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第383話 とても怪しい扇動者
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「さて……念の為、セントラル王国の様子も見ておくか……」
池谷と別れ、新橋大学付属病院の特別個室に戻ってきた俺は、一度、ゲーム世界にログインする事にした。
ログインする理由は一重に、セイヤの動向が気になるからに他ならない。
何せ、今の奴はミズガルズ聖国の教皇にして、リージョン帝国を支配した侵略者。
俺が拠点を置いているセントラル王国がいつ戦火に巻き込まれるとも限らない。
奴に対抗する為の対策は必須事項だ。
しかし……
「王国内にある教会は全部で百箇所か……多いな……」
リージョン帝国の支配は教会から現れた聖騎士によって行われた。
これは帝国侵略により聖国が実際に行った周知の事実である。
転移魔法が使われたのだろうが、ゲームキャラとはいえ、人間に一国を落とすほどの人数を転移させることができるとは思えない。
恐らく、教会内にそれに準じる転移魔法陣的なものが刻まれているのだろう。
となると、セントラル王国内にある教会を何とかする必要がある。
しかし、教会は一種の治外法権。
本来、国防に関わる事案は国に率先してやってもらいたい所だが、先の汚物処理を発端とする増税案公布によりセントラル王国の王族は国民の信頼を失いお飾り状態。
期待するだけ無駄というもの。
既に王族の醜聞はセントラル王国内にある教会を通じ、彼らの本国であるミズガルズ聖国に伝わっていることだろう。
それだけに不可解だ。
何故、聖国は王国より先に帝国を侵略したのだろうか?
側から見れば、貴族と国民の信を失い混迷状態にある王国の方が帝国よりも遥かに侵略し易く見える筈だ。
しかも、その侵略は教会内部から現れた聖騎士によって行われたと知られてしまう愚を侵している。
ついでに言えば、帝国の皇子二人がミズガルズ聖国の新教皇、セイヤにとって有利な形で不可解な死を遂げたのも気になる所だ。
「……まあ考えていても仕方がないか」
まずは行動あるのみ。
そう呟くと、俺は近くの教会に向かった。
◆◆◆
俺が教会に向かうと、そこは多くの人で賑わいを見せていた。
「ミズガルズ聖国の連中はこの国からでていけー!」
「帝国は教会から現れた聖騎士により制圧されたらしいじゃないか!」
「教会をぶっ壊せー!」
言葉だけは大したものだ。実に威勢のいい事を言っている。
しかし、誰も自分の手を汚したくないのだろう。有象無象が教会を取り囲み好き勝手に喚き散らすだけに留めている。
教会側も彼らが危害を加えない事を理解しているのだろう。門を閉ざし、静観を貫いているようだ。
「しかし、妙だな……」
汚物処理を発端とする増税案公布の時には、あれだけ苛烈に反応した国民が罵詈雑言を喚き散らすだけに留めるなんて……
教会に用があって来た兵士達もコイツらが邪魔をする為、教会に入れずにいる様だ。
「……うん?」
すると、人々の先頭に立ち扇動する男の姿がいる事に気付く。
その周囲にはポールパーテーションが教会を囲む様に置かれていた。
「皆さん。手を出してはなりませんよ。兵士の方々、あなた方もです。ここで手を出せば、我々も彼らと同じになってしまいます。我々には言葉があります。言葉の力で彼らの心を改心させるのです!」
言っている事が、そこはかとなく宗教家を思わせるような口ぶりだ。
扇動する男に視線を向けると、男は民衆を見てニヤリと笑う。
なんだかよく分からないがムカついた。
初対面の人の顔見て嘲笑うとは良い度胸だ。
「――教会の前に人を集めたのはお前か? 目的はなんだ」
喧噪の中、近くに寄りそう尋ねると、男は薄ら笑いを浮かべながら言う。
「ええ、私が集めました。目的は教会の糾弾です。あなたは教会が何をしたのか理解していますか? 教会は帝国を侵略したのですよ。勿論、武力をもって王国内の教会を制圧する事は容易です。しかし、それでは私達も聖国と同じになってしまう。ですので、言葉の力をもって彼らを糾弾し、交渉の糸口を掴もうとしているのです」
「そうか……それで、このポールパーテーションは?」
くだらない演説を無視し、ポールパーテーションが設置されている理由を尋ねると、男は余計な事を聞くんじゃないと言わんばかりに眉をひそめる。
「武力に訴え教会を弾圧しようとする方々を止める為に設置させて頂きました」
