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21.アーネストという男 (後編) 【Side:アーネスト】
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それから学園に入り、俺はマリクと出会った。
マリクは『君アル』のアーネストがどんな人間か知ってるから、手っ取り早く好感度操作のチートアイテムを使って来た。まずは香水、親しくなったらハンカチ、食べ物をあげられるようになったらクッキー。
そうやってマリクへの好感度を無理矢理上げられていくうちに、俺は誰かを好きになるという状態がどういうことかを知った。それは同時に、今までレニたんに抱いていた感情が、不快感ではなく好意に準ずるものなんだと気付かされることでもあったってわけ。
レニたんの恋心から無意識に逃げまくってた俺が、浮気のはずのマリクに好感度爆上がりさせられたことで勘違いに気付くなんて、最高に皮肉だよね。
でも、その時はまだ完全に記憶を取り戻してはいなかった。
その頃には多分俺に見切りをつけてたレニたんは、マリクへの嫌がらせのために忙しくして、俺の前には全く姿を見せなくなってたし、俺がちょっとでもレニたんに気を向けると、マリクのやつ容赦なく好感度爆上がりクッキー連続で食わせて来たからね。その手段の選ばなさは嫌いじゃないけどさぁ……。
んで、あとはご存じのとおり。俺は夏休み前のダンスパーティーで断罪イベントを起こし、その途中で完全に前世の記憶を取り戻した。で、今ココ。
レニたんにしたら、ほんと訳わかんないと思うし、いきなり今までのナシねって感じにはできっこない。レニたんだから11年間保ってたけど、そうじゃなきゃ長年苦汁を舐めさせられて、憎まれない方がおかしい。
これには実は厄介なからくりがある。
レニたんは『君アル』のアーネストルートには絶対に必要なキャラだ。レニたんは全く自分に関心がない婚約者を一方的に愛し、マリクを虐めなきゃならない。もしレニたんが喜んでアーネストとの婚約破棄を受け入れたら、何の障害にもならないし、存在意義がないといっても過言じゃあない。
レニたんがいるから、アーネストルートは楽しくなる。レニたんがマリクに嫌がらせしてくれないと、むしろマリクの方が寝取り野郎の悪者になっちゃうからね。
だから、レニたんには『絶対にアーネストを好きになる』っていう呪いみたいなものがかかってる。ゲームシステム的に言うと、息してるだけで自動的にアーネストへの好感度が上昇するパッシブスキルがついてる。
そんなだから、本来はレニたんがアーネストに愛想を尽かすなんて、絶対にないはずだったんだ。今回そういう展開になったのは、俺という存在によるイレギュラーな行動が原因してる。
俺がレニたんを冷遇するアクションと、わざと好感度が下がる選択肢を選び続けたせいで、遂にレニたんの呪いを好感度の下降が上回っちゃったんだ。
そんな呪いを受けてるレニたんが、俺から離れて暮らしたらどうなるか。
俺に好感度を下げられることがなくなったレニたんは、呪いの効果で絶対に俺を忘れられない。むしろ、どんどん好きになってしまう。
それだけ聞くと俺にはいいことしかないんじゃんって思えるけど、とんでもない。
呪いは、飯を食ったらトイレに行きたくなるみたいな生理反応みたいなもので、レニたんの意思とは全く違うとこで作用する。
想像してみてよ、散々自分を苦しめたモラハラ男を全く許せないし、されたことの傷もぜんっぜん癒えてないのに、何故か恋心だけ勝手に育ってくとこ。実際気分最悪でしょ?
普通に受け入れられることじゃないし、かと言って好感度の上昇は止められない。地獄だよ。
俺の命より大事なレニたんがそんな目に遭ってるのに、ラッキーとか思えるわけないじゃん。
じゃあどうしたらレニたんは幸せになれんのって話なんだけど、結論として俺とレニたんが結ばれてハッピッピになる。マジこれしかない。
え、ふざけてないからね?ほんと、100パー真面目だから。
レニたんの幸せは、レニたんがレニたんである限り、アーネストの存在は切り離せない。レニたんには可哀想だけど、それが世界の法則なんだよ。
可能な限りレニたんに苦痛を与えず、かつ俺への愛を受け入れてもらうためには、レニたんにある俺への不信、不満、拒絶感を取り除かなきゃいけない。
だから俺は息するみたいに好きって言いまくるし、スキンシップも愛情表現も欠かさない。まあ、レニたんを魂レベルで愛し過ぎてるせいで、ちょいやりすぎて時々怖がらせちゃうけど、ちゃんと嫌われないギリなライン、見極めてますよ?
