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5年間
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義母に色々話を聞いた。
義母はロイルさんや雪の精霊などから聞いた話なども教えてくれた。
火の精霊が収納庫に入った日、俺は庭で倒れているところをロイルさんが身請した姉妹に発見された。
本宅ではなく離れの自室に居たのは俺が運び込まれた後に水の精霊と雪の精霊と花の精霊がやってきて部屋に何かをしたらしく、この部屋から出すと俺の身体が保たれなくなると言ったからなんだとか。
俺の世話は離れに住むことになったロイルさん一家がすることになったそうだ。
ロイルさん、あれからすぐに結婚したそうで子供も3人いる。
「あばぁ」
ん、かわいい。
そして俺が起きて最初に見た女の子は姉妹の妹だった。
5年経ってたらそりゃ大きくなるよ。しかも俺が寝ている間は何にも成長していなかったみたいで身長同じくらいだし。
年齢は14歳、火の精霊に入られた日の俺よりも年下。
薄々とは感じていたが俺の成長は水の精霊を収納した日辺りから止まっているのではなかろうか。
火の精霊が人間を辞めたみたいなことを言っていたし。
ロイルさんは俺から人の気配が消えて違う何かになったのはわかるがそれが何かはわからないそうだ。
精霊の気配に近いことはわかるが神の使徒とかではないらしい。
何故、神の使徒とか言う話が出たかと言うと俺の身体は最近まで光を発していたらしい。
ロイルさんは神の使徒とは神々しい光を発していると教えられていたらしくもしかしたらと思っていたそうなのだが、神の声を聞いたときに感じた神聖さは全く感じないので違うとも思っていたらしい。
最近になって光も収まり、やはり違うと結論付けたのだとか。
じゃあなんなのかと言うと、雪の精霊が言うには卵なのだとか。
これからの行動や周りからの影響で何かに変わっていくらしく、今はまだ何者でもないので卵なのだそうな。
世界で初めての種族になるかも知れないと言われてもどう反応して良いのやら、特に嬉しいとは思わない。
俺が意識を失った時、庭には肉や魚、それとこの国や帝国のお金が散らばっていたそうだ。
すぐに城と出入りの商人、同級生の子の家から人を呼び肉と魚を買い取りしてもらったそうで、腐ることもなく処理出来て良かった。
それから王都にある俺の土地に倉庫は作られていて、今は同級生の子が代理で管理しているのだとか。あの時話した倉庫の有料貸し出しをやっているらしい、空き倉庫が使われずに居るよりずっと良い。
ドゥーンハルト領に街を作る計画は見直されて今も作っている途中らしい。
寝泊まりする施設やそこそこの商店は有るが空き地や建設中の建物がまだまだ有り、街と呼べるようになるのは当分先だろうとのこと。
俺が目覚めた時にやって欲しいことはそのまま残してあるそうで、近いうちに行ってみようと思う。
*
「これまでと同じで良い」
陛下と付き人の人が家にやって来た。
俺に会いにと言うわけではなく、ただの癒しだと言う。
そこでこれからどうしたら良いかと訊ねたら、何かを専門的にやらせる気はないとのこと。ただ緊急性の高いことを頼む時に居場所がわからないと不便だと言われて、遠くからでも声が届く腕輪を渡された。これはこちらかも声を送ることが出来るらしく、何かあった時は宝石に魔力を流し込んで話し掛けろと言われた。
前から気になっていた遠くの人と連絡を取る手段てこの魔道具なのかな?
それと国から給金が出るそうだ。
難民の受け入れについては流れた。
他国の状況は色々変わっているそうで、砂漠の国が生き残りをまとめて隣国の街や村を占拠して争いが起きてるとか俺の産まれた国が内乱起こしてるとか聞いた。
砂漠の国は外国人観光客頼りだったから都市が魔車に潰されたら生活していけないのはわかるけど、街を奪う必要が有ったのかは疑問だ。普通の住人として入れば良かったように思うが。
産まれた国の内乱は跡目争いが原因らしい。
王女が留学を取りやめたのも大事な時に国を離れては乗り遅れると考えたからなんじゃないかって話だ。
正確には王女本人ではなくその後ろ盾だと思うが。
5年と言う期間は色々有るくらいには長いのだ。
*
「久しぶりね、元気そうで良かったわ」
「そちらもね」
商家の子を訪ねたがなんか完全に大人の女性だな。
俺の感覚だと数日しか経ってないので別人に思えなくもない。
置いて行かれたようでなんとなく寂しいか。
彼女に貸したことになっている俺の倉庫を見に来た。
商店の並ぶ地域より離れているのでそんなに利用者は居ないのではと考えていたのだけれど、今は9割近く埋まっているそうだ。そのうちの半分は長期契約もされており、残りは俺が起きたら使うことを考えて短期契約にしてあるとか。
近くにある色彩鯉の養殖も順調で貴族だけでなく商家でも庭に池を作るところが増えており、予約注文が結構溜まっているそうだ。
俺が寝ている間に水の精霊が養殖場も自分の住処としたらしく、今はこちらに居ることが多いとか。起きた時に居なかったのかそういうことだったらしい。
「土地と建物、買う余裕は有る?」
「手放すつもりなの?」
「倉庫を使う予定がなくなったんだ」
知らない精霊を収納したとしても何も起きなくなったからな。
あとは前のように目に付いたからと言うだけで収納したりしないようにしようとも考えた。
何かあった時の為に食糧は多めに入れておく予定だが、素材類や生きた魔物はそんなに溜め込まないつもりだ。
