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6章 こちら側の世界
86話 *ごめんなさい
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「ん゛、ぁ、っあ゛んっ!……ぁんっ……!」
琳太郎は容赦ないピストンを繰り返した。全体重をかけ、晴柊がイこうが止めることはしない。
「気持ちよさそうに喘いでるな。向いてはいそうだな?この仕事。」
また、趣味の悪い冗談を言う。晴柊はきっと睨み返すが、琳太郎はニヤリと笑って楽しんでいるようだった。
「なんだ。まだそんな顔ができるのか。」
相変わらず晴柊は肝が据わっている。それが性格の悪いヤツの加虐心を煽るのだ。
琳太郎はローションを取り出し上から晴柊のモノに垂らす。晴柊のモノがローションに包まれると、琳太郎は晴柊の亀頭を集中的に責めた。ぬるぬるした感覚で琳太郎の手のひらが晴柊の尿道の入り口と先端をこねくり回していく。
晴柊は腰を上げ仰反るようにして喘いでいた。琳太郎はすかさずナカから責め上げる。
「いや、あんっ、ああっ、あっ~~~!!!」
晴柊は悶えるようにして喘いだ後、暫くして呆気なくイッた。晴柊の息が乱れるが、琳太郎は責めることをやめなかった。
「や、やめろ゛っ、や゛め゛っ、あ、ああ゛ん…………ひ゛、あ゛っなんか出る、や、あ゛っ~~~!!!!!」
晴柊は射精とは違う何かに襲われた。まずい、というのはわかる。晴柊は抵抗しようと手を掴むが琳太郎の手が止まることはなかった。晴柊のモノから、ぷしゃっと音を立てて水のようなものが出た。晴柊は驚きと快感でビクビクと震えながら混乱したような顔を浮かべた。
「潮吹きだな。初めてだったか?ああ、こんなに汚して。」
晴柊は最早何が起こったかわからないとでと言うようにえぐえぐと泣いている。
「おい、まだ終わらねえぞ。」
琳太郎はぐったりして泣いている晴柊をうつ伏せにし、体をねじ伏せた状態で晴柊を犯した。腹の圧迫感が強くなると同時に、晴柊はどんな抵抗も利かない体勢にされる。
晴柊の華奢な肩を押し付けて、琳太郎はパチュパチュと音を立てながらストロークした。
「あ゛っ~~、ん、あ゛っ……!!い゛や゛っ、お゛っ……!!」
晴柊はさっきからイきっぱなしであった。いつもならこの辺りで琳太郎が緩めてくれるのだが、今日はそんなことはあるわけがなかった。琳太郎は琳太郎でイライラしているのである。そして少なからず、卑猥な格好をしている晴柊に背徳感も感じている。
暫く寝バックで責めた後、晴柊に覆いかぶさるのをやめ、尻を上げさせる。そしてバックの体勢にさせるとバチンッと強く尻を叩いた。晴柊の上半身はもはや自分の腕では立てられず、力無くベッドに伏せていた。
尻を叩く度に晴柊が声を上げる。ナカがわかりやすく閉まるのであった。
「ひゃ、あ゛んっ……!」
琳太郎は律儀に札を握っている晴柊を見て満足げであった。
「なあ、晴柊。お前、ココが一番奥だと思ってるだろ?」
琳太郎は勢いよく、晴柊の最奥を当てた。晴柊が甲高い声を上げる。琳太郎の言葉に、嫌な予感がした。
「でもな、まだ入るんだよ。ココんとこ…」
「え、っ…… ?」
琳太郎が晴柊の下腹部あたりをソッと撫でた。晴柊は急に意識を取り戻したかのように抵抗し始めた。
「い、やだ、や゛だぁっ……!!!」
晴柊が危機感から力が漲ったように上半身を起こそうとするが、琳太郎はいとも容易く晴柊を再び捩じ伏せそれを許さない。
晴柊にとってその撫でられた場所は未知の域である。晴柊の身体がガタガタと震え始める。
「ああ、そうか。これをやっとかないとな。」
