江雲記―六角定頼に転生した舐めプ男の生涯―

藤瀬 慶久

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名将・朝倉宗哲

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 ・天文十二年(1543年) 三月  大和国平群郡 信貴山城  伊賀の左近次郎


 担ぎ上げた酒樽の重みがズシリと肩にかかる。
 役目とはいえ、荷運び人足に扮するのは骨が折れるな。元々力仕事はあまり得意な方ではないのだがな。

 しかし、やはり信貴山城の警戒は厳しい。

 ちょうど角倉が陣中見舞いに来ると言うので酒樽運びの人足に扮して潜り込もうと謀ったが、現地での人足は一切雇わずに京から連れて来た者だけを荷運びに従事させるという徹底ぶりだ。おかげで儂に背格好の似た人足が一人死ぬことになってしまった。

 名も無き人足など城方で顔が識別できるとも思えんが、あまり長居すればボロが出ないとも限らん。早いところ仕事に掛からねば。

 それにしても、重いな。

「おい。一旦荷を下ろせ」
「へい。どうされましたので?」

 小頭の掛け声で地面に酒樽を下ろす。
 何はともあれ、今ひと時はこの重荷から解放された心地よさに体が軽くなった。

「御城方の検分だ。荷を検めるとのことだ」
「検めるも何も、儂らは蓋なぞ開けてはおりませんが」
「いいから言われた通りにしろ。ほら、来なすったぞ」

 前の方を見ると、具足姿の御大将が酒樽を一つ一つ検めている。雑兵とは違うな。誰か名のある武者であろう。

「あちら様はどなた様で?」
「知らんのか。六角様の御馬廻筆頭、滝川久助様(滝川一益)だ。六角様のご信頼も厚く、いずれは一軍を率いる御大将になられるだろうともっぱらの評判だ」
「お詳しいですな」
「儂は一度お目に掛かったことがあるのだ。とはいえ、お主のように酒樽を運んでおった折にお言葉を交わしただけだがな」
「ははあ。とすると、今度は儂がお言葉を頂けるかもしれませんな」
「馬鹿なことを言っていないで……ほれ、頭を下げんか」

 小頭に言われて平伏していると、次第に具足のこすれ合う音が近づき、やがて儂の前で止まった。
 少しだけ額を上げると、滝川とやらの足元が視界の端をかすめる。

 変わった足袋だな。皮足袋などは珍しくも無いが、この足袋は厚ぼったく、その上紐を足首では無く足の甲の部分に通して固定してある。
 冬備え用の足袋か。暖かそうだな。

「ご苦労。荷を検めさせてもらうぞ」
「ハハッ!」

 小頭と共に平伏していると、酒樽の蓋を開けて中の酒をひしゃくで掬う音が聞こえた。

「ふむ。良い酒だ。上様もさぞ喜ばれるだろう」
「これは六角様に差し上げる御酒なので?」
「こ、これ、お言葉を返すなど……」
「ああ、よいよい。お主らが運んでくれた酒は角倉殿からの陣中見舞いでな。上様はもちろん儂らも御相伴に預かることになるだろう。上様も酒を好まれるから、恐らくは早速にお召し上がりになるのではないかな?
 何せとびっきりの酒だ。兵達の士気も振るおうというものだ。ハッハッハッハ」

 小頭殿は相変わらず恐れおののいているが、滝川とやらは何も気にした様子はない。
 ふふふ。人足と思って油断しておるか。おかげで良いことが聞けた。

 そうか。この酒は六角定頼も飲むのか。

 しかし、この酒樽に附子の粉を入れたとしても右大将(六角定頼)までは届くまいな。附子の粉はすぐに効果が表れてしまう。狙うならば鬼役(毒見役)の検分が終わった後の酒だ。

 さて、もう一つ死体が増えることになるな。
 包丁人はさすがに顔が差すから、塩物蔵で働く下男にでも成り済ますか。

 右大将の酒にはとびっきりの上物を見繕うとしよう。



 ・天文十二年(1543年) 三月  河内国古市郡 高屋城  遊佐長教


「河内守(遊佐長教)。六角との決戦が間近いというのに、何やら九宝寺の方へ人を遣っていると聞いた。如何したことだ?」
「ハッ! おそれながら、高屋城に出仕しておりました朝倉長夜叉めが郎党と共に姿を消してございます。戦を前にして怖気づいたものと思われますが、これを捨て置いては兵の士気にも関わります故、追手を出している所にございます」