まぁ、実際どうなるかはわからないけども。
義母はロイルさんや雪の精霊などから聞いた話なども教えてくれた。
火の精霊が収納庫に入った日、俺は庭で倒れているところをロイルさんが身請した姉妹に発見された。
本宅ではなく離れの自室に居たのは俺が運び込まれた後に水の精霊と雪の精霊と花の精霊がやってきて部屋に何かをしたらしく、この部屋から出すと俺の身体が保たれなくなると言ったからなんだとか。
俺の世話は離れに住むことになったロイルさん一家がすることになったそうだ。
ロイルさん、あれからすぐに結婚したそうで子供も3人いる。
「あばぁ」
ん、かわいい。
そして俺が起きて最初に見た女の子は姉妹の妹だった。
5年経ってたらそりゃ大きくなるよ。しかも俺が寝ている間は何にも成長していなかったみたいで身長同じくらいだし。
年齢は14歳、火の精霊に入られた日の俺よりも年下。
薄々とは感じていたが俺の成長は水の精霊を収納した日辺りから止まっているのではなかろうか。
火の精霊が人間を辞めたみたいなことを言っていたし。
ロイルさんは俺から人の気配が消えて違う何かになったのはわかるがそれが何かはわからないそうだ。
精霊の気配に近いことはわかるが神の使徒とかではないらしい。
何故、神の使徒とか言う話が出たかと言うと俺の身体は最近まで光を発していたらしい。
ロイルさんは神の使徒とは神々しい光を発していると教えられていたらしくもしかしたらと思っていたそうなのだが、神の声を聞いたときに感じた神聖さは全く感じないので違うとも思っていたらしい。
最近になって光も収まり、やはり違うと結論付けたのだとか。
じゃあなんなのかと言うと、雪の精霊が言うには卵なのだとか。
これからの行動や周りからの影響で何かに変わっていくらしく、今はまだ何者でもないので卵なのだそうな。
世界で初めての種族になるかも知れないと言われてもどう反応して良いのやら、特に嬉しいとは思わない。
俺が意識を失った時、庭には肉や魚、それとこの国や帝国のお金が散らばっていたそうだ。
すぐに城と出入りの商人、同級生の子の家から人を呼び肉と魚を買い取りしてもらったそうで、腐ることもなく処理出来て良かった。
それから王都にある俺の土地に倉庫は作られていて、今は同級生の子が代理で管理しているのだとか。あの時話した倉庫の有料貸し出しをやっているらしい、空き倉庫が使われずに居るよりずっと良い。
ドゥーンハルト領に街を作る計画は見直されて今も作っている途中らしい。
寝泊まりする施設やそこそこの商店は有るが空き地や建設中の建物がまだまだ有り、街と呼べるようになるのは当分先だろうとのこと。
俺が目覚めた時にやって欲しいことはそのまま残してあるそうで、近いうちに行ってみようと思う。
*
「これまでと同じで良い」
陛下と付き人の人が家にやって来た。
俺に会いにと言うわけではなく、ただの癒しだと言う。
そこでこれからどうしたら良いかと訊ねたら、何かを専門的にやらせる気はないとのこと。ただ緊急性の高いことを頼む時に居場所がわからないと不便だと言われて、遠くからでも声が届く腕輪を渡された。これはこちらかも声を送ることが出来るらしく、何かあった時は宝石に魔力を流し込んで話し掛けろと言われた。
前から気になっていた遠くの人と連絡を取る手段てこの魔道具なのかな?
それと国から給金が出るそうだ。
難民の受け入れについては流れた。
他国の状況は色々変わっているそうで、砂漠の国が生き残りをまとめて隣国の街や村を占拠して争いが起きてるとか俺の産まれた国が内乱起こしてるとか聞いた。
砂漠の国は外国人観光客頼りだったから都市が魔車に潰されたら生活していけないのはわかるけど、街を奪う必要が有ったのかは疑問だ。普通の住人として入れば良かったように思うが。
産まれた国の内乱は跡目争いが原因らしい。
王女が留学を取りやめたのも大事な時に国を離れては乗り遅れると考えたからなんじゃないかって話だ。
正確には王女本人ではなくその後ろ盾だと思うが。
5年と言う期間は色々有るくらいには長いのだ。
*
「久しぶりね、元気そうで良かったわ」
「そちらもね」
商家の子を訪ねたがなんか完全に大人の女性だな。
俺の感覚だと数日しか経ってないので別人に思えなくもない。
置いて行かれたようでなんとなく寂しいか。
彼女に貸したことになっている俺の倉庫を見に来た。
商店の並ぶ地域より離れているのでそんなに利用者は居ないのではと考えていたのだけれど、今は9割近く埋まっているそうだ。そのうちの半分は長期契約もされており、残りは俺が起きたら使うことを考えて短期契約にしてあるとか。
近くにある色彩鯉の養殖も順調で貴族だけでなく商家でも庭に池を作るところが増えており、予約注文が結構溜まっているそうだ。
俺が寝ている間に水の精霊が養殖場も自分の住処としたらしく、今はこちらに居ることが多いとか。起きた時に居なかったのかそういうことだったらしい。
「土地と建物、買う余裕は有る?」
「手放すつもりなの?」
「倉庫を使う予定がなくなったんだ」
知らない精霊を収納したとしても何も起きなくなったからな。
あとは前のように目に付いたからと言うだけで収納したりしないようにしようとも考えた。
何かあった時の為に食糧は多めに入れておく予定だが、素材類や生きた魔物はそんなに溜め込まないつもりだ。
まぁ、実際どうなるかはわからないけども。
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