琳太郎は5枚程、一万円札を晴柊の目の前に落とした。晴柊は、その光景がまるで自分の価値を金で決められているようで、心底嫌だった。晴柊の目から大粒の涙が溢れた瞬間、琳太郎は晴柊の結腸を突き破った。
「お゛ぉ゛ぉぉっ……ぁ゛っ!?!?!?い゛っ……!!!!ぬ゛い゛でっ……!!!あ゛あ゛あ゛!!!!」
晴柊が絶叫にも近い声を上げる。入ってはいけないところにめり込む感覚。苦しくて仕方がない。気持ちいなんて微塵も感じられない。晴柊は泣き叫ぶが、琳太郎はそれでも止めなかった。
「あはは、すっげえ声だな。おい、もっと聞かせろよ。」
琳太郎は晴柊の肩に噛み付いた。意識を飛ばして楽になろうとしても、琳太郎が晴柊の尻を、頬を容赦なく叩いて戻って来させる。
「あ゛、ぎ、ぅっ……!!!ム゛リ゛っ!!!ぉ゛~~~!!!いやだ、いやだぁ゛!!たす、けてっ!!!」
「おい、じゃあ言うことは?やめて欲しいなら言うことあったよなあ?」
「ん゛っ、ごめ゛ん゛な゛ざい゛っ!!!!働く、あ、あ゛ん、なんで、いわな、いっ……い゛い゛ま゛せん゛!!!!もう、い、わなっ゛~~~!!!!」
「そうだよな。働きたくなんてもう言わないよな。もうそんなこと二度と思わないように、ごめんねセックスしような。」
「ひ゛ぃ、ぉえ゛っ!!」
晴柊がボロボロと涙をこぼしながら訴えた。琳太郎は楽しくて仕方がないとでも言うように口角を上げる。晴柊は結腸を突かれ思わず嘔吐するが、琳太郎が止めることはなかった。
晴柊から求めていた言葉を聞けても、琳太郎の暴走は最早止まらなかった。晴柊は苦しくて怖くて仕方がなかった。全身から汗が噴き出ている。目の前に落ちた札束に晴柊の涙が溢れた。
「ごめ゛ん゛な、ひゃいっ……!!あ゛ん、う゛っ、……!!!ごめんなさい、ごめんなさいっ……!、ひ、ああああ゛~~~!!」
まるで恋人同士のセックスとは思えない。そんな晴柊の絶叫を聞きつけて、別室で仕事をしていた日下部が寝室の扉をノックした。いつもの喘ぎ声とは違う。明らかに異常だ。コスチュームを持って来させて時はまたそんな趣味の悪いプレイを、と思ったのだったが、どうやらただのコスプレセックスとは訳が違いそうだ。
普段なら絶対に最中に割り込む真似はしないのだが、と、日下部は晴柊のことが心配になったのだった。
ノックの音が寝室に響く。琳太郎の腰がやっと止まる。晴柊は痙攣したようにピクピク琳太郎の下で震えていた。
「なんだ。」
琳太郎の明らかに怒っているドスの効いた声が響いた。いいところで邪魔をされたのが気に食わないのであろう。
「少々無茶をしすぎかと。」
「お前には関係ない。」
「坊ちゃん、――」
「日下部ェ。聞こえなかったか?お前には関係ない。わかったら早く失せろ。2度目はない。」
扉越しに琳太郎の殺気が伝わる。日下部がこの扉を開いて晴柊を救出――いや、琳太郎から取り上げれば、正気を失ったといっても過言ではない琳太郎が何を仕出かすか判ったものではなかった。
日下部は仕方なく引き下がる。そこからすぐに、晴柊の泣き叫ぶ声と謝る声が再び響いた。
♦︎
晴柊の声が静まったのは朝方だった。アレから琳太郎は晴柊を乱暴に抱いた。晴柊はずっと怯え、体を震わせている。泣きはらし目元は真っ赤であった。身体中に噛み跡とキスマークの痕、琳太郎の掴んだ指圧の痕が付いている。
流石の琳太郎も呼吸を乱していた。寝室の篭った熱気は異常だった。
「……晴柊。」
琳太郎が晴柊の身体に触れた。晴柊はひどく怯えたように一度体を大きく震わせると、琳太郎の手をパシンと振り払った。
「触るな……!!」
晴柊は、琳太郎を拒絶した。恋人とは思えない扱いを受けた。悲しい、悔しい、苦しい。いろんな思いがあった。
琳太郎はいつもと違う晴柊の様子に、心のどこかで焦っていた。どんなに朝まで抱き潰してもなにしても、晴柊は受け入れてくれた。でも、今日は違う。
