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23 仲直り
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「シュリ、どうしたんだ?」
俺はシュリに尋ねた。するとシュリは頬に両手を当てて、火照った頬を隠しながら答えた。
「ネイズが急に来るから、緊張しちゃった」
「……は?」
……どうして父さんが来たら緊張するんだ? 昨晩は何ともなかったのに。
そう思ったのが顔に出ていたのか、シュリは教えてくれた。
「『愛の魔法』ってネイズとアレクシスのお母さんの恋の話なんだろ?」
「え? ああ、そうだと聞いてるが」
「本に出てくるネイズってさ、すっごくかっこいいんだッ! 第一部隊の騎士でさ、しかも隊長で……なのに誰にでも気さくで、優しくて。主人公の女の子に、あ、主人公っていうのはアレクシスのお母さんなんだけどな? すっごい甘いんだぁ」
シュリはうっとりした様子で俺に言った。
「なんだ、もうあの本を読み終えたのか?」
「うん、今はもう一度読み返し中。だって、すごく素敵なお話だから。……でも、本に出てくるネイズがかっこいいもんだから、本人見て緊張しちゃった」
シュリはてへへっと照れくさそうに言った。まるでそれは恋する乙女のようだ。それにさっきまで俺にもかっこいいと言っていたのに全く態度が違う、こんなにも熱量の違うかっこいいの言葉があるだろうか。俺はなんだか面白くなくて、顔には出さないが無口になってしまう。
けど俺の気持ちに気がつかず、シュリは父さんにもらった焼き菓子を嬉しそうに大事そうに見ている。
……なんだ、焼き菓子ぐらい俺だって買ってやれるぞ!
そう不貞腐れた心が呟く。父さんと張り合ったってどうしようもないのに。
けれどシュリの様子を見て、俺は今まで何となく疑問に思っていた答えを見つけた。
父さんは愛妻家で、ずっと母さん一筋だけれど、俺が子供の頃から父さんは女の人にすごくモテていた。それは年上から年下まで、あらとあらゆる女性に。
クウォール家の当主であり、騎士団の総長、そして整った顔立ちをしているからかと思っていたが、きっと本の影響もあったのだろう。だからと言って、両親の馴れ初めの本を読む気には到底なれないが。
俺は目の前で焼き菓子を眺めているシュリを見て、少々ぶっきらぼうに声をかけた。
「シュリ、食べ終わったなら行くぞ」
俺は大人げなく、空になった皿を載せていたトレーを持って立ち上がった。
「あ、アレクシス、待って!」
シュリは慌てて俺と同じようにトレーを持って立ち上がった。
それから食堂を出て、俺はシュリに騎士集舎の中を軽く案内する。
でも廊下を歩きながら、シュリが俺の服の袖をくいっと引っ張った。「なんだ?」と問いかければ、シュリは窺うようにこちらを見ていた。
「……アレクシス、なんだか不機嫌? 俺、何かした?」
聞かれてぎくっとする。別に不機嫌にしているつもりはないのだが。
「どうしてだ」
「だって無口だし、ずんずん行っちゃうし。俺に怒ってるのかなって……俺、何かした?」
シュリは心配げに俺を見て、俺は思わず足を止めた。つられてシュリも足をその場に止める。廊下には俺たち以外の人間はいなかった。
「別に怒ってない」
「じゃあ、なんで不機嫌なの?」
「不機嫌じゃない」
「不機嫌だよ。顔が怒ってるもん」
「怒ってないって言ってるだろう」
「怒ってるよ!」
廊下で終わらない押し問答を続け、俺の心が小さく呟く。
……俺だって第一部隊の隊長だぞ。父さんと同じ、いや、父さんよりも騎士としての勲章は多いんだぞ。なのにさっきのカッコイイは何なんだ!
そう子供っぽく思う。カッコいいなんて言われて嬉しかったのに、シュリは父さんにも言ったものだから俺の子供の部分が拗ねているのだ。
でもそんなこと言えないから、俺は「怒ってない」としか言えなかった。でもシュリは納得せず、ぷくっとリスみたいに頬を膨らませて「怒ってるのに」と呟いた。
……怒ってないって言っているのに。それとも怒っている。と言った方がいいのか? いや、だが子供っぽいって思われたくもない。
俺が悶々と考えていると、シュリはハッとした。
「あっ、そうか! どうして怒ってるのかわかったぞ!」
シュリはそう言って俺を見た。まさか俺の気持ちを読んだというのか!? と俺は一瞬不安になったが、シュリは俺を見て、にぃっと笑うと見当違いな答えを俺に言った。
「ふふっ。俺、わかっちゃったもんね~! アレクシスはネイズが焼き菓子を自分にもくれなかったことに怒ってるんだ!」
ビシィッと俺に指を差して、まるで間違いない! とでも言うようにシュリは言い放った。だが、全然違う。一体何をどう考えてそうなった?
