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お土産
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ロイルさん、違う陸地の人だった。
うちの国と帝国と教国の名前も知らないし次いでに国旗柄のマントを見せても覚えがないという。
俺が知ってる教団の名前を幾つか言ったがそれも知らなかった。
逆にロイルさんから聞いた国名、誰でも知っていると言われた山の名前などを聞いても俺は知らなかった。
「魔王大陸の人なのですか?」
「魔王大陸?」
「過去に俺の住む陸地へ攻めてきた魔王が住んでいると聞いて居るのですが…」
「近くに魔王が居るとは聞いたことないなぁ」
魔王大陸とは別な陸地なのか?
学校で俺が住む陸地の他に魔王の住む大陸が有ると習ったが他にも有るのか?
港街で聞けば何かわかるか?
「ロイルさんはこれからもここに住み続けるのですか?」
「出来ればちゃんとした陸に住みたいねぇ」
「今まで住んでいた国でなくても平気ですか?」
「戻ってまた飛ばされるのは嫌だからね」
俺の国に連れて行くことと収納庫の中に入れることを伝えると、特に考えることもなく良いと言う。
そちらの大陸では珍しいことではないのだろうかと思ったが、収納庫スキルのことは初めて知ったが精霊が嫌がらずに入るのだからおかしなことは起きないだろうと言われた。
ロイルさんの住む国か陸地では精霊はより身近なものなのかも知れない。
港街に戻り髪を切って髭を剃ったロイルさんはおっさんと言うよりお兄さんだった。
竜騎士さんと同じくらいか?
*
街を見たいと言うロイルさんに付き合って、俺も散策をする。
そう言えばゆっくりと港街を見たことがなかった。
「活気があって良い街だ、飯も酒も美味いし女の露出も高い」
…見た目はともかく、中身はおっさんかなぁ。
昼飯を食べる為に食堂へ入ったら最初に頼んだのがお酒で次に頼んだのが干物だ。
店員のお姉さんの手を握って君のお勧めを教えてくれないかとか言うし、神の声を聞く聖人?とか言う職業だからなのか見た目は良いからお姉さんもそんな嫌がってないし、何かしらの魔法を使ってるのか話し掛けてる時に顔の辺りがキラキラしてたし。
「聖人と言うのはやってはいけないこととか無いのですか?」
「あれダメこれダメばかりだよ。食事は毎日同じで変な豆に申し訳程度の肉を炒めた物に野菜たっぷりスープ、何時でも神の声を聞けるようにと酒は禁止だし、当然外出も無し」
「呑んでますが…」
「追い出されたからね、もう聖人じゃないさ」
「そう言うものなのですか?」
「そう言うものさ」
そう言ってお酒を飲み干し、新しいお酒を追加してた。
その後も街を散策しお酒や干物などを購入する。
酒屋の人に話を聞くと近くに酒蔵があると言うので行ってみることにする。
「ならここからは別行動かな」
「お金は必要ですか?」
「そこそこ欲しいな」
「でしたら宿代も含めて渡します。明日の昼に街の北門で待ち合わせにしましょう」
「助かるよ」
それなりの宿屋に1週間泊まれるお金を渡す。
高級娼館に一泊しても大丈夫なくらいの額だ。
ロイルさんを陛下に会わせたいと思っているんだ。
あの人ならおそらく別な大陸についても知ってると思うし、住んでいた人から話を聞きたいと思うだろうしね。
港街ではロイルさんの住む大陸のことを知る人は居なかった。
この街に入る大きな船は他の陸地から来るのではなく、この地の外周を回っているものなのだそうだ。
海は沖へ行くほど強い魔物が出るそうで他の地へ行く前に沈没してしまうらしい。本来ならクラーケンも浅瀬には居ないようで、クラーケンが逃げるほどの化け物が沖にいるのではないか心配だと。
それって、ロイルさんが居た亀の魔物のことなんじゃないのか?
