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厄介ごと
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港街の領主と話し、馬車の魚?の探索をすることに決まった。
調査依頼と言うことで代金をもらうことになったのでお金じゃなくて空き家を紹介して欲しいとお願いしたら快く引き受けてくれた。
その際、貴方の家がここに出来てこの街に親しみを持ってくれるようになるなら、それは我が家の利益になるから願ってもないことだと隠すことなく言われる。
海の男は腹芸が苦手なので……と秘書らしき人が呆れてたが、こちらも気を遣わなくて良いので助かる。
ドゥーンハルト領の家と同じく港街の領主から使用人が派遣されることになり、彼らが連絡員となるから問題無いと街の門を通ることなく直接家に降りる許可も貰った。
何かと縁のある街だし、この街に家があるのは良いなと思う。
*
その日は領主邸で一泊し、次の日の早朝に海へ調査しに出る。
水の精霊とリリーナはどうするか迷ったが、彼女たちは港街を散策すると言うので領主に護衛を出してもらうことをお願いして1人で調査しに行くことにした。
過保護?な気もするけれど、2人だけで街を歩いていると暴漢が寄ってくる可能性高いからね。俺の不安を取り除く為にもお願いしたいところ。
「う~む、クラーケン居るなぁ」
沖に10分くらい行ったところでクラーケンの一族?を見つける。
全部で50以上は居るのだが何故こんなに繁殖してるのか謎である。
滅多に見ない海の魔物が大量に繁殖する理由ってなんだろう? 餌が有ることは当然としてクラーケンを捕食する魔物が居なくなったのが原因だろうか?
クラーケンを捕食する魔物ってなんだろう? それが居なくなったとして原因は何かって話だし、もしかしたら馬車のような大きさの魚?が何か関係しているのか?
それも気にしながらこの辺りを調査してみるか。
子供と思われるクラーケンを5匹ほど残し収納する。あと、ついでに海水を利用して氷の器を何個か作った。大型魔獣を窒息死させるのにこれを利用しようと思って。
穴を掘ることはまだ出来ないからね。
そのうち大地の精霊を収納したいと思っているのだけれど、水の精霊は何処にいるのか知らないって言うしなぁ。
その後、この辺りを見回しながらたまに大きめの魚を収納したりしている。
沖には漁船を襲うような魔物が居ると聞いているので海面から距離を取っているのだけれど、それらしき生き物は見つからない。
「そう言えば海の精霊を収納してことで魚になれるんだっけな…」
思い出してしまったがやる気にはならないんだよなぁ。
魚になったときに収納庫が使えるかわからないし、海の中で呼吸出来るかもわからない。
こんなことなら家の池で試してみれば良かったか。
まぁ、今日は海上だけ確認して帰ろう。
それから更に沖へと進む。
海は目印が無いのでどの辺りにいるのかわからないのが難点だな。
太陽が見えなければ帰る方向もわからなくなりそうだし。
帰る方向を指し示す魔道具とか城にあったりしないかな?
「あれか?」
海面に浮いている馬車のような大きさの魚らしい物を見つけた。
背鰭とか無いし進み方が魚には見えない、どちらかと言うと船のようにも見えるな。
もしかしたらそう言う魔物なのかも知れない。
「収納して陸で調べてみるか?」
俺1人で見るより、海に詳しい人が居た方がわかることも多いだろうしな。
俺はそれを収納して帰った。
何故かスキルが複数増えた。
もしかして漁船を襲って人を食べた??
*
「持ってきたと聞いたが」
「ええ、見付けたので収納してきました。ただ、全体を見ていないので何かはわからないままです。どこか、暴れても問題無い場所などありますか?」
「暴れても問題ない場所、何かあるか?」
「それでしたら街道沿いの砂丘などは如何でしょう」
秘書らしき人の提案で街の門から20分ぐらい歩いた所にある砂丘まで行くことになる。
それからその場で退治することになる可能性も有るので武装した騎士や冒険者なども連れて行く。
胃の中に人がいる可能性が有るがそのことを説明するには秘密にしてることを言わなくてはならないのでそれについては黙っておく。
中に入れた精霊の力を使えるようになる話は陛下や領主様に言っているのでもしかしたら気が付いてるかも知れないけれど、それほど関わりのない港街の領主に自分から言うことはないと思う。
*
「それじゃ出します」
出す場所に目印を描き、そこから少し離れて半分だけ囲うように人を配置し終わったので馬車のような魔物をだすことにする。
「なんだこれは?」
「魔物?」
「木の魔物?」
「魚と言うより船じゃないか?」
それを見た人たちが言う。
俺も似たような感想を持った。
船の甲板を木の傘で塞いだ物に馬車が乗っかっているような見える。
「これが海を泳いでいたのか?」
「ええ、海を泳いで居たところを収納したのですが、どう見ても生き物には思えませんね」
どうするかな、これ。
「動くぞ!」
「穴の中に槍の穂先が見える!」
「避けろ!」
慌てて収納した!
