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第390話 逆風
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楽勝かと思われた東京都知事選で逆風が吹いている。
選挙戦の状況が芳しくない事を知ったセイヤは、仁海を前にため息を吐く。
「……本当に大丈夫なのだろうな?」
「と、当然だ。我々には組織票がある。負ける筈がない」
「……そうか? その割に都民の反応は芳しくないようだが?」
ミズガルズ聖国の教皇であるセイヤ・ミズガルズは忙しい。
教皇としての執務だけでなく、支配した帝国の管理にセントラル王国への侵略にも手を割かなければならないのだ。
片手間で勝てると踏んでいた都知事選が難航していると聞かされれば不機嫌にもなる。
実際、選挙活動で町に出ても誰一人として見向きもしない。
それに比べ、対抗馬である元都知事、池谷の選挙活動は勢い付いている。
一度、演説場所をSNSで流せば、その場所に数百人の群衆が現れ、その場を歓声が支配する。
仁海が活動資金を流し、選挙妨害と落選活動に勤しむ為の組織である暴れ隊を向かわせてはいるが、池谷の支援者によって暴れ隊の愚行が晒され、選挙妨害所か、こんな組織が応援する候補者に碌な奴はいないと言わんばかりの論調が連日に渡りSNSを賑わせている。
実際、池谷の元に暴れ隊を向かわせたが、落選活動を池谷を応援する市民に邪魔され、邪魔した市民に拍手喝采が集まる始末。
マスコミによる印象操作もうまくいっていない。
組織票がどれだけ力を持っているかは知らないが、選挙活動がうまく進んでいない事だけは確かの様だ。
「……どうした。何とか言ったらどうだ」
「……こ、この私が問題ないと言っているんだ。君は私の事が信用できないとでも言うつもりかね!」
策なしか……痛い所を突かれ声を荒げるとは……やはり、老害は醜い。
異世界にある小さな島国の中の小さな都市を手に入れる。
ただそれだけの為にこの我が愚民共の持つ票集めに動かなければならないとは……まあいい。
「いや。すまない。貴様は十分過ぎる程の働きをした。後のことはすべて我に任せ静観しているといい」
暗に我の邪魔だけはしてくれるなよと告げると、その事を正確に汲み取った仁海が顔を真っ赤に染める。
「貴様……まさかとは思うが私の手は借りぬと言っている訳ではあるまいな……」
「いや、組織票とやらだけは惜しい。貴様はその組織票が我から離れぬよう管理に努めろ。それ以外は何もしなくてもいい」
「ぐっ!?」
明確な役立たず宣言。
頭に血が上り、こめかみに青筋が浮かぶも、仁海は首を振ることで冷静さを取り戻す。
「……わかった。君の言う通りにしよう」
この屈辱はセイヤの奴を契約書で縛り上げてから返せばいい。
必ずだ。東京都知事就任の場で立場の違いを分からせてやる!