実際その甲斐あって、レニたんはちょっとずつ俺に心開いてくれるようになってきた。口調もだいぶ砕けたし、ある程度本音も不満も聞かせてくれる。
でもそれは、あくまでレニたんが、いつ俺と離れてもいい、むしろ離れたいって思いから抜け出せてないから可能なことでもあるわけ。
まだあの断罪パーティーから2週間も経ってないんだから、当たり前だけど。
そう思うと、レニたんの俺に対する好感度の上がり方が半端ないのがわかるでしょ?呪い、恐るべしだよ。
俺がレニたんの心を癒すためにアクションすると、呪いプラスアルファで好感度が爆上がりして、ギャップが広がりまくる。これ、かなりまずい。正直詰んでね?
マジどうしようかなー、って思ってたところに、マーガレット様からのあの課題。もうね、天の助けよ。
あの課題は、一見俺への無茶ぶりだけど、その本質はレニたんに自分の俺への感情に向き合わせて、自らの意思で決断させることにある。
レニたんが俺と離れないって選択肢を自分で選ぶってことは、レニたんが俺への気持ちをある程度認めて受け入れることに繋がる。
俺が詰んじゃってる今、レニたんに自分で頑張ってもらうしか他に方法がないんだよね。
だから今、俺にわけわかんないまま流されるんじゃなく、自分の意思で求めて貰えるよう努力してるわけですよ。
そうじゃなきゃ、誰があんな食べて食べてってなってる超絶エッチな蕩け顔レニたんを見過ごすかって話だよ!今だってめちゃくちゃ悔やんでる。悔しいです!
でも、あのままじゃレニたんとの初エッチが、レニたんの中で単なる性欲が高まった結果夜這いを受け入れたって形になっちゃう。それじゃ意味ない。
煽るだけ煽るような真似して申し訳ないけど、これもレニたんと俺のラブラブハッピーエンドのため。
あーでも惜しかった。ほんと惜しかった。泣きそう。ぴえん。
お願いだからレニたん、今夜は窓の鍵開けといてください!!
マリクは『君アル』のアーネストがどんな人間か知ってるから、手っ取り早く好感度操作のチートアイテムを使って来た。まずは香水、親しくなったらハンカチ、食べ物をあげられるようになったらクッキー。
そうやってマリクへの好感度を無理矢理上げられていくうちに、俺は誰かを好きになるという状態がどういうことかを知った。それは同時に、今までレニたんに抱いていた感情が、不快感ではなく好意に準ずるものなんだと気付かされることでもあったってわけ。
レニたんの恋心から無意識に逃げまくってた俺が、浮気のはずのマリクに好感度爆上がりさせられたことで勘違いに気付くなんて、最高に皮肉だよね。
でも、その時はまだ完全に記憶を取り戻してはいなかった。
その頃には多分俺に見切りをつけてたレニたんは、マリクへの嫌がらせのために忙しくして、俺の前には全く姿を見せなくなってたし、俺がちょっとでもレニたんに気を向けると、マリクのやつ容赦なく好感度爆上がりクッキー連続で食わせて来たからね。その手段の選ばなさは嫌いじゃないけどさぁ……。
んで、あとはご存じのとおり。俺は夏休み前のダンスパーティーで断罪イベントを起こし、その途中で完全に前世の記憶を取り戻した。で、今ココ。
レニたんにしたら、ほんと訳わかんないと思うし、いきなり今までのナシねって感じにはできっこない。レニたんだから11年間保ってたけど、そうじゃなきゃ長年苦汁を舐めさせられて、憎まれない方がおかしい。
これには実は厄介なからくりがある。
レニたんは『君アル』のアーネストルートには絶対に必要なキャラだ。レニたんは全く自分に関心がない婚約者を一方的に愛し、マリクを虐めなきゃならない。もしレニたんが喜んでアーネストとの婚約破棄を受け入れたら、何の障害にもならないし、存在意義がないといっても過言じゃあない。
レニたんがいるから、アーネストルートは楽しくなる。レニたんがマリクに嫌がらせしてくれないと、むしろマリクの方が寝取り野郎の悪者になっちゃうからね。
だから、レニたんには『絶対にアーネストを好きになる』っていう呪いみたいなものがかかってる。ゲームシステム的に言うと、息してるだけで自動的にアーネストへの好感度が上昇するパッシブスキルがついてる。
そんなだから、本来はレニたんがアーネストに愛想を尽かすなんて、絶対にないはずだったんだ。今回そういう展開になったのは、俺という存在によるイレギュラーな行動が原因してる。
俺がレニたんを冷遇するアクションと、わざと好感度が下がる選択肢を選び続けたせいで、遂にレニたんの呪いを好感度の下降が上回っちゃったんだ。
そんな呪いを受けてるレニたんが、俺から離れて暮らしたらどうなるか。
俺に好感度を下げられることがなくなったレニたんは、呪いの効果で絶対に俺を忘れられない。むしろ、どんどん好きになってしまう。
それだけ聞くと俺にはいいことしかないんじゃんって思えるけど、とんでもない。
呪いは、飯を食ったらトイレに行きたくなるみたいな生理反応みたいなもので、レニたんの意思とは全く違うとこで作用する。
想像してみてよ、散々自分を苦しめたモラハラ男を全く許せないし、されたことの傷もぜんっぜん癒えてないのに、何故か恋心だけ勝手に育ってくとこ。実際気分最悪でしょ?
