逆説の本能寺『変は信長の自作自演であった』魔王信長と救世主イエス、その運命の類似と戦国乱世終結の謎

枢木卿弼

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第四章『信長、そして新世界の神になる!』

17 『類似99.9%』

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○救世主

イエスもそうです。

イエスも世界を変えました。


ユダヤ人である彼は、当然ユダヤ教徒であった。

しかし、その教義に疑問を感じた時――

彼はその『変革』を志した。

当然彼もまた、その決意は死を自ら招く可能性もあった。

しかし、自らが信じる教えを広めるために彼は生きた。

――そう、彼の愛は彼の命と引き換えにして、世界に広がっていったのです。


こうしてイエスと対比して信長を見ていくと――

『日本王国記』の信長が述べた、

「余は自ら死を招いた」という最期の言葉は、

『信長公記』の最期の言葉、

「是非に及ばず(致し方ない)」と合わせると――

彼の真意か解るような気がします。


余の改革を止めようと、光秀に裏切られたことは致し方ない。

旧来の利権に縛られた抵抗勢力に挑み、死に物狂いで世の中を変革してきた。

……その結果が、自らの死を招いたとしてもである。


――これは信長をイエス、光秀をユダに置き換えても見事に当てはまります。


私の改革を止めようと、ユダに裏切られたことは致し方ない。

旧来の利権に縛られた抵抗勢力に挑み、死に物狂いで世の中を変革してきた。

……その結果が、自らの死を招いたとしてもです。


――こうして信長とイエスの人生を見てくると――


いつの時代でも英雄とは、本当の英雄というものは、

自らの命を顧みず、多くの人々を救う者のことだと感じます。


そういう意味で二人は――

信長とイエスは英雄であり、救世主であったと言えると思います。



――ということで、

●只今の信長・イエスの“類似率”はーー


……99.9%。


になりましたところで、第四章終了です!


そしてお待たせしました、第五章からは――


信長、『エヴァンゲリオン計画』再始動です。


信長がイエスと100%類似するための、あと残り0.01%とは?


そして信長が、聖書最大の謎、

『ヨハネの黙示録』暗号666の謎に迫ります!




次章『世界の中心で愛を叫んだ、獣(仮題)』



――乞う、ご期待!




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