調査依頼と言うことで代金をもらうことになったのでお金じゃなくて空き家を紹介して欲しいとお願いしたら快く引き受けてくれた。
その際、貴方の家がここに出来てこの街に親しみを持ってくれるようになるなら、それは我が家の利益になるから願ってもないことだと隠すことなく言われる。
海の男は腹芸が苦手なので……と秘書らしき人が呆れてたが、こちらも気を遣わなくて良いので助かる。
ドゥーンハルト領の家と同じく港街の領主から使用人が派遣されることになり、彼らが連絡員となるから問題無いと街の門を通ることなく直接家に降りる許可も貰った。
何かと縁のある街だし、この街に家があるのは良いなと思う。
*
その日は領主邸で一泊し、次の日の早朝に海へ調査しに出る。
水の精霊とリリーナはどうするか迷ったが、彼女たちは港街を散策すると言うので領主に護衛を出してもらうことをお願いして1人で調査しに行くことにした。
過保護?な気もするけれど、2人だけで街を歩いていると暴漢が寄ってくる可能性高いからね。俺の不安を取り除く為にもお願いしたいところ。
「う~む、クラーケン居るなぁ」
沖に10分くらい行ったところでクラーケンの一族?を見つける。
全部で50以上は居るのだが何故こんなに繁殖してるのか謎である。
滅多に見ない海の魔物が大量に繁殖する理由ってなんだろう? 餌が有ることは当然としてクラーケンを捕食する魔物が居なくなったのが原因だろうか?
クラーケンを捕食する魔物ってなんだろう? それが居なくなったとして原因は何かって話だし、もしかしたら馬車のような大きさの魚?が何か関係しているのか?
それも気にしながらこの辺りを調査してみるか。
子供と思われるクラーケンを5匹ほど残し収納する。あと、ついでに海水を利用して氷の器を何個か作った。大型魔獣を窒息死させるのにこれを利用しようと思って。
穴を掘ることはまだ出来ないからね。
そのうち大地の精霊を収納したいと思っているのだけれど、水の精霊は何処にいるのか知らないって言うしなぁ。
その後、この辺りを見回しながらたまに大きめの魚を収納したりしている。
沖には漁船を襲うような魔物が居ると聞いているので海面から距離を取っているのだけれど、それらしき生き物は見つからない。
「そう言えば海の精霊を収納してことで魚になれるんだっけな…」
思い出してしまったがやる気にはならないんだよなぁ。
魚になったときに収納庫が使えるかわからないし、海の中で呼吸出来るかもわからない。
こんなことなら家の池で試してみれば良かったか。
まぁ、今日は海上だけ確認して帰ろう。
それから更に沖へと進む。
海は目印が無いのでどの辺りにいるのかわからないのが難点だな。
太陽が見えなければ帰る方向もわからなくなりそうだし。
帰る方向を指し示す魔道具とか城にあったりしないかな?
「あれか?」
海面に浮いている馬車のような大きさの魚らしい物を見つけた。
背鰭とか無いし進み方が魚には見えない、どちらかと言うと船のようにも見えるな。
もしかしたらそう言う魔物なのかも知れない。
「収納して陸で調べてみるか?」
俺1人で見るより、海に詳しい人が居た方がわかることも多いだろうしな。
俺はそれを収納して帰った。
何故かスキルが複数増えた。
もしかして漁船を襲って人を食べた??
*
「持ってきたと聞いたが」
「ええ、見付けたので収納してきました。ただ、全体を見ていないので何かはわからないままです。どこか、暴れても問題無い場所などありますか?」
「暴れても問題ない場所、何かあるか?」
「それでしたら街道沿いの砂丘などは如何でしょう」
秘書らしき人の提案で街の門から20分ぐらい歩いた所にある砂丘まで行くことになる。
それからその場で退治することになる可能性も有るので武装した騎士や冒険者なども連れて行く。
胃の中に人がいる可能性が有るがそのことを説明するには秘密にしてることを言わなくてはならないのでそれについては黙っておく。
中に入れた精霊の力を使えるようになる話は陛下や領主様に言っているのでもしかしたら気が付いてるかも知れないけれど、それほど関わりのない港街の領主に自分から言うことはないと思う。
*
「それじゃ出します」
出す場所に目印を描き、そこから少し離れて半分だけ囲うように人を配置し終わったので馬車のような魔物をだすことにする。
「なんだこれは?」
「魔物?」
「木の魔物?」
「魚と言うより船じゃないか?」
それを見た人たちが言う。
俺も似たような感想を持った。
船の甲板を木の傘で塞いだ物に馬車が乗っかっているような見える。
「これが海を泳いでいたのか?」
「ええ、海を泳いで居たところを収納したのですが、どう見ても生き物には思えませんね」
どうするかな、これ。
「動くぞ!」
「穴の中に槍の穂先が見える!」
「避けろ!」
慌てて収納した!
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