普通に受け入れられることじゃないし、かと言って好感度の上昇は止められない。地獄だよ。
俺の命より大事なレニたんがそんな目に遭ってるのに、ラッキーとか思えるわけないじゃん。
じゃあどうしたらレニたんは幸せになれんのって話なんだけど、結論として俺とレニたんが結ばれてハッピッピになる。マジこれしかない。
え、ふざけてないからね?ほんと、100パー真面目だから。
レニたんの幸せは、レニたんがレニたんである限り、アーネストの存在は切り離せない。レニたんには可哀想だけど、それが世界の法則なんだよ。
可能な限りレニたんに苦痛を与えず、かつ俺への愛を受け入れてもらうためには、レニたんにある俺への不信、不満、拒絶感を取り除かなきゃいけない。
だから俺は息するみたいに好きって言いまくるし、スキンシップも愛情表現も欠かさない。まあ、レニたんを魂レベルで愛し過ぎてるせいで、ちょいやりすぎて時々怖がらせちゃうけど、ちゃんと嫌われないギリなライン、見極めてますよ?
実際その甲斐あって、レニたんはちょっとずつ俺に心開いてくれるようになってきた。口調もだいぶ砕けたし、ある程度本音も不満も聞かせてくれる。
でもそれは、あくまでレニたんが、いつ俺と離れてもいい、むしろ離れたいって思いから抜け出せてないから可能なことでもあるわけ。
まだあの断罪パーティーから2週間も経ってないんだから、当たり前だけど。
そう思うと、レニたんの俺に対する好感度の上がり方が半端ないのがわかるでしょ?呪い、恐るべしだよ。
俺がレニたんの心を癒すためにアクションすると、呪いプラスアルファで好感度が爆上がりして、ギャップが広がりまくる。これ、かなりまずい。正直詰んでね?
マジどうしようかなー、って思ってたところに、マーガレット様からのあの課題。もうね、天の助けよ。
あの課題は、一見俺への無茶ぶりだけど、その本質はレニたんに自分の俺への感情に向き合わせて、自らの意思で決断させることにある。
レニたんが俺と離れないって選択肢を自分で選ぶってことは、レニたんが俺への気持ちをある程度認めて受け入れることに繋がる。
俺が詰んじゃってる今、レニたんに自分で頑張ってもらうしか他に方法がないんだよね。
だから今、俺にわけわかんないまま流されるんじゃなく、自分の意思で求めて貰えるよう努力してるわけですよ。
そうじゃなきゃ、誰があんな食べて食べてってなってる超絶エッチな蕩け顔レニたんを見過ごすかって話だよ!今だってめちゃくちゃ悔やんでる。悔しいです!
でも、あのままじゃレニたんとの初エッチが、レニたんの中で単なる性欲が高まった結果夜這いを受け入れたって形になっちゃう。それじゃ意味ない。
煽るだけ煽るような真似して申し訳ないけど、これもレニたんと俺のラブラブハッピーエンドのため。
あーでも惜しかった。ほんと惜しかった。泣きそう。ぴえん。
お願いだからレニたん、今夜は窓の鍵開けといてください!!
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