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しおりを挟む「はっ、ンッ……んぅ……」
「声我慢しないでいいよ。前立腺いじめられるのみっちゃん好きだもんね。気持ちいい?」
「ん、っ……あ……きもちい……ひ、あっ!」
ぷっくりと膨らんできたそこを指先で押し潰され、光秋は大きく喘ぐ。
体が熱くて、頭がくらくらして、全身にしっとりと汗がにじんでいた。
先ほどリョクに搾り取られたばかりの光秋の性器が、再び頭をもたげはじめる。
「あっ、ああ……ん、ぅ、あっ」
「ナカ、柔らかくなってきたね」
ゆっくりと指が引き抜かれたかと思うと、今度は二本重ねて突き入れられた。ナカを押し広げるように掻き回され、ぐちゅぐちゅと抜き差しを繰り返される。
光秋が泣きそうな声で喘いでいるうちに指は三本に増え、少し性急な動きでナカを解していく。
「ンっ、あっ、ああ……ッ!」
「つらい? 一回ナカイキしとく?」
「ひっ、や……ま、ま、って……ッ~~~~!!」
か細い静止の声も空しく、リョクの指先で前立腺をグリッと抉るように押し潰された瞬間、光秋は声もなく絶頂した。
頭の中が真っ白になって、一瞬呼吸の仕方さえわからなくなる。
仰け反った体がびくびくと震えていた。勃ち上がった性器からは、まただらだらと先走りがこぼれている。
「……ッ、はあっ、ハッ、あ……」
「ドライでイクの気持ちよかった? ……ああ、みっちゃんのイキ顔すげぇかわいい……!」
「んあっ!」
興奮した面持ちで言いながら、リョクは光秋のナカから指を引き抜いた。
そして、光秋の両足を大きく開かせ、光秋の窄まりに硬い熱の塊を擦り付ける。ローションとリョクの先走りが混ざり合って、ずりゅずりゅと粘着質な音を立てていた。
「みっちゃん、今日はこのまま生で挿れていい……? あとでちゃんと掻き出すから、みっちゃんのナカに出したい……」
甘えるような声にはどこか必死さがにじんでいた。
光秋がさほど迷うことなく「うん」と頷くと、リョクはうれしそうに頬を緩める。
「じゃあ、ゆっくり挿れるから、力抜いててね」
「ん……は、あっ……う……あ、ンッ……!」
ひくつく後孔に押し付けられた先端が、ぐぷりと光秋のナカへと入ってきた。リョクの性器は、そのまま緩慢な動きで奥へと進んでいく。
久しぶりだからか、ゴムをつけていないからか、前よりもはっきりとその硬さや熱が感じ取れる気がした。
──これ、やばい……っ!
「あっ、んっ……やっ、おっきい……ひ、あっ!」
「みっちゃん、逃げないで……」
みちみちとナカを満たし、拡張しながら押し込まれていくその雄に、思わず光秋は腰が引けそうになった。
けれど、覆い被さってきたリョクに抱き締められたことで、完全に逃げ場がなくなる。
「お、あっ、んぁ、あ……っ!」
リョクの腕の中に抱き込まれた状態で、ずぷずぷとリョクのものが光秋のナカに埋められていく。
串刺しにされるような感覚が怖いのに、肉壁を擦り上げられるたびに走る快感が光秋の表情をとろけさせた。
「ん、あっ、あっ……」
「はっ、あ……ナカぴったり吸い付いてくるのたまんねぇ……すげぇ気持ちいいー……」
うっとりとした声で言いながら、リョクは光秋の胸に顔を埋める。むっちりとした弾力が心地いいのか、幸せそうに頬を緩めてそこに頬擦りしていた。
しかし、その合間も光秋は敏感な後孔のナカを優しく犯されているのだから、たまったものではない。
「っ、ア、ああッ……!」
「こうやって奥とんとんされるの好きだったよね。俺とのセックス思い出してきた?」
「あッ、んっ……ひっ、ああ……っ」
「さっきからもうずっと甘イキしてるね。みっちゃんのお腹ん中、ずっとびくびくしながら俺のぎゅうきゅう締め付けてんのわかる?」
「んぅっ……あっ、やっ……いわないで……」
「言われた方が興奮するくせに」