真っ赤な顔から一転して笑顔を浮かべる仁海の顔を見たセイヤは思う。
気持ちが悪い爺だなと……。
だがまあ良い。お前の様に野心を内に秘めた目をする者は嫌いではない。
周囲をイエスマンだけで固めた順風満帆な人生は老いを加速させる。適度なストレスが人生に細やかな彩りを持たせる。
それに、この老害が何を考え我を都知事選に立たせているのかについては、大凡の検討はつく。
何せ、この男は秘密裏にリージョン帝国の皇子二人を捕らえていた。
その事から考察するに、この老害の目的は、契約書を用い我を絶対的な支配下に置くこと。それを足掛かりとした聖国の侵略……そんな所だろう。
都知事選に躍起になっているのも、契約書を出すタイミングを図っているものと見て間違いない。我は用心深いからな……
老害の考える事だ。確実に書類にサインしなければならないタイミングで契約書を差し込んでくるのだろう。
無意味な事に精を出す老害だ。
契約書の販売を持ち掛けたのは我だぞ? 対策するに決まっている。
リージョン帝国のバカ皇子とは脳の作りから違うのだ。
「わかってくれて、何よりだ。さて、必要なのは愚民共の票だったな……」
「ああ、そうだ」
「ならば、東京都民全てが我に投票する様、洗脳してやればいい。我には闇の大精霊が付いている。アレの力を借りれば選挙は勝ったも同然だ」
問題点があるとすれば、リージョン帝国に住む愚民共の洗脳が滞る事位だろうか……我の大精霊は一体しか存在しない。
故に、国全土の愚民を洗脳するには時間が掛かる。
しかし、東京都だけであれば、そう時間は掛かるまい……。
「な、なに? そんな事ができるのか??」
セイヤが大精霊を所持している事に驚く仁海。
どうやら、この老害は我の持つ力を侮っていたようだ。
「ああ、一体しかいない大切な大精霊をこんな事に使いたくはなかったがな。まったく、いい迷惑だ。こちらとしては、できるだけ早く帝国を掌握したいというのに……」
そう言ってやると、仁海がハッとした表情を浮かべ黙り込む。
東京都の愚民すべての洗脳には数日掛かる。期日前選挙で流れた票については諦める他ないが、まあ問題ないだろう。
しかし、愚民共の票集めに大精霊の力を借りる事になるとは、老害の使えなさには困ったものだ。あれ程、偉そうに振る舞っていたというのにこの体たらくとは思いもしなかった。
一時的とはいえ、まだ完全に洗脳を終えていないリージョン帝国から大精霊を退かせなければならないのだからな。
「……さて、時間は限られている。早速、始めようではないか」
そう言うと、セイヤは黒い笑みを浮かべた。
◆◆◆
なるほど、なるほど……
「そうか……そういう事だったか……」
リージョン帝国の国民を洗脳中の大精霊を呼び戻す為、一度、ゲーム世界に帰還したセイヤを見送り仁海は笑みを浮かべる。
「大精霊の力でリージョン帝国を掌握とな……」
リージョン帝国は、仁海が秘密裏に捕らえた異世界の皇子二人の故郷の名称。
逃げられたと思っていたが、どうやらセイヤの奴がそれを手引きしていた様だ。
「――素晴らしい。つまり、契約書の力でセイヤを隷属させれば、ミズガルズ聖国とリージョン帝国の二つを一度に掌握することができるという訳か……」
それだけではない。
今まで知らされていなかった大精霊の存在。
洗脳を得意とする大精霊がセイヤの下にいるのであれば、組織票などに頼らずとも合法的に票操作を行うことができる。
民主主義国家において、票を合法的に操る手段を得るという事は、この国を手中に収めるのと同義。
異世界だけではなく日本まで手中に収める事ができるとは、まさに暁光。
選挙戦に勝たねばならない理由がまた増えた。
「必ずだ……必ず手に入れてやるぞ。セイヤ・ミズガルズ……精々、イキがれる時にイキがっているといい」
最後に全てを手中に収めるのは、この私だ。