 高屋城の広間は戦時体制として床几を並べ、中央に卓を置いて諸々の絵図面が卓上に所狭しと並べられている。上座には白糸縅の『御小袖』を纏った公方様が床几に座り、周囲には幕臣がズラリと居並ぶ。
 このような晴れがましい場で頭を垂れておらねばならんとは……。

 くそっ。浄雲め。何たる不始末だ。
 寄りにもよって間もなく六角が攻めて来るというこの時に長夜叉を取り逃がしおって。
 公方様がいよいよご出馬遊ばされたというのに、北を抑える朝倉が裏切ってはこちらの勝ちは覚束ぬ。何としても長夜叉を連れ戻ささねばならぬ。

「ふむ……捨て置け」
「……は?」
「長夜叉を追うには及ばぬ。六角との戦を控えたこの時にいたずらに兵を散ずるは得策ではあるまい。今は兵を呼び戻し、戦の備えを厚くせよ」

 ……気楽な物だ。公方様は朝倉が裏切るとは思っておられぬのか。
 思っておらぬのだろうな。そうでなければこのような言葉が出るはずがない。

「お言葉ですが、朝倉宗哲は北の守りの要でございます。長夜叉が万に一つ六角の手に落ちれば、朝倉そのものが裏切る恐れもございますれば……」
「無用だと申しておる。朝倉は裏切らぬ」

 ……正気か?
 もしや公方様はご自身の御名だけで朝倉が従っているとでも思っているのか?
 だとすれば楽観が過ぎると言わざるを得ぬ。確かに儂は公方様の御名において六角と対峙したが、当の六角自身がもはや足利将軍家の御名を恐れておらぬことは明白だ。
 ましてや、諸大名は元々己の利害が公方様と一致した時のみ協力してきたのだ。朝廷が六角の影響下にある今、下手をすれば足利家そのものが朝敵となる恐れもある。

 そうなれば朝倉とて公方様を裏切るのにためらいはあるまい。
 長夜叉という駒は必ずこちらが抑えておく必要があるのだ。

「河内守殿、いかがされた?公方様は捨て置けと仰せであるぞ」

 大館めが、虎の威を借りおって。碌な軍勢も用意できぬで内談衆などとは片腹痛いわ。
 だが、正式に下知を受けた以上は公に軍勢を動員して長夜叉を捜索するわけにはいかぬか。

「承知いたしました。捜索の軍勢は引き上げさせまする」

 ……やむを得ぬ。
 九宝寺には半蔵(服部保長)が居る。服部党に長夜叉捜索を命じよう。



 ・天文十二年(1543年) 三月  河内国渋川郡 九宝寺寺内町  服部保長


「長夜叉殿を探せ……と」
「いかにも。河内守様(遊佐長教)からの厳命でございまする」

 やれやれ、今更何をずれたことを。長夜叉殿は既に我が手の者の手引きで平野川を渡り、今頃は難波の堀江を越えておるわ。

「ふむ。今からで間に合うかどうかは分からぬが、善処いたしましょう」
「そのような事では困りまするぞ。長夜叉殿は朝倉からの人質でござる。これが逃げたとあれば、朝倉家が公方様に逆らうも同然。長夜叉殿が見つからねば、そこもとの御命も危のうございますぞ」

 ふ……。

「何が可笑しゅうござるか!」
「いや、確かに此度の不手際は浄雲めの失態。主として手前も責めを負うことになる、と今この時になって思い至りましてございます」
「わ……分かっておるならばそのように悠々と構えておらずに、早う長夜叉の捜索に出向かぬか!」
「畏まりました。備前守様(走井盛秀)には河内守様にお伝えください。この半蔵が必ずや事態を収拾してご覧に入れましょうと」
「う。うむ。分かれば良い」

 やれやれ、相変わらず扱いやすい御仁だ。
 さて、朝倉宗哲か……長夜叉殿の件で恩も売れたし、そろそろ説き伏せるには良き頃合いかもしれんな。
 朝倉家はともかく、朝倉宗哲は大人しく六角に降るようなタマではあるまい。六角の配下で満足している男ならば、此度も素直に河内守と共に戦ったりはするまいよ。

 あれは根っからのいくさ人よ。それも六角とは『倶に天を戴かず』といった手合いだ。
 説き伏せて連れ帰れば、北信濃の村上の元に身を寄せている次郎三郎様(徳川広忠)への良き手土産となるだろう。

