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闘技大会編
リンvsイーヴィディル
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レオンに敗北し、気絶していたノエルだったが、彼女は闘技場の治療室に運ばれたものの、すぐに目を覚まし、彰とリンのの元に戻って来ていた。
「うぅ……アキラ、ごめんなさい…負けちゃっ、た……」
ノエルはそう言って悲しそうに目を伏せた。
その顔は今にも泣きそうで、悔しさがひしひしと伝わってくる。
「何言ってんだよノエル、格上の相手にあれだけの戦いを見せたんだぜ? 大健闘じゃんか!!
よく頑張ったな。ほら、試合で疲れてんだろ? ほら、そんなとこ突っ立てないで早く座れって!!」
自分の隣の席に手を当ててポンポンとする彰。そこでリンも落ち込んでいるノエルに声をかける。
「そうだよノエルちゃん!! それにノエルちゃんの分もボク達が頑張るから安心してよ!!」
と、ノエルを元気づけるように笑顔で言うリン。
そんな二人の声を聴き、少しの間黙って俯いていたものの、少しするとノエルは振り切ったように顔を上げた。
「……わかった、アキラの応援、がんばる、よ……絶対優勝して、ね……」
「おう、言われるまでもないな、任せとけ、絶対優勝してきてやるよ!!」
アキラは元気よくノエルに自身の優勝を断言して見せる。
「ねえねえノエルちゃん、ボクの応援は?」
「……え、リンってまだ勝ち残ってた、の……?」
「まさかのアウトオブ眼中っ!? ボク、勝ち残っていたことすら知られてなかったの!?」
「……知らなかったんじゃない、ただ忘れてただけ……」
動揺するリンをからかうようにそう言うノエル。
そのノエルの様子を見て、少し元気が出て来たようだと思い、彰は少しほっとする。
「ははは、ノエルも元気になったみたいで良かったよ」
「忘れられてたボクとしては全然良くないよっ!?」
「あ……リン、居たのか……」
「―――――もう二人なんて大嫌いだぁぁぁぁ―――!!」
この後、『いいもん、いいもんっ! どうせ……どうせボクなんて……ぐすっ』と泣き出してしまったリンをあやすのに、数十分を要した。
そして結局、彰とノエルの『悪かったよ、メッチャ応援してやるから泣き止めって、な?』『……リン、私もちゃんと応援してあげる、よ……?』という必死のなぐさめの結果、『ほんと……? わかった、ならボク……頑張ってくる!!』と立ち直り、『ちゃんと応援してね!!』というセリフと共に、準決勝へと向かって行ったのだった。
◆◆◆◆
「さあさあ観客の皆様!! 長らくやって来た闘技大会もいよいよ準決勝となりました。
決勝に進むのは一体誰なのか? 皆さんの目でしっかりと見届けて下さい!!
それでは準決勝第一試合を戦う二人に入場してもらいましょう!!」
ノリノリの司会はまず、片方の入場口を指さした。
「さあまずはこの人
、ここまでの試合を圧倒的な魔法で勝ち抜いてきたエルフっ娘、『破壊神』こと、リン選手だぁ~!!」
司会がそう叫ぶと、司会が指さしていた入場口からリンがフィールドに入って来た。
観客席からは『リン!! リン!! リン!!』というコールが聞えて来る。
全く結構な人気ぶりであった。
まぁもっとも、ここまで派手な魔法を連発して来ているのだから当然と言えば当然の結果だろう。
リンも少し恥ずかしそうにしながらも、甘んじて受け入れていた。
だが、司会のつけた二つ名は流石に受け入れられなかったらしく、『破壊神って何さっ!?』と抗議していたが、それを司会は完全スルーし、進行を続ける。
因みにリンは抗議しているが、ここまでの大規模な魔法で散々フィールドをボロボロにしてきているので、あながちこの二つ名も間違ってはいない。
「さぁ続いては、皆さんも良くご存じの通り、この大会優勝候補筆頭であり、どんな技にも屈しない『不屈の男』、イーヴィディルだ!!」
すると、司会の叫びに合わせ、男が一人悠然とフィールドに入場してくる。
男、イーヴィディルは入場してくるなり、リンの方にニヤニヤと厭らしい視線を向けながら話しかけて来た。
「ほほう、やはり何度見ても上玉であるな。おい娘よ、あの男を捨てて我輩の手籠めになるというのなら手加減してやらんこともないぞ? どうだ?」
それに対しリンは表情を一変させ、呆れたような顔をする。
「折角の提案だけど謹んでお断りしとくね? そもそも、おじさんの手籠めになるなんてまっぴらごめんだし、それに……正直かなり気持ち悪いもん」
「なるほど……どうやら貴殿には躾が必要らしいな?