寝室が異様な空気に包まれる。
「……風呂行ってくる。」
晴柊は何も言葉を発さない、いや、発せさせないままの琳太郎を置き、1人寝室を後にした。
琳太郎は容赦ないピストンを繰り返した。全体重をかけ、晴柊がイこうが止めることはしない。
「気持ちよさそうに喘いでるな。向いてはいそうだな?この仕事。」
また、趣味の悪い冗談を言う。晴柊はきっと睨み返すが、琳太郎はニヤリと笑って楽しんでいるようだった。
「なんだ。まだそんな顔ができるのか。」
相変わらず晴柊は肝が据わっている。それが性格の悪いヤツの加虐心を煽るのだ。
琳太郎はローションを取り出し上から晴柊のモノに垂らす。晴柊のモノがローションに包まれると、琳太郎は晴柊の亀頭を集中的に責めた。ぬるぬるした感覚で琳太郎の手のひらが晴柊の尿道の入り口と先端をこねくり回していく。
晴柊は腰を上げ仰反るようにして喘いでいた。琳太郎はすかさずナカから責め上げる。
「いや、あんっ、ああっ、あっ~~~!!!」
晴柊は悶えるようにして喘いだ後、暫くして呆気なくイッた。晴柊の息が乱れるが、琳太郎は責めることをやめなかった。
「や、やめろ゛っ、や゛め゛っ、あ、ああ゛ん…………ひ゛、あ゛っなんか出る、や、あ゛っ~~~!!!!!」
晴柊は射精とは違う何かに襲われた。まずい、というのはわかる。晴柊は抵抗しようと手を掴むが琳太郎の手が止まることはなかった。晴柊のモノから、ぷしゃっと音を立てて水のようなものが出た。晴柊は驚きと快感でビクビクと震えながら混乱したような顔を浮かべた。
「潮吹きだな。初めてだったか?ああ、こんなに汚して。」
晴柊は最早何が起こったかわからないとでと言うようにえぐえぐと泣いている。
「おい、まだ終わらねえぞ。」
琳太郎はぐったりして泣いている晴柊をうつ伏せにし、体をねじ伏せた状態で晴柊を犯した。腹の圧迫感が強くなると同時に、晴柊はどんな抵抗も利かない体勢にされる。
晴柊の華奢な肩を押し付けて、琳太郎はパチュパチュと音を立てながらストロークした。
「あ゛っ~~、ん、あ゛っ……!!い゛や゛っ、お゛っ……!!」
晴柊はさっきからイきっぱなしであった。いつもならこの辺りで琳太郎が緩めてくれるのだが、今日はそんなことはあるわけがなかった。琳太郎は琳太郎でイライラしているのである。そして少なからず、卑猥な格好をしている晴柊に背徳感も感じている。
暫く寝バックで責めた後、晴柊に覆いかぶさるのをやめ、尻を上げさせる。そしてバックの体勢にさせるとバチンッと強く尻を叩いた。晴柊の上半身はもはや自分の腕では立てられず、力無くベッドに伏せていた。
尻を叩く度に晴柊が声を上げる。ナカがわかりやすく閉まるのであった。
「ひゃ、あ゛んっ……!」
琳太郎は律儀に札を握っている晴柊を見て満足げであった。
「なあ、晴柊。お前、ココが一番奥だと思ってるだろ?」
琳太郎は勢いよく、晴柊の最奥を当てた。晴柊が甲高い声を上げる。琳太郎の言葉に、嫌な予感がした。
「でもな、まだ入るんだよ。ココんとこ…」
「え、っ…… ?」
琳太郎が晴柊の下腹部あたりをソッと撫でた。晴柊は急に意識を取り戻したかのように抵抗し始めた。
「い、やだ、や゛だぁっ……!!!」
晴柊が危機感から力が漲ったように上半身を起こそうとするが、琳太郎はいとも容易く晴柊を再び捩じ伏せそれを許さない。
晴柊にとってその撫でられた場所は未知の域である。晴柊の身体がガタガタと震え始める。
「ああ、そうか。これをやっとかないとな。」
琳太郎は5枚程、一万円札を晴柊の目の前に落とした。晴柊は、その光景がまるで自分の価値を金で決められているようで、心底嫌だった。晴柊の目から大粒の涙が溢れた瞬間、琳太郎は晴柊の結腸を突き破った。
