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三人は瑛子を解放すると、神成緑が
「瑛子、鞄持つよ? あと、手、繋いでいい?」
と言ってきたので驚いて
「いやいや、そこまでしてくれなくていいです。って言うか、手を繋ぐって子供みたいなこと、できません」
と言えば、横からさりげなく栗花落先輩が、瑛子の手から鞄を取りあげ、右手をつかむと指先にキスをし
「指、怪我したんだろう? それなのに鞄なんて持たせられないよ」
と言って、そのまま右手を握って歩き出した。瑛子は慌てて
「栗花落先輩待って、こう言うことは良くないですから」
と言っている後ろから、催馬楽学が、瑛子の体にてを回し抱きすくめると
「先輩、瑛子、嫌がってますよ」
と言い、瑛子はいや催馬楽君も何気に強引だよね? と思いながら
「催馬楽君、ありがとう。でも、催馬楽君も離してくれる?」
と言うと、神成緑が瑛子の左腕をつかみ、栗花落先輩と催馬楽学から引き剥がし、自分に引き寄せると
「瑛子、誰にも渡したくない」
と言った。瑛子は和木野美依に助けを求めるように視線を送り
「びぃちゃん……」
と言って和木野美依を見つめるが、和木野美依は瞳を輝かせて
「最推し……じゃなくて瑛子が幸せそうで良かった」
と言った。ダメだなんか知らないけど、びぃちゃんも頭の中がお花畑になってる。と思いながら、なんとか神成緑から逃れると
「と、とりあえず体が持ちませんので、過剰なスキンシップは禁止です!」
と叫んだ。すると、その場にいた四人が一斉に
「なんで?」
と言ったが、瑛子は問答無用と言わんばかりに
「とにかく、ダメなものはダメです! もう高校生なんですから、いつまでも子供の頃みたいなノリはいけないと思います」
と言った。瑛子は三人が以前にも増して、大切に扱ってくれることは嬉しかったが、男子特有の子供のようなテンションには、ついて行けないと思った。三人はその台詞を聞いて、がっかりしたような表情になり、和木野美依が
「瑛ちゃん、私、三人に同情するわ」
と言うと、ハッと我に返り
「早くいかないと、みんな遅刻しちゃう! 行きましょ!」
と言って、瑛子の背中を押した。
学校に着くと、瑛子を見てひそひそ話をする者もいたが、クラスメイトたちはほとんどが
「大丈夫なの? 来れて良かったね」
と言ってくれた。その中でヒロインだけは、負のオーラをまとって近づいて来ると
「なんで、催馬楽君たちといるの?」
とだけ言うと、どこかへ行ってしまった。瑛子は、なんとなく気味悪く感じた。催馬楽学が
「彼女には本当に気を付けないと、なにをするかわからない」
と呟いた。
瑛子は自分の席に着くと、やっと自分の日常が少し戻って来たような気持ちになった。まだ犯人が捕まっていないので不安は残るが、家でなにもせずにいるよりはましな気がした。
お昼休みになり、和木野美依も誘って以前みんなで集まっていた、物置になっている教室へ向かう。と、そこで後ろから声をかけられる。振り向くとヒロインが立っており
「なんであんたが、みんなとご飯食べてんのよ!」
と、叫んだ。
「なんで? って言われても」
と、呟く瑛子をよそに、ヒロインは催馬楽学に駆け寄ると
「催馬楽君、知ってる? この子いろんな男子生徒誘ってるんだって。催馬楽君、騙されてるよ?」
と、心配そうに言った。催馬楽学は
「君はなぜその噂を知っている?」
と訊いた。すると、ヒロインは
「だって、有名だもん。知らない人の方が少ないんじゃないかなぁ? ほら、普段から素行が悪いと……ね?」
とニヤニヤしながら言った。和木野美依が
「丹家さん、そこまで言うなら証拠があるんでしょうね?」
と言うと、ヒロインは
「やっだ、むきになって証拠とか、バッカじゃないの? そんなものなくても、これだけ噂が立ってたら、本当に決まってんじゃん」
と、笑った。すると後ろから
「証拠とはこれのことか?」
と、一枚の紙を持った芦谷先生が現れた。ヒロインは近づいてその紙を見ると
「あっ! そうそうこれですぅ! この紙に櫤山さんの真実が書いてあります! ほぉら、和木野さん。貴女の大好きな証拠ですよ~」
