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収納庫の整理
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「倉庫の建築はどんな感じ?」
「今は図面を描いてもらっているわね。何かあるならまだ間に合うわよ?」
「そうか。それなら冷蔵室が欲しいな、海の魚が結構入っているんだ」
「冷蔵室だけで良いの? あの広さなら長期保存用に冷凍室も作れるわよ」
「なるほど、それなら冷凍室も頼むよ」
冷凍室も出来るなら海の魚の多くを収納庫から出せそうだな。
「他にも常温保存しにくい物を持っていたりする?」
「ギルドや城で買いきれなかった魔物肉やクラーケンとか有るな。あとは大き過ぎて入らないかも知れない魔車素材か」
「魔物の肉は魚より解凍難しいからあまり冷凍したくないのよね」
「そうなのか?」
「切り口の全てから溶けた水分と一緒に美味しいが流れていく感じなのよ」
魔物の処理法を考えている時に見たやったな。
あの中に美味しさとかが含まれているとは思わなかった。
「それは勿体ないな」
「貴方から小出しで買うのが良いかも知れないわね」
「そうか。なんなら今日からでも引き取らないか?」
「早めに処分したいの?」
「ああ」
難民探しには水の精霊にも付き合ってもらうつもりなので収納する前に精霊が居ないか確かめるつもりだが、気が付かずにしまうことは無いと言い切れないし向こうから勝手に入ってくることも考えられる。
本当は倉庫が完成して中身を殆どだしてから行きたいが、そうすると夏季休暇になってしまいドゥーンハルト領で街を作るのが遅れてしまうからな。
「それならうちが仲介するから他の商会にも売ってみるというのはどう?」
「なるほど、それなら早めに処分できそうだな」
商家の子が他の商家の生徒も呼び、魔物肉の引き取りを親に打診するよう伝えていた。
後で話を聞くと、俺が彼女の家としか取引しないことで周りからよく思われていないらしく、前からどうにかしなくてはと考えていたそうだ。
貴族も面倒だが商人もいろいろと人間関係の面倒ごとが有るな。
授業が終わった後に収納庫の中に入っている物を俺が言い、商家の生徒がメモをすることになった。
魔物素材も本当は手放したいのだがそうすると作った倉庫に入れる物がなくなるからな。
何処かに倉庫を貸してくれるところがあれば良いのだけれど。
「有料で倉庫を貸してくれる店とかないかな?」
「聞いたことないわね」
「そうか」
領都の屋敷の空いている部屋に置いてあとは領主様に頼んでみるか。山から取ってきた石や鉄の原石が大量に有るからその中から必要な分を譲ると言えば大丈夫だろう。街を作る代わりに貸して欲しいと頼んでも良いかなと思うし。
それからライナスさんたちに港街で買った酒を渡して魚も押し付けて、あとは皇帝陛下には海の魚のお裾分けかな?
「貸倉庫屋か、面白いわね」
「立ち上げるの?」
「申請だけしておこうと思うわ」
「だったら養殖場付近の土地を譲ろうか? 一箇所にまとまっていた方が便利だろ」
「良いの?」
「うちの倉庫に入りきらない時にも使うだろうしね」
後日俺の家に彼女の父が来て色々とやることになった。
俺の土地に倉庫を建設するのに必要な書類などと一緒に土地の契約者の書き換えとか色々と行う。
俺が商会を立ち上げて人を雇って任せれば会わなくても良いのだけれど学生の間は仕事をしてはいけない規則があるからなぁ。
陛下ですらお願いという抜け道を使ってるのだから俺も守らなくてはいけない。
*
ライナスさんたちは依頼で街から出ていると言うのでギルドにお酒を預けて帰ってきたら渡してもらうよう頼む。
ライナスさんたちは新しく作る街の周辺に居る魔物を狩りに行っているそうだ。開墾や整地作業も始まっているとのことで、俺は運搬作業だけで良さそう。
領都に向かって街道の上を飛んでいると街の予定地を発見。そこそこの空き地にテントが設置してある。
街としては機能しないだろうが野営地としてなら問題無いくらいにはなっているな。
収納庫の中にある宿屋や家を出しておこう、移動に時間掛からなくなって使い道が無くなったことだし。
「こんにちは~」
「あれ、予定より早いな」
「今日はたまたま来ただけでまだ作業はしませんよ」
前に街を作ったときに顔を覚えた人がいたので降りて話しかけた。