よろしい、たっぷり痛めつけてやろうではないか!!」
嗜虐神たっぷりの笑みを浮かべるイーヴィディル。その顔には不自然な程の余裕が浮かんでいた。
(このイーヴィディルって人、やっぱり何か気持ち悪いな……まるで自分は絶対に負けないって確信を持ってるみたいに見える……何か自信の源でもあるのかな?)
そう訝しげに考えるリンであったが、考えてもわかりそうになかったので、試合に集中することにする。
「さあさあそれではそろそろ開始していきたいと思います!! 闘技大会決勝トーナメント、準決勝第一試合―――スタートですっ!!」
フィールドに響く司会の掛け声、そして、リンはそれと同時に詠唱を開始する。
(あの人のあの自信に満ちた表情、いやな予感がする……なら、それを使われる前に勝負を決めるっ!!)
そう考えたリンは初撃にもかかわらず、上級魔法を素早く詠唱した。
「我、求むるは我が敵を吹き飛ばす五つの爆発―――五連爆撃!!」
高速で詠唱を終えたリンの魔法はイーヴィディルが接近するほどの間も与えず発動する。
そして次の瞬間、リンの魔法によって現れた五つの爆炎がイーヴィディルを飲み込んだ。
この魔法はリンが予選で使った三連爆撃の強化版である。
予選で多くの選手を一度に気絶に追い込んだ三連爆撃、それの強化版を一人の選手に向けて使ったのだ。
そんなものを使われた暁には、敵の敗北は確実―――――の、はずだった。
この瞬間、この会場の誰もがリンの圧倒的勝利を確信していた。
勿論、煙が晴れれば、そこにはイーヴィディルの気絶した姿があるのであろうと誰もが思っていたのだ。
しかし……彼らの予想は見事に裏切られる。
「ガハハハッ!! これで勝ったとでも思ったのかね? 甘い、甘すぎるわいッ!!」
黒煙が晴れたその場所に、あれほどの魔法を受けたにもかかわらず、イーヴィディルはしっかりと立っていた。
そこには魔法のダメージを受け、精神ダメージをくらった様子など欠片もない。
「そんな……一体どういうこと……? 魔法は直撃したはずなのに……」
自分の渾身の魔法を受けてなお、ダメージがないイーヴィディルの姿に困惑を隠せないリン。
「どうした、これで終わりか? では次は我輩から行かせてもらおう!!」
そうして困惑するリンに追い打ちをかけるように距離を詰めて来るイーヴィディル。
リンは困惑しながらも、イーヴィディルを牽制し、体勢を立て直すため、火球を即座に詠唱し、放つ。
イーヴィディルに向かって放たれた炎の球は、イーヴィディルの動きを止めるはずであった。
「え……なんで避けないのっ!?」
迫る火球に対し、イーヴィディルは止まらない。
それどころか、火球に正面から突っ込んで来る。
徐々に縮まる両者の距離、そして、両者の距離が3m程まで縮まったその時だった。
「―――――なッ!?」
その瞬間、リンは驚愕した。だが、それも無理はないだろう。
なぜなら、リンの火球がイーヴィディルとの距離が3m程まで近づいたその直後、
―――――突如としてリンの火球が消失してしまったのだから……
「うぅ……アキラ、ごめんなさい…負けちゃっ、た……」
ノエルはそう言って悲しそうに目を伏せた。
その顔は今にも泣きそうで、悔しさがひしひしと伝わってくる。
「何言ってんだよノエル、格上の相手にあれだけの戦いを見せたんだぜ? 大健闘じゃんか!!
