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童貞喪失

思惑

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いつの間にか俺は気を失っていた。

俺が最後に見た記憶は、アリシアさんが力を放つところまでだった。

それ以降の記憶は、記憶障害にでもあっているかのように一切ない。

そして、再び俺が目を覚ましたのは、さらさらと静かな清流の音が間近に聞こえる場所。

どうやら、すぐ横に川が流れているみたいだ。
もしかしたら、先程まで居た開けた場所の近くなのかもしれない。

とりあえず、俺が何故気を失っていたのかは分からない……だが、全身が妙に怠く感じる……ただ、腰の怠さとはあまり関係がないと思う。

活力を使い果たしたせいで、貧血でも起こしてしまったのだろうか。

しかし体調が悪くなって倒れたとしたら、かなり妙だ。

なぜ俺の目の前は暗くて、何も見えないのか……

意識はあって、確かに目は開けている。

自分の瞼を布のようなもので覆われているような感覚。

どういう意図でそうなったのかは分からないが、俺は誰かに目隠しをされているのかもしれない。

その事にだんだん気づいた時、同時に俺は自身の下半身が丸出しであったことに気づいた。

"ず、ズボンが、パンツが……さっきまで履いていたのに一体……?"

俺が気を失っていた間にカレンさんかアリシアさんが脱がしたのだろうか……いやいや、なんで彼女達が俺のズボンを脱がす必要があるのか。

「じゅる、じゅるっ、じゅぱっ、ちゅる、ぢゅるるる」

そのとき、外気に晒された俺のムスコに快感と、甘い刺激が走った。

「じゅるるる、れろ、れろ」

俺のムスコの上で舌が這いずり回るような音。
そして、ムスコを覆い包み込もうとする心地のよい温かさ、柔らかく気持ちの良い感触。

これは、フェラだ……俺は今フェラをされている。

「じゅるっ、じゅぱっ、れろ、あぁん……れろ、じゅるるっ」

俺のムスコの周りを柔らかい舌が、熱を与えながらねっとりとした動きで移動していく。

視覚が遮られているせいで、アソコへの感覚が鋭敏になり、かなりの刺激と快感がムスコに伝わる。

「な、なんで俺……フェラされてっ、うっ……」

フェラをされている事以外何も状況を掴めないまま俺は、悪戯に快感に攻められていく。

「れろ、れろ、ちゅっ、ちゅう、れろ」

熱を帯びた柔肉が俺のムスコの表面を自由自在に這いずり、カリの部分を重点的に舐めたり、先っぽに浅いキスを繰り返したりする。

"このままじゃまずい、は、早く逃げないと……くっ!"

咄嗟に俺は逃亡を図ろうとするがしかし、先程から感じていた体の怠さが急に増して、やがて立っているのがやっとな程、全身が急激に重くなった。

"なんだこれ、体が動かなくなって……"

「はぁはぁ……だ、誰だか知らないけど、取り敢えず舐めるのをやめて、目隠しを外してくれないかな……?」

「はぁ、しゅる、れろ、じゅる、ちゅぱっ……うるはい、貴方は……んっ、じゅるじゅる、ぷはあっ、大人しく私にこれを差し出していればいいのよ。」

聞いたことのある声を聞いた……

そのとき、"スルッ"と布が少し擦れるような音がして、俺の視界を遮っていたはずの目隠しが少しずれた。
そして片方だけだが、俺の目は外の様子を窺えるようになった。

「か、カレンさん!? 
な、な、何をして!? 」

呆然と立つ俺の目の前で、すっかり成長してしまった俺のムスコの先を、小さく舌を出して舐めとろうするカレンさんがいた。

「何って……ぺろ、はぁ、じゅるっ、舐めてるのよ?……貴方のおちんちん。」

なに当然のことを聞いているんだ?と言わんばかりに彼女は、すました顔をして、まともな説明もせず再び俺のムスコを舐め始めた。

「舐めてるって……うっ……そ、そうじゃなくて何でこんなこと!?」

「ペろ、ぺろ、ちゅっ……ふぅぁっ、んっ、ちゅぱっ、はぁ……ここまでされてまだ分からないの? 
はぁ……本当にどうしよもない男ね……貴方って人は……ふぅ、んっ、ちゅる、ちゅうぅ、ちゅぱっ!」

