返りも求めずに尽くしてくれたことは良く覚えている」
「左様でございましたか」

 そう言えば信長の父の信秀は朝廷への献金を行っていたらしいな。
 見返りを求めなかったというよりは、見返りを受け取る暇も無く死んでしまったというのが正確だろうけど……。
 ともあれ、実父の陰徳で吉法師の覚えが目出度いというのは妙な巡りあわせになったものだ。

「今やあの時と違い、古くからの儀式も一つまた一つと行えるようになった。これも朕が苦しい時に様々に尽くしてくれたそなたらの功あればこそであろう」
「……もったいないお言葉でございます」

 さっきから二条尹房や三条公頼の視線が痛いんだよな。決して敵対心を表に出しているわけじゃないが、揃いも揃って能面みたいな面でこっちを見ている。
 近衛を中心として六角の武力と山科の財政再建の両輪が朝廷に安定をもたらしたのは誰しもが認めざるを得ないが、それを堂々と自慢されると面白くないと言ったところか。

 俺は一言一句たりとも自分で何か言ったわけじゃないんだが……。

「折を見て織田の子も一度こちらへ参らせよ」
「主上、恐れながらそれはあまりに……」

 二条尹房が堪りかねて口を挟む。能面みたいだった顔にようやく焦りとも苛立ちともつかない感情が差し込んだ。他の公家達もしゃくを持ちなおしたり、背筋を伸ばして大きく息を吐いたりしている。
 居心地悪いなぁ。

 まあ、いかに六角の猶子とはいえ、官位すら頂いていない武士の子が帝直々の招きで参内するなんて異例もいいところだからな。
 ”お前が気を効かせて遠慮せんかい”という無言の声があちこちから聞こえて来るよ。

「勿体なきことながら、吉法師本人は未だ何程の貢献も無い童子にございまする。そのような身で主上のお目にかかるは恐れ多きこと。吉法師が何がしかの功を立てた折には、改めてその栄誉に預かれれば幸いでございます」
「そうか。ではその日を楽しみにしよう」

 首筋が随分薄ら寒く感じる。呪詛を掛けられたりしないだろうな。

 帝が六角家に好意的なのは有難いが、やっぱ公家の掌握は一筋縄ではいかないな。
 今の朝廷はとりあえず表立って争うことも無くまとまっているが、実態は近衛派閥が三条派閥を圧して近衛稙家の天下になっているだけに過ぎない。つまり、俺に対しては必ずしも好意的ではない。

 俺と近衛が親密な間柄だから誰も表立って文句を言えないだけで、何かあればまた朝廷の風向きが変わることもあり得る。

「時に、定頼は新しき銭を作り始めたそうだな」
「……ハッ! お恥ずかしながら……」

 ……耳が早いなんて物じゃない。何故帝がそれを知っている?

 六角領では、当面の銭不足を解消するために石見から取り寄せた銀を使って『一合銀』という領国銀を流通させ始めたところだ。
 一合銀の価値はひとまず宋銭一文と同じにして、一合銀一枚=宋銭一枚=米一合という交換比率に設定した。これによって今まで民間で行われていた『米での取引』を『銀での取引』に置き換えることを狙ったわけだが……。

「公方が参って主上に言上したのでおじゃる。六角の銭の流通は六角領のみとするように朝廷にて決してもらいたいと」

 二条尹房が幾分か留飲を下げた顔で言い放つ。

 義晴が帝に……。
 そうか。既に朝廷にまで手を回していたのか。

 義晴にしても今回の事が大館晴光や細川晴広如きが捌ける案件じゃないのは分かっていたはずだが、その後音沙汰が無いのを不審に思っていたところだ。本命はこちらというわけだな。

 正直この件は大内の言いがかりに近い。こちらは後発であることも加味して明銭と六角銭の交換比率を設定している。交換が可能ならば、多種の銭が混在することでの混乱は限定的なはずだ。
 大内としては、市場の混乱云々よりも明銭の流通量が減ることの方を問題視しているのだろう。明銭の輸入は独占事業であり、大内家の大きな財源の一つでもある。その明銭が六角の銭に取って代わられれば、大内家の財政を揺るがしかねないと警戒しているのが本音だろう。
 実態では密貿易船を通じて東南アジアから持ち込まれる分も大きいが、それらの船の多くは博多や九州に来航する。つまり、現状で畿内の銭はそのほとんどが大内領を経由して入って来るからな。


 大内義隆の気持ちも分からなくはないんだが……。

 しかし、このまま明銭の輸入に頼っていてもいずれ日本の通貨制度が破綻することは歴史が証明している。それに、そもそも独自通貨の発行というのは主権国家の専権事項なのだから、いつまでも明の属国気分で明銭を使い続けるのもどうかと思う。

 とはいえ、最初に大内と友好関係を築いて明銭の輸入を依頼したのは俺自身だし、今更大内の輸入銭は必要ないとも言いづらいんだよなぁ……。

 義晴としては銭如きで折角安定し始めた西国情勢をこれ以上かき回したくないというのが本音なのだろう。六角銭はまだ作り始めたばかりで市場に広く流通しているわけじゃないから、現状で広く流通している明銭の方を優先しようといったところか。

 まあ、この時代の経済感覚では銭如きと思うのも無理はない。如きどころか、銭問題は今後の日本国そのものを左右すると言ってもいい大問題なんだが、それを歴史の知識も無く理解しろというのが土台無理な話ではあるか。

 さて、困った。いよいよ回答を出さねばならんな。


 ……だが、これで一つ分かったことがある。
 内談衆や義晴がここまで手際良く朝廷の権威を利用する手段を考え付くはずはない。つまり、近衛稙家も内心では六角銭に反対というわけだ。
 道理で俺を完全アウェーで参内させるわけだよ。帝の前で六角銭の鋳造を取りやめるという言質を出させようという魂胆か。

 回りくどいことしやがる。
 文句があるなら近衛自身が相国寺まで乗り込んで来て直接俺に言えばいいんだ。どうせ旧三条派の公家達との間を仲裁することで、目的を果たしつつ俺と近衛との親密さもアピールしようという狙いだろうが、ここまでされるとさすがに少し腹が立って来たぞ。

「恐れながらその件につきましては、臣は真に海内豊楽の為に資すると信じて銀銭作りを始めました。これは公方様、内談衆からご意見を頂いた今も変わらぬ信念であります。
 銭を作ることを止めることは出来ませぬが、広く他国へ流通せぬようには払いましょう」
「ふむ。定頼がそう申すからには、真に必要な物なのであろうな」

 二条尹房の顔が再び引きつる。

 そもそも足利家が『日本国王』に封じられている現状にアンタ達は満足なのかよ。実態はともかく、名目上足利家はれっきとした朝廷の臣だろうが。外交儀礼に過ぎないという欺瞞で誤魔化している現状を憂いこそすれ、喜ぶべき立場じゃないはずだ。旧三条派が俺に対する意趣返しに利用しようなんざ、お門違いもいいところだろう。
 もっと真面目に国のことを考えやがれってんだ。

 ……なんか本気で腹立ってきた。
 こうなれば俺の方から近衛に直接文句言ってやる。俺の手で近衛稙家をこの件に巻き込んでやる。後から出て来てオイシイとこ取りなんてさせねえからな。

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