「お゛ぉ゛ぉぉっ……ぁ゛っ!?!?!?い゛っ……!!!!ぬ゛い゛でっ……!!!あ゛あ゛あ゛!!!!」
晴柊が絶叫にも近い声を上げる。入ってはいけないところにめり込む感覚。苦しくて仕方がない。気持ちいなんて微塵も感じられない。晴柊は泣き叫ぶが、琳太郎はそれでも止めなかった。
「あはは、すっげえ声だな。おい、もっと聞かせろよ。」
琳太郎は晴柊の肩に噛み付いた。意識を飛ばして楽になろうとしても、琳太郎が晴柊の尻を、頬を容赦なく叩いて戻って来させる。
「あ゛、ぎ、ぅっ……!!!ム゛リ゛っ!!!ぉ゛~~~!!!いやだ、いやだぁ゛!!たす、けてっ!!!」
「おい、じゃあ言うことは?やめて欲しいなら言うことあったよなあ?」
「ん゛っ、ごめ゛ん゛な゛ざい゛っ!!!!働く、あ、あ゛ん、なんで、いわな、いっ……い゛い゛ま゛せん゛!!!!もう、い、わなっ゛~~~!!!!」
「そうだよな。働きたくなんてもう言わないよな。もうそんなこと二度と思わないように、ごめんねセックスしような。」
「ひ゛ぃ、ぉえ゛っ!!」
晴柊がボロボロと涙をこぼしながら訴えた。琳太郎は楽しくて仕方がないとでも言うように口角を上げる。晴柊は結腸を突かれ思わず嘔吐するが、琳太郎が止めることはなかった。
晴柊から求めていた言葉を聞けても、琳太郎の暴走は最早止まらなかった。晴柊は苦しくて怖くて仕方がなかった。全身から汗が噴き出ている。目の前に落ちた札束に晴柊の涙が溢れた。
「ごめ゛ん゛な、ひゃいっ……!!あ゛ん、う゛っ、……!!!ごめんなさい、ごめんなさいっ……!、ひ、ああああ゛~~~!!」
まるで恋人同士のセックスとは思えない。そんな晴柊の絶叫を聞きつけて、別室で仕事をしていた日下部が寝室の扉をノックした。いつもの喘ぎ声とは違う。明らかに異常だ。コスチュームを持って来させて時はまたそんな趣味の悪いプレイを、と思ったのだったが、どうやらただのコスプレセックスとは訳が違いそうだ。
普段なら絶対に最中に割り込む真似はしないのだが、と、日下部は晴柊のことが心配になったのだった。
ノックの音が寝室に響く。琳太郎の腰がやっと止まる。晴柊は痙攣したようにピクピク琳太郎の下で震えていた。
「なんだ。」
琳太郎の明らかに怒っているドスの効いた声が響いた。いいところで邪魔をされたのが気に食わないのであろう。
「少々無茶をしすぎかと。」
「お前には関係ない。」
「坊ちゃん、――」
「日下部ェ。聞こえなかったか?お前には関係ない。わかったら早く失せろ。2度目はない。」
扉越しに琳太郎の殺気が伝わる。日下部がこの扉を開いて晴柊を救出――いや、琳太郎から取り上げれば、正気を失ったといっても過言ではない琳太郎が何を仕出かすか判ったものではなかった。
日下部は仕方なく引き下がる。そこからすぐに、晴柊の泣き叫ぶ声と謝る声が再び響いた。
♦︎
晴柊の声が静まったのは朝方だった。アレから琳太郎は晴柊を乱暴に抱いた。晴柊はずっと怯え、体を震わせている。泣きはらし目元は真っ赤であった。身体中に噛み跡とキスマークの痕、琳太郎の掴んだ指圧の痕が付いている。
流石の琳太郎も呼吸を乱していた。寝室の篭った熱気は異常だった。
「……晴柊。」
琳太郎が晴柊の身体に触れた。晴柊はひどく怯えたように一度体を大きく震わせると、琳太郎の手をパシンと振り払った。
「触るな……!!」
晴柊は、琳太郎を拒絶した。恋人とは思えない扱いを受けた。悲しい、悔しい、苦しい。いろんな思いがあった。
琳太郎はいつもと違う晴柊の様子に、心のどこかで焦っていた。どんなに朝まで抱き潰してもなにしても、晴柊は受け入れてくれた。でも、今日は違う。
寝室が異様な空気に包まれる。
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