「そうか、それは懸命な判断だ。しかし、教会側も大変だな。あんな教皇が国のトップで……それに比べてあんたはご立派だ。馬鹿な教皇と違い言葉で教会を説得できると盲信しているのだから……」
教皇の罵倒と男の罵倒。その両方を同時にしてやると男は眉間に眉を寄せる。
「……何が言いたいのです?」
「いや、帝国を武力侵略した聖国所属の教会に言葉が通じると思っているのがあまりに滑稽でさ……思ってるんだろ? 言葉を交わせば、聖国は侵略行為を止めてくれると本気で思ってるんだろ?」
執拗にそう煽ると、男が激怒する。
「当然です! それができると思っているから私は今、ここにいるのです! それを……!」
「……だったら今すぐお前の言う言葉とやらで聖国の蛮行を止めて見せろ。つーかさ、お前、何の権利があって兵士達がやろうとする事を止めているの? まさかとは思うがお前自分の事を国民の代弁者とかイタイこと思ってる訳じゃねーよな? そんな恥ずかしい思い込みしてる訳じゃねーよな?」
すると、男の顔が真っ赤に染まり掴み掛かってきた。
「貴様ァァァァ!」
言葉がどうとか言ってたくせに、いざ自分が貶されると暴力に訴えかけてくるか……
本性を現すのが早すぎて笑える。
言葉の力とやらはどこに行ったのだろうか。
俺はゆっくりとした動作で男を押さえ付けると、男の懐を探る。
「き、貴様、何を……」
「……おかしいと思ったんだ。この国の国民性を考えてみろ。圧政を敷こうとした王族に対し国民の力をもって弾圧する様な国民性だぞ? 他国を侵略した原因が王国中にあるのに、あいつらがそれを放置する訳がないだろ。それこそ話し合いで解決するなんて論外だ。それも教会の調査をする為、派遣されてきたであろう兵士を止めてでも、国民主導の下、話し合いで解決するなんてあり得ない」
話し合いで解決できるなら、先の汚物処理を発端とした増税撤回で暴動なんて起こらないんだよ。
「一番初めに事を起こせば、後から続く者は前に倣う。お前はそんな人間の習性を利用して、今、教会を武力制圧されないよう諮ったんじゃないか? なあ、ミズガルズ聖国、セントラル王国王都支部助祭のレンティさん」
そう言って、男の懐から名前の彫られたロザリオを取り上げると、レンティは盛大に顔を引き攣らせた。
「一度国民に弾圧された国の兵士だ。国民を怒らせればどうなるか身に染みて理解している。だからこそ、教会が襲撃されぬよう国民が教会に対して行動を起こす前に教会関係者自ら行動に移したと……まあ動機はそんな所か?」
俺の指摘にレンティは苦い表情を浮かべた。
「ぐっ……こんな事をして、神罰が降りますよ……」
「もはや、自分が教会関係者である事を隠しもしなくなったか……潔いというか何と言うか……」
話し合いで解決するには長い時間がかかる。
帝国を侵略する位だ。セントラル王国も何かと理由を付けてその内、侵略するつもりだったのだろう。
誤算があるとすれば、帝国を制圧した手段が早々に知れ渡ってしまった事だろうか。
「まあ、後のことは兵士にでも任せるさ。聖国に侵略されて困るのは俺も同じだからね」
そう言うと俺は、この騒動を引き起こした助祭を兵士に引き渡した。
池谷と別れ、新橋大学付属病院の特別個室に戻ってきた俺は、一度、ゲーム世界にログインする事にした。
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何せ、今の奴はミズガルズ聖国の教皇にして、リージョン帝国を支配した侵略者。
俺が拠点を置いているセントラル王国がいつ戦火に巻き込まれるとも限らない。
奴に対抗する為の対策は必須事項だ。
しかし……
「王国内にある教会は全部で百箇所か……多いな……」
リージョン帝国の支配は教会から現れた聖騎士によって行われた。
これは帝国侵略により聖国が実際に行った周知の事実である。
転移魔法が使われたのだろうが、ゲームキャラとはいえ、人間に一国を落とすほどの人数を転移させることができるとは思えない。
恐らく、教会内にそれに準じる転移魔法陣的なものが刻まれているのだろう。
となると、セントラル王国内にある教会を何とかする必要がある。
しかし、教会は一種の治外法権。
本来、国防に関わる事案は国に率先してやってもらいたい所だが、先の汚物処理を発端とする増税案公布によりセントラル王国の王族は国民の信頼を失いお飾り状態。
期待するだけ無駄というもの。
既に王族の醜聞はセントラル王国内にある教会を通じ、彼らの本国であるミズガルズ聖国に伝わっていることだろう。
それだけに不可解だ。
何故、聖国は王国より先に帝国を侵略したのだろうか?