嘆息して、彼女は呆れたような様子で俺を見つめてきた。

「んっ、れろ、じゅぱっ、じゅるる……だいはい、貴方が悪いのよ?  私を散々振り回して……全く私の気持ちに気づいてくれないんだから。
じゅる、ちゅぱっ、はぁ、これはその仕返しよ……じゅるじゅるじゅる……ちゅうっ、ちゅぱっ! んっ、れろ。」

「そんな……うっ! やばい……それ。」

カレンさんの舌と唇が、俺の尿道の辺りに触れた瞬間、思わず俺は声を出してしまった。

「フフッ、貴方ってもしかしてここが弱いの?
ちゅぱっ、じゅる、じゅるじゅじゅる……」

嗜虐的な視線を送って、彼女は再び俺の尿道の
方を攻め立てる。

「ちゅぱっ、じゅる、じゅるるる……ぷはぁっ、フフッ、オシッコが出る所で感じるなんて変態ね。
ちゅう、じゅるっ、じゅぱっ、れろれろ、はぁ……こんな汚い所を女の子に舐めさせてるなんて、最低だわ……んっ、ちゅぷ、ちゅぱっ、じゅろろろ」

そう言いながらも、彼女は舌を巧みに動かして舐めたり、ムスコを咥えながら顔を窄めてまで激しく上下させてしゃぶったり、まるでストローのように口の中でちゅうちゅうと吸い取ったり、色んなやり方で、亀頭ばかりを嬲り続ける。

"やばい……これ、気もち良すぎてすぐ出そうだ"

俺のムスコの先からは、てらてらと光るカウパーが溢れていた。

あれだけ出したにも関わらず、本来は痛みを感じてもおかしくない筈なのに、むしろ俺のムスコはフェラで感じて今にもイきそうなほど、元気一杯だった。

「フフッ……あれだけ出したのに、パンパンでガチガチね貴方のソレ、もう射精したいって叫んでるみたい。
でも、ダメ……まだイってはダメよ?
精子で発情させられたら、私の仕返しの意味が無いもの……だから、貴方がイク寸前になったら、舐めるのを止めてあげる。
フフッ……私がいいって言うまで、絶対にイかせてあげないんだからっ。」

そうして、今度は舌先への重点的な激しいフェラから、アソコのスジへのゆっくりとした舐め方に変わっていった。

緩い快感が、激しさとはまた違った気持ちよさを伝えている。

「ちろ、ちろ、ちゅっ、ちろ、んっ……フフッ、気持ちよさそうな顔して……
ねぇ、聞いてもいい?
優しく舐められ方が気持ちいいの?
それとも…………」

「れろれろ、じゅる、じゅるるる……ぶはぁっ、んふっ、先っぽを激しくしゃぶられる方が好き?」

「うっ!そ、それはぁ……」

快感に身悶える俺の顔を見て楽しんでいるのか、彼女の表情は恍惚としていた。

「じゅる、じゅるるる……ちゅるっ、んっ」

そして、据わった目で俺の顔を見つめながら、彼女は、尿道からどばどばとほとばしる俺のカウパーを卑猥な音を立てながら吸い取っていく。

「フフフッ、貴方のエッチなお汁も一緒に飲んじゃったわ………………んっ、ふぇっ?  あぁん!!」

喘ぎ声なんて一度も上げていなかったカレンさんが、そのとき一際大きな甘い声を上げた。


ーーーーーーーーカレン視点ーーーーーーーー

"ドクンッ!"

胸のうちが激しく鼓動をうちながら、じわじわと熱を帯びていった。

"ゾクッ!"

そして、不意に私のアソコに形容し難い衝動が走って、アソコのあたりや腰がブルっと震えた。

"な、なにこれ……急にアソコがゾクってなって、それに……な、なんで私のアソコ濡れてるの……?"

だらだらとだらし無く口から涎を垂らしていく私のアソコ、そのせいで着替えたショーツは既にびちょびちょに濡れていた。

「はぁはぁ、んっ!」

そうして息も荒くなっていき、アソコに訪れた衝動も徐々に激しさを増していった。

"ゾクッ! ゾクッ!"