よく頑張ったな。ほら、試合で疲れてんだろ? ほら、そんなとこ突っ立てないで早く座れって!!」
自分の隣の席に手を当ててポンポンとする彰。そこでリンも落ち込んでいるノエルに声をかける。
「そうだよノエルちゃん!! それにノエルちゃんの分もボク達が頑張るから安心してよ!!」
と、ノエルを元気づけるように笑顔で言うリン。
そんな二人の声を聴き、少しの間黙って俯いていたものの、少しするとノエルは振り切ったように顔を上げた。
「……わかった、アキラの応援、がんばる、よ……絶対優勝して、ね……」
「おう、言われるまでもないな、任せとけ、絶対優勝してきてやるよ!!」
アキラは元気よくノエルに自身の優勝を断言して見せる。
「ねえねえノエルちゃん、ボクの応援は?」
「……え、リンってまだ勝ち残ってた、の……?」
「まさかのアウトオブ眼中っ!? ボク、勝ち残っていたことすら知られてなかったの!?」
「……知らなかったんじゃない、ただ忘れてただけ……」
動揺するリンをからかうようにそう言うノエル。
そのノエルの様子を見て、少し元気が出て来たようだと思い、彰は少しほっとする。
「ははは、ノエルも元気になったみたいで良かったよ」
「忘れられてたボクとしては全然良くないよっ!?」
「あ……リン、居たのか……」
「―――――もう二人なんて大嫌いだぁぁぁぁ―――!!」
この後、『いいもん、いいもんっ! どうせ……どうせボクなんて……ぐすっ』と泣き出してしまったリンをあやすのに、数十分を要した。
そして結局、彰とノエルの『悪かったよ、メッチャ応援してやるから泣き止めって、な?』『……リン、私もちゃんと応援してあげる、よ……?』という必死のなぐさめの結果、『ほんと……? わかった、ならボク……頑張ってくる!!』と立ち直り、『ちゃんと応援してね!!』というセリフと共に、準決勝へと向かって行ったのだった。
◆◆◆◆
「さあさあ観客の皆様!! 長らくやって来た闘技大会もいよいよ準決勝となりました。
決勝に進むのは一体誰なのか? 皆さんの目でしっかりと見届けて下さい!!
それでは準決勝第一試合を戦う二人に入場してもらいましょう!!」
ノリノリの司会はまず、片方の入場口を指さした。
「さあまずはこの人
、ここまでの試合を圧倒的な魔法で勝ち抜いてきたエルフっ娘、『破壊神』こと、リン選手だぁ~!!」
司会がそう叫ぶと、司会が指さしていた入場口からリンがフィールドに入って来た。
観客席からは『リン!! リン!! リン!!』というコールが聞えて来る。
全く結構な人気ぶりであった。
まぁもっとも、ここまで派手な魔法を連発して来ているのだから当然と言えば当然の結果だろう。
リンも少し恥ずかしそうにしながらも、甘んじて受け入れていた。
だが、司会のつけた二つ名は流石に受け入れられなかったらしく、『破壊神って何さっ!?』と抗議していたが、それを司会は完全スルーし、進行を続ける。
因みにリンは抗議しているが、ここまでの大規模な魔法で散々フィールドをボロボロにしてきているので、あながちこの二つ名も間違ってはいない。
「さぁ続いては、皆さんも良くご存じの通り、この大会優勝候補筆頭であり、どんな技にも屈しない『不屈の男』、イーヴィディルだ!!」
すると、司会の叫びに合わせ、男が一人悠然とフィールドに入場してくる。
男、イーヴィディルは入場してくるなり、リンの方にニヤニヤと厭らしい視線を向けながら話しかけて来た。
「ほほう、やはり何度見ても上玉であるな。おい娘よ、あの男を捨てて我輩の手籠めになるというのなら手加減してやらんこともないぞ? どうだ?」
それに対しリンは表情を一変させ、呆れたような顔をする。
「折角の提案だけど謹んでお断りしとくね? そもそも、おじさんの手籠めになるなんてまっぴらごめんだし、それに……正直かなり気持ち悪いもん」
「なるほど……どうやら貴殿には躾が必要らしいな?
