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「パーティーの申請とダンジョンに入りたいんだが」
「パーティーとダンジョンですね。こちらの書類に記入をお願いします。ダンジョンのほうは......。大丈夫そうですね。まだまだ情報がすくないので情報提供していただけるとありがたいです」
「あいよ」
ミレティアは自分の分の記入を終えると僕に用紙を差し出し、僕もそれに続いて書いていった。その間ミレティアは受付から情報を集める。
「そういえば、3つもダンジョンができたらしいけど、どこが一番簡単そうなのかとかもうわかってたりしないか?」
「そうですね。まだ低い階層のものしかわかってないので全体ではまだわかっていないのですが、現状わかってる範囲だと、こことここが簡単だと思われます。こっちは獣系。こっちはアンデット系です」
と地図上を指さして言い合っている。
「アンデットかー。めんどくせえな。まあとなると一択だな。あとはここって泊まれるのか?」
「はい。大部屋なので、複数人と一緒になるかもしれませんが泊まれますよ」
「おお。よかった。ちょっとお金がなくてね」
「書けました」
僕がそう言って受付に手渡すといくつか確認してハンコを押した。
「大丈夫そうですね。こちらが許可証になります。リーダーのミレティアさんにお渡しするので、入るときはこちらを提示してください。あと大部屋はあちらに少し行けばすぐわかると思います。大部屋でのトラブルは、私どもも介入しずらいので、何か起こる前に呼んでくださいね」
「ありがとう」
ミレティアは許可証を受け取り、礼を言って受付を後にした。
「ラウルは宿のおすすめとか聞かなくていいのか?」
「僕も一緒に大部屋に行こうかと思って」
「やめといたほうがいいぞー。大体この時期は暑いし、他に人もいるから快適じゃないしな。お金があるんだし泊ってきたらいいさ」
「だったら一緒に宿に泊まりましょうよ。まだ少しは余裕がありますし」
「いや悪いよ。それに明日には出る予定だしな。一日の我慢だ」
「だったら僕もそうしますよ。仲間じゃないですか」
「ラウルがいいならいいか。なんか悪いな」
こうして僕たちは大部屋に泊まり明日に備えたのだった。
「パーティーとダンジョンですね。こちらの書類に記入をお願いします。ダンジョンのほうは......。大丈夫そうですね。まだまだ情報がすくないので情報提供していただけるとありがたいです」
「あいよ」
ミレティアは自分の分の記入を終えると僕に用紙を差し出し、僕もそれに続いて書いていった。その間ミレティアは受付から情報を集める。
「そういえば、3つもダンジョンができたらしいけど、どこが一番簡単そうなのかとかもうわかってたりしないか?」
「そうですね。まだ低い階層のものしかわかってないので全体ではまだわかっていないのですが、現状わかってる範囲だと、こことここが簡単だと思われます。こっちは獣系。こっちはアンデット系です」
と地図上を指さして言い合っている。
「アンデットかー。めんどくせえな。まあとなると一択だな。あとはここって泊まれるのか?」
「はい。大部屋なので、複数人と一緒になるかもしれませんが泊まれますよ」
「おお。よかった。ちょっとお金がなくてね」
「書けました」
僕がそう言って受付に手渡すといくつか確認してハンコを押した。
「大丈夫そうですね。こちらが許可証になります。リーダーのミレティアさんにお渡しするので、入るときはこちらを提示してください。あと大部屋はあちらに少し行けばすぐわかると思います。大部屋でのトラブルは、私どもも介入しずらいので、何か起こる前に呼んでくださいね」
「ありがとう」
ミレティアは許可証を受け取り、礼を言って受付を後にした。
「ラウルは宿のおすすめとか聞かなくていいのか?」
「僕も一緒に大部屋に行こうかと思って」
「やめといたほうがいいぞー。大体この時期は暑いし、他に人もいるから快適じゃないしな。お金があるんだし泊ってきたらいいさ」
「だったら一緒に宿に泊まりましょうよ。まだ少しは余裕がありますし」
「いや悪いよ。それに明日には出る予定だしな。一日の我慢だ」
「だったら僕もそうしますよ。仲間じゃないですか」
「ラウルがいいならいいか。なんか悪いな」
こうして僕たちは大部屋に泊まり明日に備えたのだった。
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