その気持ちが溢れて俺は思わず「は?」としか声が出なかった。だが、シュリはそれが俺の怒っている理由だと思い込み、腕を組んで一人うんうん唸り始めた。
「そーだよなぁ、ネイズはアレクシスのお父さんなんだもんな。そりゃ嫉妬するよな!」
「お、おい、シュリ。違うぞ」
俺はそう声をかけたがシュリは人の話を聞いていなかった。
……父さんが俺に焼き菓子を渡さなかったのは、俺があまり甘いものを好きではないことを知っているからなんだが。
「もらった焼き菓子はあとで半分こにしよ? それに今度俺がアレクシスの為に焼き菓子を作るから機嫌直してくれよ。な?」
シュリはポンッと俺の背中を叩き、俺を見た。
まるでお前の気持ちはわかってる。だから仲直りしよう? とその目は言う。
……そういう事じゃないんだが。でも。
お菓子に興味はないが、シュリが作ってくれる、という事に俺の心は動いた。
「シュリが俺の為に作ってくれるのか?」
「うんっ、今度作るよ」
シュリはこくりと頷いて言った。
さっきまで拗ねていた気持ちが段々と自然と和らいでいく。
「な? だから機嫌直せ」
シュリはぽんぽんっと俺の背中を叩いた。まるで子供扱いだ。まあ百一歳のシュリからしたら俺は子供なのかもしれないけど。いや、子供だな。もう俺の機嫌は直ったんだから。
「……あんまり甘くないのがいい」
「りょーかい。じゃあ、仲直りな!」
シュリはそう言うと俺の手をぎゅっと握った。その手は小さくて柔らかいのに力強い。
「な、次はどこを案内してくれるんだ?」
シュリは無邪気に俺に尋ねた。俺は手に握られてドキッとしているというのに。
「そ、そうだな。次は」
俺はちょっとどぎまぎしながら、騎士集舎の外のグラウンドに目を向けた。そこでは見習い騎士が教官たちにしごかれながら鍛錬を積んでいる。
「外に出てみるか」
そう俺は誘った。
俺はシュリに尋ねた。するとシュリは頬に両手を当てて、火照った頬を隠しながら答えた。
「ネイズが急に来るから、緊張しちゃった」
「……は?」
……どうして父さんが来たら緊張するんだ? 昨晩は何ともなかったのに。
そう思ったのが顔に出ていたのか、シュリは教えてくれた。
「『愛の魔法』ってネイズとアレクシスのお母さんの恋の話なんだろ?」
「え? ああ、そうだと聞いてるが」
「本に出てくるネイズってさ、すっごくかっこいいんだッ! 第一部隊の騎士でさ、しかも隊長で……なのに誰にでも気さくで、優しくて。主人公の女の子に、あ、主人公っていうのはアレクシスのお母さんなんだけどな? すっごい甘いんだぁ」
シュリはうっとりした様子で俺に言った。
「なんだ、もうあの本を読み終えたのか?」
「うん、今はもう一度読み返し中。だって、すごく素敵なお話だから。……でも、本に出てくるネイズがかっこいいもんだから、本人見て緊張しちゃった」
シュリはてへへっと照れくさそうに言った。まるでそれは恋する乙女のようだ。それにさっきまで俺にもかっこいいと言っていたのに全く態度が違う、こんなにも熱量の違うかっこいいの言葉があるだろうか。俺はなんだか面白くなくて、顔には出さないが無口になってしまう。
けど俺の気持ちに気がつかず、シュリは父さんにもらった焼き菓子を嬉しそうに大事そうに見ている。
……なんだ、焼き菓子ぐらい俺だって買ってやれるぞ!