"や、やだぁ……あ、アソコがゾクゾクして……あんっ、なんだか変な気分になって……んっ、あぁん、はぁはぁ……おかしい、こんなはずじゃないのにぃ……なんで、なんでなの?  なんで私発情しちゃってるの?"


「ど、どうしたのカレンさん!?  様子がおかしよ!!  大丈夫?熱があるんじゃないの?」

「ひゃっん!」

発情してしまって腰に力が入らず、その場にへたり込んでしまった私を酷く心配した様子で気にかけてくれる彼。

そして彼は、しゃがんで私の顔に自分の顔を近づけると、そっと私のおでこに自分の額をあててきた。

彼はもう動ける。
私が発動した魔法もそろそろ効果が切れてきたのかもしれない。
相手を数分間眠らせ、起きた後も一時的に対象の体の自由も奪う。

それが、修道女が目を離した隙に彼にかけた私の催眠魔法。

効果は一時的、そう一時的……だからいつかは解ける。

"でも、だからってこんな仕打ちは予想してなかったわ。"

「はぁはぁ……」

彼の顔がすごく近い、彼の温かい吐息がかり、すこし詰めれば彼の唇が私のと重なってしまいそう。

"ゾクッ"

"あぁ、ダメ……彼の顔が近すぎてまた私……あぁん、はぁ、んっ、アソコ濡らしちゃって……発情してる。"

「だいぶ熱いな。 
やっぱり熱があるよ、カレンさん……
冷えるといけないから、俺の上着を着て。」

私の事を心配してくれいるのか、彼は自分が着ていた厚手の上着を脱いで、そっと私の肩にかけてくれる。

その何気ない気遣いが嬉しかった。

"でも、だったら……なんで私の気持ちには気づいてくれないの?"

「早くここを抜けないと……」

そう言って彼は立ち上がり、川と木々しかないこの土地を見回した。

私はその間、彼の上着の襟を自分の顔に寄せて、彼に気づかれないようにスンスンと鼻をたてた。

それがいけない事だと分かってはいたけど、発情して私は自分の興奮を抑えられなかった。

"あぁ……彼の匂い、すごく優しくて柔らかい匂い……んっ、はぁん……彼の汗の匂いもする……くんくん、だめ、ダメなのに……でも、くんくん、やっぱりやめられない、彼の匂い嗅いでるとアソコからまたエッチなおつゆが溢れてきて……んっ、いやん、止められないの……私彼の匂い好きなのかも……"

上着の襟から匂う彼の汗と服の良い香りが、どんどん私の興奮を煽って、その匂いを嗅ぐたび、アソコがキュンキュンして頭がクラクラしてくる。

「はぁはぁ……んっ、すぅぅぅ……はぁぁ」

"やめられない、やめられないの……彼の匂い好きすぎて、ダメなのぉ!"

「日が暮れる前に何とかしないと……カレンさん……ごめん。」

そう言って私の前に身体を寄せてくる彼。

「えっ、な、なに?……いや、ひゃん!」

そして私のももの裏と、背中にそれぞれ彼は自分の右腕と左腕を回すと、回した手で私の身体を優しく握り、そのままゆっくりと私を抱き上げた。

急な事で私はびっくりした……でも、すぐに状況を理解すると、私は心のうちから一気に恥ずかしさがこみあげてきた。

"や、やだ私……彼にお姫様抱っこなんてされてる……恥ずかしい……"

腕と膝の裏あたりに感じる彼の大きくて、野暮ったい手の平の感触……でもすごく温かい。

"ドクッ、ドクッ"

胸元まで私を抱き寄せるから、彼の心臓の音が聞こえる……すごくドクッドクッって鼓動をうってる。

私も彼と同じ……今すごくドキドキしてるの……だって、見上げれば彼の顔がすぐ側にあるし、私の好きな彼の匂いもいっぱいするし、何より彼の体温を素肌で感じられるの。

"あぁん、もうダメ……私の好きな彼の所、いっぱい感じられて……ほんとうは、私が彼に沢山お仕置きをしてあげるはずだったのに……ふぁん、はぁはぁ、こんなに沢山彼の事を感じちゃったら、アソコがじんじんして……今にも狂いそうで……あんっ、もう……我慢なんてできないのぉ"
















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