最初のクラーケンも亀の魔物から逃げてきたのだとしたらロイルさんは何年も前に海絵飛ばされたことになるな。
1人で魔物の背中に何年も暮らしていたとしたら、そんな目に合わせた場所へ帰りたいとは思わないか。それに部屋に居た人と一緒に飛ばされたみたいなこと言っていたし、今1人ということはそれ以外の人たちはみんな居なくなってしまったのだろう。
しばらくはやりたいようにさせてあげよう。
「アベルくん、お金貸してくれないかな」
「良いですけど、なににつかうんです?」
「身請けしたい娘がいるんだ」
寂しかったのかな、やっぱり。
うちの国と帝国と教国の名前も知らないし次いでに国旗柄のマントを見せても覚えがないという。
俺が知ってる教団の名前を幾つか言ったがそれも知らなかった。
逆にロイルさんから聞いた国名、誰でも知っていると言われた山の名前などを聞いても俺は知らなかった。
「魔王大陸の人なのですか?」
「魔王大陸?」
「過去に俺の住む陸地へ攻めてきた魔王が住んでいると聞いて居るのですが…」
「近くに魔王が居るとは聞いたことないなぁ」
魔王大陸とは別な陸地なのか?
学校で俺が住む陸地の他に魔王の住む大陸が有ると習ったが他にも有るのか?
港街で聞けば何かわかるか?
「ロイルさんはこれからもここに住み続けるのですか?」
「出来ればちゃんとした陸に住みたいねぇ」
「今まで住んでいた国でなくても平気ですか?」
「戻ってまた飛ばされるのは嫌だからね」
俺の国に連れて行くことと収納庫の中に入れることを伝えると、特に考えることもなく良いと言う。
そちらの大陸では珍しいことではないのだろうかと思ったが、収納庫スキルのことは初めて知ったが精霊が嫌がらずに入るのだからおかしなことは起きないだろうと言われた。
ロイルさんの住む国か陸地では精霊はより身近なものなのかも知れない。
港街に戻り髪を切って髭を剃ったロイルさんはおっさんと言うよりお兄さんだった。
竜騎士さんと同じくらいか?
*
街を見たいと言うロイルさんに付き合って、俺も散策をする。
そう言えばゆっくりと港街を見たことがなかった。
「活気があって良い街だ、飯も酒も美味いし女の露出も高い」
…見た目はともかく、中身はおっさんかなぁ。
昼飯を食べる為に食堂へ入ったら最初に頼んだのがお酒で次に頼んだのが干物だ。
店員のお姉さんの手を握って君のお勧めを教えてくれないかとか言うし、神の声を聞く聖人?とか言う職業だからなのか見た目は良いからお姉さんもそんな嫌がってないし、何かしらの魔法を使ってるのか話し掛けてる時に顔の辺りがキラキラしてたし。
「聖人と言うのはやってはいけないこととか無いのですか?」
「あれダメこれダメばかりだよ。食事は毎日同じで変な豆に申し訳程度の肉を炒めた物に野菜たっぷりスープ、何時でも神の声を聞けるようにと酒は禁止だし、当然外出も無し」
「呑んでますが…」
「追い出されたからね、もう聖人じゃないさ」
「そう言うものなのですか?」
「そう言うものさ」
そう言ってお酒を飲み干し、新しいお酒を追加してた。
その後も街を散策しお酒や干物などを購入する。
酒屋の人に話を聞くと近くに酒蔵があると言うので行ってみることにする。
「ならここからは別行動かな」
「お金は必要ですか?」
「そこそこ欲しいな」
「でしたら宿代も含めて渡します。明日の昼に街の北門で待ち合わせにしましょう」
「助かるよ」
それなりの宿屋に1週間泊まれるお金を渡す。
高級娼館に一泊しても大丈夫なくらいの額だ。
ロイルさんを陛下に会わせたいと思っているんだ。
あの人ならおそらく別な大陸についても知ってると思うし、住んでいた人から話を聞きたいと思うだろうしね。
港街ではロイルさんの住む大陸のことを知る人は居なかった。
この街に入る大きな船は他の陸地から来るのではなく、この地の外周を回っているものなのだそうだ。
海は沖へ行くほど強い魔物が出るそうで他の地へ行く前に沈没してしまうらしい。本来ならクラーケンも浅瀬には居ないようで、クラーケンが逃げるほどの化け物が沖にいるのではないか心配だと。
それって、ロイルさんが居た亀の魔物のことなんじゃないのか?
最初のクラーケンも亀の魔物から逃げてきたのだとしたらロイルさんは何年も前に海絵飛ばされたことになるな。
1人で魔物の背中に何年も暮らしていたとしたら、そんな目に合わせた場所へ帰りたいとは思わないか。それに部屋に居た人と一緒に飛ばされたみたいなこと言っていたし、今1人ということはそれ以外の人たちはみんな居なくなってしまったのだろう。
しばらくはやりたいようにさせてあげよう。
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寂しかったのかな、やっぱり。
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