と、勝ち誇ったように言ったあと、上目遣いに芦谷先生を見て
「先生は栞奈の見方してくれるんですね。栞奈、先生のこと今までずっと誤解してたかも」
と、芦谷先生に向かってもじもじし始めた。すると芦谷先生は
「勘違いしてもらっては困る。これは、以前三年生の教室の黒板に貼られていた、櫤山に対する誹謗中傷の紙だ。丹家、お前の机に入っていたのを他の生徒が見つけた。この紙は櫤山が、誹謗中傷されていたと言う証拠にしかならない。そこで、なんでこの紙をお前が持っていたのか、事情を説明しろ」
と、ヒロインの腕をつかむと
「お前は職員室に来てもらう」
と言った。周囲の生徒がひそひそ話で
「えーっ、丹家さんって、そんなことする子だったんだ」
と言いながらヒロインに白い目を向けると、ヒロインは
「私、違うの! 嵌められたの、職員室に連れていくなら、いかがわしいことしてる、櫤山さんの方なんじゃないの?」
と叫んだ。すると更に周囲から
「丹家さん、最低……」
と言う声が聞こえた。その後もヒロインは悪態をついていたが、芦谷先生が職員室へ引きずって行った。瑛子は呆気にとられていたが、我に返り
「びぃちゃん、催馬楽君、ご飯行きましょうか」
と言って無言で歩き始めた。
みんなで昼食をとったあとは、ヒロインの先ほどの言動について話あった。瑛子は
「丹家さんがあんなことをしたと言うのも驚きですけど、まさか、あんなビラがあったなんて知りませんでした」
と言うと、神成緑が
「なんでその誹謗中傷を書いた紙を、いつまでも持ってたんだろう? しかも学校の机の中に入れておくなんてどうかしてる」
と呆れ顔になった。催馬楽学が
「彼女、あの紙を瑛子がいかがわしいことをやっている証拠なんて言ってたから、案外本当にそう思って取って置いたのかもしれないな」
と眉間にシワを寄せた。栗花落先輩が苦笑いしながら言った。
「そんなの自分が誹謗中傷をした証拠にしかならないのにね。まぁ、逆にそんな勘違いしてくれていたお陰で、証拠を押さえることができたんだけど」
瑛子はそれにしても机に入れたままなんて、お粗末すぎるし、そんなことをする人物像と、誹謗中傷をばらまいた人物像が違いすぎる。と、思っていた。和木野美依は瑛子を見て
「瑛ちゃん、なんか気になることでもあるの?」
と訊いてきたので、瑛子は首を振り
「あの丹家さんが、誹謗中傷のビラを書いて黒板に貼るなんて、そんな手の込んだことできますかね? しかもそれを、私がいかがわしいことをした証拠だと言う人物ですよ?」
と言った。神成緑が
「そう言えば、瑛子は丹家さんが誰かにそそのかされているかもって思ってるって言ってたね」
と、瑛子に訊いた。瑛子は頷き
「でも、今のところどうなのかわからないですけど。きっと今頃丹家さんから色々聞き出していると思うので、それで少しはなにかわかるかもしれませんね」
と答えた。昼休みが終わり、教室に戻るとなぜかヒロインの席が机ごとなくなっており、クラスメイトに事情を訊くと
「さっき、先生たちが持って行っちゃったんだよね。なんか、調べるんじゃない?」
とのことだった。そのまま授業が始まっても、ヒロインとその机は戻って来ることがなかった。瑛子たちは、その日の午後を何事もなく過ごした。
次の日の朝、お迎えに来たのは栗花落先輩だった。朝一の開口一番
「おはよう僕の子猫ちゃん」
と訳のわからないことを言ったので、瑛子は思わず吹き出した。
「先輩、何ですか? その子猫ちゃんって」
と言うと、栗花落先輩は微笑んで
「良かった、瑛子笑ったね。僕は君の笑顔が見たかった。さぁ、学校行こうか」
と言った。なんだかんだ、わたし、みんなに甘えてるな。と瑛子は思った。
学校について、教室まで栗花落先輩に送ってもらった。教室に入ると、ヒロインの机はもとに戻っていたが、中身は空っぽだった。クラスメイトと朝の挨拶をしていると、教室に芦谷先生が来て
「櫤山、話がある。ちょっと来なさい」
と呼ばれた。恐らく昨日のヒロインの件についてだろうな、と、思いながら瑛子は芦谷先生について行った。
応接室に案内されると芦谷先生は
「丹家のことだが、昨日一通り話をした。それをお前にも話しておいた方が良いと思ってな」
と芦谷先生は昨日あった出来事について話し始めた。