そう呟くと、仁海は口を三日月状に歪めた。
◆◆◆
セントラル王国の王都に建てられた大聖堂。
高橋翔から得た寄付金を使い作られた大聖堂には、セントラル王国中にある教会関係者が一堂に会していた。
その様子を屋根裏部屋から覗く者が一人……そう。俺こと高橋翔である。
数日後、王都にある教会に国中の教会関係者が集まると聞かされた俺は、一人、屋根裏部屋で会が行われるのを今か今かと待ち構えていた。
先日、俺は王都の教会関係者に対してセントラル王国中の教会を支配下に置くよう脅……お願いした。
しかし、俺はそう楽観的ではない。
いくら隷属の首輪や契約書の効果で言動と行動を縛ろうと、命を以って俺の意に背こうとする輩は一定の割合で存在する。
あの時は自分の命が大事と言って裏切ったが、土壇場で改心するという事があり得ないと言い切れない以上、対策を練るのは当然だ。
聖国が教会を利用して帝国を侵略したのは揺るがぬ事実。そして、一度、うまく行った事を繰り返すのは人の必定……。
セルトラル王国中の教会関係者が一堂に会する場で一網打尽にする。
こんな重要な役割を支配下に置いた人間に任せる事はできない。
故に、俺が出張って来たのである。
選挙戦の状況が芳しくない事を知ったセイヤは、仁海を前にため息を吐く。
「……本当に大丈夫なのだろうな?」
「と、当然だ。我々には組織票がある。負ける筈がない」
「……そうか? その割に都民の反応は芳しくないようだが?」
ミズガルズ聖国の教皇であるセイヤ・ミズガルズは忙しい。
教皇としての執務だけでなく、支配した帝国の管理にセントラル王国への侵略にも手を割かなければならないのだ。
片手間で勝てると踏んでいた都知事選が難航していると聞かされれば不機嫌にもなる。
実際、選挙活動で町に出ても誰一人として見向きもしない。
それに比べ、対抗馬である元都知事、池谷の選挙活動は勢い付いている。
一度、演説場所をSNSで流せば、その場所に数百人の群衆が現れ、その場を歓声が支配する。
仁海が活動資金を流し、選挙妨害と落選活動に勤しむ為の組織である暴れ隊を向かわせてはいるが、池谷の支援者によって暴れ隊の愚行が晒され、選挙妨害所か、こんな組織が応援する候補者に碌な奴はいないと言わんばかりの論調が連日に渡りSNSを賑わせている。
実際、池谷の元に暴れ隊を向かわせたが、落選活動を池谷を応援する市民に邪魔され、邪魔した市民に拍手喝采が集まる始末。
マスコミによる印象操作もうまくいっていない。
組織票がどれだけ力を持っているかは知らないが、選挙活動がうまく進んでいない事だけは確かの様だ。
「……どうした。何とか言ったらどうだ」
「……こ、この私が問題ないと言っているんだ。君は私の事が信用できないとでも言うつもりかね!」
策なしか……痛い所を突かれ声を荒げるとは……やはり、老害は醜い。
異世界にある小さな島国の中の小さな都市を手に入れる。
ただそれだけの為にこの我が愚民共の持つ票集めに動かなければならないとは……まあいい。
「いや。すまない。貴様は十分過ぎる程の働きをした。後のことはすべて我に任せ静観しているといい」
暗に我の邪魔だけはしてくれるなよと告げると、その事を正確に汲み取った仁海が顔を真っ赤に染める。
「貴様……まさかとは思うが私の手は借りぬと言っている訳ではあるまいな……」
「いや、組織票とやらだけは惜しい。貴様はその組織票が我から離れぬよう管理に努めろ。それ以外は何もしなくてもいい」
「ぐっ!?」
明確な役立たず宣言。
頭に血が上り、こめかみに青筋が浮かぶも、仁海は首を振ることで冷静さを取り戻す。
「……わかった。君の言う通りにしよう」
この屈辱はセイヤの奴を契約書で縛り上げてから返せばいい。
必ずだ。東京都知事就任の場で立場の違いを分からせてやる!