この辺りの人は俺が水のワイバーンで目の前に降りても驚く事は無くなったな。
「テントの代わりになる建物が幾つかあるのですが使いませんか?」
「助かるよ。この辺りはもう少ししたら雨季に入るからさ」
隣の国で手に入れた宿屋を出したら、これをそのままこの街の宿屋にしようって話になり売ってくれと言われたが処分したいので売らずに譲ることにした。
あんまり良い思い出ないし。
残りの建物はもう1つの予定地で出して欲しいと頼まれたので早速行ってみる。
こっちには領都で知り合った冒険者やギルド職員が居た。
置く場所を聞いて建物を出し、軽く話をして領都の自宅へ行く。
使用人たちにお土産としてお酒や海の魚を押し付け空き部屋に魔物素材を置こうとしたところで止められた。
この家の警備状況だと魔物素材があると知られたら盗まれる恐れがあるからと。使用人から領主様に連絡してくれるとのことで少し待ってて欲しいと言われた。狙っていたわけではないが考えていた通りになりそうで良き。
しばらくして使用人が帰ってきて領主様の方で受け入れる用意が出来たと言うので早速行って出す。街を作る資金を作るのに色々放出したそうで置き場には結構な余裕があり魔車素材以外は倉庫や部屋に入った。
「魔車の素材はどうしたら良いのか、困りました」
「エリクのところにも頼むか」
「良いのですか?」
「魔車だけってのもなんだし、そこの倉庫の中身を全部収納して魔車の素材を置けるだけ置いてくれ」
「わかりました」
「俺はエリクに渡す手紙を書いてくるから終わったら少し休んでてくれ」
「はい」
竜騎士さんに会うのも久しぶりだな。
従姉妹から話は聞いているけど、会いたいからって理由で領地を訪ねるわけにも行かないからな。
「今は図面を描いてもらっているわね。何かあるならまだ間に合うわよ?」
「そうか。それなら冷蔵室が欲しいな、海の魚が結構入っているんだ」
「冷蔵室だけで良いの? あの広さなら長期保存用に冷凍室も作れるわよ」
「なるほど、それなら冷凍室も頼むよ」
冷凍室も出来るなら海の魚の多くを収納庫から出せそうだな。
「他にも常温保存しにくい物を持っていたりする?」
「ギルドや城で買いきれなかった魔物肉やクラーケンとか有るな。あとは大き過ぎて入らないかも知れない魔車素材か」
「魔物の肉は魚より解凍難しいからあまり冷凍したくないのよね」
「そうなのか?」
「切り口の全てから溶けた水分と一緒に美味しいが流れていく感じなのよ」
魔物の処理法を考えている時に見たやったな。
あの中に美味しさとかが含まれているとは思わなかった。
「それは勿体ないな」
「貴方から小出しで買うのが良いかも知れないわね」
「そうか。なんなら今日からでも引き取らないか?」
「早めに処分したいの?」
「ああ」
難民探しには水の精霊にも付き合ってもらうつもりなので収納する前に精霊が居ないか確かめるつもりだが、気が付かずにしまうことは無いと言い切れないし向こうから勝手に入ってくることも考えられる。
本当は倉庫が完成して中身を殆どだしてから行きたいが、そうすると夏季休暇になってしまいドゥーンハルト領で街を作るのが遅れてしまうからな。
「それならうちが仲介するから他の商会にも売ってみるというのはどう?」
「なるほど、それなら早めに処分できそうだな」
商家の子が他の商家の生徒も呼び、魔物肉の引き取りを親に打診するよう伝えていた。
後で話を聞くと、俺が彼女の家としか取引しないことで周りからよく思われていないらしく、前からどうにかしなくてはと考えていたそうだ。
貴族も面倒だが商人もいろいろと人間関係の面倒ごとが有るな。
授業が終わった後に収納庫の中に入っている物を俺が言い、商家の生徒がメモをすることになった。
魔物素材も本当は手放したいのだがそうすると作った倉庫に入れる物がなくなるからな。
何処かに倉庫を貸してくれるところがあれば良いのだけれど。
「有料で倉庫を貸してくれる店とかないかな?」
「聞いたことないわね」
「そうか」
領都の屋敷の空いている部屋に置いてあとは領主様に頼んでみるか。山から取ってきた石や鉄の原石が大量に有るからその中から必要な分を譲ると言えば大丈夫だろう。街を作る代わりに貸して欲しいと頼んでも良いかなと思うし。
それからライナスさんたちに港街で買った酒を渡して魚も押し付けて、あとは皇帝陛下には海の魚のお裾分けかな?