そう不貞腐れた心が呟く。父さんと張り合ったってどうしようもないのに。
けれどシュリの様子を見て、俺は今まで何となく疑問に思っていた答えを見つけた。
父さんは愛妻家で、ずっと母さん一筋だけれど、俺が子供の頃から父さんは女の人にすごくモテていた。それは年上から年下まで、あらとあらゆる女性に。
クウォール家の当主であり、騎士団の総長、そして整った顔立ちをしているからかと思っていたが、きっと本の影響もあったのだろう。だからと言って、両親の馴れ初めの本を読む気には到底なれないが。
俺は目の前で焼き菓子を眺めているシュリを見て、少々ぶっきらぼうに声をかけた。
「シュリ、食べ終わったなら行くぞ」
俺は大人げなく、空になった皿を載せていたトレーを持って立ち上がった。
「あ、アレクシス、待って!」
シュリは慌てて俺と同じようにトレーを持って立ち上がった。
それから食堂を出て、俺はシュリに騎士集舎の中を軽く案内する。
でも廊下を歩きながら、シュリが俺の服の袖をくいっと引っ張った。「なんだ?」と問いかければ、シュリは窺うようにこちらを見ていた。
「……アレクシス、なんだか不機嫌? 俺、何かした?」
聞かれてぎくっとする。別に不機嫌にしているつもりはないのだが。
「どうしてだ」
「だって無口だし、ずんずん行っちゃうし。俺に怒ってるのかなって……俺、何かした?」
シュリは心配げに俺を見て、俺は思わず足を止めた。つられてシュリも足をその場に止める。廊下には俺たち以外の人間はいなかった。
「別に怒ってない」
「じゃあ、なんで不機嫌なの?」
「不機嫌じゃない」
「不機嫌だよ。顔が怒ってるもん」
「怒ってないって言ってるだろう」
「怒ってるよ!」
廊下で終わらない押し問答を続け、俺の心が小さく呟く。
……俺だって第一部隊の隊長だぞ。父さんと同じ、いや、父さんよりも騎士としての勲章は多いんだぞ。なのにさっきのカッコイイは何なんだ!
そう子供っぽく思う。カッコいいなんて言われて嬉しかったのに、シュリは父さんにも言ったものだから俺の子供の部分が拗ねているのだ。
でもそんなこと言えないから、俺は「怒ってない」としか言えなかった。でもシュリは納得せず、ぷくっとリスみたいに頬を膨らませて「怒ってるのに」と呟いた。
……怒ってないって言っているのに。それとも怒っている。と言った方がいいのか? いや、だが子供っぽいって思われたくもない。
俺が悶々と考えていると、シュリはハッとした。
「あっ、そうか! どうして怒ってるのかわかったぞ!」
シュリはそう言って俺を見た。まさか俺の気持ちを読んだというのか!? と俺は一瞬不安になったが、シュリは俺を見て、にぃっと笑うと見当違いな答えを俺に言った。
「ふふっ。俺、わかっちゃったもんね~! アレクシスはネイズが焼き菓子を自分にもくれなかったことに怒ってるんだ!」
ビシィッと俺に指を差して、まるで間違いない! とでも言うようにシュリは言い放った。だが、全然違う。一体何をどう考えてそうなった?
その気持ちが溢れて俺は思わず「は?」としか声が出なかった。だが、シュリはそれが俺の怒っている理由だと思い込み、腕を組んで一人うんうん唸り始めた。
「そーだよなぁ、ネイズはアレクシスのお父さんなんだもんな。そりゃ嫉妬するよな!」
「お、おい、シュリ。違うぞ」
俺はそう声をかけたがシュリは人の話を聞いていなかった。
……父さんが俺に焼き菓子を渡さなかったのは、俺があまり甘いものを好きではないことを知っているからなんだが。
「もらった焼き菓子はあとで半分こにしよ? それに今度俺がアレクシスの為に焼き菓子を作るから機嫌直してくれよ。な?」
シュリはポンッと俺の背中を叩き、俺を見た。
まるでお前の気持ちはわかってる。だから仲直りしよう? とその目は言う。
……そういう事じゃないんだが。でも。
お菓子に興味はないが、シュリが作ってくれる、という事に俺の心は動いた。
「シュリが俺の為に作ってくれるのか?」
「うんっ、今度作るよ」
シュリはこくりと頷いて言った。
さっきまで拗ねていた気持ちが段々と自然と和らいでいく。
「な? だから機嫌直せ」
シュリはぽんぽんっと俺の背中を叩いた。まるで子供扱いだ。まあ百一歳のシュリからしたら俺は子供なのかもしれないけど。いや、子供だな。もう俺の機嫌は直ったんだから。
「……あんまり甘くないのがいい」
「りょーかい。じゃあ、仲直りな!」
シュリはそう言うと俺の手をぎゅっと握った。その手は小さくて柔らかいのに力強い。
「な、次はどこを案内してくれるんだ?」
シュリは無邪気に俺に尋ねた。俺は手に握られてドキッとしているというのに。
「そ、そうだな。次は」
俺はちょっとどぎまぎしながら、騎士集舎の外のグラウンドに目を向けた。そこでは見習い騎士が教官たちにしごかれながら鍛錬を積んでいる。
「外に出てみるか」
そう俺は誘った。
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