真っ赤な顔から一転して笑顔を浮かべる仁海の顔を見たセイヤは思う。
気持ちが悪い爺だなと……。
だがまあ良い。お前の様に野心を内に秘めた目をする者は嫌いではない。
周囲をイエスマンだけで固めた順風満帆な人生は老いを加速させる。適度なストレスが人生に細やかな彩りを持たせる。
それに、この老害が何を考え我を都知事選に立たせているのかについては、大凡の検討はつく。
何せ、この男は秘密裏にリージョン帝国の皇子二人を捕らえていた。
その事から考察するに、この老害の目的は、契約書を用い我を絶対的な支配下に置くこと。それを足掛かりとした聖国の侵略……そんな所だろう。
都知事選に躍起になっているのも、契約書を出すタイミングを図っているものと見て間違いない。我は用心深いからな……
老害の考える事だ。確実に書類にサインしなければならないタイミングで契約書を差し込んでくるのだろう。
無意味な事に精を出す老害だ。
契約書の販売を持ち掛けたのは我だぞ? 対策するに決まっている。
リージョン帝国のバカ皇子とは脳の作りから違うのだ。
「わかってくれて、何よりだ。さて、必要なのは愚民共の票だったな……」
「ああ、そうだ」
「ならば、東京都民全てが我に投票する様、洗脳してやればいい。我には闇の大精霊が付いている。アレの力を借りれば選挙は勝ったも同然だ」
問題点があるとすれば、リージョン帝国に住む愚民共の洗脳が滞る事位だろうか……我の大精霊は一体しか存在しない。
故に、国全土の愚民を洗脳するには時間が掛かる。
しかし、東京都だけであれば、そう時間は掛かるまい……。
「な、なに? そんな事ができるのか??」
セイヤが大精霊を所持している事に驚く仁海。
どうやら、この老害は我の持つ力を侮っていたようだ。
「ああ、一体しかいない大切な大精霊をこんな事に使いたくはなかったがな。まったく、いい迷惑だ。こちらとしては、できるだけ早く帝国を掌握したいというのに……」
そう言ってやると、仁海がハッとした表情を浮かべ黙り込む。
東京都の愚民すべての洗脳には数日掛かる。期日前選挙で流れた票については諦める他ないが、まあ問題ないだろう。
しかし、愚民共の票集めに大精霊の力を借りる事になるとは、老害の使えなさには困ったものだ。あれ程、偉そうに振る舞っていたというのにこの体たらくとは思いもしなかった。
一時的とはいえ、まだ完全に洗脳を終えていないリージョン帝国から大精霊を退かせなければならないのだからな。
「……さて、時間は限られている。早速、始めようではないか」
そう言うと、セイヤは黒い笑みを浮かべた。
◆◆◆
なるほど、なるほど……
「そうか……そういう事だったか……」
リージョン帝国の国民を洗脳中の大精霊を呼び戻す為、一度、ゲーム世界に帰還したセイヤを見送り仁海は笑みを浮かべる。
「大精霊の力でリージョン帝国を掌握とな……」
リージョン帝国は、仁海が秘密裏に捕らえた異世界の皇子二人の故郷の名称。
逃げられたと思っていたが、どうやらセイヤの奴がそれを手引きしていた様だ。
「――素晴らしい。つまり、契約書の力でセイヤを隷属させれば、ミズガルズ聖国とリージョン帝国の二つを一度に掌握することができるという訳か……」
それだけではない。
今まで知らされていなかった大精霊の存在。
洗脳を得意とする大精霊がセイヤの下にいるのであれば、組織票などに頼らずとも合法的に票操作を行うことができる。
民主主義国家において、票を合法的に操る手段を得るという事は、この国を手中に収めるのと同義。
異世界だけではなく日本まで手中に収める事ができるとは、まさに暁光。
選挙戦に勝たねばならない理由がまた増えた。
「必ずだ……必ず手に入れてやるぞ。セイヤ・ミズガルズ……精々、イキがれる時にイキがっているといい」
最後に全てを手中に収めるのは、この私だ。
そう呟くと、仁海は口を三日月状に歪めた。
◆◆◆
セントラル王国の王都に建てられた大聖堂。
高橋翔から得た寄付金を使い作られた大聖堂には、セントラル王国中にある教会関係者が一堂に会していた。
その様子を屋根裏部屋から覗く者が一人……そう。俺こと高橋翔である。
数日後、王都にある教会に国中の教会関係者が集まると聞かされた俺は、一人、屋根裏部屋で会が行われるのを今か今かと待ち構えていた。
先日、俺は王都の教会関係者に対してセントラル王国中の教会を支配下に置くよう脅……お願いした。
しかし、俺はそう楽観的ではない。
いくら隷属の首輪や契約書の効果で言動と行動を縛ろうと、命を以って俺の意に背こうとする輩は一定の割合で存在する。
あの時は自分の命が大事と言って裏切ったが、土壇場で改心するという事があり得ないと言い切れない以上、対策を練るのは当然だ。
聖国が教会を利用して帝国を侵略したのは揺るがぬ事実。そして、一度、うまく行った事を繰り返すのは人の必定……。
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