「瑛子、鞄持つよ? あと、手、繋いでいい?」
と言ってきたので驚いて
「いやいや、そこまでしてくれなくていいです。って言うか、手を繋ぐって子供みたいなこと、できません」
と言えば、横からさりげなく栗花落先輩が、瑛子の手から鞄を取りあげ、右手をつかむと指先にキスをし
「指、怪我したんだろう? それなのに鞄なんて持たせられないよ」
と言って、そのまま右手を握って歩き出した。瑛子は慌てて
「栗花落先輩待って、こう言うことは良くないですから」
と言っている後ろから、催馬楽学が、瑛子の体にてを回し抱きすくめると
「先輩、瑛子、嫌がってますよ」
と言い、瑛子はいや催馬楽君も何気に強引だよね? と思いながら
「催馬楽君、ありがとう。でも、催馬楽君も離してくれる?」
と言うと、神成緑が瑛子の左腕をつかみ、栗花落先輩と催馬楽学から引き剥がし、自分に引き寄せると
「瑛子、誰にも渡したくない」
と言った。瑛子は和木野美依に助けを求めるように視線を送り
「びぃちゃん……」
と言って和木野美依を見つめるが、和木野美依は瞳を輝かせて
「最推し……じゃなくて瑛子が幸せそうで良かった」
と言った。ダメだなんか知らないけど、びぃちゃんも頭の中がお花畑になってる。と思いながら、なんとか神成緑から逃れると
「と、とりあえず体が持ちませんので、過剰なスキンシップは禁止です!」
と叫んだ。すると、その場にいた四人が一斉に
「なんで?」
と言ったが、瑛子は問答無用と言わんばかりに
「とにかく、ダメなものはダメです! もう高校生なんですから、いつまでも子供の頃みたいなノリはいけないと思います」
と言った。瑛子は三人が以前にも増して、大切に扱ってくれることは嬉しかったが、男子特有の子供のようなテンションには、ついて行けないと思った。三人はその台詞を聞いて、がっかりしたような表情になり、和木野美依が
「瑛ちゃん、私、三人に同情するわ」
と言うと、ハッと我に返り
「早くいかないと、みんな遅刻しちゃう! 行きましょ!」
と言って、瑛子の背中を押した。
学校に着くと、瑛子を見てひそひそ話をする者もいたが、クラスメイトたちはほとんどが
「大丈夫なの? 来れて良かったね」
と言ってくれた。その中でヒロインだけは、負のオーラをまとって近づいて来ると
「なんで、催馬楽君たちといるの?」
とだけ言うと、どこかへ行ってしまった。瑛子は、なんとなく気味悪く感じた。催馬楽学が
「彼女には本当に気を付けないと、なにをするかわからない」
と呟いた。
瑛子は自分の席に着くと、やっと自分の日常が少し戻って来たような気持ちになった。まだ犯人が捕まっていないので不安は残るが、家でなにもせずにいるよりはましな気がした。
お昼休みになり、和木野美依も誘って以前みんなで集まっていた、物置になっている教室へ向かう。と、そこで後ろから声をかけられる。振り向くとヒロインが立っており
「なんであんたが、みんなとご飯食べてんのよ!」
と、叫んだ。
「なんで? って言われても」
と、呟く瑛子をよそに、ヒロインは催馬楽学に駆け寄ると
「催馬楽君、知ってる? この子いろんな男子生徒誘ってるんだって。催馬楽君、騙されてるよ?」
と、心配そうに言った。催馬楽学は
「君はなぜその噂を知っている?」
と訊いた。すると、ヒロインは
「だって、有名だもん。知らない人の方が少ないんじゃないかなぁ? ほら、普段から素行が悪いと……ね?」
とニヤニヤしながら言った。和木野美依が
「丹家さん、そこまで言うなら証拠があるんでしょうね?」
と言うと、ヒロインは
「やっだ、むきになって証拠とか、バッカじゃないの? そんなものなくても、これだけ噂が立ってたら、本当に決まってんじゃん」
と、笑った。すると後ろから
「証拠とはこれのことか?」
と、一枚の紙を持った芦谷先生が現れた。ヒロインは近づいてその紙を見ると
「あっ! そうそうこれですぅ! この紙に櫤山さんの真実が書いてあります! ほぉら、和木野さん。貴女の大好きな証拠ですよ~」
と、勝ち誇ったように言ったあと、上目遣いに芦谷先生を見て
「先生は栞奈の見方してくれるんですね。栞奈、先生のこと今までずっと誤解してたかも」