目を細めて意地悪く笑ったリョクの顔に、光秋の心臓がどきりとする。腹の底がきゅんと疼いて、いっそうナカが熱くとろけた。
リョクは一瞬目を眇めたあと、唇を歪めてニヤリと笑う。そして──
「ッ……ぁ、ああぁっ~~!!」
大きく腰を引いたかと思いきや、リョクは突如穿つように光秋の奥を突き上げた。
光秋は嬌声をあげ、体をびくりと震わせる。
目の前でばちりと弾けた光を見上げながら、はくはくと必死に息を吸い込むことしかできない。
「ふっ、はっ……あ、あ……っ」
「はっ……このまま一回中出しするから、一緒にイこうね、みっちゃん」
「ん、あっ……あ、あぁ!」
リョクは快感に跳ねる光秋の体を抱き締め、宣言通り律動を開始した。
とろとろに泥濘んだ狭い穴にリョクの雄が埋められ、引き抜かれ──そのたびはしたない水音と媚びるような甘い喘ぎ声が室内に響く。
──きもちいい、ナカ、とけそう……リョクくん、リョクくん……すき……キスしたい……
快感で脳みそが馬鹿になっているのか、そんなことしか考えられない。
とろんと潤んだ目をした光秋は腕を伸ばし、リョクを抱きしめる。
「みっちゃん、気持ちいい? イキそう?」
「ん、ん……リョクくん、すき……すき……あっ、ああっ……」
「俺も好きだよ、みっちゃん、大好き」
「ッ~~~~あ、んあぁッ!」
ナカがきゅうっとリョクの性器を締め付けたのと、リョクが光秋の奥を穿ったのはたぶんほぼ同時だった。
指では絶対に届かない奥でリョクの雄が脈打ち、どくどくと熱いものが光秋のナカにぶちまけられていく。
眩暈がするような興奮に光秋は熱い吐息をこぼした。
「は、あっ、あっ……!」
「ッは……みっちゃん、中出しされてんのわかる?」
「ンッ、あ……わ、わかる……あついの、きもちいい……あ、ンッ!」
さらに奥に先端を擦り付けられ、光秋は体をびくつかせる。
同じくまだ興奮冷めやらぬ様子のリョクは、座った目をしながらフーッと息を吐く。
「いちいち言うことエロいんだよな……ほんとみっちゃんかわいすぎ……」
「んぅ……う……キス……キス、したい……」
光秋が甘えた声でねだると、リョクはすぐにちゅっと光秋の唇にキスを落とした。ついばむように光秋の唇を何度も食んで、薄く開いた唇から覗いた舌を絡ませ合う。
やらしくて優しいその舌使いに陶然としながら、光秋はとろんと目を細めた。
しかし、絶頂の余韻に微睡んでいたのも束の間──腹の奥で精を吐き出したばかりのそれが再びずりずりとナカで動きはじめて、光秋は体をびくりと跳ねさせる。
射精したばかりのはずなのに、少しも萎えている様子がない。それどころか、先ほど自身で出した精液を掻き回すのを楽しむように、奥の突き当たりにずちゅずちゅと先端を擦り付けている。
「あっ、ん……な、なんで……さっきイッたばっかなのに……っん、あ……!」
「なんでって言われてもなぁ。俺の取り柄って顔とコレくらいだし。まあいわゆる絶倫ってやつ?」
言いながら、リョクの指が光秋の胸の突起をきゅっと摘む。
突然の刺激に光秋の口から「ひぅっ!」と情けない悲鳴がもれた。
「っ、あ……りょ、りょくくんっ……んっ!」
「ほら、みっちゃん雄っぱいいじめられるの好きでしょ? さっきはあんまり触ってあげられなかったから、次はここいっぱいいじめながらナカ突いてあげるね」
「はっ、う……う、あっ……!」
リョクは光秋の乳首を弄びながら、口角を上げて妖艶に微笑んだ。
そして、蜜のように甘い、弾んだ声で言う。
「じゃ、最低でもあと三回は一緒に気持ちよくなろうね、みっちゃん」
「…………」
──こ、これはヤバいかもしれない……
光秋の口元がひくりと引きつり、徐々に血の気が引いていく。
……でも、リョクに甘えるようにキスをされると、突き放せない。拒めない。
結局、惚れた方が負けか──と苦笑しながら、光秋はおずおずとリョクの背中に腕を回した。
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