「貸倉庫屋か、面白いわね」
「立ち上げるの?」
「申請だけしておこうと思うわ」
「だったら養殖場付近の土地を譲ろうか? 一箇所にまとまっていた方が便利だろ」
「良いの?」
「うちの倉庫に入りきらない時にも使うだろうしね」
後日俺の家に彼女の父が来て色々とやることになった。
俺の土地に倉庫を建設するのに必要な書類などと一緒に土地の契約者の書き換えとか色々と行う。
俺が商会を立ち上げて人を雇って任せれば会わなくても良いのだけれど学生の間は仕事をしてはいけない規則があるからなぁ。
陛下ですらお願いという抜け道を使ってるのだから俺も守らなくてはいけない。
*
ライナスさんたちは依頼で街から出ていると言うのでギルドにお酒を預けて帰ってきたら渡してもらうよう頼む。
ライナスさんたちは新しく作る街の周辺に居る魔物を狩りに行っているそうだ。開墾や整地作業も始まっているとのことで、俺は運搬作業だけで良さそう。
領都に向かって街道の上を飛んでいると街の予定地を発見。そこそこの空き地にテントが設置してある。
街としては機能しないだろうが野営地としてなら問題無いくらいにはなっているな。
収納庫の中にある宿屋や家を出しておこう、移動に時間掛からなくなって使い道が無くなったことだし。
「こんにちは~」
「あれ、予定より早いな」
「今日はたまたま来ただけでまだ作業はしませんよ」
前に街を作ったときに顔を覚えた人がいたので降りて話しかけた。
この辺りの人は俺が水のワイバーンで目の前に降りても驚く事は無くなったな。
「テントの代わりになる建物が幾つかあるのですが使いませんか?」
「助かるよ。この辺りはもう少ししたら雨季に入るからさ」
隣の国で手に入れた宿屋を出したら、これをそのままこの街の宿屋にしようって話になり売ってくれと言われたが処分したいので売らずに譲ることにした。
あんまり良い思い出ないし。
残りの建物はもう1つの予定地で出して欲しいと頼まれたので早速行ってみる。
こっちには領都で知り合った冒険者やギルド職員が居た。
置く場所を聞いて建物を出し、軽く話をして領都の自宅へ行く。
使用人たちにお土産としてお酒や海の魚を押し付け空き部屋に魔物素材を置こうとしたところで止められた。
この家の警備状況だと魔物素材があると知られたら盗まれる恐れがあるからと。使用人から領主様に連絡してくれるとのことで少し待ってて欲しいと言われた。狙っていたわけではないが考えていた通りになりそうで良き。
しばらくして使用人が帰ってきて領主様の方で受け入れる用意が出来たと言うので早速行って出す。街を作る資金を作るのに色々放出したそうで置き場には結構な余裕があり魔車素材以外は倉庫や部屋に入った。
「魔車の素材はどうしたら良いのか、困りました」
「エリクのところにも頼むか」
「良いのですか?」
「魔車だけってのもなんだし、そこの倉庫の中身を全部収納して魔車の素材を置けるだけ置いてくれ」
「わかりました」
「俺はエリクに渡す手紙を書いてくるから終わったら少し休んでてくれ」
「はい」
竜騎士さんに会うのも久しぶりだな。
従姉妹から話は聞いているけど、会いたいからって理由で領地を訪ねるわけにも行かないからな。
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