と、芦谷先生に向かってもじもじし始めた。すると芦谷先生は
「勘違いしてもらっては困る。これは、以前三年生の教室の黒板に貼られていた、櫤山に対する誹謗中傷の紙だ。丹家、お前の机に入っていたのを他の生徒が見つけた。この紙は櫤山が、誹謗中傷されていたと言う証拠にしかならない。そこで、なんでこの紙をお前が持っていたのか、事情を説明しろ」
と、ヒロインの腕をつかむと
「お前は職員室に来てもらう」
と言った。周囲の生徒がひそひそ話で
「えーっ、丹家さんって、そんなことする子だったんだ」
と言いながらヒロインに白い目を向けると、ヒロインは
「私、違うの! 嵌められたの、職員室に連れていくなら、いかがわしいことしてる、櫤山さんの方なんじゃないの?」
と叫んだ。すると更に周囲から
「丹家さん、最低……」
と言う声が聞こえた。その後もヒロインは悪態をついていたが、芦谷先生が職員室へ引きずって行った。瑛子は呆気にとられていたが、我に返り
「びぃちゃん、催馬楽君、ご飯行きましょうか」
と言って無言で歩き始めた。
みんなで昼食をとったあとは、ヒロインの先ほどの言動について話あった。瑛子は
「丹家さんがあんなことをしたと言うのも驚きですけど、まさか、あんなビラがあったなんて知りませんでした」
と言うと、神成緑が
「なんでその誹謗中傷を書いた紙を、いつまでも持ってたんだろう? しかも学校の机の中に入れておくなんてどうかしてる」
と呆れ顔になった。催馬楽学が
「彼女、あの紙を瑛子がいかがわしいことをやっている証拠なんて言ってたから、案外本当にそう思って取って置いたのかもしれないな」
と眉間にシワを寄せた。栗花落先輩が苦笑いしながら言った。
「そんなの自分が誹謗中傷をした証拠にしかならないのにね。まぁ、逆にそんな勘違いしてくれていたお陰で、証拠を押さえることができたんだけど」
瑛子はそれにしても机に入れたままなんて、お粗末すぎるし、そんなことをする人物像と、誹謗中傷をばらまいた人物像が違いすぎる。と、思っていた。和木野美依は瑛子を見て
「瑛ちゃん、なんか気になることでもあるの?」
と訊いてきたので、瑛子は首を振り
「あの丹家さんが、誹謗中傷のビラを書いて黒板に貼るなんて、そんな手の込んだことできますかね? しかもそれを、私がいかがわしいことをした証拠だと言う人物ですよ?」
と言った。神成緑が
「そう言えば、瑛子は丹家さんが誰かにそそのかされているかもって思ってるって言ってたね」
と、瑛子に訊いた。瑛子は頷き
「でも、今のところどうなのかわからないですけど。きっと今頃丹家さんから色々聞き出していると思うので、それで少しはなにかわかるかもしれませんね」
と答えた。昼休みが終わり、教室に戻るとなぜかヒロインの席が机ごとなくなっており、クラスメイトに事情を訊くと
「さっき、先生たちが持って行っちゃったんだよね。なんか、調べるんじゃない?」
とのことだった。そのまま授業が始まっても、ヒロインとその机は戻って来ることがなかった。瑛子たちは、その日の午後を何事もなく過ごした。
次の日の朝、お迎えに来たのは栗花落先輩だった。朝一の開口一番
「おはよう僕の子猫ちゃん」
と訳のわからないことを言ったので、瑛子は思わず吹き出した。
「先輩、何ですか? その子猫ちゃんって」
と言うと、栗花落先輩は微笑んで
「良かった、瑛子笑ったね。僕は君の笑顔が見たかった。さぁ、学校行こうか」
と言った。なんだかんだ、わたし、みんなに甘えてるな。と瑛子は思った。
学校について、教室まで栗花落先輩に送ってもらった。教室に入ると、ヒロインの机はもとに戻っていたが、中身は空っぽだった。クラスメイトと朝の挨拶をしていると、教室に芦谷先生が来て
「櫤山、話がある。ちょっと来なさい」
と呼ばれた。恐らく昨日のヒロインの件についてだろうな、と、思いながら瑛子は芦谷先生について行った。
応接室に案内されると芦谷先生は
「丹家のことだが、昨日一通り話をした。それをお前にも話しておいた方が良いと思ってな」
と芦谷先生は昨日あった出来事について話し始めた。
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