 出来得れば鉄砲とやらも手に入れておきたかったが、やむを得まい。
 浄雲には悪いが、そろそろ遊佐の元を離れるとしようか。



 ・天文十二年(1543年) 三月  摂津国欠郡 榎並城  朝倉宗哲


 三好・斎藤の軍勢と対峙してはや一月半。
 江口砦を攻め落とした手並みこそ見事だったが、相手もそれ以上は積極的に仕掛けて来る気配が無い。恐らく高屋城での決戦の行方を見守りつつ、我ら朝倉の動きを牽制する為の監視役であろうな。

「宗哲殿。どうなされた?」
「あ、いえ。少し考え事をしておりました」

 いかんな。こうして右兵衛殿(朝倉景隆)が面前に居られるというのに、頭に浮かぶのは戦のことばかりか。我ながら呆れる他は無い。

 我に返って視線を正面の相手に向ける。
 右兵衛殿が長夜叉様と共に高屋城を脱出し、この榎並城に逃げて来られた。
 長夜叉様がこちらに来られたことは重畳だ。これで河内守が儂を縛る物はない。

 だが……

「改めて、宗哲殿には苦労を掛けましたな。長夜叉様が無事にこちらにおわす以上は、もはや遊佐に遠慮はいらぬ。この上は六角と和睦し……」
「そのことですが……。右兵衛殿、どうか長夜叉様と共にここから落ち延びては下さらぬか」

 頭を垂れた儂の後頭部を眺めながら、右兵衛殿が深いため息を吐く。

「……やはり、お手前はあくまでも六角と戦をする御心積もりですか」
「朝倉家の再興は某にとっても悲願でありました。ですが、それは六角の被官としての朝倉家ではありません。あくまでも六角と並び立った朝倉家としての再興を望んでおりました」
「今や六角の武威は天下を圧しております。片や我が朝倉は遊佐の被官に過ぎぬ立場。お手前の……お手前方の悔しい気持ちはわかりますが、侍は家を保つが第一とお義父上も申されておったではありませぬか」

 やはり理では右兵衛殿には敵わぬ。ここは正直に内実を打ち明ける他はない。

「……正直に申します。今の敦賀衆は六角の治世に馴染めぬ者達です。父祖代々守り通して来た土地を召し上げ、直臣に組み込まれぬ者を銭の力で排除していく。そのような六角定頼のやり方を黙って受け入れることなど出来ぬ者達です。
 我らの悲願は、いつの日か父祖伝来の地を奪還すること。今更六角と和睦するなどと申せば、城内で反乱が起きかねません」
「さほどに……」
「申し訳なき事ながら、例え長夜叉様の言であっても彼らを押し留めることなど出来ぬでしょう」

 右兵衛殿が苦悶の表情でうつむく。
 恐らく外からは儂が敦賀衆を核として軍勢を統率しているように見えていたのであろう。だが、今の儂は彼らの代弁者として指揮を執っているに過ぎぬ。

 もはや六角と和すことなど考えられぬ。例えそれが長夜叉様のお下知であろうとも、だ。
 下手をすると長夜叉様は新たな朝倉の本拠たるこの榎並城で御命を奪われることにもなりかねぬ。

「命懸けで高屋城を脱出された長夜叉様や右兵衛殿に対し、酷な申し出であることは重々承知しております。ですが、今は長夜叉様の御命を永らえることこそ肝要。
 この戦が終わるまで、いずこかで身を隠して頂きたい」

 しばらくうつむいて瞑目していた右兵衛殿が目を見開き、こちらをしかと見据えて来られる。

「いつぞやと立場が逆転致しましたな。此度は某が長夜叉様を連れて落ち延びることになりますな」
「右兵衛殿には詫びの言葉もござらん。何卒、御察し下され」
「なんの、朝倉の意地。しかと見届けさせていただきますぞ。必ずやこの戦に勝って下され」

 笑っておられる……。
 この戦に我らが負ければ、朝倉家は最期まで六角に逆らった家として世に記憶されることになる。六角の治世が続く限り、もはや朝倉は武家としての立身は望めぬというのに……。

「かたじけない」
「なんの」

 もはや右兵衛殿にも長夜叉様にも二度とお目に掛かることはないかもしれぬ。
 泣いている場合ではない。しかと右兵衛殿の姿を目に焼き付けておかねば。
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