よろしい、たっぷり痛めつけてやろうではないか!!」
嗜虐神たっぷりの笑みを浮かべるイーヴィディル。その顔には不自然な程の余裕が浮かんでいた。
(このイーヴィディルって人、やっぱり何か気持ち悪いな……まるで自分は絶対に負けないって確信を持ってるみたいに見える……何か自信の源でもあるのかな?)
そう訝しげに考えるリンであったが、考えてもわかりそうになかったので、試合に集中することにする。
「さあさあそれではそろそろ開始していきたいと思います!! 闘技大会決勝トーナメント、準決勝第一試合―――スタートですっ!!」
フィールドに響く司会の掛け声、そして、リンはそれと同時に詠唱を開始する。
(あの人のあの自信に満ちた表情、いやな予感がする……なら、それを使われる前に勝負を決めるっ!!)
そう考えたリンは初撃にもかかわらず、上級魔法を素早く詠唱した。
「我、求むるは我が敵を吹き飛ばす五つの爆発―――五連爆撃!!」
高速で詠唱を終えたリンの魔法はイーヴィディルが接近するほどの間も与えず発動する。
そして次の瞬間、リンの魔法によって現れた五つの爆炎がイーヴィディルを飲み込んだ。
この魔法はリンが予選で使った三連爆撃の強化版である。
予選で多くの選手を一度に気絶に追い込んだ三連爆撃、それの強化版を一人の選手に向けて使ったのだ。
そんなものを使われた暁には、敵の敗北は確実―――――の、はずだった。
この瞬間、この会場の誰もがリンの圧倒的勝利を確信していた。
勿論、煙が晴れれば、そこにはイーヴィディルの気絶した姿があるのであろうと誰もが思っていたのだ。
しかし……彼らの予想は見事に裏切られる。
「ガハハハッ!! これで勝ったとでも思ったのかね? 甘い、甘すぎるわいッ!!」
黒煙が晴れたその場所に、あれほどの魔法を受けたにもかかわらず、イーヴィディルはしっかりと立っていた。
そこには魔法のダメージを受け、精神ダメージをくらった様子など欠片もない。
「そんな……一体どういうこと……? 魔法は直撃したはずなのに……」
自分の渾身の魔法を受けてなお、ダメージがないイーヴィディルの姿に困惑を隠せないリン。
「どうした、これで終わりか? では次は我輩から行かせてもらおう!!」
そうして困惑するリンに追い打ちをかけるように距離を詰めて来るイーヴィディル。
リンは困惑しながらも、イーヴィディルを牽制し、体勢を立て直すため、火球を即座に詠唱し、放つ。
イーヴィディルに向かって放たれた炎の球は、イーヴィディルの動きを止めるはずであった。
「え……なんで避けないのっ!?」
迫る火球に対し、イーヴィディルは止まらない。
それどころか、火球に正面から突っ込んで来る。
徐々に縮まる両者の距離、そして、両者の距離が3m程まで縮まったその時だった。
「―――――なッ!?」
その瞬間、リンは驚愕した。だが、それも無理はないだろう。
なぜなら、リンの火球がイーヴィディルとの距離が3m程まで近づいたその直後、
―――――突如としてリンの火球が消失してしまったのだから……
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