側から見れば、貴族と国民の信を失い混迷状態にある王国の方が帝国よりも遥かに侵略し易く見える筈だ。
しかも、その侵略は教会内部から現れた聖騎士によって行われたと知られてしまう愚を侵している。
ついでに言えば、帝国の皇子二人がミズガルズ聖国の新教皇、セイヤにとって有利な形で不可解な死を遂げたのも気になる所だ。
「……まあ考えていても仕方がないか」
まずは行動あるのみ。
そう呟くと、俺は近くの教会に向かった。
◆◆◆
俺が教会に向かうと、そこは多くの人で賑わいを見せていた。
「ミズガルズ聖国の連中はこの国からでていけー!」
「帝国は教会から現れた聖騎士により制圧されたらしいじゃないか!」
「教会をぶっ壊せー!」
言葉だけは大したものだ。実に威勢のいい事を言っている。
しかし、誰も自分の手を汚したくないのだろう。有象無象が教会を取り囲み好き勝手に喚き散らすだけに留めている。
教会側も彼らが危害を加えない事を理解しているのだろう。門を閉ざし、静観を貫いているようだ。
「しかし、妙だな……」
汚物処理を発端とする増税案公布の時には、あれだけ苛烈に反応した国民が罵詈雑言を喚き散らすだけに留めるなんて……
教会に用があって来た兵士達もコイツらが邪魔をする為、教会に入れずにいる様だ。
「……うん?」
すると、人々の先頭に立ち扇動する男の姿がいる事に気付く。
その周囲にはポールパーテーションが教会を囲む様に置かれていた。
「皆さん。手を出してはなりませんよ。兵士の方々、あなた方もです。ここで手を出せば、我々も彼らと同じになってしまいます。我々には言葉があります。言葉の力で彼らの心を改心させるのです!」
言っている事が、そこはかとなく宗教家を思わせるような口ぶりだ。
扇動する男に視線を向けると、男は民衆を見てニヤリと笑う。
なんだかよく分からないがムカついた。
初対面の人の顔見て嘲笑うとは良い度胸だ。
「――教会の前に人を集めたのはお前か? 目的はなんだ」
喧噪の中、近くに寄りそう尋ねると、男は薄ら笑いを浮かべながら言う。
「ええ、私が集めました。目的は教会の糾弾です。あなたは教会が何をしたのか理解していますか? 教会は帝国を侵略したのですよ。勿論、武力をもって王国内の教会を制圧する事は容易です。しかし、それでは私達も聖国と同じになってしまう。ですので、言葉の力をもって彼らを糾弾し、交渉の糸口を掴もうとしているのです」
「そうか……それで、このポールパーテーションは?」
くだらない演説を無視し、ポールパーテーションが設置されている理由を尋ねると、男は余計な事を聞くんじゃないと言わんばかりに眉をひそめる。
「武力に訴え教会を弾圧しようとする方々を止める為に設置させて頂きました」
「そうか、それは懸命な判断だ。しかし、教会側も大変だな。あんな教皇が国のトップで……それに比べてあんたはご立派だ。馬鹿な教皇と違い言葉で教会を説得できると盲信しているのだから……」
教皇の罵倒と男の罵倒。その両方を同時にしてやると男は眉間に眉を寄せる。
「……何が言いたいのです?」
「いや、帝国を武力侵略した聖国所属の教会に言葉が通じると思っているのがあまりに滑稽でさ……思ってるんだろ? 言葉を交わせば、聖国は侵略行為を止めてくれると本気で思ってるんだろ?」
執拗にそう煽ると、男が激怒する。
「当然です! それができると思っているから私は今、ここにいるのです! それを……!」
「……だったら今すぐお前の言う言葉とやらで聖国の蛮行を止めて見せろ。つーかさ、お前、何の権利があって兵士達がやろうとする事を止めているの? まさかとは思うがお前自分の事を国民の代弁者とかイタイこと思ってる訳じゃねーよな? そんな恥ずかしい思い込みしてる訳じゃねーよな?」
すると、男の顔が真っ赤に染まり掴み掛かってきた。
「貴様ァァァァ!」
言葉がどうとか言ってたくせに、いざ自分が貶されると暴力に訴えかけてくるか……
本性を現すのが早すぎて笑える。
言葉の力とやらはどこに行ったのだろうか。
俺はゆっくりとした動作で男を押さえ付けると、男の懐を探る。
「き、貴様、何を……」
「……おかしいと思ったんだ。この国の国民性を考えてみろ。圧政を敷こうとした王族に対し国民の力をもって弾圧する様な国民性だぞ? 他国を侵略した原因が王国中にあるのに、あいつらがそれを放置する訳がないだろ。それこそ話し合いで解決するなんて論外だ。それも教会の調査をする為、派遣されてきたであろう兵士を止めてでも、国民主導の下、話し合いで解決するなんてあり得ない」
話し合いで解決できるなら、先の汚物処理を発端とした増税撤回で暴動なんて起こらないんだよ。
「一番初めに事を起こせば、後から続く者は前に倣う。お前はそんな人間の習性を利用して、今、教会を武力制圧されないよう諮ったんじゃないか? なあ、ミズガルズ聖国、セントラル王国王都支部助祭のレンティさん」
そう言って、男の懐から名前の彫られたロザリオを取り上げると、レンティは盛大に顔を引き攣らせた。
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俺の指摘にレンティは苦い表情を浮かべた。
「ぐっ……こんな事をして、神罰が降りますよ……」
「もはや、自分が教会関係者である事を隠しもしなくなったか……潔いというか何と言うか……」
話し合いで解決するには長い時間がかかる。
帝国を侵略する位だ。セントラル王国も何かと理由を付けてその内、侵略するつもりだったのだろう。
誤算があるとすれば、帝国を制圧した手段が早々に知れ渡ってしまった事だろうか。
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